ついに…ここまできたか………
とその前に……
『ラブライブ運営委員会』は前は『ラブライブ実行委員会』って書いてましたが実は知らん間に改名してました。
でも意識がない時にもナオキは運営委員会って言ってたけどあれは『夢』で現実のナオキが夢の中に入ってる感じなんでそういう風に言ってました。
というのを言っておいて…いよいよ本編のスタートです!!
今日は音ノ木坂学院と千代田理系短期大学の合格発表だ……
千代田理系短期大学……
「それでは結果を貼りだします!」
「いよいよだな……」
「えぇ……大丈夫かしら……」
「大丈夫……絵里なら……」
「うん……」
ナオキと絵里は番号表の前へ行き、絵里の番号を探した……
「2525……2525……」
「2525……あ……あった……」
「まじか!?」
「ほら……あそこ……」
「2525……ほんとだ……絵里…」
「…やった……やったー!!」
絵里はナオキに抱きついた。
「うおっ!?」
「あった!あったわ!!合格だわ!!はははは……」
「あぁ……おめでとう……」
一方そのころ……
黒子は……
「………………………」
あっ...(察し)
そして音ノ木坂学院………
雪穂と亜里沙はドキドキしながら番号を探していた……
「112……113……あっ!118!!
あった!!」
「私もあった!!雪穂……」
「亜里沙……」
「やったーー!!」2人は声を合わせていった。
「やった!これで音ノ木坂だよ!これで私たち音ノ木坂の生徒だよ!」
「うん……」
「μ'sだ!私……μ'sだ!!」
「あっ……」
「お姉ちゃん!!やったよ!!
私、μ'sに入る!!」
「合格したのね……私もよ…」
「そうなの!?やったーー!!」
「μ's………か……」
「合格したのか?雪穂ちゃん…」
「ナオキさん……はい、お陰様で……」
「おめでとう……で…なにか悩み事?」
「はい……亜里沙はμ'sに入るって言ってるんですけど………でも……」
「でも?」
「あの……μ'sはこれからどうするんですか?
絵里さんと希さんとにこさんが卒業したら……」
「あぁ……でもその話はしない約束なんだ……」
「でも……でもそれは皆さんが決めることですよね……」
「!?」
「続けるか続けないかは、今のμ'sの皆さんが決めるべきことだと思います」
「おれたちが……決めるべきこと……
そうだな………少し…考えてみるよ……」
「はい……では…失礼します……」
「おう……」
雪穂は帰っていった。
「おれたちが………決めるべきこと………」
「ナオキ…どうしたの?うかない顔して……」
「いや……ちょっと雪穂ちゃんに言われてさ……『これからのこと』」
「………そう……じゃ、帰りましょうか……」
「あぁ………」
「お姉ちゃーん!ナオキさーん!はやくーー!!」
ナオキと絵里と亜里沙は帰っていった。
翌日……
音ノ木坂学院……
「海未…あのプリントを配ってくれ」
「はい」
「これは?」
「これからの1ヵ月の練習プランです」海未は言った。
「ツバサさんたちにもアドバイスをもらって休みの日とか作ってみたんだ……
海未は最初…キッツキツで練習入れてたから説得に苦労したでぇー……」ナオキは海未を見ながら言った。
「ちょっとナオキ!」
「だってほんとのことじゃんか!」
「でも練習随分少ないね」凛は言った。
「あぁ…ツバサさんたちが本番前に体調崩すといけないからって」
「だから完全にお休みの日もあるんだね」花陽は言った。
「あぁ……」
「そういえば亜里沙ちゃんと雪穂ちゃん、合格したんだって?」真姫は言った。
「え?…あぁ…うん…2人とも4月から音ノ木坂の生徒だよ……」穂乃果は言った。
「ん?(穂乃果……なんか元気ないな…)」ナオキは不思議そうに穂乃果を見た。
「亜里沙ちゃん、ずっとμ'sに入りたいって言ってたもんね!」ことりは言った。
「じゃあもしかして新メンバー!?」花陽は言った。
「11人目の誕生!?」凛は言った。
「ちょっと……そういう話は……」真姫は言った。
「あっ……」花陽と凛は言った。
「ごめん……卒業……しちゃうんだよね……」
「………………………」
部室の空気が重くなる……
みんな悲しい目をした……
「ふっ…どうやろ?」希がにこをむいて言った。
「んっ!?」にこはビクッとした。
「にこっちは卒業できるかどうか……」
「するわよ!!」
「…………………………」
また空気が重くなる……
さっきまで賑やかだった2人も下を向いた。
パン!
絵里は立ち上がって手を叩いた。
「これからの話はラブライブ!が終わるまでしない約束よ!
さ、練習しましょ!」
「はい……」
みんなは立ち上がってグラウンドにむかったが穂乃果は立ち上がらなかった。
「穂乃果………穂乃果!!」
「え!?なに?」
「なにじゃねーよ、練習だ」
「あ…うん……」
ナオキは穂乃果の頭に手を置いた。
「今は練習に集中しろ…」
「わかってるよ…でも……」
「お前の気持ちもわかる……
でも今は……」
「うん……」
「笑えよ……」
「え?」
「お前が笑顔じゃなきゃ……
みんなが暗くなっちまうだろ……」
「……うん!」
穂乃果は笑顔を作った。
「ハラショー!」
穂乃果は立ち上がってグラウンドにむかった。
「……やっぱり……話した方が……」
ナオキもグラウンドにむかった。
廊下……
「あらナオキ…まだ行ってなかったの?」絵里は言った。
「あぁ……なぁ…絵里……」
「ん?どうしたの?」
「………1月からずっと迷ってるのか?
話すべきかどうか……」
「………えぇ……実はね……」
「そうか……あとズボンがズレて後ろからパンツ見えてたぞ」
「なっ………」絵里は顔を赤くしてズボンを直した。
「イヒヒヒヒー……ダッシュ!」
ナオキは走った。
「あ、コラーーーー!!!待てええええええええ!!」絵里はナオキを追いかけた。
(ナオキ……私を笑わそうと……ふふっ……ありがとう……)絵里はそう思っていた。
グラウンド……
「よし!まずはゆっくりグラウンド1周!」
「はい!」
「次!ストレッチ!」
「はい!」
「なにかあったんですか?」
「え?」
「顔見たらわかるよ」
「うん……昨日雪穂にね……
3年生が卒業したらどうするか聞かれちゃって……」
「そっか……」
「穂乃果はどう思うんですか?」
「スクールアイドルは続けるよ…歌も好きだし、ライブもしたい……
でも………」
「μ'sのままでいいかってこと?」
「うん……」
海未と穂乃果とことりは話していた。
「どうすればいいんだろう……」
「かよちん……」
「でもまだ話さないって約束したでしょう?」
「わかってるよ……でも……ほんとうにこのままでいいのかな……」
「そう……だね……」
「花陽はどう思うのよ…」
「私……私は……スクールアイドルは続けたい……でも……μ'sのままでいいのかなって……」
花陽と凛と真姫は話していた。
「よし!次はスピードあげてグラウンド3周だ!」
「はい!」
「私も同じです……3人が抜けたμ'sをμ'sと言っていいものなのか……」
「μ'sは…9人の女神…そしてナオキくんもいて……それでμ'sって言えるんだと思う…」
「うん……
なんで卒業なんてあるんだろう…」
「続けなさいよ」
「えっ!?」
にこがそう言うと穂乃果と海未とことりは声を合わせて言った。
「メンバーの卒業や脱退があっても名前はかえずに続けていく……
それがアイドルよ……
そうやって名前を残してもらっていくほうが卒業していく私たちだって嬉しいの……だから……うわぁ!?」
にこは希と胸にあたり尻もちをついた。
「痛ーい……」
「その話はラブライブ!が終わるまでしない約束よ!」
「わかってるわよ……」
(ほんとうに……決めなくていいのか……
でも……おれの考えは……)
「ナオキ……ナオキ!!!」
「はい!!……どうしたんだ?」
「あれ……」
「あれ?……ん…みんななに話してるんだ……あっ……そうか……」
「ナオキも来て……」
「あぁ……」
絵里とナオキはみんなの元へむかった。
「でも……ほんとうにそれでいいのかな……
亜里沙ちゃんたちはμ'sに入る気でいるんでしょ?ちゃんと答えてあげなくちゃいけないんじゃないのかな?
もし私が同じ立場なら辛いと思う……」
「かよちんは……μ's続けていきたいの?」
「それは……」
「なに遠慮してるのよ…
全員が抜けるんじゃないんだから続けなさいよ!
あなたたち7人は残るんだから…」
「遠慮してるわけじゃないよ……
ただ……μ'sってこの10人じゃないかって……」
「……1人かけても違うんじゃないかな……」
「私も花陽と凛と同じ…
でも、にこちゃんのいうこともわかる……
μ'sという名前を消すのは辛い……
そうなら続けた方がいいんじゃないかって……」
「でしょう?それでいいでしょ…」
「でも……絵里ちゃんと希ちゃんとにこちゃんがいないμ'sをμ'sと言っていいのかな?」
「そうですね……私も穂乃果と同意見です」
「私も……」
「ウチはまずはラブライブ!に集中して…これからのことは話さない方がいいと思うな……ナオキくんはどう思う?」
みんながナオキをむいた。
「おれは………
話すべきだと思う……これからのこと……
だって…このままあやふやにして本戦に挑むのか?
今のこの状態じゃ練習にも集中できなさそうだし……本戦でも……
そうなるならこれからのことをはっきりさせて気持ちをあらたにして本戦に挑みたい……
そうしないと迷いをもってステージに立つことになる……
それにこれは…おれたちが決めるべきことだ……
だからおれは話すべきだと思う……
それがおれの考えだ……
絵里はどう思う?」
「私!?……私は……
私は…決められない……
それを決めるのはナオキたちじゃないかって…」
「おれたちが?」
「私たちは、必ず卒業するの…スクールアイドルを続けることはできない………
だからその後のことは言ってはいけない……
私はそう思ってる……
決めるのはナオキたち……それが私の考え……」
「絵里……」
「そうやね……」
「えぇ……」
練習後……
「よし!今日の練習は終わりだ!
お疲れ様!」
「お疲れ様でした!」
そして1年生と2年生が集まった。
「それじゃ……明日みんなで集まろうか」
「じゃ、明日…俺達だけ部室に集合……これでいいな?」
「うん……」
帰り道……
「絵里……考え…まとまったみたいだな……」
「うん……ずっと迷ってたの……
これからのことは私たちが決めていいのか……
でもよく考えてみたら、私たちはスクールアイドルを続けられない…
続けるのは1年生と2年生なんだって…
なら……私たちが決めるべきじゃない……
そう思ったの……」
「そうか………」
高坂宅……
「ただいまー」
「おかえりー」
「あ!穂乃果さん!」
「亜里沙ちゃん!いらっしゃい」
「あの……見て欲しいものがあるんです…」
「ん?なになに?」
「えっと……μ's!ミュージック…スタート!!」
「はっ!?」
「どうですか?」
「う…うん……バッチリだと思うよ」
「本当ですか!?
私がμ'sに入っても問題ないですか?」
「え……あはははは……」
「ん?」
「亜里沙……お姉ちゃんは本番直前なんだから邪魔しないの……」
「おう……」
「ゆっくりしてってねー」
穂乃果は階段を上がっていった。
穂乃果の部屋……
「はぁ………」
穂乃果はベッドに寝転んだ。
「亜里沙ちゃん……入る気満々だな……」
そのころ……
「ねぇ…亜里沙……」
「ん?」
「亜里沙はμ'sのどこが好きなの?
μ'sのどこが一番好きなところ?」
「えっ………」
「ここじゃあれだし……外に出ようよ……」
「うん………」
雪穂と亜里沙は神田明神にむかった。
神田明神……
「もう一度聞くよ……
亜里沙はμ'sのどこが一番好きなところ?」
「私が……μ'sの一番好きなところ……」
「私は……あの10人かな……」
「え?」
「ステージに立つ9人の女神とそれを輝かせる人……この10人が私がμ'sの一番好きなところかな……」
「10人………私も……私も一番好きなところはあの10人……
みんなで進む……あの10人……
あの10人に……私の好きなμ'sには私はいない……」
「うん……だからね……一緒にスクールアイドルになって頑張ろうよ!」
「え?」
「一緒にさ、ラブライブ!を目指そうよ!あのステージに一緒に立とう!
μ'sじゃなくて私と亜里沙のいるスクールアイドルで!」
「雪穂と……私が……いる……」
「そう……
詳しいことはまた決めていけばいいんだよ……」
「……うん……そうだね!
私………μ'sには入らない………
私の好きなμ'sに……私はいないから……」
「うん……」
園田宅……
海未は庭で素振りをしながら考えていた……
(私にとって……μ'sはこの10人………
誰かが入って、抜けて……それは違う……
なら……答えは……)
西木野宅……
真姫はお風呂に入りながら考えていた……
(μ'sはこの10人だけ………でもこの名前を消すのは辛い………それなら続ければ……でも…それは違う気がする……にこちゃんたちがいないμ'sって…μ'sなの?
いや違う……
それなら……答えは……)
小泉宅……
花陽は洗面所で髪の毛をセットしながら考えていた……
(スクールアイドルは続けたい……
でもそれはμ'sとしてなのかな……
μ'sとしてじゃなくても続けられる……
でも……μ'sがなくなるのはいや……
でもμ'sって……この10人じゃないのかな……
なら……答えは……)
星空宅……
凛は部屋から外を眺めて考えていた……
(μ'sという名前をなくすのは辛い……
でも……続けたい気持ちもあるし…
μ'sを私たちだけのものにしたいとも思う……
μ'sのメンバーはこの10人だけ……
11人でも…7人でもない……10人……
そうすると……答えは……)
南宅……
ことりは部屋から外を眺めて考えていた……
(9人の女神とナオキくんでμ's……
それ以外でμ'sと呼べるものはない……
だとしたら……答えは……)
高坂宅……
穂乃果はベッドに寝転んで考えていた……
(どうしよう……
確かにμ'sはこの10人だけ……
でも……亜里沙ちゃんも入りたそうだったし……
これからもそういう人たちが出てきたら……
でも………)
「わからないよ…………」
香川宅……
ナオキはソファーに座りながら考えていた……
(決めるとは言ったけどどうしよ……
μ'sはおれの大切な存在……
μ'sは大切な人たち……
穂乃果…海未…ことり…花陽…凛…真姫…にこ…希…絵里…そしておれ……
μ'sはこの10人だけじゃないのか……
おれの大切なμ'sに……あいつら以外の人はいない……
ということは……答えは……)
翌朝……
「いってきまーす……
結局決まらなかったな……答え……」
「お姉ちゃん!」
「ん?……雪穂……亜里沙ちゃん……」
「ちょっと話があるんだけど…いいかな?」
「え?うん……」
そして亜里沙と雪穂は見つめ合い、頷いて………
「あの……私………
私…………
μ'sに入らないことにしました…」
「え?」
「昨日、雪穂に言われてわかったの…私…μ'sが好き、10人が大好き、みんなと一緒に一歩ずつ進んでいくその姿が大好きなんだって……
私が大好きなスクールアイドル、μ'sに私はいない……
だから…私は…私のいるハラショー!なスクールアイドルを目指します!
雪穂と一緒に……」
「えへへ……だか色々教えてね…先輩……」
(そうだ…………
μ'sは私たち10人だけ……
みんなが大好きなμ'sは……
私たちなんだ………
だから……答えは……)
穂乃果は2人に抱きついた。
「そうだよね……
当たり前のことなのに……
わかってたはずなのに………
頑張ってね!」
「はい!」
「うん!」
そして1年生と2年生はみんな音ノ木坂学院のアイドル研究部部室へとむかった………
そう……
………決断の時………
次回へ続く……
ここできってすみません……
一気に書くともっと長くなりそうやったんで……
希の回はあんなに長くなるとは思ってなかって1万字超えてましたが……
さて、1年生と2年生がくだした決断は…………
感想などお待ちしてます!!