Infinite Stratos 学園都市最強は蒼空を翔る   作:パラベラム弾

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戦闘シーン特有のこの筆の走りである。


二十話

開始の合図と共に飛び出した一夏は、躊躇いなく瞬時加速を発動させる。爆発的な加速力を得た白式は、ラウラとの距離を一瞬で食い潰した。

 

勝負事において先手をとるということは非常に重要だ。スポーツで例えるならば先制点を決めた方のチームが勢い付くように、初手を成功させるかどうかでその後の流れに大きく関わってくる。

 

故に、初撃を当て流れを掴もうという一夏の考えは決して悪くはなかった。

 

が、それを相手がおいそれと許してくれるわけでもない。相手が格上の存在ならば、尚更に。

 

ラウラが手を突き出すと同時に、見えない糸に絡め取られたように雪片の切っ先が止まった。次いで、腕、肩と順に停止していき、やがて全身が凍りついたように動かなくなる。

 

(これがAIC…… 話は聞いてたけど、本当に何にも動かないのか……!)

 

「開幕直後の先制攻撃か。分かりやすいな」

 

「生憎と、俺は小細工は苦手なんでね」

 

「そうか。では消えるといい」

 

ガギン! と硬質な金属音が響き、肩部のレールカノンが照準を定める。しかし、狙われている当の一夏の瞳は砲口など見ていなかった。じっと、ただラウラの右目を凝視している。まるで何かを確認するかのように―――

 

一瞬だけ彼女の意識が一夏に集中したその直後、衝撃がラウラの体を揺さぶった。

 

視線を向ければ、一夏の背後から飛び出したと思わしきシャルルが大口径のアサルトカノンを構えていた。おそらくはフラグ弾による爆発でレールカノンの照準をずらしたのだろう。

 

(……面倒だな。一度下がって―――)

 

瞬間、ラウラの眼が見開かれる。

 

斜め下から首を刈り取る軌道で、青白いエネルギーの刃が迫っていた。何なのかなど確認するまでもない。あらゆる防御を突破する必殺の一撃―――零落白夜。

 

一夏にとって切り札とも言えるそれは、最強の攻撃力を誇る代わりに自らのシールドエネルギーを糧として発動させる文字通りの諸刃の剣。

 

そう何度も連発出来るものではなく、時間をかければかけるほど一夏自身が不利になっていく。故に使いどころは慎重に見極めなければならない。だが逆に当たりさえすれば―――

 

 

 

それで、勝負が決まる。

 

 

 

 

「うおおおおおおぉぉぉぉぉぉっ!!」

 

「……ッ!!」

 

全力で後退しようとするラウラの喉元に、莫大なエネルギーの刃が迫り―――

 

(―――浅いっ!!)

 

わずかに零落白夜の切っ先が掠めるだけに留まった。

 

相手が最も油断するであろう、開幕の一撃を防いだ直後の一瞬。そこを突いて一撃で終わらせる。ラウラが一夏を見下していることを利用した、一回限りの作戦だった。

 

千載一遇の好機を逃してしまったことに歯噛みするが、深追いは禁物だ。体勢を崩しているラウラに斬りかかりたいのは山々だが、これはタッグバトル。一対一ではなく二対二なのだ。

 

すぐに来るであろう一方通行の攻撃を警戒して急後退するが―――彼は何も仕掛けてこなかった。彼なら今の一瞬で痛撃を叩き込む程度造作もないだろうと構えていただけに、一夏は安堵よりも先に疑問を抱いた。

 

「……お前は戦わないのかよ?」

 

嘗められているのかと思い、若干棘のある声音で一夏がそう問いを投げた。しかし、当の一方通行は呆れたような視線を一夏に向ける。

 

「……、別に参加したって構わねェけどよ。一人ずつ相手にした方が賢明なンじゃねェのか?」

 

言外に、『相手にならない』と言われたことに一夏は内心歯噛みする。それが事実であることを理解している故に何も言い返せないが、ならばこれまでの訓練が無駄ではないということを示してやろうではないか。

 

一夏の闘志に静かな火が灯る。

 

「……そうだな。それじゃ、おまえを倒すのはラウラを倒した後にするよ」

 

彼自身気付いていないが、昔の一夏ならば今のやりとりで『お前も戦え』とでも叫んでいたことだろう。自らの力を弁えず、相手との実力差を見誤って感情のままに動くのが今までの一夏だった。

 

それが今は、自らの感情を理性で律し、勝つための選択をすることに成功している。そしてそれは―――彼の成長の一端に他ならなかった。

 

「思い上がるなよ雑兵が。運良く隙を突けたからといって、よもや同じ手が二度通じるとは思うまいな」

 

「そんなこと思っちゃいないさ。だから次は―――俺達の力でお前を倒す」

 

「はっ、やってみろ」

 

「ああ、やってやるさ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「―――惜しいっ! もう一歩踏み込んでたら直撃だったのに!」

 

「狙いどころは良かったのですが……ボーデヴィッヒさんの方が一枚上手だったようですわね」

 

一層盛り上がる観客席の一角で、そんな感想を漏らしたのは鈴音とセシリアだった。

 

先の一件で機体が酷く損傷したためにやむ無く出場を断念したものの、それがなければ今すぐにでもエントリーしたい程度にはやる気十分である。観戦とはいえ想い人と因縁浅からぬ者との試合であるし、熱も入ろうというものだ。

 

「ってなによ、あいつは戦わないワケ?」

 

「……正直に申し上げるなら、織斑さんとシャルルさんであの二人を同時に相手取るのは無理でしょう。となるとあれは透夜さんなりの配慮、ということでしょうか……?」

 

「そんな気遣いできる奴だったかしら……まぁどっちでもいいわ。それよりセシリア、あんたあのペアについて透夜からなんか聞いてないわけ?」

 

「わたくしも先程知ったばかりですわ。……ですが、何か考えがあってのことなのでしょう。あの人が何も考えずに行動するなんて考えられませんもの」

 

「それもそうか。―――と、動いたわよ」

 

「さて、どうなるか見物ですわね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

瞬時に形成した五二口径アサルトライフル『スピットファイア』を構え、突撃姿勢に移行するシャルル。それに追随するように一夏も雪片弐型を構えて突貫する。

 

放たれる弾丸をAICで止めていたラウラだが、距離を詰めてきたシャルルを迎撃するためにAICを一旦解除。二本のワイヤーブレードを射出した。

 

しかし、直撃の寸前でシャルルが上に跳び、同時に新たな武装をコールする。光の糸が虚空で寄り集まり、六〇口径十二ゲージダブルバレルハンドキャノン『マーシャル』を両手に形作った。

 

シャルルが武装の呼び出しにかかった時間は僅かに半秒。集中力とイメージ力を要する武装の呼び出しを一秒以下で、それも戦闘中に行うなど並大抵の技術ではない。

 

彼女持ち前の器用さと高い判断能力に加え、ハイスピード・コールに特化したラファールのバススロット。それらが合わさることで可能になる彼女だけの特殊技能―――名を『高速切替(ラピッド・スイッチ)』。

 

事前呼び出しを必要とせずリアルタイムで武装を切り替えることができるこの技能は、全ての局面で無類の強さを発揮する。

 

ゴン!!という轟音と共に撃ち出された無数の散弾が、空間を圧し潰さんと迫る。回避は不可能と判断したラウラは、弾丸を受け止める不可視の壁を脳裏に形作る。

 

イメージ・インタフェースが彼女の思考をダイレクトに伝え、瞬時に展開したAICの壁が弾丸の全てを停止させた。そのままレールカノンをシャルルに向けて放つが左腕の盾で弾かれ、反対側に着地したシャルルと一夏に挟まれる形となった。

 

正面から降り下ろされる雪片弐型を右手のプラズマブレードで捌き、体を半回転させると同時に六本のワイヤーブレードを射出。

 

うねる軌道で迫りゆくブレード部分が弾丸に弾かれるが、気にも止めずに直ぐ様巻き取りを行いつつ再び半回転。AICで雪片弐型を振るう腕だけをピンポイントで停止させ、動きが止まった一夏を蹴り飛ばす。

 

同時に巻き取りが完了していたワイヤーブレードを二本射出、吹き飛んでいた白式の腕装甲を絡めとる。さらにもう一度体の向きを変え、六二口径連装ショットガン『レイン・オブ・サタディ』と五八口径フルオートショットガン『ジャックハンマー』を構えて肉薄していたシャルルをAICで停止させる。

 

その状態のままワイヤーを巻き取り、勢いよく引っ張られてきた一夏をシャルルに放り投げ、だめ押しとばかりにレールカノンを一発ぶちこんだ。

 

すさまじい轟音が炸裂し、土煙が巻き起こる。

 

(…………、外した、だと?)

 

土煙が晴れたあとに姿を見せたのは重なりあって倒れ込む二人と、その僅か手前に出来た砲弾の跡。今の状態で回避できる余裕はなかったはずだ。では何故外れた?

 

奇妙な違和感を覚えつつも、些細なことだと切り捨てる。たとえ二対一だろうと、自分が優勢なのに変わりはない。

 

(……、所詮は教官の出涸らしか。役立たずの弟など持ってしまった教官もさぞや頭を悩ませていたことだろう。やはりここで殺して―――)

 

 

 

 

 

―――仮に織斑を殺したとして、織斑千冬がオマエに感謝の言葉でもかけてくれるとでも思ってンのか。

 

 

 

 

 

白い少年の言葉が脳裏を過る。

 

それは、その可能性を考えたことが無いわけではない。

 

しかし、それを認めてしまえば自分の生きる意味が無くなってしまうような気がして、たまらなく怖くなった。だから、そのことを極力考えないようにして、思考の片隅に追いやった。

 

だが、先程の一言で嫌でも意識してしまうようになってしまった。

 

こうして、眼前にある織斑一夏の顔が尊敬する師の面影を残していることで尚更に、より強く意識してしまうのだ。

 

(私は…………、)

 

だからだろうか。

 

一夏の顔が妙に近くに見えるのが、体勢を立て直して再度突撃してきたからだと気付くのが遅れた。

 

そしてそれは、致命的な隙を生む。

 

斬撃ではなく捉えにくい刺突で放たれた雪片が纏うは零落白夜の青白い輝き。狙いは胴部分、一番避けにくい場所を選んでいる。更に瞬時加速が発動し、一瞬で最高速度まで加速した刀身が迫る―――

 

「おおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉおッ!!」

 

「嘗、めるなァァァあああああああああッ!!!」

 

ラウラの左目を覆う眼帯、それを剥ぎ取り露になったのは金色に輝く瞳。それが一際強く輝くと同時に、彼女の視覚信号伝達能力が爆発的に跳ね上がる。

 

そしてこの時、ラウラの反射速度は確かに人間の限界を超えた。

 

左腕のプラズマブレードを展開すると同時にAICを発動。零落白夜には無力化されると瞬時に判断し、一夏の体部分を停止させる。それでも伸びてくる刃にブレードを合わせ、辛うじて軌道を逸らすことに成功した。

 

「今だシャルル!!」

 

「―――ッ!?」

 

一夏の叫びに、ラウラは反射的にシャルルの姿を探した。探してしまった(・・・・・・・)

 

視線を外したことによって意識が逸れ、一夏を縛っていたAICの鎖が解ける。そのままタックルの要領でラウラの体に組み付き、両腕のブレードを封じ込めた。

 

そして―――彼女の視界に映ったのは、こちらに迫り来るグレネードランチャーの弾頭。

 

(まさか―――織斑一夏諸共吹き飛ばすつもりか!?)

 

ここに来ての自爆作戦に正気を疑い、自らの腕を抱え込んで離さない男の顔を見れば、獰猛に笑っていた。まるで獲物を捕らえた狼のように。

 

「いいかよく聞けドイツ軍人。日本には神風特攻っていう言葉がある。ちょうど―――こんな風にな!」

 

「貴、様……ッ!」

 

すぐそばまで飛来してきていたグレネードが炸裂し―――

 

 

 

 

 

 

 

 

一瞬の発光と共に、ハイパーセンサーが停止した。

 

 

 

 

 

 

 

(EMPグレネード……ッ!?)

 

Electromagnetic_pulse_jamming、通称EMPジャマー。特殊な電磁パルスを放ち、レーダーや観測機等の電子機器を一時的に混乱・停止させるものだ。

 

零距離で妨害電波を受け、如何なISのハイパーセンサーもほんの数秒だがその機能を停止させた。そして、更に砲声。おそらくは、こちらが本命。

 

一発目のEMPで動きを阻害し、二発目のグレネードで仕留めるつもりなのだろう。

 

(だが直撃よりもセンサーの復活の方が早い。AICでグレネードを停めればいいだけだ!)

 

センサー回復まで残り〇・六秒。間に合うことを確信したラウラは意識を集中させるべく、迫る弾頭に視線を向け―――その行動を心から後悔した。

 

四メートル程離れた地点で爆ぜたその弾頭の中身はアルミニウムと過塩素酸カリウム。その二つの物質が反応した結果―――

 

「―――あああああぁぁぁぁああああっ!?」

 

100万カンデラを超える程の凄まじい閃光が、ラウラの視界を白一色に焼き尽くした。

 

閃光音響手榴弾(フラッシュバン)

 

スタングレネードとも呼ばれるこの非殺傷対人兵器の効果は単純であり、凄まじい爆音と閃光によって相手の視覚と聴覚を奪い動きを止めること。

 

しかしそれは間近で爆発した場合の話であり、四メートルも離れた距離で、ましてや今は日中。効果は薄れてしまうのが当然なのだが、今のラウラにはそれでも十分すぎる程に効果を及ぼしていた。

 

彼女の左目に輝く金色の瞳の名は『越界の瞳(ヴォーダン・オージェ)』。北欧の主神オーディンの名を冠するそれは、自らの視覚信号伝達能力と動体反射を爆発的に向上させる、言わば疑似ハイパーセンサーである。

 

つまり、常人の数倍以上鋭敏になった視界に、常人でも耐えきれない程の光が突き刺さればどうなるかなど、考えるまでもなくわかることだろう。

 

「っ、ぐぅぅあ……、っ!?」

 

両目を抑えてから、彼女は自らの腕が自由になっていることに気付く。そして、殆ど本能的な行動で真横に転がった。耳元を何かが高速で通りすぎていくのがわかる。次いで、一夏が驚愕する気配。

 

(敗けられない……私は倒れるわけにはいかないのだッ!!)

 

紙一重で一夏の攻撃を回避したラウラは瞬時に体勢を立て直すと、封じられた視界の代わりにハイパーセンサーを再起動し―――

 

 

 

「―――この距離なら、外さない(・・・・・・・・・・・)

 

 

 

背後に映ったその影に、全身を悪寒が駆け抜けた。

 

盾をパージした左腕装甲に煌めくのは、第二世代兵器中最強の攻撃力を誇る無敵の矛。六九口径パイルバンカー『灰色の鱗殻(グレー・スケール)』、通称―――

 

盾殺し(シールド・ピアース)……ッ!?」

 

「はあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁああああっ!!」

 

ズドンッ!!!

 

一発目。シャルルの咆哮と共に、内臓をシェイクされるような衝撃が背中から腹にかけて突き抜けた。

 

ズガンッ!!

 

二発目。装甲が砕け散り、肺から空気が押し出された。

 

ドバンッ!!!

 

三発目。絶対防御でも殺しきれなかった鈍痛が神経を噛み、ISが強制解除の兆候を見せ始め―――そして、異変は起きた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遺伝子強化試験体C-0037。

 

それが識別上の、私の最初の名前だった。

 

戦うために生み出された『ラウラ・ボーデヴィッヒ』という名の生物兵器は他の個体よりも優秀で、また有能だった。

 

『ヴォーダン・オージェ』と呼ばれる肉眼へのナノマシン移植手術に失敗するまでは、だが。

 

手術失敗による副作用でISへの適合率は上がらず、出来損ないの烙印を押され、部隊内での最底辺へ落ちていくのにさして時間はかからなかった。

 

―――あの人に出会ったのは、そんな時だった。

 

「お前がラウラ・ボーデヴィッヒか」

 

「…………、」

 

初めて出会った日の事は、よく覚えている。

 

「ここ最近の成績は振るわないようだが、なに心配するな。一ヶ月で部隊内最強の地位へと戻れるだろうさ。なにせ、私が教えるのだからな」

 

何を馬鹿な、と暗い笑いを漏らしたら、その場で吹っ飛ばされたことも鮮明に覚えている。そうしてそれから、あの人の下へついて、指導を受けて。

 

本当に、たったの一ヶ月で私は再び最強の座に君臨した。

 

だがその時には、部隊での地位など最早どうでもよかった。あるのはただ、織斑千冬という人間への憧れのみ。

 

その凛々しさに。その堂々とした姿に。そして―――その強さに、憧憬を抱いた。こうなりたいと。こうありたいと。心から渇望し、望み、願った。

 

そしてある時、私は訊いてみた。

 

―――どうしてそこまで強いのですか? どうしたら強くなれますか?

 

私の問いに答えた教官の顔は、どこか嬉しそうで、優しげだった。そんな表情は、今までに見たことがなかった。

 

―――私には弟がいる。

 

―――弟、ですか。

 

―――あいつを見ていると、わかるときがある。強さとはどういうものなのか、その先には何があるのかをな。

 

結局、その言葉の意味はよく理解できなかった。だが、教官をあんな表情にさせる存在がいるということは理解できた。

 

織斑千冬という人間は、強く、凛々しく、堂々としていなければならない。自分はその姿にこそ憧れたのだ。

 

だから私は、教官を変えてしまう織斑一夏を許さない。

 

敗北させると決めたのだ。

 

私の手で、完膚なきまでに叩きのめすと決めたのだ!

 

(力が、欲しい)

 

 

 

ドクン。

 

 

 

『―――願うか?』

 

 

 

 

(織斑一夏を下すための)

 

 

 

 

『汝、自らの変革を望むか?』

 

 

 

 

(誰よりも強くあるための)

 

 

 

 

『より強き力を欲するか?』

 

 

 

 

(絶対的なチカラを―――私に寄越せ!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それが、間違いだと解っていても。

 

 

 

 

Damage level......D.

 

 

 

 

引き返すにはもう遅すぎて。

 

 

 

Mind Condition......Uplift.

 

 

 

 

かつて白い少年が歩んだ道へと。

 

 

 

 

Certification......Clear.

 

 

 

 

白い少女も踏み込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《Valkyrie Trace System》......boot.

 

 

 

 

 

 

 

 


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