魔法少女リリカルなのはEX・S 過去にとらわれた転生者   作:レイレナード

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腕を折ってしまい小説を書く速度が著しく落ちてしまったので、治るまでの8週間の間投稿が不定期になってしまうかもしれません。

待ってくれている方、申し訳ありません。orz


Episode16 思い出 of A

 「なのはちゃん!」

 

 久しぶりに学校に行くと、すずかちゃんがうれしそうに走り寄ってきてくれた。

 

 アースラはあの時の攻撃のせいで復旧に2日はかかるそうで、フェイトちゃんやそのお母さんもすぐには動けないだろうからと、私は一度こちらに戻っていた。

 

 「久しぶり!元気だった?」

 

 私の手を取りながら、すずかちゃんが聞いてくる。

 

 「うん。ありがとう」

 

 答えると、少しすずかちゃんが視線をずらしたのが分かった。そちらを見てみるとアリサちゃんが横目で頬を膨らませてこちらを見ていた。

 

 「アリサちゃんも、ごめんね、心配かけて」

 

 「まあ、良かったわ。元気で」

 

 まだ少し不機嫌そうに答えるアリサちゃん。そんな素直じゃない友達を見て、私とすずかちゃんは顔を見合わせて笑った。

 

 

 「そっかまた行かないといけないんだ」

 

 「うん。でも、大丈夫!」

 

 「今日は大丈夫なんだよね?放課後は?」

 

 「うん!大丈夫!」

 

 「それじゃうち来る?新しいゲームとかあるけど?」

 

 「うん!」

 

 今日はアリサちゃんのお家に遊びに行くことになった。

 

 ふと、アリサちゃんが何かを思い出したように話してきた。

 

 「あ、そうそう、昨日大きな狼と子供を拾ったのよ」

 

 「大きな狼と子供?」

 

 なんだろう?すずかちゃんも分からないという顔をしている。

 

 「何か、どっちも怪我しててね。狼のほうはね、毛並みが赤くて、見たことない種類。それでね、おでこのところに宝石みたいなのがついてるの」

 

 「!」

 

 それを聞いて、一つの可能性が思い当たる。そして、もしそうなら一緒に拾ったという人のほうも2人まで絞ることができた。

 

 「ねえ、アリサちゃん!その一緒に拾った子って男の子だった?それとも女の子?」

 

 「え?男の子だけど………」

 

 ということは、もしかしたらそれは彼かもしれない。どうしてそんなことになっているのかはわからないけど、とにかく会いにかないと!

 

 私が決意を固めているとすずかちゃんが不思議そうに聞いてきた。

 

 「なのはちゃん、もしかしてその子たちのこと知ってるの?」

 

 「あ、うん。まだ、会ってみないと分からないんだけど、もしかしたら知ってる子たちかもしれないんだ」

 

 そう言うと、アリサちゃんが何かを少し考えて

 

 「ねえ、なのはって、億夜優雨って子のこと知ってる?」

 

 「「優雨くん!?」」

 

 その名に、私とすずかちゃんは驚いて声を上げていた。って、すずかちゃん!?

 

 「え?すずかちゃんも優雨くんのこと知ってるの?」

 

 「う、うん。そういうなのはちゃんこそ」

 

 「ここにいるみんな優雨のこと知ってたのね。昨日拾ったのは間違いなく優雨よ」

 

 アリサちゃんの言葉に、また私ははっとしてアリサちゃんを見た。

 

 「アリサちゃんも、前から優雨くんのこと知ってたの?」

 

 「ええ、私は2年生のころにね。すずかは?」

 

 「私は1年生のころだよ。なのはちゃんは?」

 

 「私も1年生のころ。優雨くんが助けてくれたんだ」

 

 私は、当時のことを思い出しながら答える。あの時のことは、本当に優雨くんに感謝してる。優雨くんがいなくても、私たちの家族は立ち直れていたかもしれない。だけど、優雨くんがいたから、私たちはもっと深いところでつながることができたと思う。それに、優雨くんのおかげで、私は救われたような気持ちになれたんだ。

 

 「私もそうね。優雨は私を助けてくれた。それに、その後も………」

 

 アリサちゃんも、何かを思い出すように言う。だけどその顔は、少し怯えていた。

 

 「アリサちゃん、大丈夫?」

 

 すずかちゃんが心配そうに聞くが、アリサちゃんはすぐにいつもの顔にもって「大丈夫」と言った。

 

 「すずかはどうだったの?」

 

 「私は、助けてもらったとか、そういうのじゃないんだけど。初めて話せた男の子なんだ」

 

 すずかちゃんは少し恥ずかしそうに笑った。

 

 すずかちゃんは人見知りだ。私たちとはもう普通に話せるようになったけど、今でもほかの子たちとは少しぎくしゃくしてしまう。特に男の子とは、ほとんど話せないのだ。そんなすずかちゃんが1年も前に優雨くんと話せていたということに、私もアリサちゃんも驚きを隠せなかった。

 

 「………不思議なやつね、優雨って」

 

 「アリサちゃん?」

 

 アリサちゃんは窓の外を見ながらそう言った。

 

 「だって、いつの間にか私たちみんなにかかわっていて、しかも私たちを救ってたりしてるし。なのに今まで、私たちはそのことに全然気づけなかった。まるで、陰ながら私たちを見守ってるヒーローみたいじゃない」

 

 言われてみれば確かにそんな感じだ。特に私は、最近も何度も助けてもらっている。私たちが危ないときにいつも駆けつけてくれて、護ってくれた。

 

 だけど、

 

 「ヒーローみたいに見えて、だけど、そんなこと全然ないよ」

 

 「なのは?」

 

 「なのはちゃん?」

 

 私が言ったことに、アリサちゃんもすずかちゃんも不思議そうに聞いてくる。

 

 「本当にヒーローなら、あんなに寂しそうな背中はしてないよ………」

 

 そうだ。本当にヒーローなら、彼は寂しくあるはずがない。皆が彼を慕い、彼の周りに集まるはずだ。だけど、今でも彼は一人でいてばかりだ。まるで、他人を拒絶しているみたいに。

 

 アリサちゃんやすずかちゃんが何か聞こうとしていたけど、そこで先生が入ってきたので解散となった。

 

 

 

 

 私はさっきなのはが言ったことが頭から離れずにいた。

 

 「本当にヒーローなら、あんなに寂しそうな背中はしてない、か」

 

 確かに覚えがある。私が彼にあったのは、小学校2年生のころだ。そのころには、なのはやすずかと行動を共にするのが日常となっていた。

 

 

 

 

 その日は偶然にもなのはもすずかも用事があり、私は一人で帰っていた。その途中、いじめられている子供を見つけた。一人の子供を二人が抑えて、大柄な一人がその子を殴ったり、悪戯したりしていた。

 

 私はそれを放っておけず思わず大声を出す。

 

 「コラー!!あんた達何やってんのよ!?」

 

 「あ?なんだよ、お前には関係ねえだろ」

 

 相手は6年生の有名ないじめっ子だった。だけど私は昔から男勝りだったし怖いもの知らずなところがあったから、それに気づきつつも強気な態度を崩すことはなかった。

 

 「今話しかけた時点で関係大有りよ!一人を三人でなんて、恥ずかしくないの?」

 

 私が馬鹿にするように言うと三人は怒ったようで押さえていた二人もこっちに来た。

 

 「随分となめたこと言ってくれんじゃねえか。女だからって容赦しねえぞ」

 

 明らかに小物な発言だ。だけど、さすがに男と女、しかも6年生三人と2年生一人だ。さすがに私も恐怖を覚える。

 

 「ふん」

 

 それでも、こんな他人を見下すことしかできないやつに屈服するのは嫌だった。

 

 私の態度が気に入らなかったのか、一人が私を後ろから抑えてきた。

 

 「な!?このっ、話しなさいよ!!」

 

 私は抵抗しようとするが、6年生に勝てるはずもなく、がっしりと両腕をつかまれてしまった。

 

 「へへ、生意気なお嬢様にはお仕置きが必要だよなあ」

 

 怖い。

 

 私は初めて、その感情を表に出してしまった。私の顔は恐怖で歪んでいるだろう。

 

 残った二人の男が私に近づき、その手が私に迫ってくる。

 

 だれかっ―――

 

 私は思わず目をつむってしまった。と、その時、

 

 「っがあ!?」

 

 「な!?ぐあ!!」

 

 「てめっ、うっ!」

 

 突然、叫び声が聞こえた。それに続くように、何かが倒れる音が響く。いつの間にか私の手はつかまれていなかった。

 

 恐る恐る目を開けてみると、

 

 「いい加減にしろ」

 

 さっきまでいじめられていた男の子が、私を庇うように立っていた。

 

 その男の子の前にはさっきの三人がうずくまって倒れている。

 

 「大丈夫か?」

 

 その子は、よく見ると私の同い年くらいの子で、すごく無表情だった。だけど、こちらを心配していることだけははっきりと伝わってきて、なんだか、すごく恥ずかしかった。

 

 「て、てめえ」

 

 倒れていた6年生のいじめっ子の一人が立った。たぶん、この三人の中のリーダーみたいな人だと思う。

 

 「何だ?」

 

 私の前に立つ男の子は、今度は感情を全く持っていないような声で訊く。それは、なんだか怖くて、いじめっ子のほうも少し後ずさりしていた。

 

 だけど、そんなに怖いのに、なぜか私にはその姿がとても寂しく見えていた。

 

 「まだ、足りないか?」

 

 「っ、うるせえ!!」

 

 いじめっ子は、一瞬ひるんだがすぐに殴り掛かってきた。なのにその男の子は全く避けようとしない。

 

 「ちょっ…!」

 

 私がそれに気づいた時には、それは男の子の頬にあたっていた。ひどく鈍い音が聞こえ、私は思わず声にならない悲鳴を上げた。

 

 いじめっ子は、まるで勝ち誇ったかのような顔をしていた。当然だろう。自分の放った本気の一撃が直撃したのだ。しかも6年生と2年生の差もある。勝ったと思わないほうがおかしい。

 

 しかし、なぜかその顔はみるみる恐怖に染まっていった。

 

 「え?」

 

 私が疑問に思って男の子を見ると、

 

 「っ!」

 

 全く微動だにしていなかったのだ。本気で殴ったはずなのに、それが当たった顔さえほとんど動いておらず、ただいじめっ子を見つめていた。

 

 「っ、い、行くぞお前ら!」

 

 いじめっ子はまるで逃げるようにその場を走り去っていった。取り巻き浸りも、急いでそれを追う。

 

 しかし私はそれどころではなかった。私は慌てて男の子の顔を見る。

 

 その頬は赤く腫れていて、それ以外にも、たぶん私が来る前にやられていたのだろう。さまざまなところが腫れていて、所々から血が出ていた。

 

 「だ、大丈夫!?え、えと、すぐ家の人呼ぶから!」

 

 「大丈夫だ。とりあえず落ち着け」

 

 「これが落ち着いていられる!?もう!とにかく、えっと、あ!あそこに診療所あるじゃない!すぐに行くわよ!」

 

 「わっ!ちょっ」

 

 私は、男の子の手をつかんで、有無を言わさずその診療所に連れて行った。

 

 

 怪我は、打撲と切り傷。

 

 診療所を出るころには、男の子の体中に湿布や包帯が巻かれていた。

 

 「………大げさすぎる」

 

 「そうでもないわよ!もう!」

 

 私は彼を送っていくことにした。

 

 しばらく歩いてから、私は、気になっていたことを聞いてみた。

 

 「ねえ、なんでいじめられてたのよ」

 

 その問いにも彼は無表情のまま答える。

 

 「さあ。態度が気に入らなかったんじゃないか?」

 

 「なら、あんなに強いのに、どうして何もせずに殴られてたのよ。私を助けてくれた後も、なんで黙って殴られたの?」

 

 「………嫌だったんだ」

 

 「は?」

 

 私は彼が何を言っているのかわからなかった。思わず聞き返すと、彼は、

 

 「俺があいつらに反撃したら、あいつらはきっと痛い思いをするだろう。それが嫌だったんだ」

 

 「な!?何言ってんのよあんた!?」

 

 私は、彼の言うことが理解できなかった。いじめてくるのはあっちだ。なら悪いのはあっちだ。なのにどうして、そんな彼らが痛い思いをするのを嫌がるのだろう。

 

 「それに、俺が悪くもあるんだ。仕方がない」

 

 「なら、どうして私を助けてくれたのよ!それにその時にはあいつらを殴ったりしてるじゃない!」

 

 「俺を助けようとしてくれたような子を見捨てられるか。それだけだよ。それに………」

 

 「それに?何よ?」

 

 彼は、ほんの一瞬だけ寂しそうな眼をしていた気がする。私は気になって何度も聞いた。

 

 「何でもない。ほら、ここまででいい。お前もさっさと帰れ」

 

 彼はそれだけ言うと、少し早足で先に行ってしまった。

 

 「あ、ちょっと!あんた名前は!?」

 

 そう聞くと、彼は立ち止って少しこっちを見て、

 

 「億夜優雨だ。ありがとな。送ってくれて」

 

 そう言って今度こそ立ち止まらずに行ってしまった。

 

 「私はアリサ・バニングス!ちゃんと覚えなさいよ!」

 

 私が去っていく背にそう叫ぶと、彼は片手を上げてこたえた。そして角を曲がり、完全に見えなくなった。

 

 

 

 私が優雨と会ったのはここまで。この後私は、忘れたくても忘れられない経験をする。

 

 

 

 「さて、早く帰ろうっと」

 

 優雨が見えなくなってから、私は家に帰るために今まで来た道を戻ろうと振り返った。

 

 その時、

 

 「―――っ!」

 

 突然誰かに口を抑えられ、持ち上げられた。そのまま、突然のことに頭が追い付いていない私をよそに車の乗せられた。

 

 「っ!やめっ…!むう!むう!!」

 

 その後、手足を縛られ、目隠しされ、口にはテープを張られてまったく身動きが取れなくなる。

 

 「出せ」

 

 低い男の声が聞こえ、車が動き出したのが分かった。身動きが取れず、何も見えない状況は私の恐怖をどんどん増やしていった。

 

 「へっ!簡単なもんだな」

 

 「ああ、こいつの家は大金持ちだからな。これで身代金を要求すれば、俺たちはいっきに金を手に入れられる」

 

 「へへ、しかもこいつ、結構かわいいじゃねえか。金もらった後も誘拐したままにしちまおうぜ」

 

 男たちの会話は恐怖のせいもありほとんど理解することができない。でも、誘拐という言葉を聞いたとき、自分がどういう状況にあるかようやく理解できた。そのあまりの恐怖に震えは止まらなくなり、いつの間にか涙まで出ていた。

 

 「おいおいこいつ震えてんじゃねえか。俺が暖めてやろうか?はははは!!」

 

 「!?むうう!!」

 

 突然何かが抱きしめてきた。だけどその手つきはいやらしく、とてつもなく気持ち悪い。吐き気すら覚えた。

 

 「おい、ここでやるなよ、このロリコンが。アジトについてから部屋に連れてってやればいいだろ」

 

 「ちぇ。わあったよ!」

 

 「お前も静かにしてろ。じゃねえと痛い思いをするぞ?」

 

 体を張っていた手が離れたことに安堵するのもつかの間。続けて発せられた言葉はとても低く、その言葉が本気であることがわかる。さらに恐怖は増したわたしは、もはや絶望してしまった。

 

 私、どうなっちゃうのかな。

 

 死んじゃうのかな。

 

 嫌だよ。

 

 まだ死にたくないよう…っ!

 

 パパ、ママ、すずか、なのは、誰か…助けて………。

 

 誰か………優雨。

 

 さっき会った少年の顔が思い出される。優雨は私を助けてくれた。ずっと無表情だったけど、私に「大丈夫か」と聞いてきたその声は本当に優しくて、とても嬉しかった。

 

 もう一度、会いたい。

 

 あって、あの優しい声を聞かせてほしい。

 

 優雨、助けて………っ!!

 

 その時、

 

 「うわああああ!?」

 

 ガシャーンッ!!

 

 突然叫び声とガラスが割れるような音が響いた。

 

 同時に車は大きく揺れコントロールを失ったかのように動き回りやがて急ブレーキ特有の音とともに止まった。私はその時の勢いのせいで座席から落ち、男たちの足元に転がる。

 

 「なっ、なんだ!?何があった!?」

 

 「わかんねえよ!!いきなりデカい石をフロントガラスに投げられたんだよ!!」

 

 男たちの慌てた声を聴きながら、私は意識が遠のいていくのを感じた。さっきまでの恐怖と、急ブレーキによって落とされた時の衝撃と痛みで、意識がもうろうとしている。

 

 薄れていく意識の中、男たちの叫び声聞こえた。そして、

 

 「大丈夫か?バニングス」

 

 待ち望んでいた、優しい声を聴きながら、私は意識を手放した。

 

 

 

 私は次に目を開けた時、そこは私の部屋だった。

 

 パパやママがずっとそばにいてくれたらしい。その目元には泣いた後もあった。

 

 話を聞くと、私が誘拐されたという電話が来たらしい。その電話は、その場所だけを言った後すぐに切れたそうだ。そのあと、身代金要求の電話が来て、さっきの電話が悪戯ではないことが分かり、パパもママも屋敷のみんなが動揺し慌てた。だけどその電話の途中で急に男たちの叫び声が聞こえ、電話は切れた。仕方なく最初に電話があった場所を中心にして探してみると、フロントガラスにひびが入った黒い車が見つかり、その周りには数人の男たちが拘束されて倒れていた。そして私はそのすぐそばの塀に背を預けて眠っていたそうだ。その時、私を拘束していたテープや目隠しは全てとられていたらしい。

 

 私は、私を助けてくれたのは優雨ではないかと思った。だけど、小学2年生の子供が犯罪者集団を取り押さえられるわけがないと、お父様に言われ、考えを改めることになる。

 

 だけど今思えば、やはりあの声は優雨のものだったように思える。

 

 それに、なぜかわからないけど、優雨ならたとえ犯罪者集団にも負けないように思えた。それはきっと、私をいじめっ子から助けてくれたあの時の優雨が、とても格好良く見えたから。

 

 だけど、さっきなのはに言われて、私の中の優雨のイメージが少し変わった。

 

 私は優雨をヒーローのように思えていた。だけどなのはが言った「さびしそうな背中」という言葉。それを聞いたとき、格好良く見えたあの時の優雨の背中を思い出した。それが、どうしようもなく寂しそうだったと言うことを。

 

 もしかしたら、それが優雨の本当の姿なのかもしれない。

 

 そう思えたら、いつか、優雨がどこかへ行ってしまうように思えてきた。

 

 あの背中は、優雨の過去に何があったことを示しているのだろう。

 

 私が知っているのは小学2年のころ。だけどなのはは小学1年のころの優雨を見て、寂しそうな背中と言った。そんな幼いころから、優雨は、いったい何を背負っているのだろう。

 

 私は、もっと優雨の知りたくなってきた。

 

 そしていつか優雨の全部を理解して、優雨を支えてあげられるようになりたい。そう、思った。

 

 私は優雨の、友達になりたかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 どこかで誰かが、一緒に願ってくれているような、そんな気がした。

 




アリサ
 私が拾った赤い狼と優雨。
 私にとってそれは1年ぶりの出会い。
 そしてすずかにとっては2年ぶりの出会いだった。
 次回 「思い出 of S」







作者「電柱って真ん中ぐらいから地面に向かって針金みたいなが伸びてるやつがあるじゃない
   ですか。それってふつう黄色い筒に包まれて目立つようになってるんですけど、その電
   柱はその筒が無くて、さらに道路は真っ暗。そんな場所を自転車で立ちこぎしてたんで
   すよ。そしたら目の前に電柱があるのに気づきそれを避けようとしたところ、その針金
   に自転車が引っ掛かり慣性に従って体は前に投げ出されました。うまく落ちたようで大
   きな怪我はなかったんですが、代わりに左手首近くの骨を骨折してしまったようなので
   す。結果8週間左腕が動かせなくなりました」

アリサ「自業自得ね」

作者「グサッ!!」

アリサ「っていうかそもそも言い訳なんてしてんじゃないわよ!見っともない!そんなもの読
    みたくてみんな来てんじゃないんだからね!」

作者「グサッ!グサッ!グサッ!!すみませんでした………orz」

アリサ「いい!?ちゃんと来週の月曜か火曜には投稿しなさい!!」

作者「ハイっ!」

アリサ「それじゃまた来週ね」ノシ
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