今回もほぼ幕間です。
じゃあ、今回はさらっと読んで行ってください。
~中央リニア「新京都駅」~
「鈴仙の班の全員集合を確認!これより京都市内班別研修のルールを説明する!研修のルールとして当然京都市から出ないこと!出た場合は強制送還とする!二つ!5時までには京都駅に集合すること!そこから都ホテル行きの送迎バスが出される!乗り遅れた場合は班長が必ず担任に連絡すること!あと、ゲーセンとかに行ってもGPSで即バレだからな!以上!何か質問は?」
と、担任の矢吹先生の説明が終わったところで解散となった。
「修学旅行、レポートがなけりゃ最高なのにな~」
「べつにみんなでやれば早く終わるじゃん。そんなに落ち込むことないよ、あかり。」
「そうだね!すみれの言う通り!じゃあ男子、帰ったらレポートの作成よろしくね~♪」
「「「なんでだよっ!!!」」」
「いや・・・私と正の二人で全部やるから・・・みんなは楽しんでていいよ。」
「ちょっとまて香奈枝!そん・・・」
「じゃあ白木、レポートの件はお願いね~!」
「・・わかった。・・」
「おい、優華、このやろおおおおおお!」
・・・正は仕方ない犠牲としてとらえておこう・・・・
この後、正がどうなったかは想像にお任せします。
・・・・・@四条河原町・・・・
「ねえ、鈴仙君」
「ん?」
「ネットカフェ行かない?」
はあ?うそだろ?!俺たちGPSで監視されてるんだぞ?いくら何でも・・・・
「無理だと思ってる?」
だめだ・・・完全に読まれてる・・
「今じゃなくてもいいでしょ!」
「修学旅行の準備で一週間はログインできてなくて?」
あーあ、とうとう神崎さんも一人前のネットゲーマーになっちまったのか。まあいいや。俺だって忙しかったからログインできてないんだ。
「おい!優華!俺も行く!」
「だーめ!祥吾はこっち!」
すかさずあかりが自慢の胸でむにゅんという効果音とともに祥吾の腕を挟み込む。
・・・・鼻血が大量に出た祥吾は貧血で倒れてそのままあかりたちに引っ張って行かれてしまった。
「ねえ・・・正もあんなことしてほしい?」
「んなわけあるかアホ!」
そんなコントを街中で披露している香奈枝と正にスマホのGPSの追跡機能の解除をしてもらい、俺たちはネットカフェの中に入り、3時間のタイムセットをしたのちにアミュスフィアをセットし、起動コマンドを唱えた。
「「リンク・スタート!」」
・・・・
現実世界の感覚から五感が解き放たれ、仮想世界の感覚に体をなじませて気づいた。やけに寒いと・・・。確か、ゲーム内の気候設定は今の時期は春だったはずだ。ログインはしてないがその程度の情報なら攻略wikiを頭に叩き込んでおけばすぐにわかる。宿からガタガタブルブルと震えながら出た俺は春とは思えない光景を目にしてしまった。町が雪で覆われているのだ。しかも今になっても雪が降りやむ気配はない。厚い雲が空を覆って日照度を下げているのか空はどんよりとした灰色だ。
「う~、さっぶ~・・・・」
雪を踏みしめながら神崎さんが歩いてきた。
「コートでも買いに行こうかしら・・・・」
「確かに、安くていいからコートがほしいよな。」
「呉服屋でも見に行かない?」
「そだな・・・へっくし!」
「あ!」
「どうしたんですか?鈴仙君?」
「紅魔館に行こう!」
「へ?」
俺はあることを思いついた。こんな寒さを吹き飛ばすようなアイデアを!
・・・・・@紅魔館・・・・・
「「あったか~い・・・・・」」
「ちょっと!二人とも!暖炉の前からどいてくれる?!」
「まあまあ、レミリア、落ち着けって・・・。」
そう、あの吸血鬼のとこなら暖かい。まあ、これが本題じゃないんだが。
「で、用事って何よ?」
「パチュリーに相談があってきたんだが、レミリア、あいつ大図書館にいなくてさ。どこにいるか知ってるか?」
「パチェなら今、霊夢のところにいってるはずよ。そろそろ3時だし戻ってくるんじゃないかしら。」
「そっか、なら待つとするか!」
「ZZZZZZZZ・・・・・・・」
どういうわけか神崎さんははソファーの上でお休みタイムに入ってしまったようだ。
ここがお気に入りの場所になってしまったのかな・・・。
「お嬢様、優華様、お茶をお持ちしました。」
「ありがと、咲夜。そこに置いておいて。」
「かしこまりましたお嬢様、あら?まあ!毛布もお持ちしますね。」
咲夜さんのメイド服がロングスカートになってる。レアな光景だな。
「スカートに何かついていて?」
「い、いや、なんでもありません。ただ、いつもと服がちがうな~と思っただけです。」
「最近春なのに雪が降ってきて寒いですからね。パチュリー様が異変かもしれないとおっしゃってましたよ。今日はそのことで霊夢様に相談に行かれたようで。」
「ふうん・・・パチュリーが帰ってきたら聞いてみるか。」
また異変かよ。もう解決するのめんどくさいからいやなんだけど。暖炉の火がゆらゆら動くのを見ながら、眠気に襲われた俺は神崎さんの横に寝っ転がって寝ることにした。
To Be Continued・・・・
次回、気長に待っててくださいw