夜天の守護者   作:混沌の魔法使い

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どうも混沌の魔法使いです!
今回の更新は第5話までです!!夜にもしかするともう3話更新するかもしれませんが・・予定は未定です!それでは第5話までお楽しみ下さい


第3話

第三話

 

「う~ん」

 

機動六課の部隊長である。八神はやてはデスクで頭を抱えていた、最近発見された新たなロストギア「レリック」とそれの発見と同時にこのミッドチルダに現れるようになった。2体の未確認事でだ。

 

「これはあの時の奴やよな・・」

 

その手に待った写真には8年前に達也が行方不明になる。切っ掛けとも言える、機械「ガジェット」が写っていた

 

「でも問題は。これよりこっちやな」

 

実際、はやてうを悩ませているのは。その写真に同じく写っている黒い影のような謎の生き物だ

 

「通称「ネクロ」魔法もあんま効かんし、かといって接近戦もできない、厄介なやつやな」

 

いままで5回目撃されているが撃破したという報告は一度も無い。それほど厄介な奴なのだ。ガジェットのAMFも厄介だがネクロはそれ以上なのだ、魔法は収束されたものしか通用しないし。かといって接近戦もある程度より上言うレベルだがこなす、だがそれより厄介なのが

 

「組み付かれると、魔力を吸い取られるって事やよな」

 

確かに戦うのが難しいが何人かで協力すれば倒せる相手だが。倒せたという報告が少ないのはそのもうひとつの特徴の為だ。ネクロに組み付かれると、凄まじい速さで魔力を吸い取り、魔導師を無力化してしまう。更に

 

「しかも、進化するってどんな反則やねん」

 

いままで、その進化体の報告は一度しか受けていないがどうやら進化体が居るらしい。それを目撃した隊員の話ではまるで蛹が脱皮するように体から出てきたそうだ。しかもネクロLV1より人型に近いということしか判っていない

 

「まぁ、LV1はなのはちゃん達が倒せるけど。それよりも問題なのがこの魔導師や」

 

最後の写真に写っていたのは。ネクロを切り捨てている魔導師の姿だ。全身を漆黒の鎧で包み、顔も仮面で隠しており素顔も目的が何なのかさえわかっていない謎の魔導師だ、最初なのはとヴィータがその話を聞いたとき兄ちゃんを殺そうとした魔道士かも知れないと言っていたが、結果的には違っていた

 

「今までの報告では。三つのデバイスを所持してるって事しかわかってへんな」

 

その魔導師はベルカ式を使う、しかも近代式ではなく古代式であり。剣と槍さら二丁拳銃を使い分けるという事しかわかってないが、逃げ遅れた民間人や魔力を吸い取られた隊員を救助したりなど、味方のようだが機動六課の隊員は一度も遭遇したことが無い

 

「今のところ。管理局には敵対してないみたいやけど・・目的は何やろな?」

 

いままで、何度か管理局の隊員が接触を取ることはできたが。一度も返事を返さないどころか完全無視で直ぐに居なくなる、神出鬼没で目撃情報などがまったく無い。唯一判っているのがネクロ達から黒騎士と呼ばれて居る事だけだ

 

「でも、なんかどっかで会った気がするんよな」

 

はやてが写真と睨めっこをしていると。部隊長室の扉が勢いよく開けられ人・・いや妖精が飛び込んできた

 

「はやてちゃん、大変です、またネクロが出現したです」

 

入ってきたのはリィンだった、彼女ははやてが始めて作ったデバイスの一種で消えてしまった初代リィンフォースをベースに作られたユニゾンデバイスで機動六課の隊員でもある

 

「それで誰か出撃したんか?」

 

慌てて、モニターを入れながらはやてが尋ねる

 

「はい、新人のスバルとティアナとなのはちゃんとヴィータちゃんが出撃したです」

 

「新人じゃ、ちょっと荷が重いやろ」

 

まだ配属されたばかりの隊員を連れていったと言う言葉に不安が過ぎるがその不安を感じ取ったのかリィンが

 

「大丈夫です、二人は救助活動を手伝わせる為に連れっていったです」

 

「それなら。大丈夫やと思うけど。ライトニング分隊は?」

 

「ライトニング分隊は先に現れたガジェットの方に向かってるです」

 

この報告でひとつの仮説が証明された、ネクロはガジェットの製作者と協力関係にあるということだ。今まで何度かガジェットとネクロは同じ場所に出現しているが、お互いに戦闘をしたという報告は無い。だから協力関係にあるのではないかとう仮説が立てられていた

 

「じゃあ、ライトニング分隊はガジェットの討伐が終わったら、スターズ分隊の援護に向かうように言っといて」

 

返事をしてリィンが部屋から出て行くその後姿を見ていると、モニターにスターズ分隊が向かった場所が映る

 

「お願いやから、怪我だけはせんといてな」

 

そのモニターを見ながら、はやてはなのは達の無事を祈っていた

 

「くそっ!!ワラワラと沸いてきやがって」

 

悪態を付きながらハンマーを持ったゴスロリ服を着た少女「ヴィータ」はその手に待ったハンマーで飛び掛ってくるネクロを叩き飛ばしていた。なのははもう一箇所のネクロが出現した場所にいる。つまり一人でネクロの相手をしなけれればいけないのだ。さらに今ヴィータが居る場所の背後では逃げ遅れた。親子が居るつまりこの場所から動くことができない

 

「守る戦いがこんなに難しいなんてな。やっぱり兄貴はすげーぜ」

 

再び飛び掛ってくるネクロ達を吹き飛ばす。後ろに人が居るせいで大技が使えないのでグラーフアイゼンで直接攻撃を仕掛けるしかない

だがかつてこれと似た状況でありながら。最後まで守り続けていた龍也の姿が目に浮かぶ

 

「兄貴が出来てんだ、このあたしに出来ねーなんてことは無い!!なのはが来るまで持ち堪えてやるぜ!!」

 

そう言って汗で滑り始めていたグラーフアイゼンを構えなおすが、突然後ろからの衝撃でグラーフアイゼンを落としてしまう

 

「な・に?」

 

驚きながら振り返ると親子が隠れている場所の上から姿を隠すようにネクロが居た、どうやらネクロの放った光弾が直撃したらしい。右手に力が入らない。その間にもネクロ達はこっちに向かってきている

 

「これはかなりやベーかもな」

 

 

「このままやとヴィータがっ!!リィン、なのはちゃんは何しとる!!」

 

モニターを見ていたはやてが慌ててリィンに尋ねる

 

「なのはちゃんの方もネクロが大量に押し寄せていて、身動きが取れないです!!」

 

「どうしたら、ええんや。このままやったらヴィータが」

 

その時。ヴィータが居る方向に向かう魔力反応があった

 

「誰か、ヴィータの所に向かっとるんか?」

 

「いえ、シグナムもなのはちゃんも以前交戦中です」

 

「じゃあ、誰が行ったんや?」

 

はやてはモニターにもう一度目を向けた

 

「流石に不味いかもな・・」

 

右手は依然痺れており力が入らない、左手でグラーフアイゼンを構えネクロ達を撃退しているが、その動きにさっきまでの切れは無く徐々にだがダメージが蓄積していた

 

「まだ、なのははこっちに来れ無いのか」

 

段々焦って来る、いくら一騎当千実力を持った、ヴィータでも片手が使えなけばその戦力は半減してしまう

 

「くっ!!」

 

飛び掛ってきた3体のネクロを吹き飛ばすがさっきまで見たいに消滅しない。ダメージを余り与えれていないのだ

 

「このままじゃ、ジリ貧だ」

 

後ろの親子はまだ無事だがこのままもし自分が倒れてしまったら守るものが居なくなってしまう。それだけは駄目だ。ダメージでさっきから視界が揺れる、一瞬だが平衡感覚を失いバランスを崩す。それをチャンスと言いたげにネクロ達が飛び掛ってくる

 

「くそっ!!」

 

応戦しようとグラーフアイゼンを振ろうとした瞬間。

 

ゴウッ!!

 

目の前を凄まじい魔力光が過ぎり、飛び掛ってきたネクロを消滅させた。一瞬なのはが来たのかと思うがその魔力光は赤、なのはではないじゃあ誰がと魔力光が放たれた方向を見る

 

「っ!!」

 

そこには黒いバイクに跨った漆黒の鎧を身に纏った騎士がいた

 

間に合ったか、ダークネスは仮面の下でそう呟いた。ネクロの反応を感じたダークネスは直ぐにその反応を頼りに走り出した、近づくに連れてその場にヴィータの反応があることに気付く、そして最初は手助けが入らないと思っていたが。一瞬ヴィータの反応が下がりそれから段々弱くなっていくことに何か起きたのだと思い。慌てて反応があった場所に来たのだ。こうして近くで見ると変わっていない、あの時のままだ、一瞬仮面を取りたいという衝動に駆られるがそれを必死で押さえヴィータの前に立った

 

「キキっ!!クロキシキタ。キキバカナヤツ」

 

ネクロが耳障りな声を上げる

 

「オマエ、コロセバ。マオウサマヨロコブ」

 

「ほう、お前ら如きが私を倒せるとでも」

 

腰から下げた、グラムを抜き放つ

 

「オマエ、ツヨイデモコレダケノカズタオセルワケナイ」

 

大量のネクロが同時に飛び掛ってくるのが戦闘の始まりの合図だった

 

信じられない。あたしは目の前で起きる事を見てそう思った。飛び掛ってくるネクロ達は綺麗に一撃で切り捨て近づいてきたネクロを蹴り飛ばす。唯の蹴りなのにネクロは苦しみながら消滅している

 

「なんて、威力の蹴りなんだよ」

 

ネクロはその攻撃性を持った魔力をぶつけるか、耐久力以上のダメージを与えるしか倒せない、だが黒騎士は唯の蹴りで消滅させているのだ。

 

「キキ!!オマエヤッパリツヨイ、デモコレハドウダ」

 

ネクロ達が左右から飛び掛ってくるが

 

「邪龍一閃!!」

 

凄まじい速さの四連撃がネクロを消滅させるが。あたしにはそれよりも黒騎士の技に驚いた。アレは兄貴の技にそっくりだ

あたしが驚いている間も黒騎士はネクロ達を消滅させている、飛び掛ってくるネクロを紙一重で交わし、剣で無造作に貫き消滅させる。その剣がネクロを貫いている隙にと他のネクロが攻撃を仕掛けるが当たったと思った瞬間姿が消える

 

「!!ドコダドコイッタ」

 

ネクロが突然消えた黒騎士に驚き辺りを見回す

 

「こっちだ、間抜け」

 

いつの間にか背後に居た黒騎士がその手に持った槍を向ける

 

「バルムンク。カートリッジロード」

 

『カートリッジロード』

 

槍の持ち手から薬莢が飛び出すそしてそれと同時に凄まじい魔力が巻き起こる

 

「デモンズディザスター!!!」

 

槍が分裂したように見えた、唯の一突きの筈なのにネクロにはまるでマシンガンで撃たれたような無数の穴が開き次々と消滅させていく

わずか五分、五分でアレほど大量に居たネクロは全て消滅していた

 

「この程度か・・バルムンクモードリリース、」

 

『イエス』

 

その手に持っていた槍が剣に戻る、その剣を腰に収めこっちに歩いてくる、その手には銃が握られていた

 

チャキ!!

 

「!!」

 

その銃がこちらに向けられるそして

 

ガン!ガン!!

 

二発の銃声が鳴るそして、何かが倒れる音がした・・ゆっくりと後ろを見ると其処には体を打ち抜かれたネクロが居た

 

「ネクロは影に潜り込める。影には気をつけるんだな」

 

銃を仕舞い、今度こそゆっくりと目の前に立つ

 

「手を見せろ」

 

乱暴だが気遣う素振りを見せる黒騎士

 

「えっ!」

 

驚いた怪我をしていることに一瞬で気付いた、その洞察力に

 

「怪我をしてるんだろ、手を見せろ」

 

もう一度手を見せろと言われ、まだ痛む右手を黒騎士に向けると

 

「癒しの風よ、この者を蝕む邪気を祓いたまえ」

 

その詠唱とともに右手の痛みが消える、いやそれだけじゃない全身に走っていた痛みも消えていた

 

「すげー。ぜんぜん痛くないぜ」

 

痛みが消えて腕を回すまったく痛みがない。それを確認してその場から歩き去ろうとする黒騎士に

 

「機動六課所属、高町なのはです。黒騎士ですね。話を聞かせてください」

 

あたしの前になのがが降りて来た、あちらも激戦だったのかあちらこちらに攻撃を受けたと思う後が見える

 

「なのは!」

 

「ヴィータちゃん、大丈夫だった?」

 

黒騎士を警戒しながらだが声を笑顔で返事を返してくる。なのがの登場に驚いていた黒騎士から信じられない単語が飛び出した

 

「なのは・・か大きくなったな」

 

「!!?私のことを知ってる。あなたは何者ですか?」

 

その口ぶりからするとなのはのことをだいぶ知っていることになる、より一層警戒しながら尋ねる

 

「もう一度聞きます。貴方は何者ですか?」

 

「・・・・・・」

 

返事を返す気がないのか。さっきから口を開かない

 

「もう一度だけ、聞きます貴方は何者ですか?」

 

「・・・・・・」

 

何も答えない黒騎士に向かって、なのはが足を踏み出した直後

 

「ダークゲート・・」

 

黒騎士の足元に黒い渦が現れ、黒騎士の姿は解け去るように消え去っていた・・

 

「待って!!」

 

なのはが追って行こうと飛び上がるが

 

「待て!!」

 

なのはを呼び止める

 

「ヴィータちゃん、まだ近くに居るかもしれないんだよ?・・もしかすると・・」

 

なのはの言いたい事は判るでも・・

 

「なのは、無理だよ。あたし達はだいぶ消耗してる。それに比べて黒騎士はまだ余裕がある、今から追っても追いつけない」

 

「でも」

 

「それに判った事があるし。それをはやてに報告したほうがいい」

 

「判ったこと?」

 

飛び上がっていたなのはが着地して首を傾げる

 

「ああ、ネクロが言ってたんだ「お前を殺せば魔王様が喜ぶ」って」

 

「じゃあ」

 

「ああ、多分ネクロの親玉の事だと思う、だから今は帰ろう。それにもしかすると黒騎士の正体は・・」

 

「黒騎士の正体・・ヴィータちゃんも同じ考え?」

 

その言葉に頷き、私は

 

「ああ・・多分な・・でも確証は無いけどな・・それより帰って報告しようぜ・・」

 

「・・・それもそうだね」

 

一瞬考え込んだなのはだが頷き、2人はそのままスバルとティアナが待つ場所に向かった。

 

第4話に続く

 

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