とある魔術の禁書目録 ~変わらない笑顔で~   作:桐生 乱桐(アジフライ)

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ニーサン! 後ろ後ろ!!
そう叫んだ人、大人しく白状なさい
大丈夫、私も叫びました
叫ばずにはいられませんよ、ええもう

大覇星祭編は要所要所カットして進むかも…

誤字、脱字等ありましたらご報告お願いします

いつも通りですみません
ではどうぞっ


#49 異能者たちの競技場

白井黒子

 

常盤台中学在学、学年は一年

髪形はツインテールの小柄な少女

大能力者の空間移動(テレポート)の使いではあるのだが。彼女は大覇星祭には参加していない

ちょっと前に起きた事件が原因で身に受けた傷が治っておらず、体中に包帯を巻いているからだ

しかしそんな絶対安静な状態な彼女は現在、入院している病院を抜け大通りにいる

服装はいつも通りだが車いすに乗っている状態だ

一般のものとは違う、スポーツタイプで車輪がハの字になっているのが特徴だ

その車椅子を押しているのは初春飾利という女の子だ

風紀委員の同僚でもあり、友人でもある

そしてその初春の隣には佐天涙子という初春の親友もいる

 

二人とも半袖の白いシャツに黒スパッツというスポーツルックだ

 

初春は炎天下の下でニコニコと笑顔で

 

「やぁ、私や固法先輩が炎天下で頑張っている中で白井さんが一人エアコンの効いた部屋に一人でいるのを想像したらいてもたってもいられなくて身体が動いちゃいました」

「初春、それ軽く本音も入ってるよね」

 

佐天がそう言うと初春は頭にコツンと拳をぶつけ「てへぺロ」などとほざいてきた

生まれて初めて親友を引っぱたきたいと思った

 

「…素敵すぎる友情をアリガトウ、ですの。傷が完治した暁には真っ先に衣服を空間移動させて全裸にしてさしあげますからね」

 

そう黒子は答えたが、正直に言って初春の申し出は嬉しかった

大覇星祭という大きなイベントの中、一人でゴロゴロしているのははっきり言って退屈なのだ

当然、黒子は大覇星祭は初めてではない、とはいっても流石に念の一度のイベントなだけあって流石に規模が違う

普段歩いている道でも競技のアナウンス、開始を告げる花火の音などがあるだけでがらりとイメージが変わる

 

黒子は周囲を軽く見まわし

 

「それで初春、今年の大覇星祭は何かトラブルがおありですの?」

「今のところはなにも。せいぜい焼きイカの屋台に化けた産業スパイが生徒の唾液からDNAを盗もうとしてたくらいですかね」

「…え? 学園都市そんな被害にあってるの」

 

なにそれ怖い、と呟きそうになった佐天

若干顔が引きつった佐天に追い打ちをかけるように

 

「まぁAI否定論者の無人ヘリ撃墜未遂とか精神文化主義者による競技場爆破未遂なんかに比べれば可愛いものですわねぇ」

「え!? なんですかその事件! 学園都市裏に何抱えてんですか!?」

 

そんなの表沙汰になってはいないので佐天は初耳である

因みに初春もそれは初耳だったのか若干顔が引きつっている

黒子としては風紀委員に関わるのならそれくらいのトラブルに巻き込まれても当然、という覚悟くらいは決めているのだが

実際そのような事件を止めるために、それを止めるために固法やアラタと一緒に走り回ったのは黒子にとってはいい思い出だ

 

ほぅ、と思い出に浸る黒子の耳に競技場のアナウンスが聞こえた

生中継ではなく、少し前に終了した競技のハイライトを流しているようだ

はきはきと聞こえのい男性の声が響き渡る

 

<四校混同の借りもの競争でしたが、常盤台の圧勝でした。中でもトップの選手は他校の選手に比べて約七分もの差をつけてのゴールという素晴らしい快挙を成し遂げて―――>

 

画面に映ったのはどこぞの陸上競技場

顔はカメラに撮られていて競技者の名も公表される

これが世界に放映されるなら一気に知名度も上がりそうなのだが、実際は別にそうでもない

選手の数は百八十万を軽く越すし一位といってもそこまで歴史に名を残すものではない

その場だけ騒ぎ立てその場だけで忘れていく、そんなものだ

だから正直黒子は興味なんてなかった、が

 

<―――一位を獲得した御坂美琴選手はゴールした後も悠然としており、まだまだ余力を感じさせる姿を見せてくれました>

 

黒子の視線が大画面に映る

その速さは例えるなら神速で刀を抜く居合のように鋭くて速かった

 

「嗚呼!お姉様流石ですわ! その完全なる完全勝利(パーフェクト)という形でその美しき姿態を見せつけてくれるのですね! 録画をできなかったこの黒子の不肖! お許しをっ!」

 

黒子の目が輝きまくる

新しく付け替えた豆電球みたいにめっちゃ輝いている

 

「お、走ってもらったのはアラタさんみたいだね。はは、なんか様になってるね」

「そうですねぇ、何だか御坂さん羨ましいなぁ」

 

大画面を食い入るように見る黒子の隣でそんな会話をする初春と佐天

 

こんな日常の最中にも、大覇星祭は進行していく

 

◇◇◇

 

次の競技は大玉転がしだ

―――なのだが、そんな競技を一切スルーし、今現在橙子の所へ赴いている

それは、入り込んだ魔術師の情報を得るためである

一応、念のために吹寄にはちょっと気分が悪いなど嘘をつきちゃんと正式に欠席している(ものすごく心配してくれたので若干心が痛んだ)

 

「…それで、入り込んだ魔術師ってのはどいつだ」

「青子の情報は約二人、オリアナという運び屋と、リドヴィアという魔術師、二名、どちらも女性。相手もいるかもしれんが、こっちはわからん。あと他に護衛か何かは知らないが数十名下っ端らしきやつも入り込んでいるな」

「…なんだ、敵さんなんかやらかす気か?」

「あぁ、簡単に言うなら取引という奴だ」

 

橙子の言葉にアラタは首をかしげる

 

「…取引? なんの取引だよ」

「簡単に言うなら、霊装…。分かり易く言うならすごいアイテムの受け渡しを行う気なのさ」

 

霊装、という聞き慣れない言葉にアラタは首をひねった

そこそこなゲーマーであるアラタは霊装、という響きだけで、装飾品か何かだろうかと推測する

 

「大覇星祭は外部からも客を入れるだろう? 如何せんどうしても警備が緩くなる、恐らくそこを狙われたんだろう」

 

そう橙子に言われてアラタはなるほど、と納得する

確かに普段ならかつて襲撃してきたシェリーのように真正面から乗り込むか、闇咲みたいな魔術で幻惑でもしなければ魔術師が入るのは難しいだろう

 

「一応、イギリス清教の奴がこの学園都市に来ているらしい。連中、知り合いがいるから数人なら潜り込めるしな」

 

イギリス正教のヤツ、と聞いてアラタはいつぞやの赤いバーコードを思い浮かべる

あのバーコードなら当麻やアラタとも知り合い出し、遊びに来たよ、という名目で堂々とこの学園都市に入り込める

 

「ところで、その取引される霊装ってのはなんなんだ?」

「うん? あぁ、その霊装か。確か、〝刺突杭剣(スタブソード)〟といったか。…なんでも、ありとあらゆる聖人を一撃死させる代物だとか」

 

―――一撃死

 

「…それはまた随分と危ないヤツだな」

「確かに危ないが、それが適用されるのは聖人だけだ。クウガであるお前にはただの剣だよ。まぁ私も、実物は見たことはないが」

 

そうさらりと言ってのける橙子は懐から煙草を取り出し、それに火をつけようとする

しかし今いる場所が禁煙エリアと知ると仕方なく煙草だけを咥えた

…気分だけでも吸いたいのだろうか

 

「…で、そんな物騒なのを取引して、連中は何がしたいのさ」

「戦争、だろうな。聖人というのは魔術の世界じゃ核みたいな代物だからな。相手の聖人を上手く排除して味方を保護するだけでもだいぶ状況は変わる」

 

戦争、というあまりに現実離れしたその言葉にアラタは唸った

橙子は火のついていない煙草を一度口から離し

 

「まぁともかくだ。私もそれとなく手伝ってやるから、今はとにかく大覇星祭に集中しておけ」

「え? 手伝ってくれんのか?」

「あぁ。お前は、そんなのがあるんだな、と頭の片隅に留めておいてくれればいい。何かあれば連絡する。この話はお前の友人も知っているハズだ」

「友人って…当麻か」

 

まぁ多分ステイルか誰かから言われたのだろう

 

「では、また後で」

「あぁ」

 

そう言って橙子は煙草を再び咥えたままゆっくりと歩いて行った

それから少し遅れてアラタも歩きはじめる

頭の片隅にでも留めておいてくれ、なんて言われてもそんなの無理だ

この街で何かが起きようとするのなら、それを止めないといけない

それが、仮面ライダーだからだ

 

 

「…すごいねぇ。大覇星祭」

 

先ほどの棒倒しなんか見てて手に汗を握った

それくらい白熱したものだ、と皇カイトは思う

 

「だけど、ちょっと白熱しすぎじゃないかなぁ? 能力を使ってまで行うような競技じゃないと思うけど」

「逆にそれがいい味を出しているのかもね。確かに、能力を使ってまでとは思うけど」

 

今回、カイトは誰も憑依させておらず、ごく普通な状態だ

カイトの隣にいるのは実体化したウラタロスである

てっきり騒ぎが起こるかと思ったが何かの撮影かと勘違いされたのか、単に今が大覇星祭の途中だからその余興かと思われたのか、理由は分からない

いずれにしてもイマジンたちがこちらにも堂々と入れるような何かが欲しいなぁ、なんて思ってみてはいるがそんな都合のいい話があるわけないのだ

 

「…それで、当初の目的は何だったっけ」

「ディケイドの士さんを探す、だよ。こういう状況にはあの人の方が慣れてるかもだし」

「かもね。…お、ねぇカイト? 身体借りていいかな?」

「ダメだよ。女の子ナンパする気でしょ」

「…やっぱりバレてた?」

「バレバレだよ」

 

カイトはやれやれと言った様子で頭を抱える

こんな時でもいつも通りだな、と安心したのは内緒だ

 

 

考えながら道を歩いているとふと見知った人影を発見した

一人は上条当麻、もう一人は吹寄制理

様子を見る限り何だか吹寄が怒っているように見える

アラタはそんなお二方に声をかけた

 

「よっす、吹寄、どうしたよ」

「いいえ。相も変わらず上条当麻は上条当麻と思っただけよ」

「違うのに! 真面目に考え事してただけなのにっ!」

 

そう必死に言う当麻の背中が人混みにドン、と押され勢いよく倒れそうになり―――

 

ぼふん、と誰かの胸元にどういう訳か当麻の顔がうずまった

 

「のわぁ!?」

 

どうやらそれは女性の胸でありました

当麻は慌てて身を引く

ぶつかってきた女の人は「おっとと」とあまり気にしてはいないようでアラタの横にいる吹寄は「―――上条」とドスの聞いた声を発する

ぶつかってきた女の人は外見年齢十八~十九歳前後の女性で、服装は作業着である

おまけに金髪碧眼な上スタイルも抜群という外国人女性

長い金髪は相当手を入れており、巻き髪を三本の束に分けている

どこぞの塗装業の関係者なのか、大きめな看板を持っており伸ばした指の先がかろうじて看板下部を掴んでいる

いや、問題はそこじゃない

 

一番の問題は彼女の服装にあるのだ

何しろあの吹寄でさえ「うわ…」と声を洩らしているくらいきわどいのだ

 

ボタンで留める作業服は第二ボタン以外留めておらずへそ丸出しでズボンも見た感じ緩そうである

見た感じでは露出狂なのか、いやただ単純に露出強(誤字に非ず)なだけかもしれないが

その女の人は割とすらすらと日本語を口にする

 

「あぁ…ごめんなさいね? こういった人混みは慣れてなくって。痛いとことかないかしら」

 

そういいながら彼女は優しく当麻を引きはがして

 

「あんまりケンカとかしては駄目よ。せっかくのお祭りなのだから楽しまないとね」

 

器が大きすぎるっ! と感動している当麻を尻目に女性は今度は吹寄らに

 

「そちらのお嬢ちゃんたちも、ごめんなさいね」

「え? い、いいえどうもこちらこそ…」

「ていうか、なぜ貴女が謝るんですか」

「やっぱり間接的な原因は私にあるから、じゃダメかしら」

 

その余裕たっぷりの大人なセリフに吹寄はたじろぎ、アラタはほえぇ…と声を洩らす

 

「何してるんですか。こんな所で」

 

不意にその女性の後ろから男の人の声が聞こえてきた

どうやら女性の知り合いらしい男性はその吹寄らをちらりと見て

 

「…トラブルですか?」

 

と小さく言ってきた

女性は薄く微笑みながら

 

「ちょっとぶつかっちゃってね。ほら、私こういう人混みに慣れてないから」

 

そういうと男性ははぁ、と息を吐きながら当麻らに頭を下げる

そして頭を上げて

 

「失礼、迷惑をかけてしまったようですね」

「い、いえいえ。別に」

 

そう改まって言われるとものすごくこちらが悪いような気になってしまう

それを察したのか女性はす、と握手を求めるように手を差し出してきた

 

「お詫びに、ね。日本じゃ頭を下げるらしいけど、こちらじゃこういうのが一般的ね」

 

まず最初に女性は当麻に握手を求めてきた

友好的なその態度に当麻はインデックスもこういった優しい文化を学んでくんないかなぁ、なんて思いつつ彼は出された手を〝右手〟で握り返し

 

 

バキン、と何かが砕く音がした

 

 

「…え?」

 

声を発したのは間にいる吹寄制理

握手をした二人と、同じくそれを見ていた二人は何が起きたのかを理解しているために、声は出さない

 

何を、壊したのか、壊されたのかを理解している

 

「―――とと」

 

女性は苦笑いを浮かべようとするも失敗し、ずいと強引に男性が彼女の前に出る

 

「すいません。ちょっと急がないといけないので…これで失礼します」

 

男性はそう言って返事も待たずに立ち去ってしまう

先ほどまでにあった余裕などかけらもない

 

「…あれ? 私とは握手しないの?」

「そ、その。ドンマイ吹寄」

 

そんな吹寄に声をかけつつ、当麻とアラタはその女性の走って行った方向を見て佇んでいた―――

 

 

はぁ、と一度ため息の後改めて当麻を連行しようとしたところで彼女の携帯が鳴った

どうやら委員の連絡らしく吹寄は事務的な言葉を口にする

小さい声で何か言い合っているらしく、何かトラブルのようだ

彼女は自分たちの顔と時計の文字盤を交互に見つつ

 

「―――次はパン食い競争だから、遅れるんじゃないわよ!」

 

と言い残し携帯を片手にどこかへ行くのを眺めながら、ふと当麻が声を発した

 

「アラタ」

「―――うん? あぁ、さっきのか。任せろ、俺も―――」

「いいや、違うんだアラタ」

 

アラタの言葉を遮って当麻が口を開いた

そして、その言葉を聞いて耳を疑った

 

「お前は、次の競技の場所に行ってくれ」

「―――なっ」

 

何を言ってるんだ、とアラタが言う前に当麻が言葉を続けた

 

「お前は、俺の知らない所でもきっと戦ってるんだろ。…普段から笑顔を守ってるお前は、大覇星祭が開催されてる期間くらいは自分自身が笑顔であるべきだ」

「…当麻」

「その代わりにさ、ちょっとインデックスの面倒見ててほしいんだよ、アイツは小さい証拠から一気に事件の中心に来ちまうかもしんない。だから…さ」

 

本当は、当麻の方が笑っていないといけないのに

記憶を失っているというのに、どこまでも誰かのためにこの男は身体を張る

当麻はそう言って笑みを浮かべ、その女のいる方に走って行った

アラタはその背を見送って、拳を握る

 

「―――バカが…!」

 

出来るわけないだろう

知人が誰かを守るために奔走しているのに、自分だけ安全圏にいろ、なんて提案が呑めるわけないのだ

本当は、あの場にいないといけないのは、アイツなのに

それに、もう関わってしまっているんだ

今更見て見ぬふりなど出来ない

 

「…だけど」

 

言ってはみたがすでにその女性たちの姿を見失ってしまい、さすがにもう後を追うことは出来そうにない

しかし警戒を怠るわけにもいかない

ひとまず一度インデックスの所に今の所は行くとしよう

 

 

大覇星祭期間中は着替えが多く出る

そんなこんなで巧巳のクリーニング屋は繁盛している

…とはいっても流石に量が多い

別に巧巳の店以外にも利用しているのだろうが、それでも結構な量だ

 

「あぁ…シンドい…」

 

おっさんみたいに腰を叩きながら巧巳は換装が終わった衣服を名前順に並べ纏めていく

こんがらないように一応名前のタグはつけていたのだが、その作業を巧巳はやらない

 

「バジン、悪いけどこれ分けといてくれ」

<了解>

 

短く返答し、てきぱきと着替えを揃えていく

きっちりと折りたたみながらもしわ一つない職人技だ

これであとは取りに来た人に渡すだけである

そんな訳で今度はまた別の衣服を洗濯機に放り込んでスイッチを押して洗い始める

あとこれを何セット続ければいいのか

恐らく今後も増えるだろうから、覚悟しておかねばならない

 

ふと、何気なくテレビ中継を見た

そこには次の競技の場所が映されておりどこの学校が参加するのかも明記されている

なんとなく大覇星祭のチャンネルにはしているが、正直あんまり興味はない

 

そこはどこかの中学校の校庭で常盤台もそこに出るらしいのだが巧巳の意識はそこには向かなかった

 

彼の意識は今目の前にある沢山の洗濯物にいっている

 

「さぁて、まだまだ行くかー」

 

のんびりとそんな事を呟きながらクリーニング店の日常は過ぎていく

そんな店に、一人の来訪者が訪れるまでは

 

「失礼」

「―――うん?」

 

そんな声に巧巳は怪訝な声を上げた

声の主は、ローブをまとった明らかにこの街の住人ではないと一目で分かるヤツだ

 

「貴方が乾巧巳―――ファイズですね」

「―――そうだけど、だから何だよ」

 

そう言って男は、何かの指輪を取り出す

取り出しながら、男は言葉を続ける

 

「貴方に恨みはないが、リドヴィアの依頼だ。少し、痛い目に遭ってもらいます」

「―――はぁ、メンドくせ」

 

何なのだろうか、今日は

仕事は増えるし変なのには絡まれるし

 

実際目の前にいる輩は万が一計画の支障になり得るであろう敵を排除すべく、他のライダーの所にも表れていることを巧巳は知らない

まぁ巧巳にとって面倒なことは変わりない

 

「バジン」

「了解した」

 

そう言ったかと思った瞬間にバジンのストレートがさく裂する

しかしその拳は空を裂き、男は大きく飛び退いて外に飛び出した

 

<チェンジ> <ナウ>

 

後ろへ飛び退きながら魔方陣を潜り抜け、宝石のような仮面を纏うライダー、メイジへと姿を変えた

そんな彼を追うように巧巳も外へ出て、ファイズギアを腰に巻きつけファイズフォンに<5・5・5>とコードを入力する

 

<standingby>

 

「まぁいいぜ、売られたケンカは買ってやる! ―――変身!」

 

フォンを持った手を天高く掲げながらそう叫び、垂直にギアにセットしてそれを倒した

 

<COMPLETE>

 

巧巳の身体に赤いラインが通り、包んでいく

瞬時に巧巳の姿を変え、そこには一人の仮面ライダーがいた

ファイズ、という仮面ライダーが

 

彼は気怠そうに右手をスナップさせながら、ファイズはメイジに向かって駆けだした―――




気まぐれ紹介のコーナー

今回はこちら

スーパーヒーロー作戦
ハード:プレイステーション

バンプレストから発売されたRPGです
仮面ライダーは出てませんが、続編のダイダルの野望には昭和ライダーが出てますよ!

このゲームはいろいろな作品のクロスオーバーものです
ガンダム、ウルトラマン、宇宙刑事など知ってる作品は多いはず
といってもクリアしたのはだいぶ前ですから内容は記憶の片隅にしかないので内容は覚えていませんが…

因みに続編ダイダルの野望ではシャドームーンが仲間に出来ますぜ(本人じゃないけどね)

色々荒いところもありますけど、合う人にはとても面白いゲームだと思います

今回はここまで

ではでは
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