世界移動(宮永咲編)   作:無の空間の存在維持

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時間が飛び飛びです。すぐに翌日に行ってしまい、整理が付きにくいです。





第3話

あれから、数ヵ月が経った。深雪は1科生になり、達也は2科生になった。肝心の咲は、理由は分からずじまいだったが、入学することができた。だが、配置する場所は告知されなかった。

 

そのことに全員疑問を持ち、達也が事情の説明を聞きに行った。そして、聞いた内容が驚きの内容だった。それは、『1科生以下だが、2科生以上』らしい。つまり、入学することは決まったが、どちらに値するかは決められないようだ。

 

最終的に経緯は分からないが、結果的に1科生になり、入学式まで待った。その間に司波家の真相を知ってしまい、それに関連する人たちに会ったり、交流したりした。多くが機械関連だったため、咲にとって理解するにはほど遠かった。それでも、実践や実習、演習などは難しくても、詳細な知識だけでも教えてもらった。しかし、それでも『片耳から入って片耳から出る』ようにほとんど頭に入れられていなかった。そこら辺は達也と深雪、その知り合いと共に知識を得ていった。

 

その事があったため、咲は『自立で頑張りたい』と思い、達也の知り合い、九重 八雲(ここのえ やくも)から空き広場を借り、そこで体力付けと魔法練習を重ねた。しかし、仮のCADを使用しても、魔法というモノは発動されなかった。サイオンという非物質粒子は出ているのだが、変化はなかった。

そもそも、体質上の問題として、魔法が発動できないことは事実上証明されているらしい。そのため、魔法が起動しにくい人と起動しやすい人に分かれている。

だが、偶然に魔法というモノが発動された。そのとき、仮のCADは身に着けていなかった。そして、その魔法の特徴に心当たりがあったことがいくつかあった。

それは、

元々麻雀で発動していたことが現実として、出ていたことが分かった。だから、咲はそれらを“プラマイゼロ”、“嶺上開花”とそのまま名付けた。

 

 

 

 

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当日、咲たちは入学するのだが、深雪はやはり達也の結果が好ましく思っていなかった。現時点で学校に入る前に達也の成績に深雪は達也自身に抗議していた。

 

咲「じゃあ、私と変わります?」

 

達也「ダメだ。それは君の実力で手に入れた称号だ。それを誰かのモノと交換するのは良くないことだ。」と拒否した。

 

 

 

達也と深雪は一緒に住んでいることで咲の親切さの濃度を理解した。咲はよく『自己犠牲』という親切な行動が出ることが分かった。それは兄弟関連で深雪にも達也にもある。だが、咲は他人に優しく、あまりにも親切すぎているため、達也と深雪は治すようにしばしば言われている。しかし、まったくといっていいほど治っていなかった。

 

 

 

咲「・・・でも。」

 

達也は懸命に咲と深雪に説得した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

深雪「では、行ってきますね。」

 

達也と咲にお辞儀をして、校舎へ向かった。深雪は『新入生のあいさつ』の代表として、選ばれたらしい。

 

達也「咲も散歩したらどうだ?」

 

咲「・・・分かりました。」と丁寧語で言ってしまった。

 

それでもこの場から移動した。

 

これは達也の気遣いなのだろう。1科生と2科生が一緒にいてはならない。そう校則がある訳ではないが、暗黙の了解としてある。そこまで1科生と2科生の格差の差が広い。

 

 

 

 

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咲は校舎の散歩をしていると、誰かと会った。マークがあることから1科生の少女だ。

 

?「やぁ!初めまして。」と急に声をかけた。

 

咲はすぐに戸惑ってしまった。

 

?「ごめんなさい。ビックリしたの?」

 

咲「いえ、人見知りなので・・・。」

 

顔を背け、言いづらそうに言った。

 

?「そうなんだ・・・。じゃあ、これから慣れよう?私は柿木(かきのき) 子華(こか)。」

 

咲「宮永 咲です・・・。」

 

とりあえず、自己紹介をした。

 

子華「咲・・・。分かった。覚えておきます。」

 

少し違和感を残したまま、子華はすぐに咲から去る。咲は子華の行動が分かってなかった。時間を見るとそろそろ時間みたいだった。今の時間が分かると、すぐに目的地へ向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

咲が急いで移動する姿を子華がいつの間にか振り向き、咲の後姿を見ていた。

 

子華「宮永 咲・・・。あの子が犠牲者(・・・)ですか・・・。あの子なら私の同志になれるのかな?」

 

誰にも聞こえないくらいの声でつぶやいた。

 

 




少々、自己解釈をしました・・・。なるべくそのままの意味になるようにほんの少しだけ工夫はしたつもりです・・・。

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