Ib〜吸血鬼の少女と正体不明の少年達〜   作:不音七日

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前回のあらすじ


赤い部屋に入った七日達、そこで赤い服の女を(主に七日が)撃退する。
そして、その奥にあった書斎(?)にて動く絵本を見る、そしてその奥へ進んだ先は...
では、本編をどうぞ( ^ω^)_凵 


第7話   「青薔薇と謎の男」

〜赤い部屋 奥部屋 左右通路〜

 

 

  「うわ..まだ続いているよ..」

 

 

  七日たちが書斎(?)を抜けると目の前に花瓶があり、左右に通路があった。

 

 

 

  「う〜ん..どうしよう..どっちから行く?フランちゃん。」

 

 

  「....お兄様、イヴ、右から人間の気配がする、多分私たちと同じ巻き込まれた人」

 

 

  「....そうか..じゃあ、右に行くぞ..」

 

 

〜赤い部屋 奥部屋 右通路〜

 

 

  七日たちが右へ進むと..そこには男性が倒れていた..

 

 

  

  「..........うぅ.........」

 

 

  「...こいつ、鍵を持ってる..ん?これは..青薔薇の花びら?..。」

 

 

  七日はそれを拾い気づいた。

 

 

  (こいつ、来る途中で何かに薔薇を取られていまそれをちぎられてる..)

 

 

  七日は「はぁ」、とため息をつきこう言った。

 

 

 

  「おい、フラン、イヴ。こいつの面倒見てろ、俺は反対の通路を見てくる。」

 

 

  そういうとフランは..

 

 

 

  「....絶対に死なないでよ。」

 

 

  と、いってきた。それに対し俺は苦笑しながら言った。

 

 

 

  「あはは、そんな簡単に死ぬほどやわじゃねえよ、仮にも探偵だぞ?」

 

 

  「ふふ、そうですね、七日さん、気を付けて行ってきてください。」

 

 

  「おう、すまねえな。」

 

 

  俺は、そう言い残し男が持っていた鍵を持って反対の通路へ向かった。

 

 

 

〜赤い部屋 奥部屋 左通路〜

 

 

  「.....やっぱりな、フランたちを連れてこなくてよかった。」

 

 

  七日がその通路を見た先には奥に青い薔薇の花びらと血があった..

 

 

 

  「....この鍵の先には多分奪った奴がいるんだな。行くか。」

 

 

  ガチャンッ

 

 

〜赤い部屋 奥部屋 左通路の奥部屋〜

 

 

  「...あいつの青版か、まあ、イヴもいないし能力フル活用するか。」

 

 

  「気付いてないみたいだし、使うか。」

 

 

  「スペル...断罪符 『閻魔の大鎌』」

 

 

  刹那..背丈の二倍はあろうかという鎌が青い服の女を襲った...はずだった..

 

 

 

  「....あれ?鎌が変化しない...はぁ..スペルが使えなくなってるとか..」

 

 

  「まあいいや...死ねッ!」

 

 

  俺はスペルもなにも関係なく鎌を絵に向かって振り下ろした、刹那..

 

 

  グシャッ..

 

 

  という音と共に絵はグチャグチャになった。

 

 

 

  「...これだな、青薔薇...花びらは2枚か..道の中に水色の花瓶があったな..」

 

 

  「よし、帰りに活けて行くか。」

 

 

  こうして七日は途中の花瓶で青薔薇を活け戻ってきた。

 

 

 

〜赤い部屋 奥部屋 右通路〜

 

 

  「ほれ、戻ってきたぞ。」

 

 

  「お兄様おかえり〜....って..ちょっ!」

 

 

  「七日..さん...背中..羽..」

 

 

  二人の驚いた顔を見て七日は気づいた..

 

 

  「げっ..能力使ったときに...はあ..もういいや。」

 

 

  「....あれ?羽..なくなった..気のせいだったのかな?」

 

 

  「....そうじゃないか?」

 

 

  そう会話していると男は目を覚ました。

 

 

 

  「......う〜ん..........」

 

 

  「.....あら?苦しく、なくなった.....って」

 

 

  男は七日達の姿を見ると「うわっ」という声と同時に後ろへ後ずさりこう言った。

 

 

 

  「な.....今度はなによ!もう何も、持ってないわよ!!」

 

 

  だが、その顔を見るとこう言った。

 

 

 

  「あ....あれ?アンタもしかして....美術館にいた....人!?」

 

 

  それを聞いて七日はため息をつきこう言った。

 

 

 

  「はあ...やっぱそうか、こいつ、俺の前に受付してた客だ。」

 

 

  「そうでしょ!あぁ良かった!アタシの他にも、人がいた!」

 

 

  そして、俺等は今まであったことを話した。

 

 

 

  「そっか....じゃあアンタ等もなんでこんなことになってるのかは、わからないワケね」

 

 

  「アタシの方も、大体同じ感じよ」

 

 

  「おまけに、この薔薇....花びら、ちぎられると自分の体に痛みが出てきてさー」

 

 

  「さっきは死ぬかと思ったわ.....取り返してくれて、ありがとね」

 

 

  「.....で、とりあえずさ.....ここから出る方法を、探さない?」

 

 

  「こんな、気味の悪い場所、ずっといたらおかしくなっちゃうわ」

 

 

  と、男は苦笑しながら言う。

 

 

 

  「あ、そういえば、まだ名前聞いてなかったわね」

 

 

  「アタシはギャリーっていうの、アンタ達は?」

 

 

  「.....イヴ..」

 

 

  「フランドール・スカーレットよ」

 

 

  「留宮七日だ一応私立探偵をやっている。」

 

 

  「イヴにフランドールに七日ね。」

 

 

  「子供と七日一人じゃ危ないからね.....アタシも一緒に付いていってあげるわ!」

 

 

  「行くわよ!みんな!」

 

 

  そういってギャリーは走っていったが...

 

 

 

  「あ..おい、ギャリー!そこ危な...」

 

 

  そういった直後絵から吐き出された唾に驚いて、ギャリーは尻餅をついた。

 

 

 

  「ぎゃーっ!」

 

 

  「「..........」」

 

 

  「い...今のはちょっと驚いただけよ!本当よ!」

 

 

  「とにかく!こういう、変なのがいるから気をつけて進むわよ!」

 

 

  (変なのはあんただよ...)

 

 

  その場にいたギャリー以外全員がそう思ったそして。

 

 

  (ギャリー...頼りになるかな...)

 

 

  そうも思った。

 

 

 

〜第8話に続く....




はい、第7話いかがでしたか?
ついにギャリーが出てきた〜!
そして安定のへっぽこ感...w
ではまた次回!
(*^-^*)ノ~~マタネー
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