至らない点多々見受けられるでしょうが気長に付き合ってやってください。
ワンピクロス物がですがワンピ成分はかな~り後です。
ワンピ物を期待している方も気長に付き合ってやってください。
また予告なく改稿、削除される場合がございます。
ご容赦を。
唐突だが、俺は前世でエンジニアをしていた。
毎日毎日、電気図面と睨めっこ。上司には要領が悪いと怒られる毎日。
飯はコンビニ弁当をローテーション。
気付いた時には29歳。
もちろん童貞、魔法使いまで後一年さ。
このまま社畜として生きて行くんだろうなぁ~っと漠然に考えていた。
だが、世の中とは小説より奇なりと、良く言った物で・・・。
久々の休日だと、泥のように眠っていた俺は、目を覚ましたら・・・赤ん坊になっていた。
こんな事、急に言われても訳が分からないよな・・・俺もだよ!!
なんで気付いたら赤ん坊なんだよ!!良くある創作物的に、トラックに跳ねられて!神様の手違いで!!転生特典もらって!!チートで俺TUEEEEEがお約束だろうがよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!
ックソ!ックソ!!まだやってないエロゲもあるのに!あるのに!!
いきなり、赤ん坊になってこんな訳分からん世界に・・・。
赤ん坊の俺はベビーベットから覗く窓の外を見る。
本当に訳分からんよねコレ・・・。
俺が居るこの家はどうやら丘の上にあるようで、村を一望出来た。
外の世界は、長閑な田舎風景。
風車を基調とした建物の数々。目が痛くなるような金色の畑達。
最初見た時、オランダ?っと、思った。
しかし、水道は無さそうで、村の皆は井戸を使っており、
街並みには石畳なども無く、露出した地面が土埃を上げていた。
文明レベルは近世辺りかも知れない。
そして、そんな長閑な風景とは似つかわしくない物が村の中央に存在していた。
その存在が俺を悩ませる。
この世界はまともではないと!この世界では人の命は絶対的に軽いと!チートが無ければ軽く死ねると!弱肉強食の世界は目の前にあると!
俺の頭を悩ませる。
俺が訳のわかない世界だと言い切る元凶。
それは・・・村の中央にて、村人達に嬉々として肉塊に切り分けられる・・・・
周辺の家々を軽く超える・・・巨大な・・・とても巨大な・・・恐竜の巨体がそこに在った・・・・。
うん、この世界絶対ヤバイわ・・・・。
短い腕で頭を抱えようとするが、耳くらいにしか届かなかった。
“帰りたい”
それが俺の素直な気持ちだ。
解体されていく恐竜を見てから頭の中はぐちゃぐちゃだ。
頭によぎるのは、やり残しのエロゲ、アニメ、そろそろ正式サービスするネトゲ、新しくシーズンを開始する海外ドラマ。
平和な日本での日々。
望郷の念と、一言で表すには足らない思い、思念、後悔、思考。
とめどない嗚咽、涙。
頭も顔もぐちゃぐちゃだ。
“帰りたい”
“帰りたい”
“帰りたい”
胸を締め付けるのはその一念のみ。
俺はただひたすらに帰りたいと願い続けた・・・・・・・・・。
おっぱいを見るまでは・・・・・。
「はぁ~い、ボクちゃんご飯のお時間でちゅよぉ~。」
その言葉と同時に6畳一間の俺の部屋?に入ってきたのは10代半ば程に見える女性だった。
背中まで垂れる絹糸のような金髪は外の金色畑を彷彿とさせる。
どう見ても女子高生ほどにしか見えない愛嬌のある顔。
その笑顔は金色畑以上に眩しかった。
そんな彼女が“ヨイショッっと”の掛け声と同時に右手で服をめくる。
ブラをしていないようで、右の乳房が“ぷるん”っと顔をのぞかせた。
D・・・いや、Eだな・・・。
思わずにやけながらそんな事を考えてしまった。
きっと今、俺は、とても気持ちの悪い笑顔をしていることだろう。
彼女は、俺を抱え上げ、桜色の乳首を口元にもってくる。
「おっぱい、ちゅーちゅーしまちょうねぇ~」
そんな事を言いながら・・・。
・・・・もう良いだろ?
・・・・・帰りたいとか平和な日々とか
・・・・・・神様に会ってないからチートがないかも知れないとか
・・・・・・・転生前の俺が行方不明扱いで家のHDDを調べられてるかもとか
・・・・・・・・ピエロの恰好をした男が、死んだ恐竜を村に引きずってきたとか
・・・・・・・・・やり残したエロゲやゲーム、コレクションしていたフィギュア、撮りためていたアニメとか
・・・・もう良いだろ?
・・・・・おっぱいの前では些細な事さ
覚悟は良いか?
俺は出来ている
乳を抱いて溺死しろ!!
俺は金髪女子高生の胸にむしゃぶりついた。
桜色の乳首に迷わず口をつける。
「っあん」
そんな喘ぎが聞こえた。くっそ・・・可愛いじゃねぇか!
だが待て待て・・・あまり刺激を与えて、ママンを喘がせるのは、授乳ソムリエとしてナンセンスだ!
良くあるエロゲでは、授乳してたらママンに「ふふ、まるで赤ちゃんみたい」ナニィ赤ちゃんだとぉ!赤ちゃんはこんな吸い方しないだろ!オラオラオラオラ「ああん、感じちゃううううう」っというシーンが世の中を跋扈している!
違う!!違うだろ!!授乳ってのはそういうんじゃないだろ!!
授乳ってのは癒しなんだよ!究極的な癒し!すべてを委ねる揺りかご!!
一人で豊かに誰にも邪魔されず、ママンに頭を撫でられながら「よしよし、良い子良い子。」っと、慈愛に満ちた笑顔を向けられる!
それが授乳!!
無条件の己の全肯定。
無条件の愛
人、これを、母性と言う。
エロゲスタッフの皆さん見てますか!?これが授乳なんだよ!!
世の中に溢れる授乳ソムリエ達の思いなんだよ!!
女性が喘がなくて平凡か!?
エッチシーンがなくて退屈か!?
頭を撫でられるだけで適当か!?
安心しろ
それでも
授乳することは劇的だ!
おっと、思わず俺の溢れるパトスが呼び声を上げてしまった・・・。
だが俺のこの思いに感銘を受けた人は、我が同志。
今日から君も授乳ソムリエだ。
行こう・・・母性のその先へ・・・。
っと、そんな事を考えながら、おっぱいを無遠慮にちゅーちゅー吸う俺。
ママンが優しく微笑んでくれます。
いやぁ授乳って本当に良い物ですね。
良く創作物でおっぱい吸うの恥ずかしがる主人公が多いけどアホだよね。
吸えよ!これは良い物だ!
俺はお腹いっぱいになるまでゴクゴクと授乳した。
余は満足じゃ。
だが明日もある、明後日もある。
一年中が授乳デー。
ここが理想郷。
俺はこの世界で授乳を堪能する!
それが俺がこの世界に来た“意味”なのだろう。
堪らん、ホンマ堪らんでコリャ。
うひゃひゃひゃひゃ
キャッキャ、キャッキャと笑う赤ん坊の俺を、「ご機嫌さんでちゅね~」っとママンが抱っこしながら、頭を撫でてくれる。
俺はひとしきり笑った後、お腹がいっぱいになったせいか、強烈な睡魔に襲われた。
瞼が重力に引っ張られる中、一つの事柄が頭をよぎった。
そういや・・・村に恐竜の死体持ってきたピエロ・・・・
どっかで見た事あるんだよな・・・。