前置きはさておき本編どうぞ!
ドドドドドドドドドッッッ!!!!
帰投する2機の米軍ヘリ(ブラックホーク)のエンジン音だけが機内に響く。
1機目には俺、金次、スネーク、サム。
2機目に女子全員が乗っている。
「なぁジャック」
「なんだ金次?」
「さっきは済まん、まさか感情を産まれながらにコントロールされていたとは知らなかった、それに殺人鬼って呼んでしまってーーー済まん」
「気にする事ねぇよ」
「ジャック家族は?」
「居ねぇよ、まぁ弟がいるらしいが手掛かりが少なすぎる」
「じいちゃんにお前を紹介しても良いか」
「そっちに迷惑じゃなければ構わねぇよ」
「・・・・ジャック口調変わったな?」
「ふふ、さぁな」
横田米軍基地に下ろされ俺とサムは残り、金次達は武偵校から迎えの車が来てそれに乗って帰った。
ーーー男子寮ーー自室
横田米軍基地での軽い報告と書類作業をして男子寮に着いたのは夜中3時。
テレビ電話でMに報告
「――――以上が今回の任務報告ですM」
『ありがとう―――まぁ帰国したら詳しく話して貰おうじゃない』
「了解です」
『最後に!お土産期待してるわよ!それじゃ「ちょっと待って下さい!」あら?何よQ?』
『ジャック!是非とも買ってきてほしい物があるんだ!』
煩せぇ!? Qの大声で耳がキーンとする。
「で?何を?」
『Fa○eのフィギュア!青セイバー!金アチャ!ジャンヌ!邪ンヌ!あと日本製の携帯!それから漫画とゲーム!それから――』ピィッ!
ふぅ気にしないでおこう。
『♪♪♪♪~』
ん?メール?誰からだ?
『あとPSPビィータとPS4とその他諸々のカセット!
宜しくジャック!
ーーーーQより
追伸――PCも頼むよ!』
・・・・・これ買わないと後が怖いな。
よし・・・・・
「もしもし金次?俺だけどさ―――――何?理子が詳しい?あぁありがとな今度飯奢ってやるよ――あ?あぁ夏休みに一時帰国するだけだ、うん、うん、あぁそれじゃあな」
金次の情報によってフィギュア関連は理子が網羅しているらしく俺は直ぐに理子へ電話を掛ける。
「あぁ理子?俺だ――――そうだな、え?あぁそれじゃあ明日の放課後女子寮の前な、うん御休み」
何故か『理子も行く!』って事に成り明日は2人で買い物する事になった。
・・・・・2人で?まさか――デート?
ーーーー理子視点
やったやった明日はジャックとデートだぁ!
これはジャンヌに自慢しなければ!――!?
一瞬脳裏に浮かぶ、あの時の事――ジャンヌがジャックにキスされる光景を。
・・・・そーいえばキー君にキス(マウスtoマウス)した事に有るけどジャックにしたことは無いなぁ・・・・
何だか胸がチクッとする。
・・・・よし!明日告ってみよう!
ーーー放課後ー女子寮前
「ジャックー!!早くー」
「分かったから引っ張るな理子」
「さぁ秋葉に出発だぁ!」
ーーー秋葉原
ここがオタクの聖地ーアキバか
「さぁジャック!先ずはPCとゲーム機だぁ!」
元気良いなぁ。
ーーー
「さぁ次はフィギュアだぁ!」
「次は漫画だぁ!」
ーーー疲れた。
ーーーーー夕方
「ありがとな理子、頼まれた物も全て揃ったしな」
「えへへ気にすることないよジャック」
理子は俺にもたれ掛かり腕を絡めて一緒に歩く。
まぁ今日は世話になったしこれ位は良いだろ
「ジャックは優しいね」
「そうか?」
「そうだよ・・・皆に優しいね」
「・・・・・」何となく言いたい事が分かり俺は黙ってしまう。
イタリアで習ったロメオの教本通り
息遣い、歩き方、腕に伝わる理子の心臓の鼓動、少し上気した頬。
告白の前兆か…。
ーーーとある高台
「ジャック見て綺麗な夕焼けだねぇ」
「・・・・・」
「ジャックあのね・・・
私ね貴方の事が好きです――
貴方が私をあの檻から助けてくれた、ブラドから助けてくれた、とても感謝しきれない。
・・・・私は貴方の事が好きです付き合ってください」
「・・・・・・理子お前が前から俺に好意が有ったのは知っていた。
だが俺はそれを好意と思わず善意としか思わなかった
ーーいや思えなかった。
俺は好意という物をずっと奴(ケディル)に邪魔されていた」
「うん知ってるよ」
「俺は今までお前の好意を無視し傷つけていた
1番側に居たお前を」
「それも知ってる。
でも途中でそれがわざとじゃないって事にも気付いた
・・・・やっぱりジャンヌの事気になる?」
ッ!?
「あははは・・・・今凄く驚いたでしょ?あーあフラれちゃったなぁ」
「すまん理子、俺はお前の想いに答えられない
―――気になるやつが出来た」
「そう・・・あーあ~ジャンヌに嫉妬しちゃうな」
「ほぉ私がどうかしたのか?」
「「ジャンヌ!?」」
「麒麟から理子先輩とジャック先輩が仲良く買い物に行った、との情報を入手してな」
「ど、何処からつけていた?」
「ん?今着いた所だ」
「「Oh・・・セーフ!」」
PiPiPiPi!!!
着信音?知らん番号だ誰だ?
「はいジャックですが」
『おぉお前さんがジャックか?ワシは遠山鐵(まがね)じゃ お前さんの事を金次から聞いてな
どうじゃ?今から此方に来れるか?』
「分かりました2時間後位に寄らせて頂きます」
『そうか じゃ待っとるぞ、家は巣鴨じゃ』
こうして突如遠山家に招待される事になった。
電話を切ると理子は居らずジャンヌだけが待っていた。
「話しは終わったかジャック」
「あ、あぁ終わった」
「ジャック・・・そのな、この前のあれはわざとじゃ無いんだろ?」
「あれ?」
「キ、キスの事だ!」
あぁタンカーの時のか
「けしてわざとじゃ無い、理由があってした」
「じゃあその理由を教えてくれ」
「今か?」
「何時なら答えれる?」
「帰国後直ぐ」
「ダメだ、どれだけ私を待たせる・・・そうだ」
「?」
「ジャック、私と一泊二日のデートをしよう!その間に答えを出して貰う」
「いやしかs「これは決定事項だ!異論は認めん!」はい」
何故かお泊まりデート?になった。
何故だ?
ーーーーオマケ
ジャンヌとの帰り道ーー
「ん?あれはライカと麒麟か?」
「そうだな何やってん・・だ・・・!?」
ライカと麒麟の顔の距離が近くなりそしてーー重なった。
( ; ゜Д゜)
「「あっ」」Σ(゜Д゜)
「あー、そのライカ?人の趣味は色々だし俺は別にお前がそんな趣味を持っていたとしても俺の戦姉妹だからな」
「なななななな!!!?うわぁぁぁぁ!!!!」ε=ε=「(。≧Д≦。)」
「待って下さいライカお姉さま!!!」
元気がいいこった。
ーーー夜ーー巣鴨ー遠山家前
「結構広い家だな」
インターホンを押すよりも先に扉が開いた。
「おぉお前さんがジャックじゃな?」
身長は俺より低い、しかし鋭い目が濃密な雰囲気を醸し出している。
念のために来る途中少し調べた。
遠山 鐵(まがね)
旧日本帝国海軍少尉 ゼロファイター(零戦)のパイロット 一人で米陸軍300人を相手に戦った生きるレジェンド。
米英露中と各国がいまだに彼を警戒していると聞く。
たしか『ダイハード』'殺し難し`の異名を持っている恐ろしい爺さんだ。
「立ち話もなんだ、まぁ上がりなさい」
「失礼します」
「『失礼します』?、何を言っとるんじゃ?そこは『ただいま』と言うところじゃよ」
「『ただいま』?なぜ?」
「なぜ?ってお前も遠山の家族の一人なのじゃろ?」
「ぁっ・・・」
胸に熱い物が込み上げて来る。
「あらあら?おじいさん?彼を泣かせたんですか
?」
「待て!ワシは泣かせておらん!?」
「すみませんっ、嬉しくてつい」
「「おかえりなさい」」
「はい!ただいま」
ーーー居間
「改めて自己紹介を、英国情報部兼東京武偵校の2年生ジャック・ベケットです」
「ワシは遠山鐵、それしこっちはワシの妻セツじゃ」
「遠山セツです、どうぞ宜しく」
「うーんジャックとは呼びにくいのぉ」
「銀一、そう呼ばれました」
「・・・銀か、じゃあ銀一で」
「単刀直入でお訊きしたい事があります。遠山銀侍郎とは何者ですか?」
「フムすこし長くなるが良いか?」
「はい2人ともお茶を入れましたよ」
「「ありがとう(ございます)や婆さん」」
ーーー
「まず始めにこの世界は光と影で成り立っておる、人間も同じじゃ、カタギとヤクザ、正規軍に傭兵、表と裏とまぁこんなところじゃのぉ。
遠山金の家系は表、これを『暁座』と呼ぶ
そして遠山銀の家系は表を支える裏、これを『宵座』と呼ぶのじゃ。
遠山の金さんは知っとるか?なに?知らん?すかぱーで観ておく事をお勧めする。
おっと話がずれたわい。
遠山の金さんを裏で支えていたのがお前の御先祖様にあたる遠山銀(イン)じゃ。
結論から先に言うが遠山銀侍郎はお前の父親じゃ
ーーだが・・・どんな奴かワシらは知らん」
「それはどういう?」
「見たことも会った事が無いんじゃ」
「そうですか」
「所で銀一や、その髪は地毛か?」
「はい生まれつき銀色です」
「ならお前は銀の家系の者じゃよ、銀の家系は皆髪が生まれつき白や銀色なのじゃ。
それに目が変体時の金次に似とるわい。
まぁ最近は銀髪に染める子どもも多いからのぉ区別が難しいわい。
せっかくじゃからなお前のお祖父さん、遠山銀時の話をしてやろう。
あれは第二次世界大戦の時じゃ
ワシは零戦のパイロットで銀時はワシは零戦担当の凄腕整備士じゃった。
ワシらはどんな時にも支え合った。
銀時は本当に優しい奴じゃった。
口癖は『早く世界が平和になるように』といつもこぼしておったっけか」
・・・・・
ーーー第二次世界大戦ーー終戦末期
「おい鐵!お前また操縦席に卑猥な女性の写真貼ってたろ!?」
「なんだよ銀(銀時)、堅いこと言うなよーーーあ、お前女が苦手だったな!女の前では気が動転してまともに喋れねぇしーーお前子供作れんの?」
「お前には関係無いだろ、それとあの写真剥がしたからな」
「なぁ!?お前ってやつは!あの写真入手するのにどれだけの時間と金を掛けたと思ってんだ!?もうこれで20回目だろ!?」
「喧しいわ!セツさんの写真を貼れよ!」
「えぇ・・・セツの写真なぁ、なんかなぁセツの写真貼って『俺は生きて帰る』って言ってみろ絶対撃墜されるわ」
「知るか!」
突如ドンッ!と腹の底から響く音に意識が変わる。
「銀今のわかるか?」
「あぁ大方米軍の艦砲射撃だな」
「2発でも喰らうもコイツ沈むな」
「全機整備急げ!」
銀の掛け声で周りの奴等の意識も変わる。
『敵巡洋3、戦艦1、空母1、駆逐5、我が艦隊に接近中!直ちに持ち場に戻れ!戦闘配置!戦闘配置!』
「なぁ鐵、戦争ってなんなんだろうな?」
「さぁな兎に角今は1日でも多く生き残らねぇとな」
ーーー飛行甲板
「遠山隊発艦準備よろし!」
『了解ーー発艦後各自戦闘開始しろー武運を祈る!ーーー全機発艦!』
ーーー戦場ーー上空
「隊長、殆どの機体が燃料と弾薬切れを起こしかけています」
「了解!1度補給に戻るぞ」
ーーー空母
ソコは地獄だった、燃え盛る炎、艦隊は壊滅しかけていた。
だが空母だけは不自然に無傷無事だった。
空母に着艦した俺は銀を探した。
「銀!どこだ!!?」
「銀時さんは艦橋にいます!」
「分かった!」
艦橋に銀は立っていた。
「銀!」
艦橋に立っている銀は少し青白く光っていた。
『我は雷。暗きを照らし、人に光を与えん』
銀が手を前に差しのべると向かってくる砲弾が落雷により空中で爆散する。
「鐵!これはあと10分も持たない!今のうちに燃料をいっぱいにして他の空母に着艦するように部下に伝えろ」
「お前はどうするだ?」
「・・・・大丈夫だ頃合いを見て脱出艇に乗るから」
「そうか遅れるなよ!」
ーーー10分後
「全員脱出艇に乗ったか!?」
「はい命令通り銀時さん以外全員乗りました!」
「はぁ!?まさかあいつ自分を犠牲に!?」
「あ!?鐵隊長!?」
「お前達は先に脱出して他の空母と合流しろ!脱出艇も同じだ!」
俺は急で零戦に乗り込み空母の周りを旋回する。
銀は何時もの状態に戻り砲弾が空母に命中する。
「ぐうぅぅぅ!?」砲弾の衝撃波で機体が揺れる。
窓を開けてあいつ聴こえる様に大声で叫ぶ。
「このバカ野郎が!掴まれ!」
着艦時の車輪を片側だけ出して艦橋に接近する。
銀の手が青白く光ってまるで磁石の様に車輪に引っ付く。
ペタペタと這い上がって後ろの席に座った。
「助かったよ鐵」
「バカ野郎がお前が死んだら目覚め悪りぃし、戦場から帰ったらセツに殺されるからな」
「2人無事に帰っても殺られそうだけどね」
「否定できねぇ」
「鐵!後ろから来るぞ!」
「おぅ任しとけ!この遠山桜散らせるものなら散らしてみやがれ!」
・・・・・・・・・・・・・・・
―――――――
「おい鐵」
「・・・なんだ銀?」
「ここなんて島だ?」
「知らん」
結局撃墜された。そして海を泳ぎ何処かの島に流れ着いた。
ーーー翌々日
「おい鐵?あれは米軍か?」
「あぁ上陸艇だな。
多分あれだ近くに休憩でもしに来たんだろ?」
「それにしちゃなんか可笑しくないか?ほら何か光ったぞ?」
「「あ?光った?」」
ヒュルゥゥゥゥ!ーーードオゥゥゥン!!!
「「艦砲射撃かぁ!!?」」
「オマケに上陸してきた!」
『テヲアゲナサーイ!コウフクスレバ命ハトリマセーン!』拡声器を使い俺達に降伏勧告を勧める。
「どぉするよ?」
「抵抗するだろ?」
「はぁ戦争嫌いなんだけどなぁーーー仕方がない本気出すか」
わしは胸のポケットから卑猥な写真を取りだしスイッチを入れる。
銀は同じくポケットから絵画の写真を取りだしスイッチを入れた。
「銀それ何の絵だ?」
「ゴッホっちゅうオッサンが書いた絵らしい」
「それじゃ」「スイッチが入った所で」「「殺さない程度に殺るか」」
「「この遠山桜!散らせるものなら 散らしてみやがれ!!!」」
・・・・・
「フハハハハハ!絶牢!桜花!連鎖撃ちぃぃぃ!」
「遠山流柔術人間知恵の輪!」
ーー敵陣
「隊長!敵に弾が当たりません!」
「バカな!よく狙って撃て!」
ーーー敵艦艦橋
「たった2人を仕留めるのに何時まで時間をかけている!?」
「敵に弾が当たりません!」
「なら艦砲射撃再開だ!」
「艦長!?あそこにはまだ味方がいます!」
「知らん!ファイヤー!」
海岸
ーー敵陣
「おい戦艦が撃ってくるぞ!?逃げろ!衝撃で死ぬぞ!」
全員「うわぁぁぁぁ!!!?」
ーーー
「なんだ?敵が逃げるんだが」
「鐵!戦艦の砲塔が動いてやがる!」
「なに!?って遠いわ!俺には見えん!」
戦艦からピカッと光が見えた。
「来るぞ、離れてろ鐵!」
「なにする気だ!?」
不自然な積乱雲が出来辺りに雷鳴を轟かせる。
光が弾け砲弾に直撃したらしい、その証拠に何時まで経っても砲弾の衝撃は来ない。
ーー敵陣
「Oh my GOD!?」
ーー敵艦
「艦長・・・砲弾が迎撃されました!」
「ファァァァァァク!!!!!」(#`皿´)
「艦長!上陸部隊から連絡です『敵に制圧された』そうです」
( ; ゜Д゜)
「敵は2名、交渉に応じてくれるそうです」
ーーーー艦内
「おぅ艦長さん あんたいい写真持ってるねぇ?」
「オウ、アナタノ写真モナカナカカゲキデスネ!」
え?何この状況
「シショウ!ゼヒワタシヲ、デシニシテクダサイ!」
「イヤ!オレガサキダ!」
なんか仲良く成りました。
それからわし達は少しの間に米軍の留置場で仲良く過ごして終戦と同時に帰国したのじゃ。
その後銀時は世界を見たい、と言いい姿を消した。
これがお前のお祖父さんの話じゃ」
「おじいさん、後で少しお話が」
「あ゛っ」
ーーーー遠山家ーー玄関前
「ありがとうございました」
「いや構わん、年末は此方におるか?」
「分かりません、上と相談しときます」
「また何時でも来なさい。
うむそれじゃな金次によろしく」
・・・・・・・・・・・・・・・
『 旅行の時間!』
欲望のままにコラボります!
ジャック「・・・・・なんだこれ?」
「作者の欲望です(;´∀`)」
オリジナルです、そして強引に物語を繋げます。
暫し作者の我が儘にお付き合い下さい。m(__)m
帰国を3日目に控えた今日。
ーーー京都
あれ?可笑しい何故か京都に居る。
しかも平日、勿論学校はまだ通常運転で授業もある。
「おいジャンヌいくらなんでもサボリはいけないだろ?」
「何を言っている?これはサボリでは無い、立派なクエストだ」
「まじか?内容は?」
「ある学園が修学旅行をするんだが、何かが可笑しいらしい」
「可笑しい?」
「あぁ・・・あるクラスの副担が防衛省の人間だ」
「全くもって意味がわからん、で依頼人は?」
「フランス政府だ」
「・・・あれ?俺の耳が可笑しいのか?いまフランス政府って聴こえたんだが?個人や企業じゃなく政府って聴こえたぞ?」
「だからフランス政府だ」
「まじかよ・・・依頼内容は?」
もう何聴いても驚かねぇ
「そのクラスの監視だ」
内容はとても普通だった。
「監視か・・・分かった」
ーー
「なぁジャンヌ」
「なんだ?」
「あれはタコか?」
「・・・・」
ジャンヌ絶句してるな。
監視任務だからターゲットを見つけたが、もはや人とは全く言えない。
黄色いタコか?
「お、移動するぞ」
移動先は有名な五重の塔が綺麗に見える街道。
パンッ!
この音は狙撃か!?五重の塔からマズルフラッシュ!ターゲットに命中ぅ?してねぇ!?
あぶらとり紙で受け止めてやがる!?
「「なんなんだあれは?」」
・・・・・
「ジャックここで2手に別れよう、私は祇園に行った班を、ジャックはあの不思議超生物を監視しといてくれ」
「分かった、じゃ後で合流しよう」
ーーーー
いったい何なんだ?あの生物は?
生物兵器?人体改造?分からん
ん?どうしたんだ?携帯に出て慌てて何処かに消えた?
♪♪♪♪♪~
ん?この着信音はジャンヌからだ。
「もしもしジャンヌ?」
『よぉもしかして彼氏さん?』
「・・・・・間違えたか」
『ちょっと待て!おいこの女がどうなっても良いのか?『来るな!』おい女を黙らせろ!『くっ!?』ふぅ分かってくれたかな?』
「・・・彼女をどうするつもりだ?」
『決まってんだろ?俺達と一緒に遊ぶんだよーーー返して欲しければ家でジッとしていろ
終わったら返してやるからなハハハハッ』ピッ
ーーーーーーよし殺っちゃおう
「あ、中空知か?あぁ解析頼む、報酬金は口座に入れておく。
・・・・・廃ビルの中?ここから近いやつか、分かったあぁありがとう」
まただ、また頭がスーっと冴え渡る。
後で金次にこの事を聞くとヒステリアベルゼだと判明するーーーそれはもう少し先の話し。
1度旅館に戻りアストンマーチンDBS運転する。
中空知に言われた廃ビルに向かった。
目の前に大型バイク川崎の新型ニンジャH2が猛スピードで走り去る。
しかし目的地に近づくと再び目の前にニンジャが現れた。
敵か?
そして目的の廃ビル前に一緒に停まった。
「貴方は何者ですか?」
質問してきた男子は銀髪のスポーツ刈り、目は黒目で、キリッとしているイケメンだな。
身長は170cmあるか無いか。歩き方からしてかなりの武道経験者と推測できる。
「俺のツレが拉致られた・・・武偵だ。
そういうお前は何者だ?半長靴にグロックc18ーーーおまけに腰に2振りの刀ーーー自衛隊か?」
「そんなもんです、私もクラスメイトが拉致されましたので」
「そうかーーー入り口に足跡3人」
「これは班の誰かが潜入したようです」
「なぁ?学生だよな?お前ら武偵中の奴等か?」
「いえ全く、ただ少し戦闘馴れしているクラスメイト達です」
「・・・それじゃ突入するか」
ドアを蹴破りワルサーPPKを抜きながら撃つ
「ムーヴ!」
「フッ、シッ!」
俺が撃って物陰で怯んでいる敵をそいつは刀の峰で意識を刈り取る。
「良いセンスだ」
洗練された刀の扱いは賞賛に値する程だった。
ーーーー
「ここだな」
ドゴッ!扉を蹴り飛ばして中に突入、ソコには見慣れない顔が多くいた。
「銀慈君!」
「銀君!」
「桃花!皆無事?」
「うん!」
「良かった本当に良かった」
向こうは解決した様だな。
ではこちらも済ませるか。
「おい、人の女に手を出したのはどいつだ?」
ヒステリアスモードになれて闘志、殺意が沸き上がる。
ジャンヌに手出して只で済むと思うなよ。
「ひぃ!?」ヤンキーが一人縮み上がる。
「お前か?」地面を踏みしめそのヤンキーの懐に素早く潜り込む。
そして目が合う前にアッパーを喰らわせ轟沈させた。
「まず一人」
その後はただの作業だ。
「うごくなぁぁぁ!この女が死んでも良いのかぁぁ!?」
チャカ(マカロフ)を取り出し人質に向ける。
しかし俺は歩く。
「く、来るなぁ!!」
ヤンキーは銃口を人質から俺に移して引き金を引く
引き金を引くが全て隠し刀の抜刀で弾いた。
全員「嘘っ!?」
「あ?へ?」
「終わりか?じゃ逝っちまえ」刀の峰で意識を奪った。
ーー
「大丈夫かジャンヌ?」
「あぁ平気だ多少ぶたれたがな」
『みなさぁぁぁん!!大丈夫ですかぁぁぁ!?』
「ターゲットが来る前に逃げるぞ」
「あぁ」
ーーー旅館
「でここが政府が手配した旅館か?」
「・・・・済まない」
ボロい旅館だ、まさか監視対象のクラスと同じ旅館でもあるとは。
「はぁもう疲れた、ジャック部屋に行こう」
「同感だ」
ーーー部屋
外見はボロいが中は修復したばかりなのだろうか畳の何とも言えない青臭さが部屋に充満していた。
「ジャンヌ俺は先に風呂に行ってくる」
「そうか、なら私も行くか」
「「では後で」」
ーーー男子露天風呂ーー
ふぅぅぅ疲れが取れる。
やはり日本の風呂は最高だな。
「おや?先客がいましたか」
絶句した。
いつの間にか湯槽の中に黄色い奴が、重要監視対象が入っている。
ーーーそして露天風呂だったが、一瞬で泡風呂に成った。
何故?
「今日はうちの生徒がお世話になりました」
礼儀正しい奴だ。
「気にしないで下さい」
ガラララッ「おい殺先生!いるか~?」黒髪の男子
「うおー露天風呂久しぶりだな!あっ渚女子風呂は向こうだよ」赤髪の男子
「烏間先生大丈夫かなぁ?」銀髪の男子
「ちょっとカルマ君!僕は男だよ!」水色の男子
「「「「あ」」」」現場に居た男子生徒達だ。
・・・・・
「「「「今日はありがとうございました」」」」
「いい気にしないでくれ」
「磯貝優馬です」
「赤羽カルマ」
「潮田渚です」
「十山銀慈です」
十山?トオヤマ?まさかな
ーー全員(体の傷すげぇ!)
「ねぇお兄さん、体の傷スゴいね?何してんの?」
(((カルマ君言ってくれた!)))
「ん~何してると思う?」
「危ない仕事かな?」
「正解だ、逆に聞きたい・・・コイツは何だ?」
「「「「・・・・」」」」
「私は殺先生と言いますイギリスの殺し屋さん」
「・・・・名乗られたら名乗り返すのが日本流だったか?俺はジャック・ベケット又の名を遠山銀一だ宜しく殺先生
銀慈君、君に幾つか質問したい。
本当に失礼だが親は?」
「いません」
「小さい頃の記憶は?」
「ありません」
「引き取られた場所は?」
「自衛隊です」
「「・・・」」
「お前は『あー!今日会ったモデルのお姉さん!』ん?」
喋ろうとしたら隣の女風呂からやけにデカい声に遮られる。
『あ”?モデルのお姉さん?私の方が美人よっ、て!?ジャンヌ=ダルク!?どうしてあんたが此処に!?』
『イリーナ・イエラヴィッチ!?『色女』こそどうして此処に!?』
「向こうは向こうで騒がしいな」
『それにしてもジャンヌさん胸おっきーね?触っても良い?』
『な、何をしている!?ダメに決まってるだろ!?』
「ヌルフフフフフ!これは見る価値有り!」
「おい待てこのエロダコ、人の女の肌をやすやす見せるほど俺は甘くないぞ?」
タコの足?を握りホールドする。
何故か胴体が見えない、煮こごり?
「ぐっ!?やりますね」
「この位うちの学校なら大半の奴等が出来るぞ」
「ねぇジャックさんは何処の学校ですか?」
「東京武偵校さ渚君」
・・・・・
風呂からあがりジャンヌを待つ。
しかし遅い、待てど待てど上がってこない。
心配になった所で上がって来たーー顔を真っ赤にして。
「ジャンヌ大丈夫か?熱っ!?」
ヨロヨロとした足取りで難とか俺の元まで来る、そして俺に正面から寄りかかった。
「ジャンヌのぼせたか?」
「あぁ最近の中学生は手加減を知らないらしい、数々の質問に遇いのぼせてしまったらしい」
「自分で冷やせるか?」
「無理だ最近色金の粒子が日本を覆っていてな、ステルス(超能力)が弱体化している」
「ちょっと待ってろ」
自販で冷たいジュースとアイスを買いジャンヌの元に戻ると見たこと無い、いや書類上見たことある女性がいた。
「あら?いい男がいるじゃない」
「やめろ私の者(物)だ」
え?物扱い?
「なにやってんだジャンヌ?」
「いや、この『色女』が五月蝿いもんでな」
「誰が『色女』よ!?」
「いやクラスからビッチって呼ばれているのだろ?『色女』」
「きぃぃぃー!ムカつくわね!」
イリーナ・イエラヴィチ
ロシア人らしい
得意な暗殺方法はハニートラップ
「確かロブロさんの弟子さんでしたっけ?」
「師匠の知り合いかしら?」
「まぁ殴り合った仲です」
「え?」
「ほらジャンヌ、ジュースとアイスだこれで火照りを冷ませ」
「ありがたい、それではなイリっ『色女』!」
「言い直さなくても良いわよ!」
ーーーー部屋
アムッ「ふーやはり風呂あがりのアイスは最高だ!」
「おいおい今から夕飯だぞ?」
「ふふふ安心しろデザートは別バラだ」
「そうか」
「「・・・・・」」
「なぁジャック、イギリスに帰るのか?」
「一時帰国だ、それがどうした?」
「いや・・・・そ、それより!あの時の事を答えろ!」
「それはだな『失礼します夕飯の準備ができましたので食堂に案内します』」
「「・・・・・」」
『あのー?』
「「今行きます!」」
ーーー食堂
ガヤガヤガヤガヤ
「あ、どうもイギリスの殺し屋さん」
ガヤガヤーーーピタッ!
今まで学生達で騒がしかった食堂が途端に静かになった。
見た限り殆どの生徒が武偵でいえばC+ランク位だな。
例外は先程の十山銀慈 あれはどう見てもS-かA+といった所だろう。
・・・・ほぉあの水色の髪をした学生、面白いな。
他にも数名面白いのがいるな。
「君がMI6の者か?」
「貴方は?」
「私は防衛省兼このクラス副担任の烏間だ」
あぁこの人か。
「MI6のジャック・ベケットです、日本名は遠山銀一です烏間さん」
「私はジャンヌ・ダルク30世だ。私はフランス政府から監視任務を受けた」
「俺はその付き添いってやつです」
「成る程な今日は世話になったな」
「貴方も大変ですね?Mr.烏間」
「この黄色いタコが消えてくれればどれだけ楽か」
あぁ…この人苦労してるな。
旅館の女将が申し訳なさそうに「すみません此方のお客様と相席でお願いします」と烏間とイリーナの向かい席を指差す。
「ちょっとぉ~カラスマァ早く食べましょうよぉ」
イリーナはジャンヌを見ながら刺身を烏間の口に運ぶ。
「近づくなイリーナ食べにくい」
烏間拒否
「はいカラスマァあーん」
「いらん自分で食える」
またも拒否
その様子を見てジャンヌは
「ジャック」
「なんだ?」
「・・・あーん」
目が食べろと訴えている。
「・・・・・」パクっ
ここで食べなければ後で何言われるか分からないので大人しく食べる。
ジャンヌはイリーナにどや顔をかました。
「きぃぃぃぃ!!!悔しいぃぃぃ!!!」
悔しがるイリーナ、どや顔ジャンヌ
頭を抱える男2人。
十山「シュールだな」
潮田「いやカオスでしょ?」
・・・・・
何気に夕食は楽しく進み烏間さんとメアドを交換した。
次いでに十山銀慈、イリーナさんのも。
夕飯を食べ終え部屋に戻る。
部屋には布団が牽かれていた。
もう一度言う布団が牽かれていた。
布団1つ、枕2つ。
「「・・・・・」」
「じゃ俺ソコ(床)で寝るからお休み」
「待て、布団で寝ろ疲れが取れんぞ」
「狭いぞ?」
「なに寮のベッドと変わらん、この前3人で寝た時より広いぞ」
それはお前と理子が勝手に侵入したからな。
まぁ良いかジャンヌはどこか抜けている所がある、大人の階段を登る事は無いだろ。
「それじゃ「お休み」」
隣ではジャンヌがスヤスヤと寝息を立てている。
・・・・はっきり言って寝れねぇよ。
サイボーグから人間に逆戻りした俺は感情のコントロールが難しくなり、理性も外れやすくなった。
直ぐ隣で寝るジャンヌから石鹸の香りにジャンヌ特有の若草の様な匂い。
それにこれは・・・香水まで着けて俺の理性の枷をゴリゴリと削ってくる。
寝る前に香水つけるなよ。
俺は寝返うちながらジャンヌに背を向け素数を数えながら寝ようとすると
背中に柔らかなーーー「ちょっ!?」ジャンヌの胸が密着してきた。
背後から抱きつかれた。
「な、なんの真似だジャンヌ?」不味い。
「あの時の事を喋って貰う為だ」
ドクンッ!
心臓が異様に跳ね上がる、これはヒステリアモードになっちまうのか!?
てか理性が弱体化し過ぎだろ俺!?
ジャンヌは俺の胸の上に跨がり足で両腕をロック、
そして布団の下から細身のデュランダルの剣先を俺の喉元に突きつける。
「答えろジャック、答えによっては貴様を殺す事になる」
「ジャンヌ、あの時俺は何も出来なかったーーいや1つだけだ」
「それは?」
頭の中にあの時の、Mとのやり取りを思い出す。
『ジャック貴方には気になる人、守りたい人がいるかしら?』
『命を懸けてまで守りたい人よ』
『その子にキスをしなさい、優しく、愛を込めて』
『大丈夫、今の貴方なら出来るわ』
「ジャンヌ―――お前を守る事、これだけだった」
「っ!?」
えぇいこのまま言ってしまえ俺!
「俺はーーー俺はお前の事が!『ピリリリリ!』
「「!?」」
電話が鳴る、しかも緊急時の着信音だ。
「どうした!?」
『ジャック直ぐに帰って来てくれ!直ぐに横田米軍基地の飛行機で帰って来てくれ!』
「理由は?」
『Mが死亡した』
・・・・死んだ?Mが死んだ?
胸がポッカリ空いた様な虚しい気持ちになる。
コレが悲しみか。
ーーー大切な人が居なくなって良く分かった。
「・・・・分かった、直ぐに帰る」
電話を切りジャンヌに向き合う。
「すまんジャンヌ、これから直ぐイギリスに帰国する」
心境が顔に出ていたのか、それとも電話の声が聴こえていたのか、ジャンヌは頷いた。
「ジャック、少しだけソコに座れ」
座るとジャンヌの手が伸び俺の頭を掴んで自分の胸にうずめた。
「我慢するな泣きたい時は泣いて良いんだ」
その言葉で俺の涙腺は崩壊し、ひとしきりジャンヌの胸で泣いた。
「・・・・・ありがとジャンヌ」
「これ位当然だーーーー早く帰って来い、そして帰って来たら1番に私に会いに来い!」
「分かった」
ジャンヌを抱きしめる、その温もりを忘れぬ様に。
「いってらっしゃい」
「あぁ行ってくる」
アストンマーチンDBSを飛ばして横田基地に急行した。
ーーーー横田基地
「ジャック!」「サム!」
サムもちょうど到着したみたいだった。
基地職員に戦闘機用ヘルメットとマスクを受け取り1番端の第5滑走路に連れて行かれた。
滑走路には長く真っ黒い機体が鎮座している。
「「SR-71ブラックバード!?」」
「そうだ早く乗れ」
横に居るのはショートな金髪で碧眼をサングラスで隠す(夜なのに)女性。
米軍の中尉であり(ドSでもあり)ジーサードーリーグの1人でもあるキャサリン中尉。
「何をぐずぐずしている!早くの乗れこのブッ、男共!!!」
今豚って言おうとしたな?
叱責を受けながら素早くコクピットに乗り込みアフターバーナーを点火して離陸した。
3連休来たぁぁぁぁぁぁ!!!!
( ´艸`)「シャバの空気は最高だぜ!」
ボンド「やっと帰ってきたか」
「2ヶ月ぶりの我が家だぜ!」
家ーー
「パソコンがお釈迦になってるうぅぅぅぅ!!!!!?」
えーと言う訳でパソコンから携帯投稿に変わりました。
ボンド「次こそは早めに出せよ?」
「善処します^_^;」
それと震災の時に応援して下さった方々本当に力になりました。
ここにお礼の言葉を申し上げます。
本当にありがとうございましたm(_ _)mm(_ _)m
今後もこの作品を生暖かい目で、暖かい目で読んでくれると嬉しいです( ´∀`)
それではまた次回会いましょう!(^^ゞ
ーーー追伸、艦これも7月には投稿しますので!
やべぇ閃の軌跡も書きてぇなぁ(笑)