それでは、ガハマさん編スタートでございます。
由比ヶ浜結衣編 第1話
「………んっ……ぁぁぁ……。」
何でだ。学校無駄に疲れたぞコラ。
帰るなり相変わらず小町のイジリを上手くいなしながら自分の部屋にダイブ。
疲れてる時に横になるとすっごく変な声出ちゃうよね。エロい声。
俺のエロい声なんて誰も需要ないか。戸塚のエロい声なら需要あるぞ。俺が全て商品を買い占めるまである。
もちろん小町も買い占めるぞ。川……川……川島永嗣?の弟には小町の声と見せかけて材木座の声が入ったやつをプレゼントしてやる。
「おにーちゃーん?ご飯出来てるから、気が向いたらリビング来てね〜!先お風呂入ってもいいよ〜!」
と、愛しのマイエンジェル、スーパーサンシャインガールこと比企谷小町様。やっぱり彼女に嫁になってもらいたい。
なんで家族は結婚できないのさ。愛さえあればそんなもの関係ないよねっ!
「おう。小町ちゃん、ありがとな。愛してるぞ。」
「小町はそうでもないけどね〜」
どうやら俺はフられたらしい。
おかしい。
両思いだと思ってたのに。
「そういえばお兄ちゃん、さっきお風呂入ってた時にメール来てたっぽいよ。そこに置いてあるお兄ちゃんのスマホに通知来てた。」
夕飯を食べている時に、愛しのマイエンジェル、スーパーサンシャイン(以下略)が話しかけてくる。
てか小町ちゃん、なんで先にご飯食べちゃってるの?
待っててくれなかったの?
お兄ちゃん楽しみにしてたのに。
「お、まじか。削除しとくわ。。」
「いや返しなよ!?それはポイント低いよお兄ちゃん!」
「え〜…だってそれ迷惑メールでしょ…俺にメール送ってくる酔狂な人なんていないでしょ。」
「………………………………確かに。」
いや納得しちゃったよ。そこは励まして。
今日小町ちゃんの扱いが酷すぎる……。
「ま、とりあえず一応目は通しておいたら?」
「そだな。善処するわ。ごちそうさまでした。」
「絶対だよー?」
「ほいほい………。よっこらしょ…。」
ソファーに座ると、近くにあったリモコンでテレビをつける。
なんかないかな〜と探しているうちに、気がついたら眠気が襲ってきてウトウト……。
気がついたら、意識は闇の中に沈んでいた。
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朝、いつも通りの登校。
どうやら小町たんは入試の願書なんたらがあるとかなんとかで先に行ってしまった。
いとかなし。
八幡いとかなし。
そんな事を一人ごちりながら自転車で学校に到着し、いつも通り下駄箱へ。
ていうかこの下駄箱古くなってきてない?そろそろ変えないのん?
「…ッ…ー!」
つい最近ペンキの塗装とかしたんだからついでにいろいろ校舎新しくしてくれればよかったのに。
ケチ。
校長のケチ。
「ヒ…キー!」
大体机だって昔のやつじゃん。平成8年卒業生一同って書いてあるアルネ。
「ヒッキー!」
「のわっ!?」
いきなりの大声に変な声を出してしまう。なんだよのわって。
「なんで無視するの!?」
ウガー!という犬のような吠え方で怒ってくるのは毎度お馴染みbig watermeronことガハマさんでした。
なんだろ。由比ヶ浜がこんなことしてても全然怖くない。むしろ微笑ましくて可愛いレベル。
「…あ〜…ワリ……聞こえなかった…」
「昨日もメールしたのに送り返してくれなかったし!」
プンプンしてる由比ヶ浜。略してプンヶ浜……なんかくさそう…。
ケータイのメールを確認するとメール4件。
宛先には「☆☆☆☆☆☆☆ゆい☆☆☆☆☆☆☆」の文字。
………スパムメールじゃん。
「………きてないぞ?」
「きてるから!それあたしだから!」
芸能人のようにつっこむガハマさん。もしかしたら彼女お笑い芸人になれるかも。
「もう!ヒッキーのバカ!しらない!」
ほっぺたをはちきれんばかりに膨らましながら怒るガハマさんがスネて歩いて行ってしまう。
「あー悪かった悪かった。許してくれ。」
「………………………」
「なんか奢ってやるから」
「…くっ………」
「ほら、お前の大好きなパセラのハニトーとかでも良いんだぞ?」
「………っ……じ…じゃあ…許してあげる…」
もので釣られるちょろガハマさん。かわいい。
おかしい。
いちゃいちゃしてない。
しかもなんか八幡チャラ男じゃん。
ガハマ編なのにガハマさんあんまりでてきてない…