東方幻想郷・おんらいん   作:名も無き提督

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艦これのイベント、始まりましたね。
ドーモ!名も無き提督です!
いやー接続待ち時間が長くて待ってる間に六話までかき終わっちゃいましたw
今回は神崎さん登場と、本格的に幻想郷の住人達とかかわり始めます。
それではゆっくりしていってくださいネ!


~第六章:クエスト~

~転移広場~

待ち合わせ時間ぴったりに神崎さんはやって来た。やはり生徒会長を務めているだけあって時間には厳しいのだろう。そんな神崎さんに祥吾は気さくに話しかける。

「おっす、神崎!」

神崎さんは少し周りを見回すが、すぐにこちらに気づいて笑顔を見せる。

「あ、参一さん!見た目がほとんど同じなんですぐにわかりましたよ!」

「神崎こそ、ほとんど変わってないな。」

やはり、現実の姿をモデルにしたのだろうか。作り物ではない美しさが先ほどから周囲のプレイヤーから視線を集めている。

「そうですか!話が変わってしまって申し訳ないのですが、鈴仙さんはどこに?」

心臓が飛び上がる心地がした。断じてときめきなどによるものではない。意を決して祥吾の後ろから顔を覗かせる。

「こ、ここですよ・・・」

緊張して、声が細くなる。そのせいでいつもよりもさらに可愛らしいロリボイスとなってしまう。

「あら?」

恥ずかしい。顔が熱くなるのが自分でもわかる。出来ればこんな姿を神崎さんには見せたくなかった。上目遣いで神崎さんの反応を伺う。きっと落胆しているどころの騒ぎじゃない。間違いなく口をきかなくなるパターンだ。

ところが、神崎さんの反応は予想の遥か斜め上を行っていた。

彼女の瞳には、好意的な感情を上回る何かが宿っていたのだ。

「か、かわいい……」

「え?」

神崎さんがこちらに近づいてくる。本来なら喜んでいいはずだ。なのに、自分の頭の中で警告音が鳴り響いているのは何故だろう。

「優華君かわいいー!」

ちょ、ちょっと待ってくれ!

俺のほうにルパンダイブしないでくれ!

普通立場逆なはずだろ!

「かわいいかわいいかわいいかわいい~!」

「は、はなして下さい~!祥吾ー助けてくれ・・・ん?」

「尊い…我が一生に…一片の…悔い…なし……」

祥吾が鼻血の海に倒れていた。

あいつ!なんで妄想してるんだ!

そ、それより神崎さんを何とかしないと。

ここまで過度なスキンシップ受けたことが無いし。

しかも身長差がありすぎて顔がまずいところへ入ってるし。

「神崎さん、そういうとこ少しは気にしたほうがいいよ、一応俺、男だし」

「え、うそ、いやああああああああああああ!」

はっと我に返った神崎さんに全力で突き飛ばされる。

そして頭に鈍い衝撃が。

うそだろ・・・俺は被害者だぞ・・・・・。

そして、神崎さんがあんなキャラだったとは。意識が暗転した。

 

~少年搬送中~

 

気がつくと俺は宿屋の自室の布団に寝かされていた。

心配そうに祥吾がおれの顔を覗き込んでいた。

もちろん両方の鼻の穴にティッシュをつめて。

「大丈夫か?優華・・・おまえ、神崎さんに突き飛ばされた時に柱に頭をぶつけて気絶してたんだぞ。」

そうか、あの一撃は柱に頭をぶつけたときのものだったのか。

「お前もよくそんなの見てられたな。確か鼻血出して倒れてただろ。」

「ああ、血が固まってきて少しだけ意識が戻ったところだったからな。」

「そういえば神崎さんは?」

「神崎ならとっくの昔にログアウトしたぞ。」

何も悪いことしてないのに何でこんな気持ちになるんだろう。

「それより優華、あとどんぐらいログインしてられる?」

「う~ん、あと45分ぐらいかな?そろそろ飯だろうし。」

「それなら問題ない。クエスト片付けに行くぞ。」

「え、まじで?そんなすぐ終わるクエストあったか?」

「ああ、クエスト名は{博麗の巫女と手合わせをしろ}だったかな。」

「ちょっと待てよ!そんなの勝てるはずが無いよ!」

「どうやらこれ、勝とうが負けようがクリアできるらしい。」

「負けイベかよ。」

「ただし、全力でやらないと、博麗の巫女の機嫌を損ねるぞって免許皆伝に書いてあった。」

「まあ、霊夢は戦闘はあまり好みじゃないけど、ただでさえめんどくさいのに、戦って手ごたえなかったらそりゃ機嫌損ねるよな。」

「そうだな、それじゃ行くか。」

一応、免許皆伝はクエストをうまく進めるためのヒントが書かれているものなのでどちらかというと指南書に近いかもしれない。

おれたちは武者震いしながら宿を後にし、東の街道を通って博麗神社へ向かった。

 

~少年達移動中~

 

着いた。ここが博麗神社か。

鳥居の塗装は剥がれ落ち、その先にはさびれた社屋があった。

手入れが行き届いているらしく、石畳には落ち葉ひとつ、雑草1本も生えてない。

「誰もいないな。」

「そんなわけないだろ。裏に回ってみようぜ祥吾。」

裏には2つ建物があった。ひとつは倉庫だろう、そしてもうひとつはおそらく神社の関係者がすむところだろう。

そして、そこの縁側にお茶を飲みながらのんびりしている巫女が一人、

赤いリボン、同じような赤い巫女服、間違いない、博麗 霊夢だ。

「あれ、あんたたち参拝客?冷やかしなら帰ってよね。」

 初対面の人間に吐くセリフではないだろう。少しムッとする。まあまあ、取りあえず話でも、と祥吾が事情を説明し始める。

「いえ、俺達、町の御触書を見て依頼を受けたものですが・・・」

「ああ~そういうわけね。依頼を受けてくれたのね、ありがとう!」

 霊夢のムスッとした顔がパッと明るくなる。

「そういうことです。」

「今回の依頼はそこまで簡単なことじゃないわ。まずは実力を知ってからにする。」

「要するに戦って実力を示せってことですね。」

「そうよ、ちびすけ。よくわかってるじゃない。」

 相変わらず口も悪いようだな…悪かったな!ちびすけで!

「そんで、どっちからかかってくる?お兄さん?それともちびすけ?」

「俺がやる。優華、よく見とけ。」

「ふーん、なかなか手ごたえありそうじゃん♪いいわよ、かかってきなさい!」

「望むところだ!」

霊夢が5枚いっぺんに札を投げてくる。

それに対して祥吾は力をためて大きな星型弾幕を放った。

祥吾の弾幕が札を焼き焦がして飛んでいく。

これにはさすがの霊夢もおどろいたことだろう。

戦いが始まってすぐに大型の弾幕を飛ばすのは発車後の硬直のせいで隙が生まれるため相当なリスクを負うことになる。

それゆえ、最初は小型の弾幕を張って相手を牽制するのが普通だ。

霊夢は祥吾の裏をかいた作戦にみごとにだまされてしまったのだ。

すかさず霊夢は次の弾幕を発射するが、すべて小型の札だったため、

わずかに祥吾の弾の威力を弱めただけで、まともにくらってHPを一割ほど削られた。

その間に祥吾がダッシュで近寄り、拳を繰り出す。

だがそこは博麗の巫女、きっちりガードしてカウンターの掌底を食らわしてきた。まともに食らった祥吾は派手に吹っ飛んでスタンした。削られたのはHPの1割。すかさず博麗の巫女の拳が振り下ろされるが済んでのところでスタンが解除される。辛うじて回避する。

次に行動に出たのは祥吾の方だった。

ダッシュで勢いをつめると、なんと、不利になるはずの、霊夢の下に来たのだ。

「ばかね、亜空穴!」

霊夢が消えて祥吾のうえに現れたとき祥吾は余裕の表情で霊夢を見ていた。

そして、幻想郷にあるはずの無い必殺拳を繰り出した。

「昇竜拳!」

霊夢のとび蹴りと昇竜拳の威力が重なり、カウンターパンチとなった。

「ぬぐふう!」

まるでおっさんみたいな声を出しながら霊夢は大きくのげぞりながら霊夢は空高く飛ばされた。

そして落ちてきた霊夢の残りのHPをみるとなんと!3割を切っていた。

「やるじゃない…ここまで私を苦しめられたのは久しぶりよ。」

「それは光栄だ。じゃあトドメをささせてもらおう!」

さすが祥吾、やっぱり策士だ。

祥吾がトドメを刺そうと距離を詰める。

「ぬう?!」

急に祥吾の体が動かなくなった。

「惜しかったわね、お兄さん。」

な、何てことだ。さっきばらばらに飛散したはずの札が結界となって祥吾の手足を縛り上げていたのだ。

「この場所にくるのをずっと待ってたのよ。」

「そ、そういうことだったのか・・。」

「まあ、よくここまで出来たわね。よくやったわ。じゃあ、とどめといきますか。」

霊夢の手に、三つの球体が生成された。

「食らいなさい!陰陽玉!」

「ぐはあっ!」

 三つすべてを腹部に食らった祥吾はHPを0にして倒れた。

「これならいけそうね、合格。次はちびすけ、あんたの番よ。」

 

 

 




はい、今回はここまでです!投稿を始めて一週間、まだまだ頑張りますよ?
それでは次回もお楽しみに!
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