東方幻想郷・おんらいん   作:名も無き提督

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投稿遅れてごめんなさい・・
名も無き提督です!
前回の決闘の続きです!
どうぞ、ごゆっくり・・・・


~第七章:勝負強さ~

どうしよう。

祥吾なら勝てると思ったのに。

俺に出来るか?火力は低いし…いや、待てよ!

火力で押すことはやめよう。この作戦なら、いけるかもしれない!

「やるの?やらないの?早く決めてよ!」

 霊夢がかかってこいやと言わんばかりにファイティングポーズをとる。

「もちろんだ!この勝負、受けて立つ!」

「優華・・無理しないでいいからな!」

「心配するな!任せとけ。」

「よし、その意気込みならこっちも全力でやらせてもらうわ!」

「じゃあ、おねがいします!だ!」

「礼儀正しいのね!はあっ!」

 霊夢が一気に札を投げてきた!・・・10枚も

「ちょ?!」

 明らかに祥吾のときよりパワーを出している。どういうことだよ!聞いてないよ!

 思わずよけきれずに短刀で受け止めようとする。が、何枚かが手足を切り裂く。

「どうしたの?さっきまでの気合は?」

 今度は大型の札が2枚、高速で飛んできた。

 とっさに銃弾で札の軌道を変えてよけきった。

「あら、結構器用じゃない?」

 余裕の表情でこちらを見ている霊夢。

 だめだ、戦闘力がまるで違う。

 ならば、こうするしかない!

「にげるんだよ~!」

「ちょ、ちょっと待ちなさい!」

「おいおい、逃げるなんて聞いてなかったぞ、優華。」

 俺は茂みに隠れた。

「隠れても無駄よ!この札はある程度追尾できるように作られているのだから!」

 再び大型の札がこっちに向かって飛翔してきた。

 俺は地面をごろごろ転がりながらよけてやった。

 

 

視点変更:優華⇒霊夢

 

 

「まさか隠れるとは思わなかったわ。」

 今まで数多くの妖怪達から勝負を挑まれてきた私だ、こういう手を使われたことだって少なくない。なのに、なぜだろう。さっきから、発射したお札が当たったという感触がまるで無いのだ。そして、さっきから気配が完全に消えてしまっている。不意に後ろの茂みが動いた。

「そこだっ!」

全力でお札を叩き込んだ。そして現れたのは、弾幕を打とうとするあいつだった。あいつ、何か様子がおかしい。被弾してるのに全くかわさないばかりかガードもせずに弾丸を乱射している。

「何よ!そんな戦いをしたって勝てるはず無いでしょ!夢想封印!」

 私は苛立ち紛れに全力の必殺技を叩き込んだ。

 あいつの体が大爆発に包まれた。

 そして、石畳に残されたのはあいつの死体ではなく、一枚の札だけだった。

 やられた。陽動されていた。そう気づいた時にはもう遅かった。胸に冷たいものが突き刺さる感覚が走る。

そして、ふりむいたとき、そこにいたのは・・・

赤いライトエフェクトを滴らせている、短刀を私の背中から引き抜いたあいつの姿だった。

「油断・・・した・・・。」

そして、私は久しぶりに戦いに負けたことを薄れ行く意識の中で知った。

 

 

~少年少女回復中~

 

 

「いや~優華があんな作戦を使うとは思わなかったな~」

「優華、あんた、戦いの才能あるわね!」

「いやあ~それほどでも~」

その夜、俺達はすっかり打ち解けて、買ってきた酒を酌み交わしていた。たとえ敵でも、勇敢に戦ったのならその腕をたたえて回復してやるのが幻想郷の決闘のマナーだ。

そのおかげで人間も妖怪も仲良くやっていけるのだと霊夢は言う。

それと、今夜からはしばらくこの神社の宿舎に寝泊りすることになった。異変を解決するための戦闘訓練を霊夢が担当してくれるそうだ。今回からクエストがあるときは霊夢が前の晩、神社に泊めてくれるのだそうだ。これで宿賃が浮く。(べつに宿がいいのならそっちでもいいらしい。)ただし、それ相応に神社の手伝いなどをしなければならないらしい。

「さあ、明日からたっぷり働いてもらうから今日は早く寝なさい!」

「はーい」

俺達は決められた部屋に行き、眠りについた。

そして、幻想郷の夜はふけていった。

 

 




今回はここまでとなります!
それじゃ、次回をお楽しみに!
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