ペルソナ4 彼の進む道は………   作:こむら返り

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今回はちょっと短いです。

最近はペルソナ4と新しく買ったP4Uをやってます。

クマ、使い勝手いいなぁ………。


4月12日 ①

 

あれから食事を終えて、菜々子ちゃんと学校に行く途中で別れ俺一人で登校しているときの事だ。

 

『どわぁぁぁぁぁっ!?退いてくれぇぇぇぇ!?』

 

キキキキキィィィッ………

 

突然、後ろから猛スピードでチャリが突っ込んできた。

 

「おっとっと………」

 

ガシャンッ……

 

まぁ当然のごとく、横に避けたはいいがそのチャリに乗っていた人物は電柱にぶつかり、あろうことかその衝撃で男の大事な部分を思いっきり強打し、抑えながら踞っていた。

 

「(あぁ、あれは痛いなぁ………そっとしといてもいいんだけど………)」

 

流石にアレは男にしかわからん痛みだからなぁ………。

 

「おぉい、大丈夫かぁ?」

 

『~~~~~っ!!』

 

声にならない悲鳴をあげていたので仕方なく、そのまま彼に近づいて腰を叩いてやることにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『はぁぁ~………助かったぜ、ありがとうよ』

 

「いやいや、流石にアレの痛さは俺もよくわかるしな」

 

それから少し経って、彼は何とか持ち直した。

 

何だろう、顔立ちはそれなりに整っているのに妙に残念そうな雰囲気が漂っているのは?

 

『………何となくバカにされた気がするのは俺の気のせいか?』

 

「気のせいじゃないか?」

 

気配察知は十二分にありそうではあるけど………。

 

『そういや、お前誰?』

 

「あぁ、今日から此方に転入するモンさ………柊 拓斗って言うんだ」

 

『そっか、俺は花村 陽介っていうんだ。ヨロシクな!』

 

花村から手を差し出されたので、俺もその手を握り返した。

 

『あぁ、いけねっ!遅刻しちまうなっ!』

 

「なら急いだ方がいいんじゃないか?」

 

『いや、他人事みたいに言ってるけどお前、いや柊もだろ?』

 

そういえばそうだった………。

 

俺は花村にそのまま別れを告げ、そのまま学校を目指した。

 

花村もそのまま自転車に乗って学校を目指したが、ホイールの様子が変なのかギシギシいって騒音を立てていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『それでは、お前………あぁ柊とか言ったな?案内してやるからちゃんと着いてくるように!』

 

あの後、学校まで行き職員室まで行って挨拶をしてから一年間俺の担任になる諸岡先生にそう言われて廊下で待つことにした。

 

この諸岡とか言う教師、俺が都会から来たと言うのが気に入らないのか何とも不信そうな目で見てくるので正直、ウザったいたらありゃしない。

 

『あぁ、お前ら席につけ!これから不本意ながら転校生を紹介する!』

 

「(おいおい、不本意って教師が言う台詞じゃないだろそれ………。)」

 

まぁ初日だし、ムッとするのもあれかと思いそのまま黙っているが次の台詞でちょっと(・・・・)ムカついた。

 

『ただれた都会からへんぴな地方都市に飛ばされてきた哀れなヤツ、いわば落武者だ!』

 

「(誰が落武者だ、自分が落武者代表みたいな髪型してる癖に」

 

『『『『ぷっ!!』』』』

 

………?何か全員が俺の事見てるけど?

 

『な、な、何だその口の聞き方はっ!?』

 

何か落武者が俺にたいしてキレてるけど、ひょっとして………

 

「あぁ、本音が勝手に出ちゃったみたいなんで気にしないでください落武者先生?」

 

『くっ!だ、誰が落武者だ!!………貴様の事は腐ったミカン帳に記しておくからな!』

 

「………頭の中が腐ってそうな担任教師が腐ったミカン帳って………」

 

そう呟いたのが聞こえたのか、クラスの全員が顔を伏せて震えていた。

 

落武………諸岡教諭も顔を真っ赤にしてある意味落武者ならぬタコ武者になっていた。

 

「き、きき、きさ………」

 

『センセー!』

 

タコ武者が何か言う前に緑のジャージを来た子が隣の席を指差した。

 

『転校生の席、空いてるんでここでいいですかー?』

 

『あ?……そうか、じゃあ貴様の席はあそこだ。さっさと着席しろ』

 

あ~あ、額に青筋作っちゃったら余計にタコ武者だぞ?

 

『(うあ……転校生、来ていきなり[モロ組]か…)』

 

『(目ぇつけられると停学とかリアルに食らっちまうもんなぁ…)』

 

『でも、あの転校生……度胸あるよなぁ………』

 

等とひそひそ話が聞こえた。……よっぽど嫌われてるんだなぁ、あのタコ武者。

 

『最悪でしょアイツ………あ、あたしは里中千枝ね、ヨロシク!』

 

さっきのジャージの子が俺に挨拶してきた。

 

そういえば色々と喜劇があって挨拶してなかったな。

 

「あぁ、柊 拓斗だ………よろしく、里中さん」

 

俺が名前を告げると、制服の上に赤いセーターを着た前の女子が俺を見て驚いた顔をしていた。

 

………はて、どこかで見たような気が………?

 

『………ひょっとして、たっくん?』

 

「え………」

 

その呼び名は俺が子供の頃、ここに遊びに来ていた時に呼ばれていた名前だ。

 

『私、雪子!天城雪子だよ!』

 

その名前には聞き覚えがあった。

 

確か………子供の頃に………!

 

「あぁっ!ユキちゃん!?」

 

そうだ、子供の頃に一緒に遊んだなぁ………懐かしいなぁ………。

 

『あれ、雪子?柊くんと知り合いなの?』

 

ジャージの子、里中さんが驚いたようにユキちゃんに聞いた。

 

『う、うん………子供の頃に一緒に遊んだ事があって………』

 

『へぇ~……そうだったんだぁ………』

 

何故かユキちゃんは俺をチラチラ見て顔を赤くしながら里中さんに説明した。

 

そんな時だった………。

 

[全職員、生徒にお知らせします。学区内で事件が発生しました、通学路に警察官が動員されています]

 

そんな風に昔を懐かしむのをぶち壊す放送が聞こえてきた。

 

「事件!?」

 

事件と言う単語に反応したのは里中さんだった。

 

この町じゃ珍しいのか?

 

[それに伴い、緊急会議を行いますので、至急職員室にお戻りください………また、全校生徒は各自教室で待機。指示があるまで下校しないでください]

 

「………というわけだ、いいか?指示があるまで教室を出るなよ」

 

まだいたのか、タコ武者。

 

 




イザナギのフィギュアってもう売ってないのかなぁ………。

ヒロインはりせにしようかと思いましたが、他のサイトの小説を見てみるとりせがヒロインの作品が多かったので雪子にしました。

と言っても自分の文才が低いので恋愛になるか不安ですが、それでも頑張って書こうと思います。

ご覧になった読者の方々に御礼申し上げますm(__)m
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