七丈島艦隊は出撃しない   作:浜栲なだめ

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前回のあらすじ
まるゆVS武蔵・プリンツ決着。
そして、犬見復活。




第百話「そういうものだ、生きることより大切なことを見つけた人間は」

『そもそも、前から質問したかったんだ。僕の艦隊戦術が君に合っていないと断じた軍神様にね』

 

 私の脳内で耳障りな声はかくも語る。

 

『軍神様は君の艤装センスに夢中になってるのか、君に指導した全ての戦術がそれ前提で組み込まれていた。でも、それは君の体力が尽きたら一つも使えないじゃないか。体力不足という大きな欠陥が見えていないのかと問いただしたかったね』

 

 矢矧は言った。犬見が叩き込んだ模範戦術は合っていないと。

 しかし、犬見は返す。磯風の機動力を活かした戦術は結局、体力勝負。ただでさえ、体力面に不安がある磯風にそんな戦術を使わせてどうするのかと。

 

『短期決戦で如何なる勝負も決められるとでも思ったのか? それとも、軍神様自身がフォローするつもりだったのかな? 今はいないようだが』

「少し黙っていられないのか?」

『真に必須なのは機動力を最大限活かした戦術ではなく、体力が尽きた時の立ち回り方だ。最低限の体力での効率的な艤装運用こそが肝要。そこを理解していないとは軍神矢矧にはがっかりさ』

「あのな、そういうのは私の脳内じゃなく、本人に言ってもらえないか?」

『残念ながらこの私は犬見誠一郎本人ではなく君の中のトラウマが具現化した幻覚だからね、無理だ。君の口から彼女に伝えておいてくれ』

「嫌に決まってるだろう!」

 

 思わず大声で拒否する。

 自分の声に驚いて、ハッと我に返る。

 綾波が何か残念なものを見るような目を向けていた。

 

「急に独り言とか怖いんでやめてもらえますか~?」

「違うんだよ!」

「随分余裕そうねぇ。その余裕、奪ってみたくなっちゃうわ」

 

 綾波に弁解の言をまくしたて、視線を外したのを見計らって叢雲は再度槍を向ける。

 その瞬間、頭の向きはそのままに、右腕が上がり、その手に持った連装砲が叢雲に向けて火を噴いた。

 犬見の指示だった。

 

「なっ!?」

『少し隙を見せたら真っすぐに突っ込んでくるとは、意外と単純だな』

「お前のとこにいた艦娘らしいぞ。覚えていないのか?」

『さっきも言ったが僕は犬見誠一郎本人ではないからね。次、左旋回しつつ三発適当に牽制』

 

 犬見の指示に従い、砲弾を三発撃つ。

 どれも叢雲には掠りもしなかったが、おかげで注意を引き付け、かつ行動範囲を絞れた。これにより、攻撃手(綾波)が敵に切迫する隙が生まれた。

 

「良い援護射撃ですよ~」

「綾波!?」

 

 再び肉弾戦を始める綾波と叢雲。しかし、牽制射撃に足止めを食らったおかげで綾波が先制し、そのまま叢雲は綾波の猛攻を捌くのは愚か、凌ぐので精一杯で、守備一辺倒になってしまう。

 おおよそ、流れはこちらに向いてきている。後、一押しだ。

 

「なるほどね! ガス欠でアタッカーとしての役割を果たせないと判断し、サポートに切り替えたってわけね! 面白いじゃない!」

 

 しかし、防戦一方にも関わらず、依然叢雲の声はとても楽しそうに聞こえた。

 

『強いな、あの叢雲。異常に強い』

「そうだよ、だから二人がかりでも手こずっているんだ」

『それでも詰み筋は既に見えているのだけれどね』

「本当か!?」

 

 犬見の心強い言葉に思わず声が上ずる。しかし、反面、犬見は少しの間押し黙ると、何かを諭すような口調で語り掛けた。

 

『磯風、それはお前にも見えているはずだ』

 

 何を言い出すのだ。犬見に見えているものが私に見えているはずがない。

 

『何度も言わせるな。僕は犬見誠一郎本人ではなく、お前が作り上げたお前の一部だ。すなわち、僕にわかることはお前にもわかる』

「…………」

『僕は君の本能が犬見誠一郎という形をもって現れたもの。気付け、磯風。既に勝利に必要な情報は揃っているんだ。ここで僕に教えられて理解するようでは駄目だ』

 

 突然の犬見の非協力的な態度に私は大いに困惑した。

 いつまでもここで綾波と叢雲の戦闘を眺めていればいいわけではない。まだ、あと一押し勝負を決めるには足りていないのだ。

 そして、その一押しを図れるのは私だけだ。

 だからこそ、犬見の指示が欲しかった。それなのに、ここまで来て彼は一変して自分で考えろと投げだしてしまう。

 私の困惑は至極まっとうなものだろう。

 

『自ら思考し、自ら答えを出してみせろ。艦娘が道具ではないと言うのなら』

「――っ!」

 

 犬見の言葉に私は再度落ち着きを取り戻す。

 その通りだ。思考を捨て、言われたまま動くのが嫌だったから私は犬見を否定したのだ。ならば、私は答えを待つのではなく、答えを出さなければならない。

 犬見は言った。既に情報は出揃っていると。

 私にも、勝利への道筋は見えていると。

 

「――わかった」

 

 私がそう呟いたのと同時に叢雲の槍が大きく薙ぎ払われ、綾波の猛攻が止められ、再び戦況は元に戻った。

 

「駄目ねぇ、綾波! 出し惜しみしたまま勝てるほど甘くはないわよ、私は!」

「くそが、うざいですね~」

 

 決めきれなかったことに余程腹が立っているのか、顔は笑っているが言葉と目が笑っていない綾波に向かい、私は精一杯の大声で叫ぶ。

 

「私が隙を作る! 合図したら仕留めてくれ!」

「うるさいです。そんな大声出さなくても聞こえてますし、言われなくても隙が出来たら決めますし~」

「あはは、そんな簡単に隙を見せてあげるわけないでしょ?」

 

 唐突に槍の穂先が私に向かって伸びてくる。

 間一髪、横に飛んで躱すが、既に叢雲の身体は私を仕留めるため肉薄していた。

 

「ほらほら、逃げないと一瞬で死んじゃうわよ!」

「ぐっ、くそ!」

「綾波も背後から撃つならいつでもどうぞ! その時は磯風に当たるかもしれないけれど!」

 

 しっかり、背後の綾波の警戒も解いていないことをアピールしつつ、その攻撃は徐々に猛威を増していく。

 ただでさえ、体力は底をつきかけている。何度も吐き気に襲われながら必死で私は距離をとるべく逃げ回るが、叢雲はその意図を察してか私に執拗に接近する。

 

「さぁ、何か策があったんでしょう!? この状況で出せるものなら出してみなさい!」

「ああ、見せてやる!」

 

 叢雲が私を警戒し、接近してくるのは想定内だ。

 私は距離を取らせまいと真っすぐに飛び込んでくる叢雲に向け、魚雷を発射した。

 

「この距離で、六本の魚雷を避けられるか?」

「なるほど、ね」

 

 魚雷が爆発し、叢雲のいた場所を水柱が包み込む。

 

「今だ、綾波! 叢雲の背後を取れ!」

「――あはは、それは無理な注文よ。まだ隙なんてできてないもの」

「がっ……」

 

 私の背後から声がして、続けざまに胸に鋭い痛みが走る。

 叢雲の槍の切っ先が、私の身体を貫いていた。

 

「魚雷の水しぶきと爆音が仇になったわね。そのせいで、私が魚雷を避けて背後に回ったことに気付けなかった」

「な、どうやって……」

「棒高跳びの要領で魚雷に槍を突き立てて、あなたの背後までジャンプしたのよ。まぁ、無傷とはいかなかったけれど」

 

 さもなんでもないことのように語るが、出鱈目だ。

 魚雷のそんな避け方聞いたこともないし、できる気もしない。化物か、この叢雲は。

 

「さて、これで後は綾波一人――――あら?」

 

 水しぶきで覆われた前方の視界が晴れるや否や、叢雲は異変に気が付く。

 先程まで自分の背後、すなわち、今見つめている方向にいた筈の綾波が今は見えない。

 私は、自分の作戦がしっかり綾波に伝わっていたことと、詰み筋が完成したことに、安堵の息を血と共に吐いた。

 

「確かに隙は作ったぞ、綾波……!」

「上出来です……!」

「馬鹿な、いつの間に後ろに!?」

 

 魚雷を放った瞬間、既に、綾波は叢雲が私の背後にジャンプしようとしていることに気が付き、動いたのだ。

 私の指示通り、叢雲の背後を取った。

 

「ソロモン、中枢接続。『潜在解放』」

(今までにない圧!? 拙い! 来る! 綾波の『奥の手』が!)

 

 叢雲は回避は間に合わないと判断。迎撃しようと槍を引き抜こうとするが、それもできない。

 私がその槍を抑えているから。

 

「くたばれッ……!」

 

 綾波の目がこれまでにないほど赤く輝き、直後、空気を震わせる振動と台風の如き風圧と共に、拳が叢雲のこめかみを撃ち抜いた。

 

 

 人の身体は脳がリミッターをかけており、普段は60 % 程度の能力しか発揮できないという。これを顕著に示す言葉が「火事場の馬鹿力」である。

 普段、制限されていた力が、生命の危機などに瀕した際に脳のリミッターが外れ、発揮できるようになるのだ。

 O.C.E.A.Nランキング第6位専用装備『ソロモン』はこのリミッターを任意的に解除することが可能である。これこそ奥の手、『潜在解放』と呼ばれる機能である。

 

「――――っ」

 

 綾波の目から血の涙が溢れて流れ出る。

 それだけでは留まらず、彼女の身体のあちこちでは血管が破裂し、筋繊維がちぎれ、骨が軋み、殴った右の拳の指はその数本が折れていた。

 『潜在解放』のフィードバックである。

 何故、脳がリミッターをかけているのか。身体がその全力に耐えきれないためである。

 故に、いざという時にしか発揮できないようにされているのだ。

 今の綾波の『潜在解放』持続時間は最長15秒程度。

 その後、綾波は戦闘不能になり、しばらく動けなくなる。まさに、最後の勝負に踏み切ったのだ。

 勝てる、と確信したのだ。それなのに――――

 

「ぐ、おお……! おおおおおおお!」

「まだ、倒れない!?」

 

 確かに綾波の拳は叢雲の側頭部を撃ち抜いた。普通の人間ならば首が千切れるほどの威力。しかし、相手は底が見えない化物、叢雲。

 人体急所の一つであるこめかみに凄まじい攻撃を受けて尚も意識を寸前で保っていた。

 頭から流血しながら、叢雲は槍を手放し、初めて砲を綾波に向ける。

 綾波は動けない。回避より、自分の攻撃が届くより早く、叢雲の砲が自分を仕留めることがわかったからだった。

 1.4秒、どうシミュレートしても間に合わないと気づいてしまったからだった。

 

(後、一歩……届かない……っ!)

「惜しかったわね……!」

 

 満足げな笑みを浮かべる叢雲と、顔を歪ませる綾波。

 これで終わりだと、双方が確信する中、磯風は叫んだ。

 

「止まるな、綾波! まだ終わってないぞ!」

 

 その直後だった。

 

「――ありがとよ、嬢ちゃん達。これで仲間の仇が討てる」

「距離924 m、風速2 m、北東の風。ボディショット、エイム」

 

 そう呟いたのは磯風達の遥か遠方から狙撃砲の引き金に指をかけた蜻蛉隊唯一の狙撃手、鶴屋とその隣で双眼鏡を覗く観測手だった。

 仲間を惨殺され、既にその目標は七丈島艦隊から叢雲に変わった。

 そして、先刻の磯風の大声。

 

『私が隙を作る! 合図したら仕留めてくれ!』

 

 叢雲に倒された隊員の持っていた通信機を介しこの声が聞こえたという事実、それはこの言葉が自分達にも向けられていることを意味する。それに、鶴屋達は気が付いた。

 そして、約束の時が来た。

 

「――ファイア」

 

 瞬間、叢雲の腹部に砲撃が着弾した。しかし、まだ叢雲は倒れない。既に満身創痍ではあるが、後一押し、まだ足りない。

 

「あぁ……!? まだよ……まだぁ……ッ!」

「いいえ、今度こそ終わらせます……!」

「――っ! 綾波ぃいいいいッ!」

 

 2秒、突然の砲撃に混乱し、ひるんだ叢雲。

 しかし、綾波からすれば、勝利には十分すぎる時間だった。

 

「これで、詰みだ!」

『見事だ』

 

 綾波の左拳が、今度は叢雲の腹部を抉り、数十メートル先の海面まで吹き飛ばした。

 

 

「が、は……! ぜぇ……ぜぇ……」

「綾波! 大丈夫か!」

「は……? 大丈夫なわけ、ない、でしょう……見て、わからないんですか……?」

 

 今度こそ、叢雲が起き上がってこないことを確認し、力尽きた綾波は海面に伏しながら尚も悪態をついた。

 その様子を見て、取りあえずは大丈夫そうだと判断し、叢雲の飛んで行った方向に視線をやる。

 今、この場で叢雲の最も近くにいて、かろうじて戦えるのは私だ。ならば、最後に果たすべき役目がある。先刻引き抜いた叢雲の槍を置いて、私は言った。

 

「叢雲の生死を確認してくる」

『生きていたらどうするんだ?』

「……拘束する」

 

 犬見の笑い声が脳内で響いた。大方、殺さない私を甘いと笑っているのだ。

 想定通りの反応だ。私は何も言い返すことはしない。どうせこの後、嫌味を言われることも想定内のことだ。

 しかし、返ってきた犬見の言葉は想定外のものだった。

 

『お前らしい答えだ。ならそうすればいい』

「どういう風の吹き回しだ?」

『別に、僕の道具でないなら僕の関知するところではないからね。それだけさ』

 

 思いのほか殊勝な態度の犬見に私は困惑して言葉が出ない。

 そんな私の心を見透かすように犬見は噛み殺すような笑いを洩らすと、再度口を開いた。

 

『さて、もう僕は必要ないだろう? そろそろ消えることにするよ』

「……ああ」

『もう、二度と呼び出してくれるなよ?』

 

 その言葉を最後に、私の心から犬見が霧散してなくなったのがわかった。

 再び、私の奥底に還ったのか、それとも――――

 

「いや、今は、叢雲のことが優先か」

 

 答えを出すのが怖くて、私は現実に逃げた。

 綾波に吹き飛ばされ、水柱が上がったあたりで叢雲は見つかった。呼吸はある。気絶しているようで起き上がってくる気配はない。

 

「取りあえず艤装を外し、拘束させてもらおう」

 

 艤装を外せば艦娘は皆カナヅチなので海上では何もできない。

 私が叢雲に手を伸ばしたその時、叢雲の真下から海面に近づいてくる黒い影が見えた。

 

「深海棲艦!?」

 

 慌てて後退した次の瞬間、浮かび上がってきたそれは全長10 mはある巨大な駆逐イ級だった。

 

「なんだ、こいつ!?」

 

 驚く私に、畳みかけるように、巨大な駆逐イ級はよもや気絶した叢雲を巨大な口の中に飲み込んでしまった。

 

「食われたぁあああああ!?」

 

 最早頭の追いつかない私に目もくれず、巨大イ級は再び海中に潜航し、沈んでいった。

 

「な、なんだ……一体、何が起きたんだ……?」

 

 

 七丈島を取り囲むように迫る深海棲艦。その包囲の外側で、巨大な駆逐イ級が浮かび上がる。

 巨大な口が開くと、そこから気だるげな表情の叢雲が出てきた。

 

「助けてくれと頼んだ覚えはないわ……」

『アラ、命ノ恩人ニソノ物言イハナインジャナイカシラ?』

 

 怒気のこもった言葉を吐く叢雲に巨大な駆逐イ級はまるで人間のように言葉を話した。

 

『全ク、油断シテイタトハ言エ、タカガ艦娘ニ敗北スルナンテ……失望シタワ』

「あ、そう。でも、残念ながらあなたに失望されて困ることがないのよ」

『……御遊ビハココマデニシテ頂戴。役目ヲ果タシナサイ』

「はいはい、わかったわよ。DW-1を回収してくればいいんでしょう?」

『ワルキューレニ敗北ハ許サレナイ。心シテカカリナサイ』

 

 面倒そうに叢雲が了解すると、イ級は口を閉じ、再び海中に潜っていった。

 

「ワルキューレ、ねぇ」

 

 叢雲は不敵な笑みを浮かべると七丈小島へ向かってゆっくり歩いて行った。

 

 

 七丈島北部海域。

 

「そろそろ、倒れてくれませんか?」

「断る……」

「もう勝敗は決しているじゃありませんか」

「なら俺を殺して止めるんだな」

 

 原田は、額の血を拭い、好戦的な笑みを浮かべる。

 その姿に神通は呆れてため息を吐いた。

 既に原田と神通の一騎打ちが始まってから三十分程度が経過した。その間、原田には神通から数百に及ぶの斬撃が刻まれ、神通には原田の攻撃は未だ一撃も当たってはいなかった。

 当然の帰結と言える。原田と神通では戦闘経験値が天と地ほども違う。

 多少装備が勝っていたところでその差は埋められない。

 

「お前はまだ俺から一撃も攻撃を受けていないことで安心しているようだが、気をつけろ。俺の一撃はお前の攻撃数百にも勝る。一発当たれば終わりかねんぞ」

「当たりませんから、心配ご無用ですよ」

 

 そうして、また一発原田の砲撃が神通の真横を抜け、原田の身体にまた一つ刀傷が増えた。

 

「……何故、そこまでして戦うのです? 何があなたをそこまでさせるのですか?」

 

 勝てないと、原田自身も理解しているはずだった。

 それだけの実力差を体に刻み込んだ。

 それでも原田はなおも折れずに立ち上がり、向かってくる。何が彼を動かしているのか、神通は不気味に思った。

 

「俺は、艦娘が憎い……」

「そうですか」

 

 原田は艦娘が嫌いだと言った。

 何があったのかは知らないが、その憎しみが原動力というのならこの諦めの悪さにも納得がいかないわけではない。

 いつだって、憎しみや怒りは体を動かす原動力になる。それは艦娘も同じだ。

 憎しみだけで戦う艦娘を神通は何人も見てきた。

 

「艦娘を終わらせる……これは、天意だ……ッ!」

「可哀そうな人ですね」

 

 憎しみに捕らわれた者は総じて悲しい目をしている。

 そして、その誰もが早々に死んでいった。

 故に、神通は可哀そうだと、そう言った。

 

「きっと長生きできないんでしょうね、あなたも」

「ああ、そうだとも」

 

 原田は、誇らしげに微笑んだ。

 

「そういうものだ、生きることより大切なことを見つけた人間は」

 

 

 




ついに百話にまで到達してしまいました。
予定ではもうこのあたりで作品のフィナーレを迎えていた筈なのですがまだ半分位しか終わってません、何故だ。

今まで応援してくださった読者の皆様には感謝の念が絶えません!
皆さまの応援が作品継続のモチベーションでした、本当に。

これからも本作品を末永くよろしくお願い致します!

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