ペルソナ4 彼の進む道は………   作:こむら返り

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文才が欲しいです………( ;∀;)

刈り取るものが強くて泣きそうです………。

そして、眠いなかで仕上げたのでかなり今回は微妙かも………(´・ω・`)


4月12日 ②

 

『あ~……えっと、里中さん?』

 

色々と他愛ない話をしていたところに別の男子が話しかけてきた。

 

ヘッドフォンを首にかけているヤツは、確か………今朝方にちょっとした不幸な事故にあった花村だったかな?

 

『何よ、花村?急にさん付けなんて………』

 

里中さんは里中さんで花村にさん付けされて怪訝そうな顔つきだ。

 

「(ユキちゃん?この二人って仲いいの?)」

 

『(う~ん、悪くはないけど………ごめんね、私もよくわからないの……)』

 

二人の事をよく知らないのでユキちゃんに聞いてみるが、ユキちゃんもわからないそうで俺に申し訳なく言ってきた。

 

………別に謝らなくてもいいのになぁ………。

 

『あぁ~………この前借りたDVD、スゲー面白かったです!技の繰り出しが流石の本場っつーか………………申し訳ない、事故なんだ!バイト代入るまで待って!じゃ!』

 

直ぐ様バッグからトールケースを里中に差し出してそのまま逃げるように教室から出ようとする花村だったが………。

 

『?………っ!ちょっと待てぃっ!貸したDVDに何したっ!?』

 

花村の態度に違和感を感じたのであろう、直ぐ様逃げる花村に跳び蹴りをかます里中。

 

何か展開が読めてきたなぁ………これ………。

 

ユキちゃんも何か悟ったのか、ちょっと花村に呆れと同情の入り交じった眼差しを向けているからだ。

 

まぁかくいう俺もそうなんだが、今は同情の方が割合を占めている。

 

だって花村のヤツ、里中さんに背中蹴られてその反動で机の角にまた股間打って悶絶してるし………。

 

「(あぁ………日に二度もぶつけたとか流石にちょっと可哀想な気もするなぁ………)」

 

『あぁ~っ!![成龍伝説]にヒビがぁぁぁっ………』

 

どうやらカンフー映画のDVDにヒビが入っていたらしい。

 

まぁある意味で花村の方も事故ではあるけど………。

 

『ひっどぉいっ!何でこんなんになるわけぇっ!?』

 

『や、ちょっと待って………俺の方も事故だから………』

 

「………何かこの一年、退屈しなくてすみそうかもね………」

 

二人のやり取りを見て何となくだが、そう思ってしまった。

 

『え?一年ってどう言うこと?』

 

俺の呟きが聞こえたのか、ユキちゃん怪訝そうな顔で聞いてきた。

 

「あぁ、朝に色々とあったから言ってないんだけど………俺がここにいるのは一年の間だけなんだ」

 

そう告げると、ユキちゃんは顔を俯かせた。

 

あぁ~………何か言っちゃいけない事言っちゃったかなぁ………

 

『……………うん、決めたっ!!』

 

と思ったら顔をあげて、頬を赤らめながら俺に向き直った。

 

『たっくんっ!!』

 

「は、はいっ!?」

 

あまりの勢いにちょっと裏返った声が出たけど、それだけの威厳があったのでちょっと引いた。

 

『あ、あのn『雪子っ!帰ろうっ!もぅっ、花村のヤツ、しんじらんない』………ぅん』

 

何か里中さんが思いっきり遮ったせいで何を言おうとしたのかわからん………。

 

『柊くんも、途中まで一緒に帰ろ?』

 

まぁ、いいか………いずれ聞けばいいしな。

 

『おごぉっ………だ、誰か………』

 

やれやれ、取りあえずは未だに悶えてる花村を助けるとしようかね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの後、花村を助け起こしそのまま他愛もない雑談をしつつ校門まで行こうとした時………。

 

『あ、あのさ………君、雪子だろ?』

 

『え………?』

 

そんな中、ユキちゃんに声をかけてくるヤツがいた。

 

うちの制服とも違う、どうやら別の学校のヤツらしい。

 

ユキちゃん、モテるんだなぁ………等とちょっと感心していると……。

 

『今日、暇だろ?良かったら遊びにいかない?』

 

等と言ってユキちゃんの腕を掴んできた。

 

『やっ!ち、ちょっとっ………』

 

そのユキちゃんが嫌がっているにも関わらずにだ。

 

「単なるナンパ野郎ならまだ許せるが、無理矢理はいかんだろ?」

 

グィィッ………!

 

『イテテテッ!な、何だよおまえっ………』

 

『たっくん………!』

 

「何だはこっちの台詞だ。ユキちゃんが嫌がってるのもわからんのか?」

 

そいつは俺に向かって睨んできたが、別にたいして怖くもないので逆に凄味を利かして睨み付けてやると情けない声を出しながら走り去っていった。

 

「やれやれ、何だったんだ?」

 

『さぁ?ナンパにしてもいきなり雪子呼ばわりは無いよねぇ………』

 

「全くだね………大丈夫かい、ユキちゃん?」

 

『…………』

 

………なんの反応もない、ただのユキちゃんの様だ………。

 

『雪子~??』

 

『ハッ!?ど、どどどどうしたのっ千枝っ!?』

 

「『いや、雪子(ユキちゃん)がどうしたの(んだ)?』」

 

二人してそんな風にハモってしまった………。

 

『ん??どうしたんだ?』

 

そんな時、後ろから声がしたので振り返ると花村が自転車を引いてやって来た。

 

これからジュネスでバイトらしい。

 

「まぁ、色々あったのさ………それよりも早いとこ行こうか?ちょっと注目浴びてるし」

 

よく見ると、俺達の回りを囲んで野次馬が徐々に集まりつつあった。

 

『そ、そうだね………雪子、いこう?』

 

『う、うん………何かごめんね………』

 

そのまま二人は逃げるように手を繋ぎながら走っていった。

 

「………挨拶する間もなく帰ってったな………」

 

『里中もそそっかしいからな………んじゃ、俺はこれからバイトだからまた明日な?』

 

「あぁ………」

 

そのまま花村とも別れて俺は帰路に着いた………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、一人での帰り道の事だった………。

 

妙に人だかりが多く、その中には警官の姿が数多く見られた。

 

「警察の人間が忙しく動いてるけど、やっぱり学校で言ってた事件の事なのか?」

 

『おい拓斗………お前、こんなところでなにやってるんだ?』

 

聞き慣れた声がしたので振り返ってみると、そこにいたのは叔父である堂島さんだった。

 

「いえ、たまたま此方が帰り道だっただけですけど………」

 

『学校からここは通るなと言われなかったのか?』

 

堂島さんの問いに俺は首を横に振った。

 

『ったく、あの校長………ここは通すなって言っておいたのに…………まぁいい、寄り道しないで帰れよ?』

 

その後は2、3話を軽くして俺は帰路に着いたがこの時の俺はまだ知らなかった…………。

 

自分とここで出来た友人達と共にこの事件に深く関わる事を………。

 

 




もうボチボチで主人公達がマヨナカテレビに入るかも………
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