ハンター×ピース   作:アラスカ帰り

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第五話 産廃

やあ、みんなナガト=バンセンだ。

 

唐突だけど俺、死にかけてるんだ。

 

勘の良い読者なら分かるよね?トンネルマラソン終わった後のイベントなんてさ。

 

H×Hの第一死亡フラグ、その名もヌレーメ平原、霧の中♠ヒソカと過ごす虐殺現場♥

やめてよね!!俺のHPはもう0よ!!

 

周りは血の海です。

 

「ヤバイねコレ」

横にいるキルア君も冷や汗だらだらです。

 

「ハァ ハァ」

そして荒い息のゴン君。

 

 

はい、何故かゴン キルア 俺でヒソカと対峙しております!意味が分かりません閣下!!

閣下って誰やねん・・・。いかん落ち着け・・・ゆっくり経緯を思い出せ俺。

 

そうあれは、階段マラソンを靴に仕込んだバネを“念”で強化してビョンビョンと楽ちんに飛び越えてクリア。

 

あとは霧の平原を試験官にくっ付いてマラソンしてれば第一次試験突破だ!

っと最前列で爆走していた時、空からイチゴを甲羅にくっつけた亀が降ってきて、試験官と離

れ離れにされたんだ。

 

 

そしたらピエロがやって来て、ア~~ラ不思議♥最前列にいた半分と、追いついた前列組が首をさっくり♥ヒソカ大暴れ♥その間に逃げようとした俺達ガキんちょトリオ。

 

何故か他の標的捨てて、追いかけてくるヒソカ♠ 

 

何故ヒソカは俺達を追うのでしょう?

 

これってトリビアになりませんかね?

 

 

「君を壊したい♥」

ばっちり目が合う俺。

ヒソカが追って来たのは、俺が標的だからです。へぇ~ へぇ~ へぇ~ へぇ~

4へぇ~

 

 

 

 

 

 

 

 

何故だ!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「君“使える”でしょ♠」

 

何故バレたし!!

 

 

「入口で使ってたし♠屋根も見てたもんね♥あと階段登るのにも使ってたねバネの強化かな♥ボクが見過ごすとでも思ったのかな♠」

 

 

 

 

 

 

 

ですよねー

 

 

 

 

 

 

「「??????」」

ゴンとキルアは完全に蚊帳の外やで~。

 

頼む!今すぐ覚醒してゴンさんになってくださいお願いします!!せっかく出来た新しい友達が死んじゃうよおおお!

 

 

クソ!クソ!最前列にいればフラグ回避出来ると思ったのに!思ったのにぃ!!

何か知らんが別のフラグだけ折りやがって!!

 

 

 

 

 

目線を血の海に向けると、そこにあるのはポックルたんの生首。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蟻編は、まだまだ先でしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先にこっちのフラグ折ってよ!!何故そっち優先したし!!あれか小を切り捨てて大を取るってか!?ふざけんなし!!

 

 

くっそ!どうする?どうするよ俺!?

 

 

①闘う!!

②逃げる!

③命乞い

 

 

 

まず③命乞いは無い。絶対無い。豚は死ね!!フラグだわ!

 

 

①の闘う!!は、ゴンとキルアはクリア出来る才能がある。

しかぁ~~し!俺には才能は鼻くそほどもない!いやマジで!モタリケレベルだから!!才能ねぇなで、首ばっさりの未来が見えるわ!

 

 

 

 

②逃げる!一番現実的ぃ~でも自力が違いすぎるぅぅ

だが俺の選択肢はぶっちゃけこれのみ・・・おぉ神様、我にチートを・・・・

 

 

 

 

「そろそろいいかな♠」

 

 

 

 

ちょ!!まだ早いって!!

 

 

「「っく──」」

 

 

同時に迎え撃つ構えを取るゴン&キルア、仲えぇやん!!

 

 

「あぁ、君達二人は逃げていいよ♥むしろ邪魔かな♠」

 

 

イヤアアアアアア!!一人にしないでえええええええええええ!!

 

 

「友達を置いて逃げれるかよ」

 

かっくいい事言ってくれるキルア君!あたい抱かれてもいい!!

でもその大量の汗が無ければもっと、かっこよかったぞ!キルア君!!

 

 

「そうだ!友達になったんだ!」

 

ッキ!っとヒソカを睨みつけるゴン君!おっしゃもっとプレッシャーかけたれ!おっしゃオラアアアアアアアア!!

 

 

 

 

 

 

 

「くっくっくっく♥ そんなに見つめるなよ♥」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

           「壊したくなっちゃうじゃないか♠」

 

 

ッドン!!!

 

 

 

ヒソカの体から一気にオーラが溢れだした。ヒソカの“練”、それは余りにも禍々しく言いし得ない不気味さがあった。

 

 

 

【【ッタン!!】】

 

 

 

獣の本能と言うべきか、ゴンとキルアは脱兎のごとく逃げ出した。

 

 

 

 

 

 

ってオイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!友達だって言ってくれたろおおおおおおおおおおおおおおおおお!!何普通に逃げてんだゴラアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!

 

 

 

「これで邪魔者は消えたね♥」

 

 

 

クソったれ!こうなったらやるしかねぇ!

 

 

覚悟を決めて構えを取る。

 

「君は壊し甲斐が有りそうで無さそう♠無さそうで有りそう♥」

 

「今まで無い感覚だよ♥」

 

 

っく、こいつマジ何者だよ。俺の“念”の本質を突いてやがる!

 

「だから一回壊して♥どっちなのか調べてみるよ♠」

 

一回壊すって一回殺すって事だろ。一回死んだら終わりだろうが!

こりゃマジで腹くくらないと不味いな。

やるしかない!一気に決着をつける!!即攻だ!!

 

 

 

俺は空の手にナイフを出現させる。

 

 

 

 

 

それと同時に

 

 

 

 

 

 

             “発”

 

 

 

 

             アイアムヒーロー

            “俺が主人公”

 

 

 

              発動!!

 

 

 

 

“発”の発動と共に頭の中が視界と供に“ぐるん”と一回転する感覚を覚える。

一回転した思考は・・・・・・・・・

 

 

           特に発動前と変わらない。

 

 

 

オーラ量が変わる訳でも、相手にトラップを仕掛けるでもなく、身体能力が上がる訳でもない。しかし、“発”は正しく発動された。制約と誓約によって強化されたその力が。

 

 

     アイアムヒーロー

能力名 “俺が主人公”

能力内容は、言動、態度、雰囲気、一部行動が能力者の思い描いた“主人公”とリンクする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

       ・・・・・・・・・ただし、別に強くなったわけではない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     この物語の主人公  ナガト=バンセンが所有する3つの能力の内、1つ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                所謂、産廃能力である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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