しょしたい!   作:ヨイヤサ・リングマスター

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 ギャグこそ至高! そんな勢いで書いた話です。

 しばらくはのんびりまったり意味のない馬鹿話でも書いていこうと思います。

 学園物でストーリーのある作品ってあまり見たことないんですけどね。




第30話:久し振りの百合百合ラッシュ

 シャルラside

 

 

 “ギルドナイト指揮官ラスコー・ビトー氏逮捕!!”

 

 街の中を飛び交う号外のビラの見出しを飾るのはこの一文でした。

 

 ギルドナイト指揮官ラスコーさんはミギンマルさんの生体電気の操作で人格データをいじくって私の都合のいいように操り、それによって得た彼の自白とこれまでに集めた不正行為の証拠と一緒に大老殿に叩きつけてやりました。

 

 大長老には事前に話をつけていましたがさすがに街の治安維持もかねていたギルドナイトのトップが汚職で捕まったとなればドンドルマの街を大きく賑わしそうです。

 

 というか今も賑わしています。

 

 でも仕方がないじゃないですか。

 

 ラスコーさんってばアルバイト感覚で色んな貴族とか金持ち連中といったギルド以外からの暗殺依頼まで引き受けちゃってたんですから。

 

 しかもそうした個人的暗殺依頼を出していた人たちを逮捕するのに個人的暗殺依頼を受けていたギルドナイトを向かわせるわけにもいかないからもう一つの治安維持組織の『ガーディアン』の仕事が増えているそうです。

 

 ちなみにこの『ギルドナイト』と『ガーディアン』の違いはお上が『ハンターズギルド』か『大老殿』かの違いですね。

 

 ガーディアンは主に大長老直属で動いています。

 

 基本的にはどちらも街の治安維持が基本的な仕事になりますがドンドルマはハンターの街ということでギルドナイトの方が人数や権限も大きかったんですけど今回の騒動で逆転してしまったようですね。

 

 

「それにしても……。

 これからギルドナイト指揮官の後任になる人は大変そうですねぇ~」

 

 

「いやいや、その後任にウチを勝手に推薦したシャルラちゃんがそれを言うッスか?」

 

 

 ギルドナイトの本部にて机にかじりつくように書類の山と格闘をしているルナさん。

 

 彼女は今回の騒動を解決したと同時にその責任? みたいな感じでラスコー指揮官の後釜として新指揮官へと昇格しました。

 

 自分の地位を守るためにギルドナイトという組織から追い出そうと思ってルナさんを呼び寄せたラスコーさんも自分が追い出されることになるだなんてまったくついてないですよね。

 

 追い出した張本人である私が言うのもなんですが。

 

 

「それじゃ私はそろそろ学院の方に帰りますのでお仕事頑張ってくださいね♪」

 

 

「ひきょう者~、シャルラちゃんずるい~。

 でも、可愛いから許すッス!」

 

 

 単純な人で良かったです。

 

 とにかくこれでギルドナイトはしばらく機能しませんけど落ち着きさえ取り戻せばその権力の全ては私のモノ。

 

 数で勝っていただけのギュスターブ・ロン氏の率いるロン派ともいい勝負ができそうですね。

 

 元々質ではこちらの方が優秀な人が多いですし、これまでお金でロン派についていた人たちや日和見主義の人たちは単純な利益を求めて私の味方に付いてくれるはず。

 

 

「ん~~~~♪

 それにしてもここ最近真面目っぽい話の連続でしたしここらで久し振りに学院にでも顔を出しましょうかね……」

 

 

 そういえばそろそろ期末試験ですし勉強会にかこつけてノレッジちゃんやクラーマさんが何かしら行動してきそうですが。

 

 まぁ、楽しみです♪

 

 

 

 

 ロンside

 

 

 今の状況を一言で言うなら「まずい」状況だ。

 

 これまでの実績から実力だけは評価していたギルドナイト指揮官のラスコーの奴が逮捕され、その後任となったのがあのシャルラ・アーサーの手の者だとは実にまずい……

 

 これまで金で従えて来た連中もギルドナイトが総崩れとなった今、私に媚びる必要もない。

 

 要職に就いている者なら左遷させるくらいは私にも出来るがすでに引退した有力貴族共は余所の街や国に引っ越しをする者までいる始末。

 

 ギルドナイトが使えない今、暗殺を脅しの手段として使えないからだ。

 

 『ガーディアン』は大老殿直属のためにハンターズギルド直属の『ギルドナイト』と違って私も手を出しにくい。

 

 このままでは私の派閥は衰退する一方だ!

 

 クソッ! ジョン・アーサーの娘め! どこまで私の邪魔をするというのだ!!

 

 しばらくは足場固めのために出来る限り時間を稼いで私の派閥の連中を鍛え直す必要がある。

 

 ジョン派、いやすでにシャルラ派の連中を速やかに排除しなければならないがギルドナイトがない今どうすればいいんだ……

 

 

 

 

 ノレッジside

 

 

「ふははははー、よくもここ最近私を除け者にしてくれたわねシャルラちゃん」

 

 

「何馬鹿な事言ってるんですか。

 久し振りの出番でいきなりアホっぽさ出してどうするんです」

 

 

 あーあーあー、聞こえない聞こえない聞ーこーえーなーいー。

 

 さて最近本当に出番がなかったので忘れてしまった人のために自己紹介をあえてさせてもらうと、私はこの物語で百合成分を期待している読者のために久し振りの復活を果たした『シャルラちゃんを愛で隊』副隊長のノレッジ・フォールでっす!

 

 只今クモの糸を最新技術の粋を極めて加工されたロープを使ってシャルラちゃんを捕縛しています。

 

 

「いやぁ~、それにしても縛られてるシャルラちゃんって体のラインが強調されてエロいよねぇ~♪

 クラーマさんもそう思うでしょ?」

 

 

「勿の論よノレッジちゃん!

 私がこの日のために開発しておいた最新ロープはどれだけきつく縛っても相手に苦痛を与えること無く、それでいて大型モンスターの筋力でもちぎることすら出来ない特別製!

 今シャルラちゃんの頭の中を満たしているのは苦痛などではなく快楽のはずよッ!」

 

 

 ちなみに同じく出番のなかったクラーマさんも一緒にいます。

 

 

「そりゃ確かに気持ちいいのは認めますが……、久し振りの登場でロープってのは芸がない気がしますよ。

 以前に水着で海水浴のイベントやりましたが今回がロープって面白味にかけるというか……」

 

 

 むっ、確かに言われてみれば縛られたシャルラちゃんを眺めるのも楽しいけどそれだけじゃ私自身は気持ち良くないわね。

 楽しくはあるけど。

 

 

「クラーマさん作戦変更よ。

 久し振りの出番がシャルラちゃんをロープで縛ってその小さな身体に喰い込むロープを眺めながら恍惚の表情を浮かべているだけじゃ私達の私達らしさが表せきれていないもの」

 

 

「それは言えてるわね。

 私もノレッジちゃんも真のシャルラちゃん大好き仲間としてこの程度で喜んでいるような普通レベルの変態と思われちゃ心外だもんね。

 ということはヤっちゃう?」

 

 

「ヤっちゃいましょう♪」

 

 

「……何をですか?」

 

 

 ふふふ、シャルラちゃんが悪いのよ。そんなに可愛いんだから。

 

 それにくどいようだけど最近出番がなかったから私のエロパワーは限界突破なんだから!

 

 

ヒュン

 

 ナイフを一閃。シャルラちゃんを縛っていたロープを切った私が最初にしたこととは!?

 

 

 意外ッ!(意外じゃない?) それは裸!!

 

 一瞬で身に纏う服を脱ぐとそれと同時にシャルラちゃんの服を脱がせ、さらにさらにそれと同時に全身にローションを塗ってベッドに横たわるシャルラちゃんにダイブ♪

 

 そういえば説明してなかったけどここは女子寮の私とシャルラちゃんの部屋よ。

 

 シャルラちゃんが帰ってくる気がしたからクラーマさんと一緒になって部屋で待ち伏せしていたところで扉を開けたシャルラちゃんを一気に縛りあげたところだったの。

 

 で、そんなことは置いといてにゅるにゅるっと♪

 

 

「あたしも混ぜろーッ!!」

 

 

 クラーマさんも混ざってにゅるにゅる♪

 

 ぬりゅんぷりゅん。

 にゅぷぷぷぷぷ。ちゅぽん♪

 

 

「くっ、あぁぁぁ~ん」

 

 

「女三人寄れば姦しいってね♪」

 

 

「そういえば三人でのプレイはまだやってなかったわよね」

 

 

「はぁはぁ……それよりもぉ~、クラーマしゃん仕事の方はいいんでしゅかぁ~?」

 

 

 すっかり蕩けた表情のシャルラちゃん。

 

 その原因は言わずもがな。私のせいなのだけれど。

 

 あまりにも可愛いシャルラちゃんに思わず跳び付き、身長の割に自己主張の激しいソレに舌を這わせてしまった私を責める人はいないはず!

 

 誰だってこの状況では同じことをするはずよ!(断言)

 

 

「私は今日の仕事は全てハリーに任せてきたから大丈夫よシャルラちゃん。

 今日は明日の朝までオールナイトで楽しむことだけを考えなさい」

 

 

 さすがはクラーマさん。楽しむための努力は惜しまない人だわ。本当にシャルラちゃんと出番を得ることのためなら根回しを忘れない出来る女性ですね。

 

 まさに女の理想像といったパーフェクトエロスビューティー?

 

 ハリー先生にはご愁傷様と言っておきましょうか。

 

 もうじき修学旅行だから自分の仕事だけでも忙しいでしょうに。

 

 え? 修学旅行の展開が急ですって?

 

 何言ってるのよ。この物語はギャグがメインでおまけに百合の描写を書きたいという思いで作者が書いてるんだから突然の展開はいつものことじゃない。

 

 むしろここ最近のストーリー本編に需要があるのかすら分からないしね。

 

 これでいいのよ♪




 ストーリー本編はギルドナイト壊滅という結果により時間稼ぎが出来たのでその間になるべく多くのギャグを書こうと思います!

 それと、以前この話を『にじファン』で投稿していた時の後書きで、『ネギま』の、ゆえとのどかをメインに『スクールデイズ』めいたバッドエンドを書こうかと考えていたようです。

 あの作品はバッドエンドを極めた作品なので、ハッピーエンドを書くための肥やしになるかと考えていたんですが、実際に書いてみたら自分には無理だと分かったんですよねぇ~。

 自分が作者である以上、絶対に誰かを不幸なまま終わらせたりはしない! これは絶対条件ですから。

 でも読んでみたい気持ちはあります。 世の中には「言いだしっぺの法則」ってものがありますが。
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