斬子ちゃんを保健室に送った後、ちょっとした準備をする。
私、禊に似てるからなぁ。顔隠そうかなぁ。
何かこう……見敵必殺されそうな気がしてくるんだよね……
はぁーどーしよう。
その瞬間、!!柊の目に玉虫色の輝きが見えっ!!
いやいやいや!?ナレーター?私まだそんな所にいきたかぁないよっ?
ちっ……
おい、作者、後書きで話がある。
うーん。まぁこういっちゃ何だけど。
もしもグッズのなかに確か……ガサゴソガサゴソ
あったあった。お面お面。具体的には狐のお面だけどね。お面被っていけば、大丈夫大丈夫。
おまっ、なんでそんなもの持ってんだよ!
おいナレーター。てめぇ、ちょっと黙れよ。
ツッコミをいれながら、私は食堂へと向かった。
「やっぱり、ナポリタンかしら。それともカツ丼……麻婆豆腐もありね」
悩む。メニューが地味に多いだけあってめっちゃ悩む。まぁ、うん、こーゆう時はこの手にかぎる。
「御待たせーえーナポリタン、カツ丼定食、麻婆豆腐に……シェフの気紛れDXパーフェクト胃もたれする甘味全乗せ&フルーツ盛りだくさん調味料トッピング込みパフェ。略してシェパフェで……良いですか?」
「ハイッ!あってますよー」
えっ?最後が可笑しいって?大丈夫だ。問題ない。まぁこんだけ食べても太らないからね。別に良いのだ。
1人で席に座って食べ始める。調度お昼の時間帯のようで、結構人が多い。入学したばかりなのか一年生が殆んど座っている。まぁそんなの関係なしに黙々と食べていると、
「なーなー、ここ座ってもええかな?」
この特徴のあるしゃべり方は……
猫美さんか。
「どーぞー」
まぁ断る理由も無いしね。そう思いながらデザートに(シェパフェ)手を伸ばす。むー、結構量があるなー。後で走るか、軽く。
「何か凄いもん食べてるなー」
そうかな?案外普通の量に近いと思うが……
「そうですか?先輩」
「にゃははは。いや、このメニュー食べとんの見んのは初めてや。こっちの方が胃もたれしそうや」
まじで……てかこれ作った人も凄いと思うけどな。ある意味。
「所で……君、何組や?」
「1組です。
何だろう。この先輩と長く話しては行けない気がする。因みに喋ってる合間にあれは全部食べた。席を立ち上がり、片付けると見せかけて逃げる準備をしようとすると。
「ちょっとまちぃな。まだ話しは終わってないんやけど」
あー予感的中。仕方ない降参だ。
「なぁ自分、異常やとか言われたことあらへんか?」
ニッコリと笑いながら真面目な目で見られた。
…………凄いな。少し喋っただけでここまで見抜くとは。平戸ちゃん以来だな。まぁあの子はあの子で異常だったが。何にしろここは逃げの一手。
「さぁ?ないですよ。まぁ、ちょっとした怪我のせいでおかしな部分はありますが」
そうして、私は逃げるように食堂を出た。
◇◆◇◆
あー最悪。やっぱり上手く行くとこうなるか。
はぁ、と溜め息をつきながら狐面をつける。
「やっぱり、顔は隠そうかな」
そう呟いて私は理事長室へ向かった。
まぁ、案の定不知火理事長が其処には居て、
何でそんな事知ってんのか散々聞かれたが。
さぁ?と言えば何も聞かなくなった。
「……ではまず真黒君に会っては如何でしょう。丁度呼んでいますし年の近いもの同士話し合って下さい」
理事長はそう言うと部屋を出た。暫くすると黒神真黒……つまりめだかの兄が入って来た。
「どーもこんにちはー。柊だよー宜しくねークラスは1組だから君達のパーティーには入らないよ。どっちかと言えばサポート役かなー」
少々間延びした声で自己紹介をすると。
「此方こそ宜しくね。
ふーん。そう言うんだ。苛つくなぁ。
「出来れば、そんな堅くないように親しみを込めて柊と呼んでよー?」
呼んでよ。私は名字で呼ばれるのが大嫌いなんだ。
「で?球磨川さんはなんの目的があるのかな?」
…………あったまきた。
私は一瞬で立ち上がりスカートのポケットからカッターを取り出すと首元に切りつけてみる。首元を見たらうっすらと赤い筋が浮かびあがっている。
「ねぇ。柊と呼んでくれるかな?後さぁ、別に目的何て合ってないようなものなんだよねー。だからさぁ、イラつかせないでよ。ねー?私は少なくとも君に好感は持てそうなんだ。だって君こそ私と似てそうだからね」
柊はニコリと端から見たら怖くない笑顔(お面で隠れているが)で、優しげな声で、そう、言いはなった。
しまった。調子に乗って早口になってもうた。全く、球磨川と呼ぶのはやめて頂戴よ。禊と同じようになってしまうではないか。
カッターをポケットにしまい、ソファーに浅く腰掛ける。ふと、真黒君の方を見ると彼は笑っていた。
「参った、参った。柊にはかないそうにないね。所で……禊君の妹、で良いんだよね?何だか雰囲気が違うからさ。因みにそのお面は?」
「ただの趣味です」
「そうかい」
そこで話しは終わった。
その後は特にメンバーと顔合わせをし、別に刺激など特にない日常を過ごした。
私は基本王土君のいる地下13階でデータ管理などをしながら理事長に言われた通りのことを着々と進めていた。
そんなある日のことだ。
真黒君に呼ばれた私は旧校舎に来ていた。
「やっほー真黒君?何……した……の……?」
声をかけながら扉を開けるとやはりというか。なんというか。異様な……?光景が広がっていた。
壁一面にめだかのポスター。棚にはアルバムやら人形やらが沢山あった。
そこでニコニコ笑いながら手招きをしている真黒君を見て思い出した。
「そっか。君、
「何を今さら。それより僕は大事な話があるんだ」
急にシリアスになったね。まぁ話を聞くか。
「僕は、
「そかそか。良いんじゃない?」
別に止める気ないし。私にはどうだって良いからね。
「!!じゃあ!!」
「まぁ、代償は高いけど。良いよねー?」
お面のしたからでも分かる笑顔で言い放つ。当たり前だ。てかなんで私に言っちゃうかなぁ。馬鹿だね。
「やっぱりね。で、代償は?」
意外、怖じ気つかないか。ふむ偉い偉い。
「んーとね。腎臓一個、左側の肺にー肝臓の半分、胃の四分の三とー心筋の二割、動脈五本と静脈三本が妥当かなぁ?」
真黒君の顔を見ると彼の表情は青ざめていた。この世の終わりとでも言いたげな顔を。
……面白いかも。そう思った私は、お面を久しぶりに外し彼に顔を近づけて最後に一言こう、言った。
「後、妹の記憶を消すのも良いかもねぇ」
私は、その時、どんな顔をしていたのかな?
「おい作者。例えあなたが過去に1度だけヨグ・ソトースを見てSAN値が1しか減らなかったとはいえあれはないぞ。後、投稿遅すぎ」
「あれはやり過ぎたと思います。申し訳ございませんでした。投稿が遅くなったのは、部活でちょっとレポート作ってたからです。許して下しぁ」
「許さん」
「\(^o^)/」
遅れてすいませんでした。(遠い目)