七丈島艦隊は出撃しない   作:浜栲なだめ

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前回のあらすじ
天龍、七丈島艦隊から逃亡。




第八十話「それでも、私は天龍を放っとけません」

「――逃がしたでありますか」

「申し訳ありません、自分の復帰が遅れたばかりに……」

 

 鎮守府の外まで走り、周囲を見渡すも天龍と龍田の姿はどこにも見当たらない。

 ため息を洩らすあきつ丸に原田が頭を下げた。

 

「まぁ、良いであります。この小さな島の中、我々の包囲網を逃れる術などないのでありますから」

「隊長!」

 

 後ろから遅れて追いついてきたまるゆとロスヴァイセに目をやる。

 

「逃がしたの?」

「ええ、残念ながら」

「意外とノロマなんだね、あきつ丸」

「貴様! 隊長に対して失礼だぞ!」

 

 責めるような口調のロスヴァイセに原田が激昂して掴みかかる。

 まるゆと同じくらいの背丈の彼女は原田に軽々と身体を宙に持ち上げられた。

 

「貴様が『鏑木博士』の推薦だろうが、今は蜻蛉隊の一隊員に過ぎぬのだ! 隊長に対しては敬意を払え!」

「私、自分より遅い奴には従う気ないから」

「少し、痛い目をみないとわからないと見た」

「ちょっと、原田さん、ロスヴァイセさん! 仲間割れしてる場合じゃないですよ!」

 

 今にも殴り掛からんとする原田を必死で止めるまるゆの頭に手を乗せると、あきつ丸はもう一方の手を下から上に、ロスヴァイセを持ち上げる原田の腕を断つように手刀を振り上げる。

 風を切る音と共に、原田の腕が大きく上に弾かれ、拍子にロスヴァイセを掴んでいた手が離されて、解放された。

 

「そこまでであります」

「う、ぐ」

「手刀、速いね」

 

 手刀一つで場を収めると、歩き始めながらあきつ丸はまるゆに質問を始める。

 

「まるゆ、現在の隊全体の状況は?」

「はい、我々を除いた隊員を三班に分け、一班は海上監視、二班、三班はエリアA,Cに分かれ、捜索を開始しています」

「各班の人数構成は?」

「各班全て9人ずつです」

「一班は索敵能力テスト上位5名を残し、4名を二、三班に2人ずつ回すであります」

「了解しました。一班の探知機はどうしますか?」

「探知機2つ共二、三班に回すであります。現状、DW-1がのこのこ海上に出てくることは考えにくい。索敵網のみで十分であります」

「わかりました」

「全員、無線通信は完備しているでありますな?」

「無論です。状況の変化はすぐに全隊員に伝達されます」

「よろしい。では我々四班はこれよりエリアBに向かい、探索を開始するであります」

 

 

「福引やって帰ってきたらよくわかんない音が鳴って、よくわかんない人達に取り囲まれて、よくわかんない説明されて、挙句よくわかんないまま天龍と龍田が逃げ出しちゃったんですけれどどういうことですか!」

「私もお姉さまと同じ気持ちだ!」

「落ち着け、二人とも」

 

 両手を振り上げてため込んでいた感情を爆発させる私とその隣で同じポーズで叫ぶプリンツ。

 その後、矢矧達からこれまでに何があったのか詳しく話を聞き、私は愕然とした。

 

「――え、つまり龍田が、そのDW-1とかいう深海棲艦だって言うんですか!?」

「あの探知機が鳴ったってことはそういうことでしょうね」

「信じられないんだけれど……」

 

 私とプリンツからはその現実を受け入れるような言葉はとても出なかった。この三週間近く共に生活をして、彼女とは多少なりとも親交を深めてきたつもりだ。

 だからこそ、彼女があの深海棲艦だということが信じられない。

 外見という意味のみならず、その内面から考えても、彼女が深海棲艦だという結論はあまりに出鱈目に聞こえた。

 

「あらかた説明は終わりましたか?」

 

 ここまでの状況を聞き、絶句する私達に神通が声をかける。

 しかし、私の視線は神通の方ではなく、その背後でこちらを見つめる褐色肌に白髪をたずさえた戦艦に釘付けだった。

 

「武蔵……さん……」

「ふ、私の顔くらいは覚えていたか。夕張はお前が自分のことを覚えていないものだから拗ねていたぞ? まぁ、当時の記憶が覚束ないのであれば仕方のない話だがな」

「何をしに来たんですか?」

「私達もDW-1を追ってここまで来た。あきつ丸はまるであれがただの深海棲艦であるかのように説明していたがな、あれはもっと危険な存在だ」

「どういうこと?」

 

 武蔵の意味深な台詞に矢矧が説明を求める。

 

「ここ最近、鎮守府近海における深海棲艦の突発的な出現が確認されているのは知っているか?」

「そういえば伊58がそんなことを言っていたな」

「ウチにも注意勧告が届いていたわ」

「私達の提督、つまりは元帥だが、彼はこれが陸軍の仕業だと睨んでいる」

「どうして陸軍がそんなことする必要があるんですか!」

 

 私は大声で反論した。同じ、国を守って戦う者が、どうしてわざわざ敵を近海に引き入れるような真似をするのか理解できない。

 しかし、武蔵は首を振って続けた。

 

「真意は定かではないがな。しかし、実際陸軍の動きはまるでそこに深海棲艦が出現するのを予知していたかのようであることは事実だ」

「わからないわね。実際、それが陸軍の仕業だとして、そんなことどうやったらできるのよ?」

 

 瑞鳳の疑問はもっともだ。深海棲艦を鎮守府近海に出没させるなど、方法が思いつかない。

 

「……元帥は、『権能』絡みと言っていた」

「権能?」

 

 私達の誰もが首を傾げる。

 

「知らないのも無理はない。これは軍の機密事項だからな。しかし、今回の件に巻き込まれた以上、お前達にも知る権利はあるだろう。神通、構わないな?」

「ええ、別に問題ないと思いますよ」

 

 神通の許可を得て、武蔵は小さく頷くと、再び話を始めた。

 

「深海棲艦の上位個体の中には普通の深海棲艦にはない特殊な能力に目覚めるものがいる。例としては飛行場姫の『損傷回復』、戦艦棲姫の『攻撃吸引』、防空棲姫の『絶対防御』などが挙げられるな」

「それが、権能って奴?」

「理解が早くて助かる。今回の深海棲艦の出没もその権能によって起こされていると考えている」

「で、その権能を持つ深海棲艦がDW-1、つまりは龍田ってわけね」

「所有する権能は『招来』。深海支配海域においてその海域主が持つ権能だ。自身が撃沈されるまで、配下の深海棲艦を無限に召喚し続ける能力と言ったところか」

 

 全ての鎮守府の総力をもってあたる大規模作戦。それはすなわち深海棲艦に制圧された海域、深海支配海域の攻略作戦。

そこでは海域のボスたる海域主の深海棲艦を倒すまで、配下の深海棲艦は無限に復活、増殖し続けると聞く。

それが『招来』の権能。

 仲間を自分の元へ呼び寄せる力。

 

「陸軍はこの事実を隠すために蜻蛉隊を使ってDW-1ごと証拠隠滅を図ろうとしているというのがこちらの読みです」

「証拠隠滅なんてさせる気ないですけれどね~」

「それに、今は権能を発動していないようだが、このままあれを放っておけば、七丈島が深海棲艦の巣窟になる可能性もある」

「そんな……」

「ちょっと待て、今の龍田は権能を発動してないんだろう? 何故だ?」

「わからないな。権能の発動に何か条件でもあるのか、それともなんらかの原因で使えないのか」

 

 そこまで話すと、武蔵は声色を変えて言った。

 

「それで、そのDW-1と共に逃亡した天龍の扱いなのだがな」

 

 体が跳ね上がる。

 天龍はその深海棲艦と共に逃亡した。七丈島艦隊をやめると言って。

 これがどういう意味を持つのか察しがつかない訳ではない。

 

「私達もなるべく配慮はするつもりだがな、DW-1を撃滅する上で障害となるようなら、容赦はできないと思ってくれ」

「それは、天龍を殺すってこと?」

「場合によってはそうなりますね」

 

 矢矧の震えた声に、神通が笑顔でそう返した。

 

「そう睨まないでください。あくまで死ぬまで抵抗した場合に限った話です。気絶させたり無力化できればそれ以上は何もしませんよ」

「むしろこの時点で私達が報告一つ入れれば天龍に処分許可が下っているんだからむしろそれをしないことに感謝して欲しいです~」

「…………ええ、それについては感謝しているわ」

 

 絞り出すような矢矧の声。磯風や瑞鳳もどうしていいかわからないといった表情をしている。

 

「できれば私達に協力していただきたかったんですけれど、その様子だと無理そうですね。では、私達は私達で動かせてもらいます。七丈島艦隊の皆さんもお好きなようにしてください。あなた達が、DW-1を守ろうなんて馬鹿な考えに至らない限り、直接的に敵対する気はありませんので」

 

 そう言い残して、神通達は食堂を出て行った。

 残された私達は顔を見合わせる。

 

「どう、しましょう」

「まさかこんなことになるなんて……」

「ど、どうするんだ? 私達はどうすればいいんだ?」

「お姉さま……」

「……決まっているわ」

 

 一際険しい声をあげたのは瑞鳳だった。

 

「天龍を助けるか、否か、今私達が選ぶべきはこの二択よ」

「天龍を、助けるか……」

 

 天龍は今、龍田を守るために蜻蛉隊、横須賀艦隊を相手にたった一人で立ち回っている。

 その天龍を助けるということは、私達も同じように蜻蛉隊と横須賀艦隊を相手取らなければならないかもしれない。

 

「大和、あんたはどうしたい?」

「私ですか?」

 

 こういう意思決定は提督代理である矢矧に振るものかと思っていたが、意外にも瑞鳳は私に向けて尋ねて来た。

 つい、瑞鳳と目が合う。瑞鳳が何を考えて私にそう尋ねたのかはわからない。しかし、その瞳を見て、少なからず、瑞鳳は私の返答に何かを期待しているように思えた。

 

「……天龍が龍田を連れて逃げてしまったのは変えようのない事実です」

 

 あの瞬間、天龍は私達全員を裏切ったとも言える。

 七丈島艦隊をやめるという発言は、私達全員と龍田を天秤にかけ、それでも龍田を取るという彼女の決意だ。

 そこまではっきり言われても、私は――――

 

「それでも、私は天龍を放っとけません」

 

 それに、龍田のことも。私にはどうしてもあの龍田が深海棲艦のようには、敵のようには見えない。

 天龍が、彼女と共に逃げたのもそこになにか理由があるのではないか。

 

「私は、龍田が敵で、天龍が間違っているなんて思えません」

「それが、蜻蛉隊と横須賀両方を敵に回すことになるとしても?」

「それは、仲間を助けに行かない理由にはなりません」

 

 まぁ、本音を言えば流石にあの二勢力の片方を敵に回すことも避けたいところだが。

 そこまで聞くと、瑞鳳はどこか安心したように笑った。

 

「大和なら、そう言ってくれるって信じてたわ」

「ああ、その通りだ! 私も天龍を助けたい!」

「うん、色々頭がこんがらがってたけど、お姉さまのおかげでスッキリしたよ!」

「全く、多分提督代理として私が言うべき台詞だったのよね、これ。私もまだまだね、やる前から蜻蛉隊とか横須賀艦隊にビビって足がすくんでたわ」

 

 さっきまでの沈んだ表情に、活力が戻っていくのが見て取れた。

 

「よし、やりましょう! 蜻蛉隊と横須賀艦隊より早く、天龍達を見つけ出すんです!」

 

 私達は手を重ね、気合を入れると、すぐに作戦会議に入った。

 

 

「――ふぅ、くそ、流石は陸軍。結構強ぇじゃねぇか」

 

 地面に伏して気絶している三人の軍服の青年を見下ろし、天龍は肩で息をしながら呟く。

 人通りの多い町の方へ逃げる途中、裏路地で偶然遭遇した蜻蛉隊の隊員だ。

 なんとか龍田と天龍の二人がかりで倒せたものの、無線で一人が自分達を発見した旨を知らせていたので、急いで離れなければならない。

 

「結構向こうの対応が早ぇな、この分だと早いとこ何か対策しねぇとあっという間に取り囲まれちまうか」

「天龍ちゃん……」

「お、こいつ軍刀持ってるじゃねぇか! 助かるぜ、これで少しは楽に――――」

「天龍ちゃん!」

 

 龍田の大声に天龍はゆっくりと顔を向けた。

 

「なんだよ?」

「天龍ちゃん、あなたは今すぐ七丈島鎮守府に帰るべきよ」

「七丈島鎮守府に? いや、あそこには俺の刀も艤装もあるから帰りてぇのはやまやまなんだが、まだマークがキツイだろうし、とりあえず夜まで待ってから――――」

「そういうことじゃないわ! 私といるとあなたまであの人達に殺されるかもしれないわ! いや、もしかしたら私にかもしれないわね、だって、私は、私は、深海……棲……艦、だもの」

 

 龍田の声は震えていた。

 しかし、天龍はそれを笑い飛ばしてみせる。

 

「は、馬鹿言え。お前が深海棲艦なら俺達全員とっくにお前に殺されてんよ」

「でも、あの人達は……」

「お前、自分が深海棲艦だと思うか?」

「わからない! わからないから、怖いのよ!」

 

 突然、お前は実は人じゃない。そう言われたらどう思うだろうか。

 今までずっと自分を龍田だと思っていた。しかし、本当はそうじゃないかもしれない。自分で自分がわからないことの恐怖。

 龍田はそれに押しつぶされかけていた。

 両手で自分の肩を抱きしめて震える龍田の肩を掴み、しかし、天龍は言った。

 

「もう一度言うぜ? お前は深海棲艦じゃねぇ、龍田だ。誰が何と言おうと、お前がどう思おうと関係ねぇ、お前は龍田だ。俺がそれを証明してやる」

「…………」

「安心しろ、俺は何があってもお前の味方を張り続ける」

 

 次第に龍田の身体の震えが収まり、呼吸の乱れが止んだ。

 

「ごめんなさい、少し、取り乱したわ……」

「おう、そろそろ移動するぜ」

「ええ…………天龍ちゃん、ありがとう」

「はっ、気にすんなって、俺とお前の仲じゃねぇか」

 

 龍田の表情にようやく笑顔が戻った。

 天龍が軍刀を持ってその場を後にするのを後ろから追いかけようと龍田が一歩踏み出したその時だった。

 

「――ッ!?」

「龍田、どうした?」

 

 鋭い頭の痛みに思わず足が止まった。しかし、すぐに痛みは消え去り、なんともなくなる。天龍が駆け寄って龍田の顔を覗き込む。

 

「おい、大丈夫かよ?」

「……いえ、なんでもないわ。少し、頭痛がしただけよ」

「そうか、よし、行くぜ!」

「ええ、天龍ちゃん」

 

 そうして、すぐに二人の姿は見えなくなった。

 

 

 一方その頃。

 

「誰じゃ、君は!?」

「だから、僕はイタリア海軍のエドモンド・ロッソといいまして!」

「なんて!?」

「なぁ、僕の日本語、そんなに下手くそかなぁ!?」

 

 住宅街で海原さんと出会ったエドモンド達は意思疎通に苦しんでいた。

 

「うーん、今までの人たちにはちゃんと日本語通じていたみたいだし、聞き取れない程ではない筈なんだけれど」

「お爺ちゃんだし、耳悪いのかもねぇ~」

「余計なお世話じゃ! 皿! コーラ!」

「ザラです!」

「ポーラだよぉ!」

「なんて!?」

 

 三人とも中々自己紹介を終えられずにいた。

 実際、諦めてその場を去るという手もあったはずだが、なんとしてもこのボケ老人に自分達の名前を伝えてみせるという特に意味のない意地が彼らをもう小一時間程その場に留め続けていた。

 

「いいですか、お爺さん? 僕の名前はエドモンドです。エドモンド、わかります?」

「江戸もんってお前、その顔でそんなわけないじゃろ!」

「顔で名前を全否定された!」

「まぁ、偽名だからあってるっちゃあってるぅ」

「しっ、ポーラ!」

「なぬ、偽名なのか!」

「なんでそういう所は聞き取れちゃうのよ!?」

 

 しまったと、三人は額に手を当てた。

 

「お主ら、儂をからかっておったのか! 道理で変な名前じゃと思ったわい! 皿にコーラて!」

「そこは本当に違うわよ!」

「誰じゃ君は!?」

「ザラ!」

「皿!?」

「だから違うって言ってんでしょ!」

「ザラ姉様、落ち着いて! 暴力は駄目ですぅ!」

 

 そろそろザラの沸点が近づいてきた。

 

「よし、ザラ、ポーラ。こうなったら、このお爺さんのお耳にもしっかり届くよう、全身全霊の大声で叫ぶんだ。それがダメだったら、もう諦めよう」

「エド……」

「いいの、諦めちゃって?」

「ああ、正直、こんなところで小一時間も時間を無駄にしていい身分じゃなかったってついさっき思い出したんだ」

「そうね」

「そうだったねぇ」

 

 三人の表情に哀愁が漂っていた。

 

「だから、最後に精いっぱい、自己紹介をして、それで終わりにしようじゃないか」

「ええ!」

「賛成!」

「よし、お爺さん、よく聞いていてくれ、僕の名前はっ! エドモンド! ロッソだああああああああッ!」

「私の名前は! ザラあああああああああ!」

「私は、ポーラだよぉおおおおおおおお!」

 

 住宅街のど真ん中で、自分の名前を大声で叫び、息を切らしている三人を見て、海原さんはしきりに頷いた。

 

「エドモンド・ロッソ、ザラ、ポーラっていうんじゃな?」

「――っ!」

 

 海原さんの言葉を聞き、その達成感のあまり三人は肩を抱いて喜んだ。

 

「やった! やったぞ! 僕たちの声がやっと届いたんだ!」

「ええ、頑張った甲斐があったわ!」

「よくわかんないけど、凄くいい気分~」

 

 そんな興奮冷めやらぬ中、三人の背後から声をかける人物がいた。

 

「――あのー、ちょっといいですかねぇ?」

「すまない、後にしてくれないか? 今はこの感動と喜びを分かち合いたい――――」

「警察のものなんですけれどねぇ、近所で騒いでる外人さんがいるって通報あったんですがね、もしかしてあなた方のことではありませんかねぇ」

 

 自分達の後ろに立っていた警官と婦警の姿を見て、三人の表情が凍った。

 

 




飛行場姫の『損傷回復』→ゲージ回復
戦艦棲姫の『攻撃吸引』→ダイソン
防空棲姫の『絶対防御』→装甲ギミック

申し訳程度の原作設定自己解釈。


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