世界移動(宮永咲編)   作:無の空間の存在維持

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プロローグ

 

次元の歪みを知っているだろうか。

 

様々な世界やパラレルワールドが混在しているところで様々な実験がされていた。人間離れをした実験、不死の実験、異世界との道を創る実験などが行なわれていた。

 

その中に、次元を超えることのできる実験が何処かの世界で開発された。だが、その代償は大きかった。

 

次元を超える時、この世界とは異なる場所でパソコンでいうバグに似た空間の歪みが発生してしまった。そのことにより、実験は直ちに中止された。

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、運命と言うべきなのか、仕方のないことなのかはわからないが、後遺症で歪みが各地、各世界で起こり始め、その暴走が収まらなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなことを知らない少女、宮永咲は外で本を読んでいた。

 

咲「・・・ここまで読んだから、良いかな。」

 

咲は本を閉じ、ベンチから立ち上がった。少女は、実の姉、宮永照と仲直りして機嫌

がとてもいいのだ。大会が終わるまでは照に嫌われていたのだが、清澄の部員と白糸台の部員と交えて、和解した。その日から数ヵ月が経っていた。

 

咲「さて、帰ろうかな」と家に向かった。

 

しばらく歩くと途中で歪んだところを見つけた。

 

咲「これは何?」

 

この世界では摩訶不思議であり、非現実的だ。SF小説などでよくある現象だが、あくまでも空想での話だ。

 

咲は手を近づけて、()()()。壁やモノなどあるはずもないのだが、歪んでいる()を触れることができたのだ。すると、その歪んだところから小さな光の玉が出てきて、咲自身の身体に入った。すると、瞬時に身体が光ったのだが、ここには鏡がないので、本人はそのことに全く気付かなかった。

 

咲「なんなの・・・。よくわからない光の玉が身体の中に入っちゃったよ・・・。」とどうすればいいのかキョロキョロした。

 

本人は少しパニックじみだ。

 

直後、歪んだところから風を感じた。

 

咲「?」

 

すると、今度は強風になった。風を感じたのは、歪んだところから風が吹いているのではなく、辺りを吸っているのだ。

 

もちろん、咲には運動が得意でもないため、少しずつ引き寄せられている。

 

咲「なんなの。誰か。」と叫んだ。

 

だが、普通の人よりは声がとても小さい。ほとんどささやく程度しか叫んでいないのだ。だが、辺りには誰もいなかったのだ。本来なら、1人ぐらいはいてもいいのだが、ここは長野の田舎だ。元々人通りが少ない場所だ。

 

そうしている間にも距離はもう目と鼻の先だ。

 

咲「!?」

 

直後、咲は歪んだところに吸い込まれ、この世界から消えた。同時にこの世界の人々の咲に関する記憶は消えた。

 

 






えっと、急きょ新作を出すことになりました。

この作品は息抜き程度なので、ペースが今までの作品で大幅に遅いです。

未だにストーリーが構築されていませんが、ゆっくりと書いていきたいと思います。

どうも、よろしくお願いします。

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