ひろし視点
気が付いたら三階まで来ていた。この階まで登ってきている人はいないだろうが少し探索してから行くことにした。結果からいうと三階には何もなかった。前回のときと変わらなかった。
そしてほかの人がいるであろう二階に下りると美香が『切られたドア』から出てくるのが見えて「美香、上の階に逃げましょう」と提案して三階の空いている部屋に逃げ込んだ。
「美香けがはないですか?」
「大丈夫さっきは包丁さんが入ってきた瞬間に跳ね飛ばしたからけがはしてないよ」
安心して座り込んでほかの人のことを聞こうとしたら、いきなり青鬼が部屋に入ってきた。
「なぜこの館に帰ってきた?」と声をかけてきた。
青鬼がしゃべることに驚きながらも
「お前を殺しに来た」と答えた。
「包丁さんか...包丁さんに俺たちは殺せない」
といって襲いかかってきた。美香の手をとり青鬼の横をきれいに走りぬ抜け二階に下りた。
二階に下りた最初の曲がり角で美香がこけてしまった。走る速度が違うんだ当然のことだろうそこに青鬼が来た。
こけてしまった美香を青鬼が食べようとして襲ってきた。ぼくも美香も最後を覚悟してうつむいた直後「しゅん」という包丁がすれたような音がした。顔をあげてみてみるとそこには青鬼に向けて包丁を突き付けている包丁さんの姿があった。
「さっきはありがとね。おかげであえたよ。お礼に青鬼を何とかしてあげるよ。だから私たちの真名を見つけてきて。青鬼は結構私たちのことを調べてるみたいだしね。はやく行って」大きいほうの包丁を持った包丁さんが言った。
うなずくしかできずに下に下りて行った。
桜視点
「なぜあなたたちは入ってきた人間を襲うんですか?」私は青鬼に一番聞きたかった事を聞いた。
「それは俺たちが人間への恨みや憎しみの感情から生まれた存在だからだ。青鬼たちはみなそういう感情を持ってこの館で死んでいったものだ」
「じゃあなおさらあなたたちを正しく切って成仏させなきゃいけませんね」
「自分たちのカミサマとしての縛りも切れない存在が何を言っている」
そうだ私たちは何でも切れるカミサマでありながら、自分たちをカミサマにした縛りは切れない。まあ儀式をした男が何か細工をしていたんだろう。
「私たちは 私たちは自分たちの縛りすら切れないカミサマかもしれない。でもほかの物なら何でも切れるカミサマだぞ」梅が勇気を出して青鬼に叫ぶ。
「俺たちの命も切れないのに」青鬼が嘲笑うように言った。
「もとから命が切れている存在が何を言ってるんですか」私も言い返す。包丁さんは現世に呼び出されたときにその情報を得ることができるのだ。
「まあいい。お前たちは青鬼は切れない。だから呼び出した四人を殺せば青鬼も増えるしお前たちも帰らざるを得まい」
「そんなさせない。誰が狙いだ」
「もう遅い。そこの部屋に一人いたからフワッティーを差し向けておいた。残りも青鬼を差し向けておいた。全滅するのも時間の問題だ」
助けようと走り出した瞬間たけしの叫び声が聞こえた。
部屋の中にはフワッティーと食べられた後のたけしの死体があった。
ついに一人死んだ。
たけしがな。まあ自業自得だね
白プロ楽しくて全然進まない(実況も)まあこれからもちょっとでも応援してくれる人がいるならがんばるよ。