こんな○○○は絶対に間違っている   作:ディストピア

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これは
【このファミリアで彼が胃薬を手放せないのは間違っているだろうか】
とは別の選択をした可能性


彼の胃と毛髪がマッハでヤバイのは間違っているだろうか

ある日の豊穣の女主人

 

 

 

「しかしまぁ、久々にあんな情けねぇヤツを目にしちまって胸糞悪くなっちまったな、野郎のくせに泣くわ泣くわ」

 

 

「ああいう奴がいるから、俺達の品位が下がるっていうかよぉ、勘弁して欲しいぜ」

 

「いい加減そのうるさい口を閉じろベート、ミノタウロスを逃がしたのは我々の不手際だ、巻き込んでしまったその少年に謝罪することはあれ、酒の肴にする権利はない」

 

そこで一旦言葉を切り

 

 

「恥を知れ」

 

冷たい声で言い放たれた言葉に笑っていた者達は身を振るわせたが

 

 

「おーおー流石エルフ様、誇り高いこって」

 

酔っぱらい狼は気にも止めていない

 

「でもよ、そんな救えねえヤツを擁護して何になるってんだ?、ゴミをゴミと言って何が悪い」

 

「これやめえ、酒が不味くなるわ」

 

今更ながらにロキも止めようとするが、酔っぱらい狼は止まらない

 

「アイズはどう思うよ?、自分の目の前で震えるだけの情けねえ野郎を」

 

「………あの状況じゃあしょうがなかったと思います」

 

そんなアイズの言葉が気に入らなかったのか

 

「けっ………じゃあ質問を変えるぜ?」

 

「あのガキとオレ、ツガイにするならどっちがいい?」

 

酔っぱらいの暴走は更に加速する

 

「……ベート、君……何言ってるかわかってる?」

 

あまりにも酷い暴走にフィンも呆れた様子で問いかけるが

 

「うるせえ」

 

一言で切って捨て

 

 

「ほらアイズ、選べよ、雌のお前はどっちの雄に尻尾を降って、どっちに滅茶苦茶にされてえんだ?」

 

「私はそんなことを言うベートさんとだけはごめんです」

 

軽く軽蔑すらも込めて言いきるアイズ

 

「無様だな」

 

「黙れババァッ」

 

 

「じゃあ何か、お前はあのガキに好きだの抜かされたら受け入れるってのか?」

 

それを聞いて黙り込むアイズ

 

 

 

そんなアイズに更に言葉を重ねる酔っぱらい

 

「そんな筈ねぇよなぁ、気持ちだけが空回りしてる軟弱野郎にお前の隣に立つ資格なんてありはしねぇ、他ならないお前がそれを認めねぇ、雑魚じゃあ、アイズ・ヴァレンシュタインには釣り合わねぇ!!」

 

酔っぱらったベートが大声でそう断言した

 

 

 

その数秒後

 

 

「ベルさん!?」

 

店員のその声で白い髪の少年が飛び出した事に気付いたアイズが店の外に飛び出し

 

 

 

それを見送って、クスクスと滑稽な者を見る様に笑う者が二人

 

 

「お前らも可笑しいか?、調子に乗った雑魚の無様な姿がおもしれえのは当然だけどなぁ」

 

 

 

「面白いね、本当に凄く愚かで面白い、そう思わないか…………カレン」

 

クスクス笑いながら隣に座る少女に同意を求めるのは深紅の瞳で緑の髪の男の娘

 

 

ゼブル・グランディア

 

 

 

「そうですねゼブル、本当に凄く滑稽で面白いですね」

 

それに答えるのは銀髪金眼の少女

 

 

カレン・オルテンシア

 

 

「「この駄犬の愚かで滑稽な姿はまさに道化ですね(だな)」」

 

愚かで滑稽な道化、【ベート・ローガ】を見ながら息を合わせて完全同時に言い切った

 

 

「んだと?」

 

怒気が強まったベートの様子を理解していながら完全に無視して更に言葉は続く

 

 

「他者を見下し侮辱し扱き下ろして嘲笑い、自分は強い強者だと吠えまくる」

 

「そうやって他者を見下さなければ保てぬ自信とプライド、キャンキャン吠えて威張り散らさなければ気がすまない」

 

 

「「まさに、弱い犬ほどよく吠えるってヤツですね」」

 

同じ様な笑みを浮かべながら口撃する二人

 

 

「俺達の品位が下がるとか言っていたけれど、むしろ積極的にロキ・ファミリアの名も品位も、何もかも全てを貶めて汚してる駄犬が言っていい言葉じゃないよなぁ」

 

「人を呪わば穴二つ…………とも言いますし、侮辱すればする程に、嘲笑えば嘲笑う程に、ロキ・ファミリアは他人の失敗を嘲笑い酒の肴にする様な、品位も品性も良識も低い者達の集まりだと、声高に叫んで主張している様なものですよ」

 

 

「つまりだ犬っころ、お前の言動の全てがロキ・ファミリアを貶し貶め汚し侮辱しているんだよ」

 

 

ゼブルとカレンの言葉を聞いてリヴェリアは同意するように頷きながら聞き、笑っていた者達は物凄く居心地が悪そうだ

 

 

「あら?………気のせいかしら、駄犬の髪の艶が先日より悪くなっている様な」

 

「そういえば………自慢の尻尾の毛並みも悪い気が」

 

 

「「それに…………生え際が少し後退してる気が」」

 

凄く楽しげにニヤニヤ笑いながら口撃し続ける二人

 

 

 

「黙れよ、好き勝手言ってんじゃねテメエ等」

 

流石に我慢できなくなったのか殴りかかろうとするが

 

 

「目覚めよ(テンペスト)、【ライトニング】」

 

呟く様に発動させた魔法によって発生させた雷撃(最弱)を、ベートの肩に手を乗せて直接流し込むゼブル

 

「があぁぁぁぁぁ」

 

電圧は弱めてあるとはいえ、それでも突然の電気ショックは効いたのか悲鳴を上げるベート

 

 

もっとも、外に電流が出ない様に制御している為、ゼブルがベートの肩を力強く握っている様にしか見えないが

 

 

 

 

若干焦げて静電気がバチバチと発生しているベートに、それからも暫くは口撃は続き

 

 

 

 

何時しかベート・ローガは気絶するかの様に意識を失った

 

 

 

 

そして翌日、目覚めた時には自分の言葉すら綺麗に忘れていたが

 

 

 

 

ロキがベートに昨日の事を教えていた所にふらりと、ゼブルとカレンの二人が現れ

 

 

 

昨日の事を教える序でに、それを忘れた事すらも理由に更なる口撃を始め

 

 

 

ベート・ローガはロキの説明で既に落ち込んで黒い塊に成っていたのが更にダメージを受け

 

 

 

 

真っ白に燃え尽き、ひたすらに『ごめんなさい』と繰り返し呟き続ける置物と成り果てていた

 

 

 

尚、二人は実に満足げな笑みを浮かべて子供達の様子を見に行った




ゼブルが…………というか


壊滅したヘカテー・ファミリアがロキ・ファミリアに丸ごと吸収された場合の可能性(子供達の身の安全を最優先した結果)


ゼブル・グランディア

魔法
1、(雷鳴)ライトニング
詠唱、(目覚めよ)テンペスト
アイズの【風】の雷版

2、スターライトブレイカー

3、?????

種族、一応人間

団長ではないからか、背負う重圧が少ないため虐めっ子としての面が強く表に出てる(基本ドSなお人好し)

好みの女性のタイプは自分を振り回す位に元気で一緒に居て飽きない人か、一緒に居て落ち着ける人
(別の可能性でもストレスは感じていてもそれなりに楽しんでる)



出会いは大半が潰れたが、アイズと競い合う様に戦い続けた結果、レベル5に到達しているゼブル



アイズとは、ギルドに同じ日に隣の受付で神に付き添われて同時に冒険者登録した時からの付き合いで、レベル2には三日遅れで至り(壊滅前)
レベル3には十日早く至り、レベル4には同日に至り、レベル5には六日遅れで至っている


アイズとは同盟ファミリアだからか、元々上の判断でコンビを組んで潜る事が多く、競い合ってモンスターを倒していたからか仲は良好でアイズの反応も年相応な所が在る(恋愛感情は互いに皆無)

【ジャガ丸くん大好き同盟】は此処でも健在



幼き日にゼブルよりも多くモンスターを倒した事を理由に勝ち誇る様に微笑を浮かべる

ゼブルより倒したモンスターの数が少ないと顔を歪めて悔しがる

先にレベルアップした事実で勝ち誇る様に微笑を浮かべながら胸を張る



カレン・オルテンシア

遺児の一人で、別の可能性では冒険者をしていないどころか【神々の恩恵】を授かる気が皆無なカレンだが、受けた恩を返す為に冒険者をしている、レベル2と低いがヒーラーだ


ヘカテー
子供の世話を可能な範囲で行いつつ、たまに錫杖【トライゴン】片手に山を登り、山を(汚すモノを)掃除している


元々居た子供達はロキ・ファミリアで冒険者
シュテル、レヴィ、ディアーチェ、ユーリ、チンク、ギンガ、スバル、エリオ、キャロ、ルーテシア、ジャック・ザ・リッパー




ちなみに、ゼブルとカレンの口撃の犠牲者は大半がベート・ローガである
(胃と毛髪がヤバイのもベート)
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