誰か私に音楽の知識を下され…
「あのクソジジィが!どこ行きやがった‼︎」
「昇さん!落ち着いて下さい、まずは先にこの異変を解決しないといけないでしょう?」
「そうだよお兄ちゃん!落ち着いて、今怒っても犯人は見つからないよ‼︎」
どうやらあの上海人形を見てから昇さんの様子がおかしい…
何か昇さんと上海人形とで何らかの繋がりがあったのかしら…
犯人はやはりあのお爺さんであっていたらしい
アリスさんにこの事を話すと、「白いふわふわした物を、ねぇー」、と言いながら本棚の方へ向かい、「まさか…ね…」、と言いながら一つの本を持ちながらこちらへ来た
白いふわふわした物の正体は、『魂』、らしい
もっと分かりやすく言うと命、いわば心臓と考えていただけたらと思います
あの『魂』は分裂して、『体』と『魂』で分けているらしい
その分裂の仕方は、ちょっともわかっていないらしい
まぁ、理由は何にしろ上海人形を斬って、今犯人は逃げている
そして、昇さんはそのお爺さんに向かって怒っているという事がわかった
「春ですよー‼︎」
「うわっ!びっくりしたー、なんだこの女の子は?」
「あぁ、この子は春告精といって春になると知らせてくれる温厚な子ですね、本名はリリーホワイトと言うらしいです」
「春ですよー‼︎」
「そうか…」
キュピーン!
その時、俺の頭に電流が走る
「咲夜さん、リリーは幻想郷中に春を告げに行くんですか?」
「えぇ、この広い幻想郷を一人で春と言う三ヶ月の間春を告げに幻想郷を飛び回っています」
「なら…、なぁリリー?」
「?」
「冥界ってどこにあるか知ってる?」
「こっちだよー」
そうして指をさしたのは上空にある黒い塊だった…
「あれが冥界の入り口なのか」
「そうだよー」
「高い…ですね…」
「高いね、お兄ちゃん」
「ありがとな、リリーまた会う日まで」
「ありがとうございました」
「ありがとねー」
「春ですよー!」
そんな彼女の声を聞きながら上空に向かった
青年少女上昇中ーーー
「あれ?あの子達は…どうしたんだろ?」
「あの子達は、プリズムリバー三姉妹ですね、よく紅茶を飲みながら彼女達の演奏を聴いています、けど…今日は元気がないわね」
「プリズムリバー?」
「三姉妹?」
「えぇ、彼女達の演奏はとても綺麗ですよ、ちょっと演奏をしていないのが気になりますね、ちょっと行ってみてもいいですか?」
「あぁ、いいけど…」
「お兄ちゃんがいいんだったらいいよー」
「ありがとうございます」
あれ?原作知識だと年がら年中演奏をしている雰囲気だったんだけどなぁ?
やはり原作と、リアルじゃ違うのかな?
「どうしたの、ルナサ?今日は元気が無いじゃない何かあったのかしら?」
「さ、咲夜さーん、実はちょっと前にお爺さんが来て、「耳障りだ、演奏をやめろ、やめないと楽器を壊す」、って言われてそれで一秒もしないうちに楽器全てを斬られたんですぅ〜、ウワァーン重要な楽器なのにぃ〜」
「っ!その人は肩に白い塊を付けてなかったかしら?」
「えぇ、そうだけどなんで咲夜さんも知ってるんですか?」
「私の友達もその人の被害にあってね、それでここまで追って来たのよ」
やはりあの爺さんは、クソジジィだった‼︎
「お兄ちゃん、その左手どうしたの?」
「え?」
フランに言われて左手を見ると、左手がほんのりと安らぐような色で輝いていた
「これは…なんかできそうな気がする!ねぇ、ルナサ皆の楽器を俺の前に持ってきてもらってもいいかな」
「いいですけど、何を?」
「まぁ、見てな……はっ!」
ルナサの持っていたバイオリンに手をかざして、妖気を注ぎ込むとバイオリンが真っ二つに斬れていたのがだんだんと修復されていった
「はぁはぁ、次はメルランのトランペットだね」
「直せそう?」
「やって見ないとわからないな……はっ!」
前回と同様にメルランのトランペットに手をかざすとみるみる内にいろんな部品やら斬れていたのが修復されていった
「くっ!はぁはぁ、つ、次はリリカのオルガンだね?」
「はい、皆より複雑だけどいける?」
「まぁ、論より証拠って言うだろ、見といてみ……はっ!」
これは…妖気を吸い取られる量が多い‼︎
けど、負けるか‼︎
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……はっ!」
「治ったぁー‼︎」
「「「ありがとうございます」」」
「だ、大丈夫だよ、喜ぶ顔が見れて良かったよ」
バタッ、そう言った後俺は妖気を使いすぎて倒れたらしい
やはり、その後に怒られるのは定番となりつつある
今回の報告
リリーに会った
プリズムリバー三姉妹に会って、楽器を修理した
皆の涙目を見ながら起きた
次回へ続く
いやー、流石に毎日はしんどくなってきたな、と思い始めてきた今日この頃
後、ネタ切れ、これ使って下さいって言うのがあればよろしくお願いします