千冬さんはラスボスか   作:もけ

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ふかふかですか?
それとももにゅもにゅですか?




マシュマロ天国

 日曜日。

 

 普段通り6時に起き、猫の着ぐるみで丸くなってるのほほんさんを起こさないように外に出て、日課のランニングへ。

 

 休日という事もあって、すれ違う人数が少ない。

 

 部屋に戻り汗を流す。

 

 7時、いつもならのほほんさんを起こして食堂に引っ張って行く所だけど、休みの日の寝坊や二度寝は至福のひと時ということで、ほっぺをプニプニするだけに留め、一人で食堂に行く。

 

「おはよう、箒ちゃん」

「おはよう、一夏」

 

 先に来ていた箒ちゃんの隣りにお邪魔する。

 

 箒ちゃんは規則正しい生活態度をしている出来た子なので、毎朝食堂で一緒になる。

 

 ちなみに鈴とセシリアは日によってまちまち。

 

 箒ちゃん基本的に、僕は朝は和食党なので、だいたい日替わりの焼き魚の付いた朝食セットをお揃いで食べている。

 

 静かなひと時。

 

 二人とも食事中は食べることに集中する性質なので、他に人がいないとこんな感じになる。

 

 先に食べ終わった箒ちゃんがお茶を飲みながらようやく口を開く。

 

「今日の訓練は午後からだったな」

「うん、1時から」

「メニューはどうするんだ?」

「昨日と一緒がいいかなと思うんだけど、箒ちゃんは?」

「それでいい」

「協力してくれてありがとね」

「構わん。好きでしている事だ」

 

 あっさりしてると言うか、潔いと言うか、箒ちゃんはカッコイイな。

 

 ホント、武士って感じだよね。

 

 道着を着て剣を振っている姿なんて最高に凛々しい。

 

 でも、長く綺麗な黒髪をリボンでポニーテールにしている所はやっぱり女の子。

 

 黙って大人しく着物とか着てたら大和撫子って言われそうだけど、口を開けば勇ましく、動けば猛々しい。

 

 うん、やっぱり箒ちゃんを形容するならカッコイイだな。

 

「一夏は午前中はどうするのだ? 良かったら道場に顔を出さないか?」

「ごめん、箒ちゃん。午前中は部屋で勉強するつもりなんだ。一昨日の補習はキャンセルになっちゃったし、今週は無理だろうし、僕だけ遅れて迷惑かけられないからさ」

「そうか……」

「また午後にね」

「う、うむ。午後にな」

 

 箒ちゃんと別れ自室に戻る。

 

 未だ爆睡中ののほほんさんをスルー、しないで再度ほっぺをプニプニしてから机に向かう。

 

 10時、ようやくのほほんさんが活動を始める。

 

「おはよう、おりむぅ。お休みなのに早いね~~」

「おはよう、のほほんさん。もう10時だから早くはないよ」

「午前中に起きたら早いんだよ~~。だから今日のわたしは優秀」

「ははは」

「えへへ」

 

 うん、癒されるな。

 

 のほほんさんがいると部屋が癒し空間になるよ。

 

「ねぇ~~、おりむぅ~~」

 

 洗面所から顔を出したのほほんさんに呼ばれる。

 

「どうしたの?」

「ん、ん、」

 

 腕を出される。

 

「あぁ、はい、はい」

 

 袖を持ってあげる。

 

 それに満足した笑みを返してから、バシャバシャと顔を洗うのほほんさん。

 

 そして洗い終わると僕の方に顔を向ける。

 

 今度はポフポフと優しく押さえるようにしてタオルで拭いてあげる。

 

「ありがと、おりむぅ」

 

 幸せそうな、ほにゃっとした笑顔を向けてくれる。

 

「いえいえ、どういたしまして」

 

 何かこっちが得した気分ですから。

 

「じゃあ、ちょっと待っててね~~」

「うん」

 

 洗面所で少し待つ。

 

「いいよ~~」

 

 お許しが出たので部屋に戻ると、のほほんさんの着ぐるみが猫から犬に変わっていた。

 

 着ぐるみにも普段着用と就寝用とがあるらしい。

 

 見た目は……就寝用の方が若干柔らかそうかな。

 

「じゃあ、ちょっと何か食べてくるね~~」

「うん、いってらっしゃい」

 

 のほほんさんというお日様がいなくなって、ちょっと冷たくなった部屋で勉強を再開する。

 

「一夏いる~~?」

 

 のほほんさんが食堂に行ってから5分くらいして制服姿の鈴がやってきた。

 

「鈴、おはよう。昨日に引き続きだけど、ノックしようよ」

「おはよう、一夏。細かいことは気にしないの」

 

 と言いいながら遠慮なしに入ってきて、僕のベットに寝転ぶ。

 

 幼馴染の気安さで、その辺は今更だ。

 

 だけど、僕の視線はあるものが見えてしまっていることで固定されてしまった。

 

 それに気付かない鈴。

 

 ちなみに鈴はうつ伏せで枕の方に頭、僕の方に足を向けパタパタさせている。

 

 言葉を発しない僕。

 

 しばらくすると、

 

「えへへ~~、一夏の匂いだ~~♪」

 

 と恥ずかしいことを言って枕に顔を埋めだした。

 

 さすがに看過できず、文句を言うが

 

「ちょっ、鈴、またそういう」

「いいじゃない。減るもんじゃなし」

 

 やめる気はなさそうだ。

 

 ならば仕方ない。

 

「鈴」

「な~~に~~」

「見えてる」

「なにが~~」

「しまパン」

 

 ガバッ!!

 

 猫のような俊敏さで飛び起きた。

 

「な、な、何見てるのよっ!? スケベっ!!」

「鈴が寝転んでからずっと見てました」

「バカ、バカ、変態っ!!」

「見せてたのは鈴なんだけど」

「うるさい、うるさい、そういうのは見ないのが優しさってもんでしょっ!!」

「いや、どちらかと言うと、見るのが礼儀なんじゃ」

「そんなわけあるかーーーーっ!!」

 

 怒鳴り過ぎて肩で息をしている鈴。

 

「でもさ、鈴。昨日の今日で意識するなって方が無理だと思わない?」

「あっ……」

 

 その言葉で我に返り、思い出すにつれ徐々に赤くなって顔を俯かせてしまう。

 

 思い出されるのは「一夏が好きなんだもーーーーんっ!!」という絶叫。

 

 あれは強力だった。

 

 セシリアが来てくれなかったらどうなっていたか……。

 

「鈴」

「な、なによ?」

「昨日は我慢できなくなっちゃってゴメン」

「えっ」

「途中から鈴の可愛さに理性が負けちゃって」

「可愛いって……」

「ん?」

「ア、アタシのこと、か、可愛いって思ってくれるの?」

 

 恥ずかしいのかチラチラとこちらを窺うように見ながら聞いてくる。

 

 そんな今更な質問。

 

「当り前だよ。鈴は可愛いよ」

「あっ……」

 

 僕の答えに一瞬固まり、ゆっくりと顔を下げたかと思うと小刻みにプルプルしてから、

 

「凄く嬉しい」

 

 蕩けそうな、見様によっては艶っぽい笑顔を見せてくれた。

 

 うん、やっぱり鈴は可愛い。

 

「ね、ねぇ、一夏」

「うん?」

「昨日はドキドキした?」

「うん。大変だった」

「さっき、アタシのし、下着見た時もドキドキした?」

「そ、それは、うん、目が離せなかったよ」

「そっか」

「うん」

「えへへ~~♪」

 

 ご満悦な表情を浮かべる鈴。

 

 こっちは羞恥プレイを強要された気分だよ。

 

「つまり一夏はアタシの魅力にメロメロってことね♪」

 

 でもここで鈴の雰囲気が変わる。

 

「でも、一夏。あんたやけに箒とセシリア、あと着ぐるみと仲いいわよね?」

「えっ、う、うん、まぁ」

「どういうこと?」

 

 鈴さん、笑顔のままなのが逆に怖いです。

 

「え、えっと、のほほんさんは同室で勉強見てもらったりしてるし、箒ちゃんは幼馴染だし、セシリアは戦って認め合った仲で戦友(とも)というかライバルというか先生というか」

「あんた、セシリアを初めて見たとき、お姫様って言ったそうね?」

「なぜ、それをっ!?」

「確かにセシリアは女のアタシから見ても美人でスタイルも良くてお人形さんみたいだけど、箒と着ぐるみはなんなのよ?」

「なにって」

「やっぱり胸なの?」

 

 しかしその笑顔も消えた。

 

「へ?」

「胸なんでしょっ!! どうせ、一夏も大きな胸がいいんだっ!!」

「り、鈴?」

 

 そしていきなりの激昂。

 

「アタシだって好きで小さいわけじゃないんだかねっ!! でも大きくならないんだもん。こんなんじゃ、こんなんじゃ、一夏に嫌われちゃう……」

 

 急上昇したボルテージは、一気に下降。

 

 目に薄ら涙まで浮かべてる。

 

 ちょっとジェットコースターみたいで状況に付いて行けないけど、目の前で鈴が泣いているなら僕の選択肢は一つだ。

 

 ポンっといつもの様に鈴の頭に手を置く。

 

「鈴、昨日も言ったけど、鈴のプロポーションも好きだよ」

「で、でも、大きな胸も好きなんでしょ?」

「まぁ、そこは否定できないし、目は行っちゃうけど、それでどうこうってわけじゃないからさ」

「うぅぅぅぅ」

 

 子供みたいに、顎を引き下から睨みつけてくる鈴に、苦笑いの僕。

 

「一夏のスケベ」

「ごめん」

「エッチ、スケベ、変態」

「ごめん」

「でも、許してあげる」

 

 抱きつれた。

 

 でもそれは昨日の様なドキドキするものではなく、子供をあやす時の様なもので、自然と背中に手が行き撫でる。

 

「いつか、アタシを選ばせてやるんだから」

「ありがとう」

 

 しばらくそうしていると、

 

「ねぇ、一夏」

「ん?」

「今度の対抗戦、賭けをしない? 勝った方が負けた方に何でも1つ言う事を聞かせられるの」

「いいよ。鈴は何か希望があるの?」

「それは…………内緒」

「ちなみに僕の出来る範囲でお願いね」

「それは大丈夫」

「常識の範囲内だよ?」

「アタシを何だと思ってるのよ」

「後、あまり高いものは避けてもらえると嬉しいな」

「それも大丈夫。代表候補生って結構いい給料もらえるのよ」

「激しく気になる話だ」

「あんた、早く自立したいって言ってたもんね」

「うん、実験動物になるのは勘弁だけど、できたら早く所属が決まって姉さんへの負担を減らしたいよ」

「千冬さんは負担だなんて思ってないと思うわよ?」

「それでもだよ。僕が一人前になるまでは結婚しないって言ってたし」

「あぁ、言いそうね」

「姉さんには幸せになって欲しいから」

 

 でも、実際にそんな話になったら嫉妬しちゃうんだろうけど。

 

「一夏」

「ん?」

「他人の幸せを勝手に決めつけちゃ駄目よ? 例えそれが家族でも」

「……うん、分かってる。ただ選択肢を減らす事をしたくないんだよ」

 

 親の喧嘩と離婚を見てきた鈴の言葉には重さがあった。

 

 抱き合ったままの僕らにしんみりした空気が流れるけど、せっかくなので楽しくいたいと話を戻す。

 

「賭けの話だけど」

「うん」

「僕が勝ったらデートしてくれる?」

「えっ……」

「ダメ?」

「う、ううん、ダメじゃない。全然ダメじゃない。でも……」

「でも?」

「ア、アタシもそう言おうと思ってたから……」

「ぷっ、それじゃあ賭けにならないね」

「ホントね」

 

 二人してクスクス笑いあう。

 

「あぁ、でも、いい事思い付いた。勝った方がデートのプランを考えられるっていうのはどう?」

「いいわね。勝った方が連れ回せるのね」

 

 お気に召したのか、跳ねる様に顔が上がる。

 

「いや、そこはあくまでデートだから相手の事も考えて、ね?」

「甘いわ。勝者に対するご褒美なんだから自由に行くわよ」

 

 テンションの上がった鈴は勢いのまま体を離すと、落ち着かないのか歩いたり、座ったり、寝転んだりしながらデートプランを考え始めた。

 

「お、お手柔らかに」

 

 昔を思い出し「連れ回されるのも悪くないかな」なんて思ってみた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それから30分ほどしてのほほんさんが帰ってきて、雑談しながら2人で僕の勉強を見てくれた。

 

 活発の裏返しで割と短気な鈴と、のほほんとしてるのほほんさんは相性どうなんだろうと思っていたけど、ただの杞憂だった。

 

 と言うか、のほほんさんが凄い。

 

 本人と話してると気付かないけど、自分が良く知っている鈴と話してるのを聞いてると、相手に合わせながら自然と自分のペースに巻き込んでるのが分かる。

 

 天然なのか計算なのかは分からないけど、あの癒しワールドに敵う者はいないんじゃないだろうか。

 

 何て言うか、のほほんさんって軸がぶれないんだよね。

 

 大きな山って言うか海って言うか。

 

 その柔らかくも大きな流れに身を任せてしまう感じ。

 

 いや、むしろ埋(うず)める?

 

 のほほんさんを形容するのに”柔らかい””大きな”を使うと、どうしても目が行ってしまうのはお約束。

 

 そしてそれを鈴に気付かれるのも。

 

「い~~ち~~か~~!! いくら許すって言ったからって、アタシがいる前で見なくてもいいでしょっ!!」

「え、冤罪だよ。弁護士を要求する」

 

 とりあえず白を切ってみる。

 

「おりむぅ」

「な、なに?」

 

 ニコッと微笑まれてから

 

「見てたよね?」

「ごめんなさい」

 

 のほほんさんには逆らえないです。

 

「くぅぅぅぅ!! どうして一夏の周りには巨乳がいっぱいいるのよっ!!」

 

 ご立腹の鈴。

 

「まぁまぁ、リンリン落ち着いて」

「あんたが敵なのよっ!!」

 

 うがーーーーってなってる鈴をどこ吹く風で受け流すのほほんさん。

 

 僕含め、箒ちゃんも鈴ものほほんさんには敵わないみた――――――

 

 ぷにゅ♪

 

 突然視界が暗くなり、顔に柔らかい感触が……。

 

「一夏は渡さないんだからねっ!!」

 

 声と匂いから鈴に抱きしめられたと分かる。

 

 座ってる僕を、立ってる鈴が抱きしめる。

 

 つまり自分の胸に僕の頭を抱きかかえる位置関係だ。

 

 という事は、この柔らかい感触はっ!?

 

「り、鈴っ、当たってるっ、当たってるっ」

 

 状況に焦る僕。

 

「当ててんのよっ!!」

 

 おぉ、確信犯でしたか……って、冷静になれるかーーーーっ!!

 

「の、のほほんさん、ヘ、ヘルプっ」

 

 加害者の説得を無理と判断し、救援を頼む。

 

「了解だよ。おりむぅ」

 

 頼もしい声に安心したのも束の間、さっきよりも大きな柔らかいものが顔を包む。

 

「ちょっと、何してんのよっ!!」

 

 鈴の焦る声。

 

「ふ、ふ、ふ、おりむぅはそう簡単に渡さないんだよ~~」

 

 宣戦布告とも取れるのほほんさんの発言。

 

 と、という事は、この至福と言って過言ではない感触を作り出している顔全体を包み込む柔らかいものはっ!?

 

「ふごふごっ」

 

 窒息はしないが、しゃべれなかった。

 

「返しなさいよっ!! 一夏はアタシのなんだからっ!!」

 

 鈴も負けじと再度手を出してくる。

 

 結果として顔の右側には小さなマシュマロ、左側には大きなマシュマロという何とも幸せな状況になった。

 

 しかし頭の上では、威嚇する鈴と、それを余裕で受け流すのほほんさんというバトルが継続中。

 

 関係性で言えば鈴の方に余裕があっていい気がするんだけど、鈴の胸に対するコンプレックスが必要以上に劣等感を煽ってるみたい。

 

 なんて事を思う僕の脳みそだけど、その外側、頭を包む至福のマシュマロ天国によって思考が浮かんではすぐ消える。

 

 そんなずっと浸かっていたいと思わせる幸せな時間も、いつかは終わりを迎える。

 

「何をしてますのーーー!!」

 

 3人とも色々と夢中になり過ぎてセシリアが入ってきたことに気付かなかった。

 

 フリーズして、顔だけを入り口に向ける3人。

 

 そこには髪の毛が逆立つほど怒り心頭のセシリア。

 

 こちらが復活する間を与えず距離を詰め、突き飛ばす勢いで僕から2人を引き離す。

 

「お二人とも、一夏さんからお離れなさいっ!!」

 

 呆気にとられ、言われるがままの二人。

 

「一夏さんっ!!」

「は、はいっ」

「これはどういう事ですのっ!!」

 

 怒りで赤くしたセシリアの顔が、鼻が触れ合うほどの至近距離に迫る。

 

 距離を取ろうと後ろに仰け反りながら弁解を考える。

 

「え、えっと、と、とりあえず、落ち着いて」

「これが落ち着いていられますかっ!!」

 

 詰問の手を緩めるつもりのないセシリアがさらに迫ってきて……。

 

「うおっ、わわっ」

 

 バランスを崩して後ろに倒れる。

 

「きゃっ」

 

 その際、咄嗟に宙を掻いた手がセシリアの手を掴んでしまった。

 

「いてて……て?」

 

 倒れた拍子に背中と後頭部をぶつけ、痛みに顔を歪めるが、なぜか顔にはまた柔らかな感触が……。

 

「あ、あ、あ、」

 

 という鈴の声と

 

「あわわ」

 

 というのほほんさんの声。

 

 そして

 

「もう一夏さんたら、こんな所ではダメですわ」

 

 という声が頭の上から。

 

 つまり、こののほほんさんより小さいが鈴より大きく、バラのいい香りのする柔らかみは……。

 

「セ、セシリアっ!? ゴ、ゴメンっ」

 

 状況を理解し、急いで体を離す。

 

「あん、一夏さんたら、もう少しこのままでもよろしいですのに」

 

 と、色気たっぷりの上目使いで言われ、ドキっとしてしまう。

 

 セシリアから目が離せなくなっていると頭上から

 

「い~~ち~~か~~」

「おりむぅはホントにエッチさんなんだよ~~」

 

 というお怒りの声が。

 

「ち、違うよっ。今のはどう考えても不可抗力で」

 

 と弁解するも

 

「正座っ!!」

「は、はいっ」

 

 鈴に一括され、説教体勢に。

 

 その後20分ほど、鈴には膝をグリグリされ、のほほんさんには頭をペシペシされ続けた。

 

 それをセシリアはどこか楽しそうに眺めていた。

 




えぇ、書いてて思いましたよ。
一夏もげろw

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