夜天の守護者   作:混沌の魔法使い

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どうも今回は第59話から64話までになります

人気キャラのハーティーンが出る話があります!(人気ですよね?自分はかなり一押しのキャラなんですけど・・)

それでは今回もどうかよろしくお願いします


第59話

第59話

 

まだ朝日も昇らぬ時間に私は隊舎の前に居た

 

「もう行くのか?せめてみんなに挨拶してからにしたらどうだ?」

 

隊舎の前で遺跡に向かう準備をするジェイル達に言うと

 

「そうもいかんさ。私としては早く神王の事を調べたいからな」

 

荷物を移動要塞のような、大型の車に積み込みながら返事を返すジェイルと

 

「兄様ともう少し一緒に居たいけど・・行きたくなくなるからね・・早く行くんだよ」

 

オットーが準備を終え、車に乗り込む。

 

「そうか・・では私から一つだけ命令を出そう」

 

窓から顔を出すウーノ達を見て

 

「お前達のもう一つの家は此処だ、絶対全員で此処に帰って来い」

 

そう笑うと全員おかしそうに笑い

 

「「了解・・それじゃあ行ってきます」」

 

敷地内から出て行く車を見送っていると

 

「兄、ジェイル達はもう行ったのか?」

 

眠そうにアギトが姿を見せる、アギトは六課に残る事になったのだ

 

「ああ、ついさっきな行ったよ。ルーテシアが頑張れって伝えてくれって言ってたぞ」

 

ルーテシアはゼストとメガーヌと合流した後、ジェイル達と一緒に遺跡に向かう事になっている

 

「そっか・・ルールーに行ってらっしゃいって言いたかったけどな・・ふぁああ」

 

眠そうに欠伸をするアギトに

 

「まだ早い、もう少し寝てるといい」

 

「うー。じゃあ少し兄の部屋で寝る・・」

 

ふらふらと私と一緒に部屋に戻って行く、アギトを見ながら。私はジェイル達の無事を祈った

 

 

 

う~ん、アギトちゃんは何処ですかぁ?私とアギトちゃんには少し大きいですけど二人部屋になったんです。それで朝起きたらアギトちゃんが居ないので探していると

 

「あっ!アギトちゃん見つけたです!!」

 

お兄様の肩に腰掛けて、お兄様と話しているアギトちゃんを見つけたです・・むぅ・・ずるいです・・リィンもお話します

 

「おっ!リィンかおはよう!」

 

肩の上からおはようと言って来る、アギトちゃんと

 

「ふむ・・朝からリィンは元気だな」

 

と笑うお兄様の肩に座りながら

 

「アギトちゃんは朝早いんですね・・リィンは朝は苦手です・・」

 

リィンは朝が苦手なのに、アギトちゃんがこんな朝早くから起きてる事に、ショックを受けながら言うと

 

「そうでもないぜ。ジェイル達を見送りに起きたんだけどよもう居なくてさ。そのまま兄の部屋で少し寝てたんだよ。私も朝は苦手だからなぁ・・ふぁああ・・まだ眠いしよ・・」

 

目を擦りながら言うアギトちゃんは本当に眠そうです・・良かったです。これでアギトちゃんまで朝が早かったら、リィンは立ち直れないです・・

 

「それでこんな朝早くから何処行くんですか?」

 

朝食にはまだ早いこの時間に何処に行くのか尋ねると

 

「朝の訓練に参加すんだよ、飛び入りでな。へへ・・きっと驚くぜ」

 

そう笑うアギトちゃんとリィンを肩に乗せて演習場に行ったです

 

「えい!やあっ!!」

 

「どうした?間だ踏み込みが足りんぞ?」

 

エリオ君がシグナムに訓練を付けて貰っていたです。う~んエリオ君も強くなってますけど。間だシグナムには届いてないですね

 

「大分動きは良くなってるな、この調子で行けばランクアップも夢じゃないな」

 

う~ん、リィンには良く判らないですけど。お兄様が言うなら強くなってるんでしょう

 

「さてと、リィン耳を貸せ。少し実験をやってみようと思うんだ」

 

お兄様の提案を聞いて、リィンは驚きました

 

「そんな事が出来るんですか?」

 

信じられなくて尋ねると

 

「理論上は可能だな、私の魔力なら十分実用可能なはずだ」

 

自身ありげに笑うお兄様と

 

「大丈夫だって、兄が言うなら間違いないからよ」

 

それはリィンだって思います、お兄様は根拠無いことは言いませんから

 

「そうですね・・それじゃあやるです!」

 

ふふふ・・これならきっとシグナム達も驚くです。そう思いながらエリオ君達の所に向かったです

 

 

 

「ふう~疲れました」

 

シグナムさんとの訓練を終え座り込む。スバルさん達も休憩に入っている

 

「何だ、鍛え方が足りんな、それでは兄上を超える事など不可能だ」

 

うっ・・痛いとこです。なんとかお父さんに一撃入れたいんですけどね・・

 

「シグナム、エリオ。おはよう。朝から頑張ってるな」

 

肩にリィンさんとアギトさんを乗せて。お父さんが歩いてきます、慌てて飛び起きて

 

「おはようございます!」

 

と言うと、お父さんは嬉しそうに笑い

 

「ああ、おはよう。所でまだ戦う元気はあるか?もしあるならなら私と模擬戦をするか?」

 

そう笑うお父さんに

 

「お願いします!

 

僕は体の疲労を忘れて、その申し出を引き受けた

 

「さて・・その前にエリオこっちに来い」

 

手招きするお父さんの所に行くと、

 

「傷ついた戦士に天界の祝福を・・ヘブンズヒール」

 

掲げられた左手から蒼い風?って言えば良いのかな?それが僕の体を包むと、疲労や減っていた魔力が全て元通りになっていた

 

「お~兄、凄ごいな・・兄は回復魔法も得意なのか?」

 

肩の上のアギトさんが訪ねると

 

「私は元々攻撃魔法は余り得意じゃない、今でこそ使えるが昔はなのはより威力も低いし、錬度も低いだからBランクだった。射撃や砲撃が苦手な分防御と近接に長けてたんだ」

 

へ~話は聞いてたけど本当にお父さんは昔はBランクだったんだ。今はSSSランクだから信じられないけど

 

「さてと・・では始めるか?」

 

拳を向け、微笑むお父さんと距離を取りながら

 

「はい、お願いします」

 

ストラーダを構える、お父さんはデバイスを何も持っていない・・何を使うんだ?ガーディアンズハートか?天雷の書か?どっちだ?

 

「リィン、アギト。行くぞ」

 

「おう」

 

「はいです」

 

「「「ダブルユニゾン!!」」」

 

そんな事を思っていると、お父さんにリィンさんとアギトさんがユニゾンする

 

ええっ!ダブルユニゾン!!そんな事出来るんですか?

 

「「嘘!ダブルユニゾン!!」」

 

シグナムさん達の驚きの声が聞こえる、中ユニゾンが終る

 

「成功だ。上手く行ったな」

 

美しい光沢を持つ金髪に、血の様に赤く染まった瞳、騎士甲冑は白銀で赤のマントが体を包んでいた、そして両手はそれぞれ龍の頭を模した篭手と狼の頭を模した篭手が嵌められていた

 

「エリオ。行くぞちゃんと構えていろよ?」

 

ダンッ!

 

地を蹴る音と共にお父さんの姿がぶれる

 

「えっ?」

 

一瞬で姿を見失う何処だと思い見回すと

 

『上です!早く構えてください』

 

ストラーダの警告を聞き上を見る

 

上空からお父さんが、龍の篭手から炎の剣を振りかざし落下してくる

 

「フレイムブレイク!」

 

全力で受け止めるが

 

「その程度は止められんよ?」

 

その言葉の通りで勢いは全く止まらず、迫ってくる

 

「くっ!でえええい!!」

 

渾身の力で弾き飛ばす、クルクルと回転しながら着地し

 

「中々やる・・がそれでは駄目だな・・オーヴァフレイム!!」

 

篭手から炎の弾丸が放たれる

 

「プロテクション!」

 

魔力の壁でその炎を防ぐが・・

 

「判断は良い・・だがその後は落第だ」

 

その声と共に拳でプロテクションが砕かれる

 

「黒き獄炎の炎耐えれるか?ヘルプロミネンス」

 

足元から黒い炎が巻き上がる、熱くは無いだが

 

(魔力が減っていく・・)

 

魔力ダメージでは無い、ただこの炎に包まれていると魔力が減少していく

 

「くっ!」

 

大きく地を蹴りその炎から逃れる、距離を取り肩で呼吸を整えていると

 

(にしし、見たか兄と私の力を)

 

楽しげに笑うアギトさんの声と

 

(次はリィンの番です、エリオ君行くですよ?)

 

狼の篭手を此方に向けると同時に

 

「フリージングガンッ!!!」

 

氷の弾丸が迫る、僕はそれを回避しお父さんに向かって行った

 

 

「ダブルユニゾン・・そんな事が出来るのか・・」

 

演習場を見ながら私はそう呟いた、

 

「良く見ろよ?当たればそこで終わりだぞ」

 

シュバババババッ!!!

 

風を切る音を共に赤い閃光が走る、その全ては兄上の剣での一撃だ。威力よりも精度をとった一撃だが、あの速さでの一撃は致命傷になりかねない、エリオに当たるか当たらないかのギリギリのラインで連続で繰り出される一撃を

 

「ふっ!」

 

短い呼吸で的確に自分に当たるものだけを迎撃していく

 

「エリオ、強くなりましたね」

 

スバルが見ながら呟くが

 

「まだまだ、兄上には遠く及ばない・・それは私にも言えるがな」

 

見ながらそう思う、兄上はその気になれば素手でも私を圧倒するだけの力を持っている。

 

(責めて一太刀は入れれる様にならねば・・・)

 

そう思い再び演習場を見る

 

ガキーン!!

 

金属と金属がぶつかる音が何度も響き、兄上の剣とストラーダがぶつかる

 

「龍炎斬!!!」

 

炎を纏った一撃をエリオは跳躍する事で回避し、着地と同時に

 

「紫電一閃!!!でえええいっ!!!」

 

飛び込みながら右拳での一撃を当てようとするが・・それより早く兄上の氷の盾が現れ

 

「破滅の光よ・・咎人に光の断罪を・・・」

 

盾に光が集まりそれでエリオの拳を受け止めると同時に

 

「ファイナルエリシオン!!!」

 

兄上の魔力光とエリオの魔力光が混じった強烈な光が放たれ

 

「うわあああああっ!!!!」

 

その余りの威力に悲鳴を上げながらエリオが吹っ飛ぶ。その様子を見ながら

 

「・・加減を間違えた・・・」

 

兄上の額に冷や汗が見えた

 

「ごほっ・・はぁ・・はぁ・・参りました」

 

咳き込みながら参りましたと言うエリオに

 

「すまん・・手加減を間違えた・・大丈夫か?」

 

心配そうにエリオに問いかけると

 

「大丈夫です。はぁ・・はぁ・・やっぱり・・お父さんは強いです・・」

 

肩で息するエリオの頭を撫でながら

 

「ユニゾンアウト」

 

兄上の体からリィンとアギトが姿を見せ、その場にへたり込む

 

「うぇ・・疲れた・・」

 

「うう・・結構きついです・・」

 

かなり消耗した様子の二人に

 

「ふむ・・まだ研究の余地ありだな・・二人への負担が大きすぎるか」

 

冷静に分析する兄上の姿に疲労の色は無い

 

「龍也さんって疲れる事ってあるんですかね?」

 

ティアナが呆れた様子で言う

 

「判らん・・私の記憶では、疲れた等と言う素振りを見せた事は一度も無かった」

 

疲れた様子のリィンとアギトにエリオを抱え上げ歩き出した、兄上を見ながら私はそう呟いた

 

 

 

「いやー良く寝たっす」

 

管理局の制服を着て、頭を掻きながら言うと

 

「寝すぎだ馬鹿。朝の訓練に間に合わなかったじゃねぇか」

 

不機嫌なノーヴェに

 

「でも今日は参加しなくて良いって聞いてるっすよ?」

 

確かなのはには今日は参加しなくて良いと聞いていたっすけどねぇ・・

 

「確かにそうだが、今日は三日に一度の八神が訓練を付けてくれる日なんだそうだ」

 

チンク姉が教えてくるっす、私達は5人部屋で姉妹で使ってるっす

 

「あちゃー、それは不味い事したっす。知ってたなら早起きしたっすけど・・所でクア姉は?」

 

姿の見えないクア姉の事を尋ねると

 

「クアットロ姉様は早く起きて、部隊の話に行きました。私達は龍也様の部隊に配属予定ですから。打ち合わせに行きましたよ」

 

成る程っす・・でもふふ、龍也兄の部隊っすか~良いっすね~

 

「ウェンディも起きた事だし、食堂に行くぞ。その後は本局に行くそうだ。私達の魔導師ランクを調べるそうだ」

 

チンク姉の説明を聞きながら食堂向かっていくと

 

「おっ、チンクさん、おはようございます」

 

スバルに会ったっす、首からタオルを下げて今シャワーを浴びてきた感じっす

 

「スバルか、おはよう。もう訓練は終ったのか?」

 

「終りましたよ、龍也さんとの訓練は凄いきついから朝からへとへとですよ~」

 

と笑うスバルの後ろから

 

「スバル?何してるのよ。早く行かないと龍也さんの席埋まっちゃうわよ?」

 

ティアナも同じように首からタオルを下げて姿を見せたっす、でもこの人は警戒っすね・・龍也兄の好みの人らしいっすから

 

「あっ・・チンクさん、おはようございます。良く眠れましたか?」

 

此処で私達の気付いたのかおはようと言って来るティアナに

 

「大丈夫っすよ、良く眠れたっすよ」

 

ピースしながら笑うと

 

「それは良かったですね、私達これから食堂に行くんですよ、良かったら一緒にどうですか?」

 

ティアナに誘われて一緒に食堂に行くことにしたんっすけど・・

 

「何で私を睨むのよ」

 

「睨んでないです、唯貴方は不快です、龍也様に近すぎる」

 

にらみ合おうセッテとティアナにちょっと疲れたっす、食堂に着くと

 

「八神の席に人が居ない様だが?」

 

チンク姉も気付いた見たいっす。龍也兄の席はガラガラになってるっす

 

「龍也さんと合い席するなんて恐れ多いとか言って、大概の人は龍也さんの席に座らないのよ。私から見れば唯の馬鹿の集まりよ」

 

そう言うと龍也兄の席に向かっていく、ティアナの後を付いて行くと

 

「あーん」

 

口を開くアギトと

 

「魚で良いか?少し待てよ・・・ほらあーん」

 

その口にほぐした魚の身を入れる、龍也兄・・何してるっすか!

 

「お兄様、リィンもリィンもです!」

 

同じように口を開く、リィンの口に

 

「はい、あーん」

 

「美味しいです!」

 

龍也兄の両隣で食事をしているリィンとアギトに驚いていると

 

「うん?チンク達かおはよう。立ってないで座ったらどうだ?」

 

私達に気付いて、微笑む龍也兄に促されて席に座ると

 

「あら、あら・・チンクちゃん達も来てたんですかぁ~」

 

独特な甘い声でクア姉登場

 

「クアットロ、話は終ったのか?」

 

「当然ですわ、八神兄様。此処失礼しますよ」

 

と笑い向かい合う席に座ろうとすると

 

「クアットロさん、そこは私の指定席や、横にずれてくれへん?」

 

ダガーを片手に挟んではやてが来たっす・・

 

「それはすいませんでしたぁ~知らなかったもので」

 

即座に横にずれるクア姉・・その顔は少し引き攣っていたっす・・

 

「兄ちゃん、おはようさん。よう眠れたか?」

 

「何時もどおりだ。はやてダガーを仕舞いなさい」

 

はーいと言いダガーを服に仕舞う、はやて・・龍也兄に下手に近づけばあれの餌食っすか・・怖いっすねと思ってると

 

「ああ、大丈夫や、ウェンディに投げる気は無いから、安心しい」

 

そんな!?考えてる事を読まれた?と驚いてると

 

「「部隊長、おはようございます」」

 

スバルとティアナが挨拶をすると

 

「ほい、おはようさん」

 

と笑うはやての姿を見て

 

「部隊長?何か良い事でもありました?」

 

スバルが驚きながら尋ねるっす・・普段は返事を返してくれないっすか?と思ってると

 

「ふふ・・良い事所か最高の事があったんや」

 

と笑うはやてに

 

「何があったんだ?はやて。凄く幸せそうだな?」

 

はやてと仲が良いチンク姉が尋ねると

 

「知りたいか?」

 

と焦らす様に笑うはやてに

 

「いいから早く教えないさい、豆狸・・・」

 

ピシリと音を立てて世界が凍る、セッテがとんでもない暴言を吐く・・ああ・・血の雨がふるっすか?恐る恐るはやてを見るっす

 

「ははは・・今は最高の気分やから、そんな言葉も全然平気や」

 

笑っているしかも心からの笑顔っす・・そんな昨日までならあの瞬間ダガーか魔法が炸裂するはずなのに。セッテも怒らせるつもりが笑われたのでどうすれば良いのか困惑してるっす

 

「本当なにがあったのか教えてくれよ」

 

ノーヴェが言うと

 

「ふふふ・・じゃあ教えたるわ・・なんと昨日の夜兄ちゃんにキスしてもらいました」

 

にこやかに言うはやてとが逆に私達の席の時が止まるっす・・ああ冗談?本気?どっちっすか?と思う中凍った時が動き始める

 

「「「えええええええっ!!!!!!!!!」」」

 

スバル、ティアナ、セッテの絶叫が木霊するっす、良く見ると他の隊員はどこにも居ないっす・・ああ逃げたんすっね・・流石と言えば良いのか慣れてるって言えば良いのか、どっちっすかねぇ・・そんな事を考えてると

 

「龍也さん、部隊長は妹ですよ!判ってますか!!」

 

「寝ぼけてたんですか?それとも部隊長が好きになったとかですかっ!!!」

 

「龍也様・・いえ・・違います悪いのは豆狸・・龍也様に非は無い筈です・・」

 

凄い剣幕で詰め寄るスバル達と

 

「はは・・嘘だろ?まさか・・龍也はやては妹って言ってたじゃないか・・・」

 

「八神・・そんな・・まさか・・」

 

項垂れOrz状態のチンク姉とノーヴェに

 

「やっぱりです、はやてちゃんにはお兄様しか居ないのです!」

 

「そうかもなぁ・・兄とはやてお似合いだもんな・・」

 

祝福モードのリィンとアギトに硬直している龍也兄

 

「・・・はっ!あれはキスには入らんだろう?」

 

硬直から復活した龍也兄が首を傾げながら言うっす

 

「いえ・・あれはカウントに入れたいと思います」

 

と手を上げるはやてに、龍也兄は

 

「待てよ・・はやてお前あの時起きてたな?」

 

ビクっ!と動き目を逸らしながら

 

「ソンナコトナイヨーワタシハネテマシタ・・」

 

エセ外国人の様に片言で喋る、はやてに頭を抱えながら

 

「あれはキスではないだろう?あれはおまじないだ」

 

おまじない?ああ!あれっすか!?私が気付くと同時にリィンとアギトが

 

「「ああ!あれだ!(です!)おでこにだ(です)。良く眠れるおまじない!!」」

 

手をポン!と叩き同時に言うと

 

「リィン、アギトあれはキスでは無いよな?」

 

二人に尋ねると

 

「あれは違うと思うです!あれはおまじないです!!」

 

「そうだよねぁ・・あれはキスじゃ無いよな」

 

と言う二人の声を聞き、皆正気に戻る

 

「だよねぇ・・龍也さん(龍也様)(八神)(龍也)がそんなことするわけ無いもんね(です)(な)(ぜ)」

 

と冷静さを取り戻す、スバル達と

 

「ちぇ・・これで兄ちゃんを諦めさせよ思ったのに・・・」

 

と呟くはやてを見て、それに詰め寄り文句を言うセッテ達を見ながら

 

「いや~こういうのも良いすっね~。朝からワイワイ、賑やか私は楽しいっすよ~」

 

こんな賑やかなのも良いなと思い私は呟いた、大好きな姉妹が居て、にぎやかで気の良いスバル達が居て、大好きな龍也兄が居る・・こんな幸せな事は無い。私はそう思いながら冷めかけた朝食に箸を伸ばした。それは少し冷たかったがとても美味しかった・・

 

第60話に続く

 

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