テンプレ通りの神様転生?その1   作:琥珀ざらめ

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連続投稿です。


月日が経つのは早いもので。

あぁ、朝だ。

制服を来て忘れ物がないか確認した後、家を出る。朝御飯はバナナで済ます。神様はしっかり食ってけというがいいじゃないか。そんなことより、

 

ーーー今日から高校一年生だっっ!!

 

クラスは1年1組。どうやら私は普通(ノーマル)と見られたようだ。まぁ白髪は元から。背中の螺子はアクセントか何かですよ。と言ったら生暖かい目で見られた後、このクラスに決まった。解せぬ。

入学式を終えてクラスに入る。大分変な目で見られているが、自分から話しかけにいく。

取り敢えず、自分の容姿を客観的に言おう。

 

顔は禊に大分似ているが、特に害のなさそうな顔。髪は白くて腰にまで届く長髪を、頭のしたの方で二つに分けて結った髪型。胸は、大きくなりました。背中の螺子が目立つがそれ以外は言える事は特にない。椅子?特注で作りました。

 

さて、話しかけよう。私的にはまず前後のどちらかに話しかける。前は話しているようだから後ろに話しかける。

「初めまして!私球磨川柊。宜しくね。君は…」

「初めまして!加賀……」

まぁ人と仲良くするのは得意だしある程度声をかけた所で1日は終わる。

後は……

「おう。柊帰るぞ!」

こいつが居たな。

神様が教室に現れた瞬間、教室にいた女子はキャーキャー叫ぶ。そらそうだ。パツ金碧眼イケメンがいきなり現れたらそうなる。騒動の中心はごめんだ。無意識に神様の腕をひっつかんだ後。教室を出て人気のない校舎裏に行く。後ろから大分色んな声が聞こえたが気にしない。

「アンタ、なに考えてんの!?」

とりま、教室に来ないで欲しかった。後、朝にいきなり俺も行くからって付いてきた説明をして貰おうか。あぁん?

「まぁまぁ落ち着いて」

落ち着いてられるか。理由をしっかり聞かねば。

その後神様が話すには、ここは色々と危険だから、俺も付いてきたらしく。てか興味本意だろ!アンタの場合。名前は只野神と名乗ってるらしい。ネーミングセンスは無いわね。クラスは1年13組らしい。最もだな。

はぁ…嫌だぁ。13組の人と帰るとか絶対変な目で見られるぅ。

まぁしかし、帰りにキムチをくれるということで妥協した。今日は。明日はどうなるかは言ってない。

さーて理由も分かったところで、帰ろうかというときに、

「あー1年13組。只野神君。理事長がお呼びです。理事長室に行って下さい」

……あっ察し。くるっと背を向けて帰ろうとしたら、腕を捕まれ、一緒に(ほぼ引きづられている状態で)連れていかれた。ていうか、呼び出される様な事したのかよ。

理事長室に入り、神様の横に立つ。

ソファーに座ると螺子が食い込むから座りたくない。

「……只野さん?そちらは彼女か何かで?」

聞きづらそうだよ。言いにくそうだよ。

「いいえ。同居人です」

おい馬鹿やめろ。誤解が出てくるよ。

「…まぁ、取り敢えず老人の遊びに付き合ってくれますかね。サイコロ、ちょっとふってくれますか?」

苦笑いしてるよ。理事長さんも。てか、あー例のサイコロ占いか。でも確か神様がサイコロ振る時は…。

「なんの目が出たらいいかな?」

確実に聞いてくるよね。本人曰く適当に振ると、録な事起きないから、らしい。うーん、全部1の目で。

「了解」

そう言うと、グラスに入っていたサイコロを振った。

「ほぅ、これは……いやはや何とも言い難い」

 

 

結果、全部1の目が出た。言った通りに出すのも凄いな。

 

 

「お気に召したでしょうか?それではこれで「ちょっと待ってください」……何でしょうか?」

この感覚は、勧誘かな。

「あなた、私のプロジェクトに参加しませんか?」

「断る。俺は忙しい。後、こいつは料理が出来ないから夕飯が心配になる」

そーだそーだ。断れー。私は料理が出来ないのだよ。

「はぁ…仕方ないです。それでは、どうぞお帰り下さい。また今度よければ返事を」

うわぁ、真正面から言うな~あっ代わりに謝罪をしなくちゃいけない系かな?嫌、これ、明日から酷い事なるぞ。

一礼して理事長室を出る。

そういや、聞きたいことあったんだよね。神様に聞いてみよう。

「ねぇ、今度から、学校、休んで良いかな?」

どっちみち休むつもりだ。

「いいんじゃね?俺は俺でお前が転生したことによって起きた、影響をある程度調節しなくちゃいけねぇし。その間なら勝手にしてろ」

やった。理事会を説き伏すのならいける。能力で。

「取り敢えず、帰るか」

そだね。キムチ、忘れないでよ?

「わーってる。激辛な」

勿論♪

夕暮れ時の校舎の中。二人の男女が歩いていた。仲良さげな感じで。

 

***

 

パタンっと。扉が閉められた音がした。

その瞬間、彼は息を吐く。

(ふぅ…驚きましたね。全部1の目とは。しかし、隣にいた彼女も気になりますねぇ…あそこまで異常な彼と一緒に住んでるとは。ですが、異常は無しですか。)

どういうことでしょうねぇ。と部屋にいた老人は呟く。少し喉が乾いたようだ。お茶を入れて少し飲む。

(あぁ、大分今年も一癖二癖もある生徒達ですね。)

ズズッっとお茶を飲み干す。老人は少し考えた後、クツクツと笑いながら外を見た。

 

***

 

今、家です。

「さて、ハイ」

ハイ。何でしょうか。

「今から軽い封印を施します」

ハイ。えっ?

「お前の能力、バレないよう封印します」

……ちょいまち、えーとつまり普通(ノーマル)と見られるために封印するってこと?

「物分かりが良くて助かる。その通りだ」

なるほろ。まぁ良いよ。ていうか助かる。たまに暴走するし、拡大解釈の能力は周囲にも効いてしまうからね。

「と言うわけで。ほい、リストバンド風の封印具」

どーも。神様、こんな事出来んなら何で螺子とってくれないの?

「めんどい」

最っ低だな!

「はは、抜かしおる」

やっぱり殴る。今すぐ殴る。

「(ゝω・´★)じゃあな!(目の前から消える)」

逃げた。くそぅ。てか、能力使わないでどうやって理事会を落とすか…そういや、1組に斬子ちゃんいたよな?良いこと考えた♪彼女に手伝ってもらおう。




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