東方幻想郷・おんらいん   作:名も無き提督

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ドーモ、読者サン、名も無き提督デス。
スケジュールの合間を縫って、小説を書き進めています
それではどうぞごゆっくり〜。


第19章:到着

@???

ワープした先は暗闇だった。何も見えないが、ある感覚に襲われた。

まるでフリーフォールにでも乗っているかのような。

「「「うわああああああああああああああ!」」」

「落下してるううううううう!」

「ちょっと、鈴仙君!なんとかして!」

「そんなこと言われてもおおおお!」

優華は覚悟を決めて拳銃をホルスターから抜き、こう叫んだ。

「エアロ・バレット!」

引き金を引いた瞬間、銃口から3発の緑色に光る弾丸が射出され、

地面に当たって爆風を起こした。その風で三人は一度上空に押し上げられた。が、地面に叩きつけられた。

「いてててて…なんとか着地できたみてえだな。」

「んで、どこだここ?」

見渡しても、どこもかしこも暗闇が広がっているだけだが、

そんな中にぽつんと光っているものが見えた。

「おい、優華、あそこ行ってみようぜ。」

祥吾も光るものが見えたらしい。

「すみれ、起きろよ。」

「ううう…なんとか着地できたみたいね。ここどこ?」

「さあ?俺もよくわかんない。霊夢からの通信が入らないと教えてもらえないし。」

不意に声伝えの札が光り始めた。

「あ、来たきた!霊夢?ここどこか分かるか?」

(無事着いたようね。しかし、厄介な所にワープしたわね。こんな暗くてヒンヤリした

場所他に思いつくものがないわ。)

「どこだよ?」

(冥界よ。)

「はあ?俺たち死んだの?」

「おい優華、普通死んだら人間の里にリスポーンするだろうが。」

「それもそっか。」

(とりあえず3人とも気を付けて行くのよ。幽霊には物理攻撃が効かないから。)

「分かった。じゃあ、通信切るな。」

(何かあったらすぐに報告しなさいよ。)

それだけ言うと、声伝えの札は発光するのをやめてしまった。

「とりあえず行ってみるか。」

「そうだな。」

暗闇の中を光りを目指して歩いていると神崎さんが怯えた声で、こう言ってきた。

「な、何かがフワフワ飛んでいるんだけど…」

「ああ、たぶん人魂だとおもうよ。」

「ふぇえええええ!」

「大丈夫だって、攻撃しt…」

そう言いかけた途端、人魂の群れが大量の弾幕を撃って来た。

「ぎゃああああああ!」

すみれの「夜桜」が黄色く光って、人魂達をなぎ払い一網打尽にした。

「ぜえ…ぜえ…」

顔を真っ青にしながら肩で息をしているすみれが刀を鞘に収めるまでしばらく時間がかかった。

「もしかして神崎さんって幽霊苦手?」

「そ、そんなことないよ〜。」

嘘だ。USJでバイオハザードのアトラクションに行こうって誘ったとき、ものすごくわざとらしい腹痛のふりして1人だけ抜けてたし。

「あ、人魂。」

「ぎゃああああああああ!」

達人もびっくりな速さで抜刀し、人魂を(普通なら切れないはずなのに)

真っ二つに斬りとばす。そんなことが光りの正体が無数の灯篭で、

恐ろしく長い、石でできた階段の横に綺麗に並んでいるということが

わかるまで続いた。

 

@階段

 

階段の麓まで着いたところで、一度休憩を取ることにした。

「神崎さん、霊薬飲んでおけよ。」

人魂との戦闘で顔がやつれ、そこらへんの幽霊よりはるかにおっかない顔になった神崎さんに霊薬を渡す。

「うん。ありがと…」

手が震えて、霊薬をこぼしそうになりながらも

なんとか飲みきったすみれに饅頭もついでに渡した。

「あ、美味しい…」

すみれのやつれた顔に温かい色が戻った。

やっぱり疲労しているときには甘いものを食べるのがベストだと優華は思った。

「もう一個食べる?」

「うん!」

すみれはこう見えて大食漢だ。いつも学校には弁当箱を二つ持ってきているし、それに加えてこっそりチョコレートを持ち込んでいたりするのだ。なのに、全然太らない。不思議だ。持ち込んでいたおやつがすみれの食欲によって全滅したところで休憩するのをやめた。

「さ、そろそろ行くか。」

「そうだね。祥吾。」

なぜか今回は学ラン姿の祥吾が腰を上げた。

「このクソ長い階段、先があるかどうかは知らねえが行ってみる価値はあるだろう。」

こうして三人は、異変解決の第一歩を踏み出した。

 

To be continued......

 

 

 

 




次回も楽しみにしておいてくださいね〜〜。
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