Infinite Stratos 学園都市最強は蒼空を翔る   作:パラベラム弾

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二話

全校集会。

 

読んで字の如く、全校生徒を集めて行う集会である。その内容は様々で、定期試験前に勉学の意義を説くこともあれば長期休暇の注意事項、学校行事の日程や内容の告知等々多岐に渡る。IS学園もその例に漏れず、九月の中頃に開催される学園祭についての集会を行っていた。

 

しかし、遊びたい盛り、喋りたい盛りの女子高生たちが百人単位で一堂に会せば騒がしくなるのは必然。360度全方位を女子に囲まれている男子二人、一夏はほんのり引き気味で。一方通行はあまりの喧しさに先程から周囲の音を反射している。その反射された音で一夏の被害がさらに大きくなっているのだが知ったことではなかった。

 

生粋のドイツ軍人として集団行動や規律を重んじるラウラは、周囲の喧騒が心底煩わしいと言わんばかりに直立不動の姿勢のままで眉根を寄せていたが、こちらは数少ない例外だ。

 

―――女三人寄れば姦しいとはよく言ったものである。

 

普通の学校ならばここで何度も何度も教師の注意が飛ぶところだが、そこは流石にIS学園。三年の生徒会役員の静かな一言で、水を打ったように講堂が静まり返った。

 

無音の講堂に革靴の音が響く。

 

その音の主は、全校生徒の視線を一身に浴びながら、芝居がかったように優雅に、一流モデルのように大胆に歩を進めていく。やがて壇上の中央で立ち止まり、少女のように無邪気で、遊女のように妖艶で、聖女のように穏やかな微笑みを浮かべた。

 

講堂のあちこちから熱っぽい溜め息が漏れる。

 

人間、美しさが度を越すと性別の概念が消え去るといわれるがまさしくその通りである。男女問わず魅了する魔性の微笑みは、ある意味では凶器に等しい。

 

そんな生徒たちの反応に満足したのか、少女―――更識楯無は小さく頷いた。

 

「さてさて、今年は予期せぬイベントがたくさんあったから、こうした正式な場での挨拶はまだだったわね。私の名前は更識(さらしき)楯無(たてなし)。この学園の生徒会長を務めているわ。よろしくね」

 

いつものように扇子を取り出し、真横に払う。その動きに合わせて、巨大な空間投影型ディスプレイが壇上に出現した。

 

「さて、今月の学園祭についてだけど、今回はなんと特別ルールを追加したスペシャルなものになっているわ。そしてその内容は―――」

 

小気味良い音と共に開いた扇子には『群雄割拠』。

 

「部活動展の投票で一位に輝いた部活に鈴科透夜または織斑一夏を強制入部させる―――名付けて『各部対抗男子争奪戦』!!」

 

楯無の叫びに呼応するように、ディスプレイに一方通行と一夏の顔写真が大きく表示される。当の本人たちはといえば片方は頭痛をこらえるように額に手を当て、片方はなんとも間の抜けた声を上げた。そんな二人とは対照的に、極上の景品をちらつかせられた女子たちの反応はそれはそれは凄まじく、

 

「うおおおおおおおおおおおおッ!!」

 

「出し物なら任せて下さい! この沖田さんの超絶技巧で皆さんの注目を一気に―――コふッ」

 

「ちょっ、また沖田が吐血したわよ! 誰か担架持ってきなさい担架!」

 

「アイエエエ!? ナンデ!? 吐血ナンデ!?」

 

「是非もないよネ!」

 

「我々は賢いので、すでに作戦を考え始めています」

 

「み・な・ぎ・っ・て・き・たァァァアアア!!」

 

「ちくわ大明神」

 

「誰だ今の」

 

完全に暴走状態に陥ってしまっているらしく歯止めなど効かない状態である。女だからと侮ることなかれ、むしろ女であるからこその弾けっぷりとも言えるだろう。

 

「……な、なぁ鈴科。これって俺らの了承とか……」

 

「……楯無(アイツ)のやることに常識を求めるだけ無駄だと思うがな」

 

心の底からうんざりした顔で一方通行が目線と首の動きで示した壇上では、騒乱の元凶が無邪気に笑っている。最早諦めの境地に達しかけている一方通行のため息と、楯無の暴挙に対する呆れを含んだ一夏のため息が見事に重なった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その日の放課後、楯無が投下した核爆弾発言によって急遽開かれることになった特別HR。文化祭で何を行うかを決めなければいけないのだが、クラス委員の一夏が黒板の前で頭を抱えていた。

 

というのも。

 

黒板には『織斑一夏と鈴科透夜のホストクラブ』『鈴科透夜とポッキーゲーム』『織斑一夏と王様ゲーム』等といった最早個人の願望レベルの案が書き出されており、文化祭での出し物としては斜め上を全力で突き抜けているのである。

 

「―――却下に決まってるだろ!」

 

『ええええええええぇぇぇぇぇええええ!!!』

 

至極まっとうな反対意見を出した一夏に、まっとうではない女子のブーイングが大音量で押し寄せた。

 

「アホか! 誰が得するんだよこんなの!?」

 

「主に私たちが!」

 

「このクラスにしかない利点を生かさない手はないっしょー」

 

「ていうか織斑くんたちが出てればいっそ内容はなんでもいいというか」

 

「そろそろこのクラスだけで男子を占有するなーっていうデモが起こりかねないし」

 

「そんな私たちを助けると思って!」

 

「ちくわ大明神」

 

「だから誰よ」

 

助けを求めようにも担任の千冬は面倒を嫌って職員室に戻ってしまっているし(それでいいのか教師)、真耶に振ってもあまり効果はなさそうだし、頼みの綱になりそうなもう一人は千冬が消えたのをいいことに惰眠を貪っていた。

 

まさしく四面楚歌状態である。聞こえてくるのは楚歌ではなく女子のブーイングだったが。

 

「とにかく! もっと他に普通の意見を―――」

 

「ならばメイド喫茶はどうだ」

 

クラス中の視線がその発言の主、すなわちラウラへと向けられた。無数の視線に晒されたラウラは特にリアクションを返すでもなく、至って普段通りに言葉を重ねる。

 

「先程意見が上がったが、このクラスには男子がいるのだからそれを利用するのは極めて合理的な判断だ。加えて当日は招待券で外部からも客が来るのだろう? 休憩所としての需要もあるだろうし経費の回収も行える。何より師匠と織斑が目当ての客も多いだろう。客受けはいいと思うが」

 

「…………だ、そうだけど、みんなはどう思う?」

 

その変わらない普段の態度と普段の彼女には似つかわしくない会話の内容とのギャップに呆然としていた一夏だが、なんとか再起動を果たしてクラスの反応を窺う。

 

「いいんじゃないかな? 僕は賛成だよ」

 

「……確かに良い案だとは思いますけれど、わたくしが従者の真似事だなんて……透夜さんに仕えるのなら吝かではありませんけど―――」

 

「その鈴科くんに仕えてもらえるって言ったら?」

 

「―――やりましょう。ええ、メイド喫茶、大いに結構ですわ」

 

「だってさ一夏」

 

「お、おう……」

 

反対意見を一瞬で摘み取り、かくして一年一組の出し物はメイド喫茶ならぬ『ご奉仕喫茶』に決定したのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「失礼しました」

 

話し合いの結果を千冬に報告した一夏は一礼して職員室を後にした。用事の内容が何であれ、職員室に入るというのはやはり緊張するというか、どこか気を張ってしまうものだ。一夏も例に漏れず、軽く息を吐いて首を回していた。

 

最後に大きく伸びをして、教室へ戻ろうとしたところでその足が止まった。というのも、すぐ近くに見知った顔があったからだ。

 

「やっほ、一夏くん」

 

「楯無さん? 何してるんですか、こんなところで」

 

扉の横の壁に凭れていたのは、全校生徒を焚き付けた張本人の生徒会長更識楯無その人だった。手に持つ扇子には『目標発見』。一夏が自分の顔を指差してみると、楯無は笑顔でこくりと頷く。

 

「ちょっとキミに用事があってね。生徒会室まで来てもらってもいいかな? いいわよね。というわけでレッツゴー」

 

「ですからあの、本人の了承とか……。……いえ、やっぱなんでもないです」

 

苦言を呈しかけて、やめた。一夏の中のあまり役に立ったことのない勘が告げているのだ。『言うだけ無駄だ』と。そして、実際その判断は間違いではなかったりする。

 

「ん、よろしい。……ところで一夏くん」

 

「はい?」

 

「朝の件の交換条件と言ったらあれだけど、私がISのコーチをしてあげるっていうのはどう?」

 

「楯無先輩が、ですか? それはありがたいですけど……」

 

「ああ、そういえばもう透夜くんに教えてもらってるんだっけ。それならなおのこと、私と透夜くんのセットで一夏くんをコーチすればいいじゃない。きっといい訓練になると思うわ」

 

「是非お願いしたいですけども、楯無先輩ってどれくらい―――」

 

強いんですか、と一夏が口にしかけた瞬間、目の前の曲がり角から飛び出してきたのは胴着を着た一人の女子生徒。一歩こちらへ踏み込むと、躊躇うことなく楯無へと鋭い上段蹴りを放った。

 

「なんっ!?」

 

「あらあら、元気ね」

 

あまりの唐突さに思わず硬直する一夏だが、楯無の行動に迷いはない。顔面を狙って放たれた蹴りを身を屈めて避け、それと同時に空手少女の軸足を払う。バランスを崩し、宙に投げ出された少女の腹部に掌底を叩き込んだ。

 

空手少女を撃破した楯無は残心を取ることもなく、背後から降り下ろされた竹刀を紙一重で避ける。竹刀の先が下がった瞬間に踏みつけて動きを封じ、剣道少女の手首を扇子で打ち据えた。たまらず竹刀を手放した少女の手首を掴むと外側に捻り、合気道の要領で勢いよく投げ飛ばす。

 

すると今度は廊下に設置されている掃除用具入れの扉が開き、ボクシンググローブをつけた少女が楯無に襲い掛かった。しかし楯無は動じず、速射砲のような拳撃を軽やかにかわしていく。

 

大振りの右ストレートが空を切り、その隙に楯無はボクシング少女の懐へするりと入り込む。ダン!! と革靴が床を叩く音が響き、鉄山靠(てつざんこう)をまともに食らった少女の体は数メートルほど宙を舞ってから廊下を滑っていき、そのまま沈黙する。

 

二十秒にも満たない、僅かな時間の攻防。

 

だが、その決着の早さが楯無の実力の高さを何よりも雄弁に物語っていた。いつものように扇子で口元を隠して薄く微笑む彼女の笑みが、今は何か恐ろしいものに感じてしまう。

 

「……改めて、ご指導よろしくお願いします」

 

「んふふ♪ ええ、よろしくね、一夏くん」

 

姿勢を正し、きっちりと頭を下げる一夏に対し、楯無はやはりいつものように微笑むのだった。

 

「それでその、一つ質問なんですけど」

 

「ん? なにかな?」

 

「楯無先輩が指導してくれるっていうのは、学園祭の件の交換条件なんですよね。なら、本来の用事って一体なんなんですか?」

 

「もう、焦らないの。ちゃーんと生徒会室に着いたら話すわ。それに、ここで話すよりもそっちのほうが手間が省けていいもの」

 

手間? と楯無の言葉に首を傾げながらも、言われるままに大人しく付いていくことにした。幸い生徒会室は職員室からそう遠くなく、一分もしないうちに重厚な扉の前に辿り着く。ずっしりとした輝きを放つ扉はどことなく威圧感のようなものを放っており、少し気後れしそうになる。

 

そんな一夏の心情などお構い無しに、楯無が慣れた手つきでノブを捻る。そのまま軽く引くと、見た目に反して非常に滑らかな動きで扉が開いた。黄金色の蝶番も軋み一つ立てず、非常に質の良いものだとわかる。

 

「ただいま〜」

 

「おかえりなさい、会長。織斑くんも、ようこそ生徒会室へ。お茶の用意をしますから、どうぞ座って待っていてください」

 

「あ、はい。ありがとうございます」

 

まるで実家のような気軽さで入室していく楯無。それに続いた一夏を出迎えたのは、明るい茶髪を三つ編みにし、眼鏡をかけた三年生の女生徒だった。片手にファイルを持ち、背筋をぴんと伸ばした佇まいの、いかにも『仕事の出来る女性』という雰囲気を纏っている。

 

彼女の一言に促され、これまた一目で上質だと感じさせるテーブルに視線を向けた一夏。そこには既に二人の生徒が腰掛けており、

 

「って、鈴科? なんでこんな所にいるんだ?」

 

「あン? 布仏に連れてこられたンだよ。用事があるから来いっつってな」

 

気だるそうに紅茶を啜っている白い少年。HRが終わるまで熟睡していたせいで眠気が残っているのか、大きな欠伸を一つして再び紅茶を啜る。

 

「そ〜だよ〜。かいちょーからのご命令でね〜、とーやんとおりむーを捕獲してきなさい〜って〜」

 

「捕獲って……」

 

そんな彼の隣に座っている一夏のクラスメイト、のほほんさんこと本音の一言に、ひくひくと頬を引き攣らせる一夏。ここにきて、クラスメイトからまさかの珍獣扱いである。世界に二人しかいない男性操縦者、という点でいえば強ち間違いでもないが。

 

そうこうしているうちに三年生の生徒―――本音の姉で、(うつほ)と名乗った―――が紅茶を淹れ、本音が冷蔵庫から人数分のケーキを取ってくる。真っ先に自分の分を取り分ける辺り抜け目ないというか、良くも悪くも平常運転だった。

 

全員が席についたところで、楯無が口火を切る。

 

「それじゃ、改めて最初から説明するわね。といってもそこまで複雑ってわけでもないんだけど、端的に言えばキミ達二人が部活動に入っていないから各部から苦情が寄せられてるの。その対応として、どこでもいいから入部させなきゃいけない状況になっちゃったのよ」

 

「それであんなことをしたわけですか……」

 

「そ。それで、迷惑料っていうわけじゃないけど、私も一夏くんをコーチしてあげることにしたの」

 

「あれ? でも、俺は楯無先輩の指導が対価なんですよね。じゃあ鈴科はどうなるんですか?」

 

「そう、そのことなんだけどね」

 

言葉と共に開かれた扇子には『特別条件』の四文字。ぱちりと扇子を閉じ、そのまま一方通行を指し示す。

 

「透夜くんには、生徒会に入ってもらおうと思ってるの。生徒会に所属する生徒は部活動に所属しなくてもいいって校則で決まっているから、他の部活に透夜くんが貸し出されることはないの」

 

ここまで聞けば破格の好条件だが、流石にそれだけということもあるまい。腕組みをして無言を貫く鈴科は視線で続きを促す。

 

「そしてその条件として、透夜くんには一年生の専用機持ちメンバーの指導をしてほしいの。無論私も手伝うし、全部丸投げなんていうことはしないわ。言っちゃえば、私達二人で一夏くんたちを纏めてコーチする感じね」

 

つまり、一夏とは逆のパターンだ。一夏には苦労を負わせる対価として技術を提供し、一方通行は技術を提供させる対価として苦労を免除する。形は違えど、二人のどちらにも利はある。まさしくWin-Winの関係というやつだろう。

 

「で、でも、もう俺たち二人を貸し出すことにするって公言しちゃったじゃないですか。それなのに今更貸し出しません、なんて言ったら相当荒れるんじゃないですか?」

 

「だいじょーぶだいじょーぶ。そうならないための布石は既に打ってあるもの」

 

そう言ってパチリとウィンクをする。相変わらず仕事が早いというか、こういう時には手際が良い少女である。

 

「……分かった。その条件で構わねェ」

 

「交渉成立ね。それじゃあ、早速今日から始めましょうか。善は急げ、ってね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第三アリーナ。

 

急遽集められた専用機持ちたちは、それぞれISを展開して待機していた。最初に楯無が説明をしたのだが、一夏の専属コーチという美味しいポジションをみすみす手放したくなかった鈴音が反発。そこで、専用機持ちの実力を確認する意味も含め、楯無と一方通行対専用機持ちメンバーで模擬戦を行うことになったのだ。

 

「ルールは簡単。私か透夜くん、どちらかのシールドエネルギーを削りきれればあなた達の勝ち。逆にあなた達全員が撃墜されたら私達の勝ちよ」

 

「オイ、何で俺まで戦わなくちゃなンねェンだ」

 

「成り行きよ」

 

「……最初にオマエから墜として構わねェな?」

 

六対二。

 

数の上では圧倒的に一夏たちが有利ではあるが、しかし侮ることなかれ。一方通行の実力は言わずもがな、楯無も生徒会長―――即ち『学園最強』の称号を背負う者だ。生半可な実力で下せる相手ではない。

 

「……なぁ、鈴」

 

「な、なによ」

 

ややげんなりとした表情で、事の発端である鈴音を半眼で流し見る一夏。当の鈴音はそっぽを向いて気まずそうである。

 

「お前、実はバカだろ」

 

「うるっさいわねぇ!! あんたこそ何よ、人の気持ちも知らないでほいほいコーチなんて頼んで! あたしの指導じゃ不満だってぇの!?」

 

「なんで楯無先輩に指導してもらうのに鈴の気持ちが関係してくるんだよ!? しかも鈴たちにも指導してくれるって言ってるんだからいいじゃねぇか! ていうかお前の気持ちってなんだよ!?」

 

「それはっ、そのっ! …………言えるかバカぁ! と、とにかく全部あんたが悪いのよ! この朴念神! 唐変木!」

 

「なんで俺のせいなんだよ!? 楯無先輩の申し出に突っかかってったのはお前だろ!? 俺は普通に指導してもらうだけでよかったのに!」

 

「だからそれが―――」

 

「オイ」

 

「何よ!?」

 

「なんだよ!?」

 

揃って振り向いた一夏と鈴音。瞬間、怒り心頭に達しかけていた二人の表情がみるみるうちに青ざめていく。その視線の先には、無数に浮かぶ青白い光球。

 

夜叉の幻月によるレーザー掃射の前兆である。

 

「―――まずは二人脱落、ってなァ」

 

悲鳴と爆音が、第三アリーナを揺るがした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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