磯風、店長に弟子入り
第四十一話「海の……中から……こんにち……は……」
「うわ、流石に凄い人ですねぇ」
「久しぶりに来たぜ、ここ」
「私は初めてよ」
「私は何回かストーキングで来たことあるよ! だから任せて!」
「何も任せないわよ、何も」
「こ、ここが! 海水浴場、ですか! ドキドキします!」
本日、私大和を始めとする天龍、矢矧、プリンツ、瑞鳳に美海を加えた六人は現在七丈島に点在する海水浴場の一つ、『
最近、夏を感じるジリジリとした暑さを感じるようになってきたので皆で海に涼みに行こうという趣旨だ。
常春の島、七丈島とはいえ、それは年間平均気温を見ての話。夏は30℃を超える日も少なくはない。今日だって最高気温33℃という真夏日であり、今も私達の頭上では雲一つない晴天に浮かぶ太陽がギラギラと地表を照り付けている。
「さぁ! 早速水着に着替えましょう! 早く砂浜へ駆け出しましょう!」
「はい! 大和さん!」
「なんか今日の大和のテンション高くねぇか?」
「ああ、ようやく大和にも水着グラが来たのよ」
「なるほど、それでね」
「お姉さまの、水着……ごくり」
「プリンツ。涎、ふけよ?」
何やら他の面々が微笑ましい表情で私を見つめている。プリンツはなんか血走った眼で私を見ている。
とりあえず、全員、荷物を降ろして脱衣所で各々水着に着替える。
少し鏡の前で入念におかしい所がないか確認していたせいか、私が脱衣所から出てきた時には他の面々は既に砂浜の一角で場所取りをしてパラソルを立てていた。
「す、すみません! 遅くなって!」
「おう、やっとでてきやがったな? お、それがおニューの水着か、中々似合ってんじゃん」
「は、はい、ありがとうございます」
白い水着に水色のパーカーを羽織った天龍の素直な賞賛に私は少々照れながらパラソル立ての手伝いに加わる。
着やせするタイプなのか、水着になって露わになった豊満な胸元についつい目がいってしまう。
「ああ、やっぱり女の子だったんですね、天龍って」
「喧嘩売ってんのか、てめぇ」
「ほう、赤と白……攻めるわね」
私が天龍と話してると、瑞鳳がやってきて何か値踏みするような目つきで私の水着姿をまじまじと見つめる。
「や、やっぱりこの水着は派手すぎましたかね?」
「いいえ、むしろ夏はそれくらい攻めなきゃ。最近の男は草食超えて断食なんてのもいるくらいだし。こっちから押していく位が丁度いいのよ! いいじゃない!」
「別にナンパとかそういうのは狙ってないんですが……」
そう私に向けてサムズアップする瑞鳳はというと、白と黒のボーダーの大人っぽい水着に白パーカーを羽織っている。比較的幼児体形に近い瑞鳳だが、何故か彼女の漂わせる雰囲気からかそこまで違和感はない。
むしろ、その体つきと大人っぽい水着とのギャップが相まってどこか背徳的な魅力すら感じる。
その魅力にやられたのか、先刻から通りがかる男達がチラチラと瑞鳳の方を見ては何か小声で話しているのが見える。
「お……お姉さま……!」
「プリンツ?」
「ああ、普段見えないお姉さまの美乳があんなに……いえ、勿論普段のように服の上から見ているだけでも十分に魅力的なのですが、水着によって見える絶妙な比率の肌色部分が実に……そして、何よりもあの谷間! お姉さま! 是非! 是非、ラムネを! ラムネを挟んでいただきたいッ!」
「挟みませんよ!」
「プリンツ。鼻血、拭けよ?」
金色の髪に真っ白な肌。群青色の水着がコントラスト的にそれらをより際立たせている。これで鼻から流れる赤色さえなければ本当に美少女なのに。
私はそう心から思うのだった。
「そっちも準備はできたようね」
「ただいま戻りました!」
「あ、矢矧に美海ちゃんも」
何故かシュノーケルやら銛やらを持つ矢矧と浮き輪を持った美海が私達の方に歩いてくる。
「……矢矧、なんですかそれは?」
「ん、銛よ? こっちはシュノーケルね」
「矢矧は海水浴場で何するつもりなんですか!?」
「大丈夫よ、ここから少し離れた所でやるから。お昼は楽しみにしてなさい」
「自給自足……!?」
そんな無人島生活みたいな。
折角赤色の水着はよく似合っているのに銛やらシュノーケルやらのせいで周りの人からは遠巻きにされてしまっている。
「というか、そんなのどこに持ってたんですか? 荷物にそんなのなかったように見えましたけれど」
「海の家にありました!」
「マジですか」
「浮き輪と一緒に借りたいって言ったら凄い驚いてたわね」
「でしょうね!」
こうして私達の海水浴は始まりを告げた。
☆
「じゃあ、私は早速魚を捕ってくるわ!」
矢矧はそう言って道具を抱えて歩いていく。
なんだか彼女の目が見たことない位に凄い輝いていた。好きなんだろう。
「おい待てよ、矢矧! 俺も面白そうだからついてくわ」
「私はパラソルの下にいるわ。日焼けしたくないし」
「え、ちょ! 折角みんなで来たのに、別行動!?」
あっという間に矢矧と天龍の姿は見えなくなり、瑞鳳もパラソルの下から動く気配がない。
こういうのは皆でわいわい遊んだりするのが常なのではないのだろうか。なんだろうか、この連帯感のなさは。
「うーん、仕方ないですね。じゃあ、折角の海ですし私達は泳ぎの練習がてら遊びに行きましょうか、美海ちゃん」
「はい!」
「私もお供します、お姉さま!」
私と美海とプリンツは海へと歩いて行った。
「――ブクブクブク、ぷはぁ!」
「美海ちゃん、大分海には慣れてきたみたいですね」
「はい! 沈むから潜るにレベルアップしました!」
最初の方は海の中に潜ったきりそのまま沈んで浮かんでこないというカナヅチぶりを見せていた美海ではあったが、一時間程度も練習していると、自由に潜ったり浮かんだりしてくるようになった。
「ついでにこんな物も見つけました!」
「うわ! 大きい貝!」
美海が大人の掌以上の大きさの貝を海中から引き揚げて見せた。
「これ、食べられますか?」
「あ、食べるために拾ってきたんですね」
「あとで天龍と矢矧に聞いてみよう!」
「食べられたら磯風ちゃんにも自慢しよう!」
「そういえば、今日は磯風いませんでしたね? ついでに提督も見てませんけど」
「あー、この日はいつもあの二人いませんよ? 二人で島の外に出てるみたい」
「え!? それは事案――――というか私達って島の外出れるんですか!?」
確か、島から半径10kmの範囲外に出たらスタンリングが反応して電流が流れる仕組みだった筈だが。
「えーと、確か特別に提督が認めれば一日だけ提督の監視下で島外に行けるって以前矢矧が言ってました!」
「へぇ、そんなシステムが……」
「じゃあ、今磯風ちゃんは島にはいないんですね」
「そういえば店長も今いませんよね。今日美海ちゃん迎えに行った時に張り紙してありましたし」
確か、『店長不在のためしばらく休業』と書いてあった。
「お父さん、偶に本島の方にカレーの研究に行くらしいです! 帰ってくるとたくさん見たことないような珍しい食材とかスパイスを持って帰ってきたりします!」
「まさかそこまでカレーに情熱を注いでいるとは……流石です」
「えー、じゃあ美海ちゃんは今お家に一人ってこと? それって寂しくないの?」
「いえ、私は慣れているので……それに、今は大和さんやプリンツさんが一緒ですから!」
「うぅ、美海ちゃん! 超いい子だよぉ!」
「苦しいでふ、プリンツふぁん!」
プリンツの胸に抱き寄せられる美海は無邪気な笑みを見せているが、私はさっき一瞬だけ彼女の顔に陰が差したのを見逃さなかった。
ならばと、私は店長の不在を知った時から考えていたアイデアを提案する。
「じゃあ、美海ちゃん、店長帰ってくるまで
「え?」
「成程、流石お姉さま! うん、それがいいよ! 私は大賛成!」
「で、でも、皆さんにご迷惑じゃ……」
「むしろ皆喜ぶと思いますよ? 特に磯風とか」
「じゃあ、そういうことなら、あの、不束者ですがよろしくお願いしますっ!」
「うん、使い方間違ってますけれど、これで決まりですね!」
美海は少し照れくさそうに、しかし、心底嬉しそうに笑顔を見せた。
☆
「――さて、そろそろお昼時ですし戻りましょうか?」
「はい、お姉さま!」
「私もお腹空きました!」
そうして元のパラソルの場所に戻ると、何やらそこには人だかりができていた。
しかも、全員男。
ああ、瑞鳳だな、と私は反射的にそう確信した。
「それにしても今日は暑いわね。私、喉乾いちゃった。冷たいピニャ・コラーダが飲みたいなぁ」
「じゃあ、俺が今買ってきます!」
「いや、俺が!」
「いやいや、俺が!」
男達が集まる中心から瑞鳳の甘ったるい声が響く。
同時に数人の男達が海の家方面へと全速力で駆け出していく。
「それに、日差しも強いわねぇ。このままじゃ日焼けしちゃうかも。ねぇ、誰か私に日焼け止め、塗ってくれりゅ?」
「「塗りゅうううううううううううううううううううう!」」
なんだこれは。
なんだ、塗りゅって。
隣のプリンツと美海が完全に固まってしまっているではないか。
すると、集団の中心から再び声が聞こえてくる。
「あら? 大和達帰ってきたの? 丁度いいわ、あなた達も何か奢ってもらうといいわよ」
「え、いや、結構です」
「じゃあ、私はかき氷が食べたいです!」
「美海ちゃん!?」
「ねぇ、私達にかき氷、買ってきてくれりゅ?」
「「買りゅううううううううううううううううう!」」
買りゅってなんだ。無理やりすぎだろう。
「私はいちごミルク味がいいかなぁ」
「私はブルーハワイがいいです!」
「美海ちゃん!?」
意外と図太いな、この子。
「じゃあ、皆お願いね?」
「うおおおおおおおお、俺が一番に買ってくるんだ!」
「ふざけんな、抜け駆けは許さねぇ!」
「邪魔だ、どけええええええ!」
あっという間に男達がいなくなると、満喫した様子の瑞鳳がサマーベッドから半身を起こしてこちらに手を振る。
「おかえり。騒がしくして悪かったわね、あの男達は当分帰ってこないから大丈夫よ」
「いやいや、絶対数分後には帰ってくるでしょ」
「帰ってこれないわよ。だってピニャ・コラーダもかき氷いちごミルク味もここの屋台には売ってないもの。自分で材料買って作るなら話は別だけれど」
「うわぁ」
プリンツが凄い冷めた視線を瑞鳳に向けている。多分、私も今似たような顔をしているだろう。
「えぇ、かき氷ブルーハワイ……」
「それ位は後で私が買ってあげるわ」
「本当ですか! ありがとうございます、瑞鳳さん!」
「――おーい、帰ったぞー!」
パラソルに腰を下ろして炎天下で火照った体を冷ましていると、天龍の声が聞こえてきた。
見れば、天龍と矢矧が魚や貝を山ほど詰めた網を持ちながら銛を掲げている。周りの人はそんな二人に驚愕の視線を送っている。
「獲ったどおおおおおおおおお!」
「うるさい!」
何はともあれ、昼食分の食材が手に入った。
☆
「はふはふ、凄い、七輪で焼いて塩かけただけなのに、凄く美味しいでふ!」
「美海ちゃん、そんなに急いで食べなくてもまだたくさんありますから」
「お姉さま! 酒蒸しはこんな感じでいいですか!?」
現在、私達は海の家から借りてきた七輪やバーベキューコンロで天龍と矢矧が獲ってきた海の幸を調理している。
基本魚や海老は焼いて塩、醤油で軽く味付け。貝は酒蒸しにしている。
当然、そんな珍しいことをしていれば、人が寄ってくる。
「凄い、あの魚自分達で獲ってきたのかな? もしかして海女さん?」
「調理してる女の子も手慣れた包丁捌きだわ。料亭の娘さんとかかしら?」
「美味そうな匂いだなぁ」
正直、凄く恥ずかしい。
他の面々は全く気にしていない様子だが。
「あ、大和さん! これ!」
「ああ、さっきの貝ですね。矢矧、天龍。これは食べても大丈夫ですか?」
「ん? ああ、食える食える。安心してジャンジャン作ってくれ!」
「まぁ、その種類に毒はない筈よ。しっかり加熱調理すれば大丈夫」
「じゃあ、酒蒸しにしちゃいましょう」
フライパンに料理酒を入れ、砂抜きした貝を置いてカセットコンロで加熱。しばらくすると貝の蓋が開く。大きさが大きさなので時間がかかると見て私は他の食材の調理にかかる。
「あ、貝開きました! あれ?」
貝が開くのが面白いのか酒蒸しの様子を見ていた美海が不思議そうに開いた貝を見つめている。
「どうしました?」
「大和さん! 貝の中にこんなのが!」
「これは……!」
開いた貝の中には三粒の真珠がキラキラと輝いていた。
火を止めて、真珠を取り出して水で洗うと、より一層三粒の真珠は輝きを増した。
「うわぁ! 凄い! 生の真珠なんて初めて見ました!」
「うお!? 真珠か、それ!? すげぇ!」
「偶に貝の中に入っているのを見つけるっていうのは聞くけれど、三粒も入っているなんて滅多に聞かないわね」
「超ラッキーガールだね!」
「あら、素敵ね。大切にしなさいよ」
「はい! 一つは磯風ちゃんにお土産にします! もう一つは……」
「お父さんにあげたらどうです? きっと泣いて喜びますよ」
「じゃあ、そうします!」
その後、海の幸の味を心行くまで満喫した私達は海の家に諸々の道具を返しに行くついでにデザートとしてかき氷を食べていた。
「じゃあ、俺たちが魚取ってる間、お前達は泳ぎの練習してたのか」
「はい! 充実した時間でした!」
「美海、教わる相手間違ってねぇか? 俺たちは基本艤装で浮かぶことはできるけれど泳げないんだぜ?」
「船ですもんね!」
「まぁ、でも私達の中にはいないってだけで一応泳げる艦娘もいるわよ」
「そうなんですか!?」
美海は瑞鳳の言葉に興味津々で食いつく。
「ええ、潜水艦っていうんだけれどね。基本潜りっぱなしで海中を自由に動き回れるのよ」
「凄いです! いつか会ってみたいです!」
「多分会ったら驚くぜ? 何せあいつら年中どこへ行くにもスクール水着にセーラー服だからな!」
「へ、変態さん、なのですか……!?」
「いや、彼女達にとってあれが艤装の一部なんですよ」
「ちょっと、天龍! ドイツの潜水艦はちゃんとした戦闘服と艤装があるんだからね!」
「あ? そうなのか? ドイツの潜水艦事情は知らねぇよ。俺が居た鎮守府にはいなかったし。あれ? でも確かドイツかぶれっぽい眼鏡の奴はスク水だったような……」
「その子はドイツかぶれなだけ!」
プリンツと天龍が言い合いをしているのを他所に、海の家から見える海の方を凝視しながら美海が私の袖を引っ張る。
「ん、どうしました?」
「あの、あれって……」
美海が指さす方角を見ると、波打ち際に何か黒い物体が見える。よく目を凝らしてみると、その正体に私は思わず声を上げていた。
「人が倒れてるじゃないですか!?」
「何!?」
天龍達の反応も待たず、私と美海はいの一番に海の家を飛び出して倒れている人の所へ走る。近づくにつれ、それがおおよそ磯風や美海と同じくらいの少女であることがわかる。黒っぽく見えたのは体のところどころに海藻が絡みついていたためだった。
もしかしたら溺れて波に流されてきたのかもしれない。
「大丈夫ですか!?」
私が少女の体を叩いて声をかけるが、反応はない。慌てて彼女の胸に耳を押し当てる。
「…………心臓は、動いているみたいです!」
「あ、あの、私、ライフセーバーさん呼んできます!」
「おいおい、急に飛び出していったと思えばって、そいつは!」
ライフセーバーを呼びに駆け出す美海と入れ替わりに天龍達が遅れてやって来て驚愕の声をあげる。
「こういう時どうすればいいんでしたっけ!? 人工呼吸? 心臓マッサージ? AED?」
「落ち着け、大和」
「落ち着いてなんかいられませんよ! 心臓は動いてますけれど、溺れていたんですよ!?」
「大丈夫だ、よく見ろ。そいつは溺れてなんかいない。というか、そいつは溺れない」
「え?」
天龍に言われて改めて少女の方に目線を落とす。
体形や幼い顔立ちを見るにやはり磯風や美海と同年代――あるいは、少し年上かもしれない――だろう。服装はスクール水着に何故か上半身だけセーラー服を着ている。
「スクール水着にセーラー服?」
頭にかぶさっている海藻を取り除いてみる。
鮮やかな桃色のショートカットが現れた。私はこの少女の出で立ちに見覚えがある。スク水にセーラー服、幼い体形と顔つき、桃色のショートカットの髪型。これらはある艦娘に共通する特徴だ。
「この子、潜水艦伊58じゃないですか!」
「――ゴホッ! ゴホッ! う、ここは……」
「意識が!」
伊58は薄っすらと目を開けて私達の顔を見回すとゆっくりと口を動かす。
「海の……中から……こんにち……は……」
「え、大丈夫ですか!?」
「そして……さよなら……」
「ちょ、しっかりしてください! そんな反応に困るボケかまして気絶しないでください!」
再び、伊58は目を閉じた。
☆
とある共同墓地に二人はいた。
一人は軍服を着た眼鏡の青年。もう一人はセーラー服を着た黒髪の少女だ。
少女はとある墓碑の前に持っていた花束を置くと、線香をあげて目の前で目を瞑り、手を合わせた。
手を合わせて俯く少女の顔は苦しそうに歪んでいた。死を悲しむというよりも、自責と後悔に苛まれた顔をしていると青年は思った。
それから、時間にして20分程手を合わせ続けていた少女は目を開いて墓碑に背中を向けて一歩引いて様子を見ていた青年の元に戻ってきた。
「もう、いいのですか、磯風?」
「ああ、もう十分だ。すまない提督、時間をかけてしまって」
「毎年一緒に来ていますからね。もう慣れましたよ」
「ああ、ありがとう。じゃあ、そろそろ七丈島に帰ろう。皆が待ってる」
磯風はそう言うと、再び墓碑に振り向いて呟いた。
「それじゃあ、また来年くるよ、谷風、浜風――――」
やったね、大和に水着グラが来たよ!
磯風編の導入回でした。
書くことないから短くなるのかと思ったけれどむしろ長くなってしまった、不思議。
早速新キャラ伊58が登場しました。突如現れた彼女が七丈島艦隊に何をもたらすのか。
次回もよろしくお願いします!