あぁ、朝だ。
制服を来て忘れ物がないか確認した後、家を出る。朝御飯はバナナで済ます。神様はしっかり食ってけというがいいじゃないか。そんなことより、
ーーー今日から高校一年生だっっ!!
クラスは1年1組。どうやら私は
入学式を終えてクラスに入る。大分変な目で見られているが、自分から話しかけにいく。
取り敢えず、自分の容姿を客観的に言おう。
顔は禊に大分似ているが、特に害のなさそうな顔。髪は白くて腰にまで届く長髪を、頭のしたの方で二つに分けて結った髪型。胸は、大きくなりました。背中の螺子が目立つがそれ以外は言える事は特にない。椅子?特注で作りました。
さて、話しかけよう。私的にはまず前後のどちらかに話しかける。前は話しているようだから後ろに話しかける。
「初めまして!私球磨川柊。宜しくね。君は…」
「初めまして!加賀……」
まぁ人と仲良くするのは得意だしある程度声をかけた所で1日は終わる。
後は……
「おう。柊帰るぞ!」
こいつが居たな。
神様が教室に現れた瞬間、教室にいた女子はキャーキャー叫ぶ。そらそうだ。パツ金碧眼イケメンがいきなり現れたらそうなる。騒動の中心はごめんだ。無意識に神様の腕をひっつかんだ後。教室を出て人気のない校舎裏に行く。後ろから大分色んな声が聞こえたが気にしない。
「アンタ、なに考えてんの!?」
とりま、教室に来ないで欲しかった。後、朝にいきなり俺も行くからって付いてきた説明をして貰おうか。あぁん?
「まぁまぁ落ち着いて」
落ち着いてられるか。理由をしっかり聞かねば。
その後神様が話すには、ここは色々と危険だから、俺も付いてきたらしく。てか興味本意だろ!アンタの場合。名前は只野神と名乗ってるらしい。ネーミングセンスは無いわね。クラスは1年13組らしい。最もだな。
はぁ…嫌だぁ。13組の人と帰るとか絶対変な目で見られるぅ。
まぁしかし、帰りにキムチをくれるということで妥協した。今日は。明日はどうなるかは言ってない。
さーて理由も分かったところで、帰ろうかというときに、
「あー1年13組。只野神君。理事長がお呼びです。理事長室に行って下さい」
……あっ察し。くるっと背を向けて帰ろうとしたら、腕を捕まれ、一緒に(ほぼ引きづられている状態で)連れていかれた。ていうか、呼び出される様な事したのかよ。
理事長室に入り、神様の横に立つ。
ソファーに座ると螺子が食い込むから座りたくない。
「……只野さん?そちらは彼女か何かで?」
聞きづらそうだよ。言いにくそうだよ。
「いいえ。同居人です」
おい馬鹿やめろ。誤解が出てくるよ。
「…まぁ、取り敢えず老人の遊びに付き合ってくれますかね。サイコロ、ちょっとふってくれますか?」
苦笑いしてるよ。理事長さんも。てか、あー例のサイコロ占いか。でも確か神様がサイコロ振る時は…。
「なんの目が出たらいいかな?」
確実に聞いてくるよね。本人曰く適当に振ると、録な事起きないから、らしい。うーん、全部1の目で。
「了解」
そう言うと、グラスに入っていたサイコロを振った。
「ほぅ、これは……いやはや何とも言い難い」
結果、全部1の目が出た。言った通りに出すのも凄いな。
「お気に召したでしょうか?それではこれで「ちょっと待ってください」……何でしょうか?」
この感覚は、勧誘かな。
「あなた、私のプロジェクトに参加しませんか?」
「断る。俺は忙しい。後、こいつは料理が出来ないから夕飯が心配になる」
そーだそーだ。断れー。私は料理が出来ないのだよ。
「はぁ…仕方ないです。それでは、どうぞお帰り下さい。また今度よければ返事を」
うわぁ、真正面から言うな~あっ代わりに謝罪をしなくちゃいけない系かな?嫌、これ、明日から酷い事なるぞ。
一礼して理事長室を出る。
そういや、聞きたいことあったんだよね。神様に聞いてみよう。
「ねぇ、今度から、学校、休んで良いかな?」
どっちみち休むつもりだ。
「いいんじゃね?俺は俺でお前が転生したことによって起きた、影響をある程度調節しなくちゃいけねぇし。その間なら勝手にしてろ」
やった。理事会を説き伏すのならいける。能力で。
「取り敢えず、帰るか」
そだね。キムチ、忘れないでよ?
「わーってる。激辛な」
勿論♪
夕暮れ時の校舎の中。二人の男女が歩いていた。仲良さげな感じで。
***
パタンっと。扉が閉められた音がした。
その瞬間、彼は息を吐く。
(ふぅ…驚きましたね。全部1の目とは。しかし、隣にいた彼女も気になりますねぇ…あそこまで異常な彼と一緒に住んでるとは。ですが、異常は無しですか。)
どういうことでしょうねぇ。と部屋にいた老人は呟く。少し喉が乾いたようだ。お茶を入れて少し飲む。
(あぁ、大分今年も一癖二癖もある生徒達ですね。)
ズズッっとお茶を飲み干す。老人は少し考えた後、クツクツと笑いながら外を見た。
***
今、家です。
「さて、ハイ」
ハイ。何でしょうか。
「今から軽い封印を施します」
ハイ。えっ?
「お前の能力、バレないよう封印します」
……ちょいまち、えーとつまり
「物分かりが良くて助かる。その通りだ」
なるほろ。まぁ良いよ。ていうか助かる。たまに暴走するし、拡大解釈の能力は周囲にも効いてしまうからね。
「と言うわけで。ほい、リストバンド風の封印具」
どーも。神様、こんな事出来んなら何で螺子とってくれないの?
「めんどい」
最っ低だな!
「はは、抜かしおる」
やっぱり殴る。今すぐ殴る。
「(ゝω・´★)じゃあな!(目の前から消える)」
逃げた。くそぅ。てか、能力使わないでどうやって理事会を落とすか…そういや、1組に斬子ちゃんいたよな?良いこと考えた♪彼女に手伝ってもらおう。
閲覧ありがとうございました。