一応四コマ漫画みたいな軽いものをイメージしてるんですけどねぇ~。
まぁ、これ位なら問題ないでしょう(いつもの根拠のない自信)
「お前達ぃ~、竜車での帰りにかかる時間を忘れてたんだろ?」
「いえいえハリー先生そんなことはありませんよ。
もちろん覚えていましたとも。ええ、覚えていました。
ただ時間を忘れていたのではなく理性を何処かに置き忘れて遊びまくっていただけです」
はい、この物語の主人公にして絶対神のシャルラ・アーサーと愉快な仲間たちです。
その私達ですが現在進行形で学院の前にてハリー先生に怒られていたりします。
時刻はすでに夜中の十一時。
やっぱり海で遊びに夢中になって寮の門限なんて知ったことか! ってな不良的な考えとノリでごり押ししようとしたのがまずかったのでしょうかね?
ごり押しできないです。
「はぁ~、もういい。
吾輩も学生時代はジョンやクラーマと一緒になって遊びまくっていたからな。
ジョンは面白い昔話なんかが好きでよく日帰りで学院からココット村みたいに遠くの村々に伝説のハンターや古龍なんかの情報を集めに行ったりして担任とはよく揉めていたしなぁ↑」
「さすがはハリー先生ですね。
私たちの理想の先生です」
「よっよっ。ハリー先生よっ!」
「よいしょよいしょハリー先生!」
「なら俺らも先生を見習ってもいいんすよねぇ?」
「お前ら吾輩をよいしょするな!
……おっと、そういえば門限についてはもういいがお前たち明日の授業の準備はできているのか?」
はっ? 準備?
「なんだ、用意していないのか。
明日は学院の一年生は全員で書士官として狩り場に出た時のために絵の授業をするから絵を描く道具を一式用意するように言っておいただろう?
前回の課外授業では最初だからということで道具の貸出もしていたが今回はもう学院も貸し出しはせんぞ」
「……えー、そのような事は聞き覚えがありません。
なのでその事についてはハリー先生に一任しようと思います」
「そうよハリー先生! シャルラちゃんったら今日は私たちにとっても可愛い水着姿見せるのに忙しかったから準備なんて面倒な作業は先生に任せちゃいます」
「シャルラさんの可愛さについてなら僕も同意しましょう。
ダイヤージのせいで海ではほとんど砂浜に埋められてあまり見れなかったとはいえ、僅かに見たシャルラさんの水着姿はまるで神のごとき美しさでしたからね」
「ははっ、まぁそういうこった先生。
明日は俺らいつも通りに知らぬ存ぜぬで通すから準備とか全部任せたわ」
そういって示し合わせたかのように私たちはそれぞれにバラけてその場から逃走しました。
さすがは同じ班の仲間。以心伝心ですね。
ハリー先生も追ってこようとしてましたが四人全員バラけて逃げたので追いかけることが出来なかったのでしょう。
私とノレッジちゃんは最終的には寮の同じ部屋に戻ることになりますがハリー先生も教師だからこそ、女子生徒の部屋に夜中に行こうものなら寮長のクラーマさんにフルボッコにされるのは目に見えてますし。
「あらあらあら。
シャルラちゃんにノレッジちゃんも今夜は遅くまでお楽しみだったみたいね♪」
寮に入ると玄関にて酒瓶を片手に一人で飲んでいるクラーマさんがで出迎えてくれました。
事務机の上には沢山の書類の山が出来てますけどもしかして今日は珍しく仕事でもしてたんですかね?
「聞いてよクラーマさん。今日は日帰りで海に行って来たんだけどね。
シャルラちゃんったらとっても可愛かったんだから」
「マジでか!? あたしも付いて行きゃよかったー……
今日は珍しく研究者としての仕事が溜まってたもんだから寮の玄関で一日中酒を片手に座りっぱなしでもう体中ガッチガッチなのよねー。
あぁ、私も海行きたかったわ。よよよ……」
わざとらしい泣き崩れる演技。フィズ君ですら騙せませんよそんな三文芝居。
顔がお酒で真っ赤になってるじゃないですか。手には杯持ったままですし。
「シャルラちゃんノリ悪~い」
知りませんよそんなこと。
床には他にもたくさんの酒瓶だけでなく酒樽などもありますが今日一日で一体どれだけ飲んだんでしょうね?
でも仕方がないので私が癒しになってあげましょうか。
「まぁまぁ、元気出してくださいよクラーマさん。
私の水着で良ければ幾らでも見せてあげますから」
そう言って海で着替えたあと荷物袋に仕舞っていた水着を渡してあげました。
海で使用後湿ったまま入れたのでまだ乾いていないものを。
「そ、それはぁ!?」
ふふふ♪ クラーマさんからしたら私が着ている姿の方が好きなんでしょうが、ただの水着でも使用後なら十分に楽しめそうですからね。それでいい夢見てください。
これからもお世話になりますし苦労掛ける予定アリアリですから。
「おおぅ♪ シャルラちゃんの匂い♪
くんかっかーくんかくんか!」
「あー、クラーマさんズルイ。
シャルラちゃんの水着は私も夜のオトモにでもしようかと思って楽しみにしていたのに」
私の水着をくんかくんかするクラーマさん。
これにノレッジちゃんまで加わったいま、この二人は最強と言えるでしょう。
近づきにくいオーラが出ている、という意味でですが。
「はぁ…おぉ…あぁ…うっ…ふぅ……ああ、ありがとう。水着堪能させてもらったわ。
それと出来れば明日まで貸してちょうだい。ちゃんと洗って返すから」
「いえいえ、お気になさらず楽しんじゃってください。
それよりもこれからも夜遊びが過ぎるかもしれませんが学院の方には私たちは門限通りに帰宅し、何の問題もないと報告しておいてください。
親が心配しますからね」
ま、うちの親なら『うちの娘が守れないような時間を門限にする学院の方が悪い』とか言うかもしれませんが。
それはさすがにいま話題のモンスターペアレントみたいで私が恥ずかしいですからね。
というか事実として私のお母さんは古龍(モンスター)ですし。
「よっしゃ任せときなさいシャルラちゃん!
私はこれでも学院の表にも裏にも顔が利くからね。
もう君の可愛さを堪能するためだったらハリーの奴だってぶっ飛ばしちゃうから遠慮なく言ってよ♪」
「ありがとうございます。
クラーマさん、大好きです♪」
満面の笑みで感謝を言う。するとぷるぷると震えだし、すぐに身悶えしだすクラーマさん。
「はにゃ~ん、もうシャルラちゃん可愛いィー!
君のためなら何だってするお!!
書士隊長なんかも殴っちゃうお」
ふっ、ちょろいですね。
「それじゃ部屋に戻りますね。おやすみなさいクラーマさん。
ほら、ノレッジちゃんも早く戻るよ」
ノレッジちゃんは『もうちょっとだけ水着を嗅がせて~』と言いながら私の水着をくんかくんかしてましたが引っぺがして部屋に向かいます。
まったく本人がすぐ傍にいるのに水着ばかり嗅いでるなんてどういうつもりなんですか。
まったく、ノレッジちゃんはまったく。
「ふふん、いろいろありがとねシャルラちゃん。
安き眠りを、御両人……」
クラーマさんは一人残って私の水着を堪能しながら酒瓶を煽っていました。
なんとも頼りになる人ですね。
さぁ! 明日は絵の授業があるそうですがようやくハリー先生以外の先生が出てくるのかな?
それでは今夜はおやすみなさい。
「そうはいかないわよ♪」
「え? ってキャー!
ノレッジちゃんいきなり指ををどこに入れてるんですかぁー!?」
「指ってのは入れるためのものなのよシャルラちゃん。
それにこれは私が入れているのではなくシャルラちゃんの体の方が私に吸いついてきているだけで不可抗力なの」
「そんな戯言はいいですから早く抜いてくださ、ってアッー……」
「年齢で言えば私たちはまだ熟していない青い果実なんでしょうが大丈夫!
私何でもおいしく食べれるからっ!」
はぁ…おぉ…あぁ…うっ…ふぅ……ああ、もうノレッジちゃんったら大胆なんだから♪
それなら今夜は女の子同士で楽しい一夜を明かしちゃいましょう。
私がヤられるだけのか弱い女の子だと思ったら大間違いですよ!
はい、ノレッジはもう完全にレズですねこれ。
シャルラもそれほど嫌がってはいませんしOKということで。
これまでの私の作品では恋愛やエロなんておまけ程度でノーマルなものしかなかったので自分で書きながら勉強にはなりますね。
次回作にも活かせればと思います。
活かした結果が私の11作目と14作目だったりします。
『小説家になろう』の方でも「ヨイヤサ・リングマスター」の名で書いていますのでよろしくお願いします♪