善処をしていきたいなと思う所存です
「そういえばどうしてリグルさんに勝てたのですか?」
「勝てた理由?」
「はい、目の前は暗闇でしたし、なぜ勝てたのかな、と」
「んー、明かりかな?」
「明かりですか」
「うん、リグルってさ蛍みたいに光るじゃないですか、それが暗闇の中で光っていてそれだったら弾幕も微量な光を帯びているんじゃないかなって」
「なるほど、それで場所も弾幕も見えてたとゆうことですか」
「まぁ、そんな感じかな?」
そんな事を説明していると昇は何か違和感を感じた
「あれ、人里ってここら辺じゃなかったですか?」
「そうですね、確かここら辺だった気がしますけど…」
「ない……ですよね…」
「はい、ありません…跡形もなく」
昇達が見えていたものは何かが消えた後だけだった
「たしかここら辺に門があって、八百屋とか色々な店があって…」
「全部、ないですね」
「なにかに削り取られたでもなく、消滅したでもなく、跡形も無くなっているだけ、あるのはこの道のみ…」
「昇さん、あんな妖怪見たことありますか?」
咲夜さんが指をさした場所には、角の生えた妖怪がいた
「いや、俺はないです。咲夜さんは?」
「私もないです」
「ん?あの妖怪何か喋ってないか?」
「え?」
「………る………る」
「やっぱり喋ってるよ、あの妖怪」
「の……る、の……る」
「の?る?何を喋ろうとしてるんだ?」
「さ、さぁ…」
「のぼる、昇ー!」
「け、慧音⁉︎」
「だ、誰ですか?」
「昇ー!昇ー!」
こちらに向かってきていた妖怪の正体は、上白沢 慧音だった
「昇、さすがに無視はないんじゃないのか?」
「すいません、誰だかわからなかったので」
「の、昇さん、この人誰ですか?知り合いですか?」
「あぁ、紹介が遅れたね、この人は幻想郷に来て間もない頃にお世話になったんだよ」
「どうも、寺子屋で教師をしている、上白沢 慧音です。よろしく頼む」
「どうも、紅魔館でメイドをやっています、十六夜咲夜です。よろしくお願いします」
「なんで二人ともそんなに堅苦しいんだ?」
「一応初対面だしな、礼儀とゆうものがあるだろう」
「そんなもんかなぁ?」
「あぁ、そんなものだ」
「で、そろそろ本題に入らしてもらうぞ」
「なんだ?」
「なんで、人里がなくなっているんだ?」
「私が無かったことにしたからだよ」
昇はこの時違和感を覚えていた、何故こんなにも慧音は落ち着いているのだろうか、慧音は人里を好んでいたはずだと
しかし、慧音の一言でその疑問も吹き飛ばされた
「いや、少し違うか…、そこにあった人里とゆう歴史を私の能力を使って無くしたとゆう方が正しいかな?」
「歴史?能力?」
「まだ昇には行ってなかったか、私の能力は、歴史を創る程度の能力なんだよ」
「んじゃあなんで言わなかったんだよ?」
「それは私しか、白沢 慧音しかだめなんだよ」
「はくたく?」
「つまりだ、角が生えている時が白沢 慧音で、人間の時が上白沢 慧音とゆうわけだ」
「なるほどね…んじゃ聞くけどさ、なんで無くしたのさ、人里を」
「幻想郷に危機がきたと言ったらわかるか?」
「この異変のことか、ずっと昼夜問わず満月になっている」
「それがまたやっかいでね、色々とまずい事になってるのさ、人里にとっても、幻想郷にとっても、だから私が守ってあげるのさ一時的に、そこには人里は無かったと」
「やっぱりなんだかんだ言っても人里は好きなんだな」
「まぁ、長年教師をここでやっているからな好きにもなるよ」
「んじゃ、護衛を任せたぜ」
「あぁ、任された」
話を終えてそろそろ行こうとした時慧音が話しかけてきた
「そういえば、鬼の一人に勝ったんだったな」
「うげっ、もう噂になってる?」
「あぁ、人里はおろか、幻想郷中に広まっているぞ、鬼の一人伊吹萃香に勝ったってね」
「トホホ、俺の苦悩は続くか…」
「まぁ、何はともあれ異変の方は任せたぞ昇!私は人里を守っておく!」
「あぁ、任されたよ‼︎」
「頼んだぞ!」
「では、行きますか咲夜さん」
「そうですね」
シャッ
「本当に頼んだぞ昇、妹紅…」
次回へ続く