夜天の守護者   作:混沌の魔法使い

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どうも混沌の魔法使いです

今回は74話までの投稿です、内容としては

第70話 フェイトデート
第71話 なのはデート
第72、73話 スカリエッティサイド
第74話 ヴィータ魔改造前編

でお送りしたいと思います!それでは今回もどうかよろしくお願いします

PS 昨日投稿したバカテスと番外編は面白く無かったのでしょうか?それだけが不安で仕方ない混沌の魔法使いです



第70話

第70話

 

「うう~ん・・良く寝た」

 

ベッドから抜け出し身嗜みを整えてから、紅茶でも飲もうと思い準備をしていると

 

コンコン

 

「なのは!!入るよ!!」

 

フェイトちゃんが凄まじい勢いで部屋に入ってくる

 

「どうしたの?そんなに慌てて・・何か事件でも起きた?」

 

ネクロかデクスが出たのかと思ったが、警報が無いので首を傾げながら尋ねると

 

「メール!!メールを見て!!」

 

フェイトちゃんに言われた通りメールを見る・・差出人ははやてちゃんか・・

 

「これは!!」

 

そこには条件付だが龍也さんとデートしても良いという事が書かれていた

 

「なのは!!龍也と遊びに行っても良いって!!」

 

凄くテンションが高いフェイトちゃんに驚きながら

 

「そうだね。龍也さんと一緒に遊びに行けるなんて凄い楽しみだね」

 

二人で紅茶を飲みながらどうするかと話しながら

 

「それで休暇は今日と明日・・どっちが先に龍也と出かけるか決めないと」

 

フェイトちゃんに

 

「フェイトちゃんは今日遊びに行きたい?」

 

「えっ・・私が先で良いの?」

 

驚いた表情のフェイトちゃんに

 

「うん・・別に良いよ。私は明日でも」

 

準備とかしたいし・・今日はフェイトちゃんに譲ろうと思う

 

「あっ・・ありがとう!!なのは!!じゃあ私準備してくるね!!」

 

凄まじい勢いで部屋から出て行ったフェイトちゃんを見ながら、私も明日の為の準備を始めた

 

 

 

 

「一体何なんだ」

 

演習場に行こうとしたら、スバルとティアナに止められ、仕事をしようとしたらセッテとクアットロに強奪される

 

「・・はっ・・嫌われてるのかッ!!」

 

まさか皆に嫌われてるのかと思い始めた頃

 

「旦那・・どうしたんすか?そんなに落ち込んで?」

 

ヴァイスにどうした言われ

 

「いや・・もしかしたら皆に嫌われているのか思ってな」

 

事情を説明すると、ヴァイスは呆れたように

 

「旦那・・部隊長からメール見てないんですか?」

 

メール?・・そう言えば来ていた様な気がと思ってると

 

「その様子だとメール見て無いっすね・・旦那は今日と明日強制休暇です。聞いただけですが無茶のしすぎで大分ダメージが溜まってるそうですね?シャマルさんから聞きました、多分皆も同じです・・指示は訓練と仕事をさせない事ですから、多分皆指示通りに動いただけで、旦那の事が嫌いになった訳じゃないと思いますよ?」

 

そうか・・唯の私の勘違いか・・

 

「それに・・あの人達が旦那を嫌いになる訳が無いっすからね」

 

ボソリと呟いたヴァイスに首を傾げると

 

「ああ、龍也。やっと見つけたよ!」

 

私服のフェイトが歩いてくる

 

「どうしたんだ?私服で」

 

隊舎の中なのに私服のフェイトにどうしたのかと尋ねると

 

「私、今日休暇なんだ、まぁ休暇って言ってもバルディシュを詳しく分析してるから、代休みたいな物だけどね」

 

バルディシュか・・確かなのは同様変化してたな・・あのマッ・・・いやシャーリーの事だからまた発作が出たか・・

 

「それでどうして?私を探してたんだ?」

 

休暇なら直ぐに出かければ良いのにと思いながら尋ねると

 

「龍也今日訓練も仕事も出来ないんでしょ?だから私と遊びに行こう!!後・・答えは聞いてないからね!!」

 

そういうと私の手を取り、フェイトは強烈な力で私を引っ張って行った・・どうやら私に拒否権は無いのだと悟り・・私は大人しくフェイトに連れて行かれた、その光景を見ていたヴァイスは

 

「いやーフェイトさんが積極的なのは珍しいっすね・・さーてこれでまた人気に変動があるかな~と思うと楽しみだね~旦那争奪戦」

 

彼は龍也と誰がくっつくかのトトカルチョの元締めでもある・・ちなみに今の人気は

 

1位 はやて ヴィータ 

 

2位 スバル ティアナ セッテ

 

3位 なのは ノーヴェ チンク オットー ディード

 

4位 フェイト ウェンディ

 

となっている、はやてとヴィータの人気が高いのは当然で、次に積極的なスバル、ティアナ、セッテで冷静に状況を見ながら行動している、なのは達の人気は余り高くないが、買ってる人は多い・・で一番人気が無いのが意外な事にフェイトとウェンディで。フェイトは余り積極的に行動してないのが理由で、ウェンディは良くティアナにお話され戦闘不能になってるのが理由だ。それでもゼロではないが・・やはり人気は薄い・・だけど今日のデートでかなり変わってくるかもしれないと思うと非常に楽しみだ

 

「ふっふっふっ・・フェイトさんには頑張って欲しいっすね~」

 

ヴァイスは楽しげに口笛を吹きながら、仕事に戻って行った

 

 

 

「とりあえず服を買わないとな」

 

街中を歩きながら言うと

 

「なんで?」

 

首を傾げるフェイトに溜め息を吐きながら

 

「あのな・・私は管理局の制服だ。考えてみろ・・制服の局員が街中を歩いていれば、皆何か起きたと思うだろうが」

 

呆れながら言うと

 

「あっ・・そっかごめん・・着替えてから来れば良かったね」

 

謝るフェイトに

 

「気にしてないから良いが・・早く服を変えた方が良いな・・」

 

そう言い近くの服屋に入る

 

「えっと・・まずはバッグだな・・」

 

着ている制服を入れるのに丁度良いバッグを買ってから

 

「フェイト、何か服を選んでくれないか?」

 

フェイトを見ながら言うと、驚いた表情で

 

「なんで?龍也服のセンス良いと思うけど?」

 

首を傾げながら言うフェイトに

 

「私の服の大半は、はやてとヴィータが選んだ物でな・・実際自分で選んだ服など無い」

 

実際私の服のセンスは壊滅的らしいのだ・・

 

「・・判った・・私が龍也に似合う服を選ぶよ」

 

暫く待っていると

 

「お待たせ!これなら龍也に似合う筈だよ!」

 

フェイトが持って来てくれた服を着てみる

 

「どうだ?似合うか?」

 

試着室から出ながら尋ねる

 

「・・ばっちり・・凄く格好良いよ」

 

と笑うフェイトを見ながら着ている服を見る、黒のシャツに薄茶色のジーンズに肩の無い赤のジャケットだ

 

「これで遊びに行けるね・・じゃあ何処に行こうか?」

 

会計を済まし、服屋から出るとフェイトが嬉しそうに尋ねて来る

 

「フェイトの好きな所に行けば良いだろう?」

 

そう言うとフェイトは

 

「それじゃあ、意味が無いよ。折角遊びに来たんだから、龍也も何かアイデアを出してよ」

 

少し怒ったようなフェイトに

 

「しかしなぁ・・私はそういうのは良く判らないんだが?」

 

良く判らないと言うと

 

「それじゃあ・・歩きながら考えようか?」

 

二人でぶらぶらと街中を歩いていると

 

「おっ・・祭りか・・」

 

祭りがやっているのが目に止まる

 

「お祭り・・クラナガンにもあるんだね・・」

 

フェイトが驚きと言った感じで言う

 

「面白そうだ・・行って見るか?」

 

何をしようか迷っていたので丁度良いと思いながら言うと

 

「うん!行こう」

 

フェイトが頷いたので二人で祭り会場の中に入って行った

 

 

 

 

お祭りか・・クラナガンにもあるんだね・・私はそんな事を考えながら龍也の隣を歩いていたが、突然龍也に手を握られる

 

「た・・龍也!?」

 

その突然の行動に驚くと

 

「なんでそんなに驚く?人が多いからはぐれたら大変だと思ったから、手を繋いだのだが・・嫌だったか?」

 

首を傾げながら嫌だったか?と尋ねて来る龍也に

 

「嫌じゃないけど・・突然だったから少し驚いたんだよ」

 

「むっ・・そうかすまない」

 

謝る龍也に

 

「気にしなくて良いよ・・それより早く行こう!!」

 

龍也の手を引き屋台を見て回る

 

「おっ・・兄ちゃんじゃないか・・どうだい?また買ってくれないか?」

 

露天商のおじさんに話しかけられた・・その親しげな話し方に知り合いかと思い尋ねると

 

「ああ・・ヴィータの髪飾りを売ってくれた露天商の人だ」

 

あの髪飾りの・・

 

「龍也ちょっと待ってくれる?欲しいのが無いか見たいから」

 

しゃがみ込み商品を見ていると

 

「またまた・・兄ちゃんも隅に置けないね・・こんな別嬪さん連れて?彼女かい?」

 

龍也と露天商の話が聞こえてくる、彼女か・・龍也はなんて返事を返すかな?商品を選びながら話を聞いていると

 

「いえ・・違いますよ、休暇だから一緒に遊びに行こうと誘われたんですよ」

 

やっぱりか・・はぁ・・ここは嘘でも良いから彼女って言って欲しかったな・・と一瞬気落ちし、下を見ると

 

「あっ・・これ」

 

銀細工の施されたペンダントが目に止まった

 

「ん?それにするのか?すいませんこれお願いします」

 

龍也がそのペンダントを露天商に渡す

 

「ほいほい・・毎度あり・・ほれ兄ちゃんからのプレゼントだよ」

 

露天商からペンダントを受け取り、直ぐに首から下げる

 

「龍也ありがとう・・」

 

ペンダントを見ながらお礼を言うと

 

「気にしなくて良い」

 

と笑う龍也とその露天商の出店を後にし、歩きながらたこ焼きなどを食べながら歩いていると

 

「わあああああッ!!」

 

祭り会場の中心の方から歓声が聞こえてくる

 

「ふむ・・何か大掛かりなイベントでもやってるのか?・・どうする行ってみるか?」

 

頷きその歓声の聞こえた方に行くと

 

「さぁ~特別ゲストの・・蒼天の守護者・・八神中将と戦ってみたいという猛者は居ないか!」

 

・・・・余りの事で一瞬硬直してしまう

 

「えーと・・偽者だよね?」

 

ステージで仁王立ちしているのは明らかな偽者だ、黒の仮面にマント姿・・正直非常に暑苦しい

 

「ふむ・・祭りの客寄せと言うところかね?」

 

龍也は全く興味が無さそうだ・・元々地位とか名誉には興味が無いから、この反応は当然だなと思った

 

「そこのお兄さんどうだい?挑戦してみないか!!」

 

司会者が龍也を名指しする・・知らないとは言え・・無謀だね・・本物がここに居るよ・・

 

「私か?良いね挑戦してみようか?」

 

龍也は意外と乗り気の様でステージに上がっていった

 

「さぁ・・新しい挑戦者だ!!さぁ・・彼は八神中将に勝てるのか!!それが見物ですね」

 

馬鹿だ・・馬鹿が居る・・その人本物だよ・・と思いステージを見ていると

 

「所でもし勝てたら、なにか商品みたいのはあるのか?」

 

龍也が騎士訓練用のデバイスを持ちながら、司会の人に尋ねる

 

「えっ・・はい商品はありますけど・・勝てるつもりですか?」

 

驚く司会者に龍也は笑みを零しながら

 

「いや・・もし景品があるなら、やる気が出るじゃないですか?」

 

勝つ気だ・・龍也は絶対に勝つつもりだ・・私がそんな事を思ってる中試合は始まった

 

「せえええいッ!!!」

 

偽物は中々鋭い攻撃を繰り出す・・多分それなりに名の通った魔導師だろうが・・龍也相手では役不足だね

 

「ふむ・・隙があるな」

 

体勢を低くしその攻撃を回避し、腹部に蹴りを放つ

 

「うぐッ・・・」

 

数歩下がり、苦しそうに膝を付く偽者に

 

「むっ・・まさかこの程度とは予想外だな」

 

龍也としては牽制のつもりの攻撃だったんだろう・・それでかなりのダメージを受けてる男に龍也は驚いた様に言った

 

「まだ・・私は負けてないぞ!!」

 

馬鹿にされたと感じたのか直ぐに立ち上がりデバイスを振るうが

 

「ふむ・・まだ荒い・・要修行だな・・偽者君」

 

龍也はデバイスを蹴り上げ、男の首を掴み地面に叩き付けた

 

「がはっ・・・」

 

苦悶の声を上げ沈黙した男を指差しながら

 

「勝ったが・・何をくれるんだ?」

 

と龍也は司会者に尋ねると

 

「えっ・・はっはい・・商品は・・これです・・」

 

差し出された物を見て

 

「いらんな・・はやてとかのブロマイド何かは・・」

 

それを返しステージを降りようとすると

 

「待ってくれ!!あんた何者だ!!俺は確かに八神中将じゃない!!だがベルカの騎士団ではそれなりに名のある騎士だが、あんたは別格だ!!教えてくれ!!あんたの名前を!!」

 

黒の仮面とマントを取り払った男に、龍也は笑みを零しながら

 

「時空管理局機動六課所属・・アサルトフォース隊 隊長 八神龍也中将だ」

 

懐から管理局の隊員証を見せながら

 

「祭りを盛り上げたいのは判るが・・人を騙すのは良くないと思うぞ?」

 

そう笑う龍也に

 

「す・・すいませんでした!!これが始めての祭りで盛り上げたかったんです!!」

 

司会者の人が土下座しながら龍也に謝る

 

「そうか・・なら私も協力しようか?」

 

「えっ!?」

 

顔を上げた司会者に

 

「祭り・・これは地球の物だろう?」

 

「はっ・・はいっ!!私は昔地球に行った事がありまして・・そこの祭りというのが凄く楽しくて・・クラナガンでもやりたいと思ったんですっ!!」

 

そうか・・悪意は無かったんだ・・単純に皆に祭りを知って欲しかったんだこの人は

 

「そっか・・じゃあ今から私が祭りに参加しても良いか?」

 

「えっそれじゃあ・・本当に協力してくださるんですか!!」

 

龍也らしいと言うか・・龍也は人が良いよ

 

「勿論・・それに協力者は私だけじゃないぞ?」

 

・・やっぱりね・・私もだね・・私は覚悟を決めステージに上がる

 

「!!貴女は・・ハラオウン執行官!!」

 

私と龍也がステージに立った事で、会場のボルテージは一気に最大になる

 

「さてと・・後はお前次第だ」

 

司会者の耳元でぼそりと呟くと、司会者はマイクを拾い

 

「はい!!それではスペシャルゲストの!八神中将とハラオウン執行官が到着したので!!大握手会を行います!!」

 

凄い勢いで子供達が龍也と私の前に並ぶ

 

「八神中将!!僕こんど士官学校に入るんだけど!八神中将みたいに強くなれるかな!!」

 

龍也の方に並んでいた男の子が笑いながら尋ねると

 

「勿論さ、頑張れば私みたいに強くなれるよ」

 

握手をしてから、その男の頭を撫でる

 

「うん!!僕頑張るよ!!!」

 

龍也を見ながら私も握手をしていた

 

「つ・・疲れた・・」

 

夕暮れ時で祭りは終了し今は片付けの最中、私は机に伏せそう呟きながら龍也の方を見ると

 

「流石に・・私も疲れた・・」

 

龍也はかなり疲労困憊と言った様子でぐったりとしていると

 

「八神中将とハラオウン執行官の御蔭で祭りが盛り上がりました!!本当にありがとうございます!!これはお礼です!!」

 

お金が入っているであろう袋を差し出す司会者に

 

「いや・・それは良い。その代わり次回の祭りの時は連絡をくれ・・また来たい今度は客としてな」

 

龍也が笑いながら袋を司会者に返し言うと

 

「はっ・・はいっ!!必ずご連絡を入れます!!」

 

そう笑い司会者に見送れ私達は祭り会場を後にした

 

これは余談だが・・この祭りには毎年龍也やはやて達が必ず参加する祭りとして、ミッドガルでもかなり有名なイベントになる

 

 

 

疲れた・・祭りは楽しかったが・・握手会はかなり疲れたと思いながら歩いていると、公園が目に止まる

 

「フェイト・・あそこの公園で少し休んでから帰るか?」

 

流石にこのまま帰るのは辛いので公園で少し休むかと尋ねる

 

「うん・・そうするよ・・」

 

フェイトと共に公園のベンチに腰を下ろす

 

「ふー・・疲れたな・・フェイト」

 

フェイトを見ながら言うと

 

「そうだね・・でも楽しかったよ」

 

確かに楽しかったと思い頷くと

 

「私はお祭りが大好きなんだ・・昔皆でお祭りに行ったの覚えてる?」

 

確か・・私が行方不明になる前の事だな

 

「覚えてる・・フェイトがはしゃぎすぎて・・迷子になった時だな?」

 

「・・なんでそんなに正確に覚えてるの?」

 

がっくりと肩を落とすフェイトに

 

「だって私が探したんでからな・・ちゃんと覚えてるのも当然だろう?」

 

私が探したのだから、覚えてるのは当然だろう

 

「・・まぁ・・それは置いといて・・皆で祭りを回って・・笑って・・私は凄く楽しかったんだ」

 

昔を思い出すようにフェイトの話に耳を傾ける

 

「私は・・さ・・人造魔導師じゃない・・だから皆と一緒に居ても良いのかとか迷ってた・・」

 

私は何も言えない・・私は当事者じゃない・・だから何も言えず・・ただ静かにフェイトの話を聞く

 

「でも龍也は違ったよね・・私に普通の女の子みたいに接してくれた・・私に生きていても良いって言ってくれた・・私は龍也に救われたんだよ」

 

そう言うとフェイトは立ち上がり

 

「だから今度は私が龍也を護る・・だからもう無茶しないでね?」

 

と笑うフェイトの顔はとても美しく不覚にも赤面してしまいそうになった

 

「ふふ・・さっ早く帰ろうよ、龍也」

 

手を差し伸べてくるフェイトの手を取り立ち上がり、夕焼けの中二人でゆっくりと歩きながら六課へと戻った

 

「今日は楽しかったよ・・龍也じゃあね・・また明日」

 

私の部屋の前でフェイトと別れ、私は部屋に戻った

 

「ふー・・今日は何とかなったが・・明日はどうするかな?」

 

明日はどうしようかと思いながら、今日の報告書を見ていると

 

ピピピ

 

「ん・・メールか・・差出人はなのはか・・」

 

メールを開くと

 

「何々・・はは・・どうやら明日の予定も決まったようだな?」

 

メールには明日遊びに行きましょうと書かれていた

 

「やれやれ・・私なんかと遊んで楽しいのかね?」

 

私は首を傾げながら、返事を返してから

 

「さてと・・寝るとするか・・」

 

仮想モニターを消し、ベッドに横になりながら、明日はどんな一日になるかと思いながら眠りに付いた

 

第71話に続く

 


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