しょしたい!   作:ヨイヤサ・リングマスター

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 こうして移転をしていると、前書きや後書きを日記感覚で書いていたので当時のことが思い出せますね♪

 今回の前書きは『ゆるゆり』の一期放送開始と同時の更新だったようです♪



 久し振りに面白いアニメでもないかと思い、探していたら『ゆるゆり』という百合のアニメを見つけたので観てみましたが割と面白かったです♪

 私は百合は好きですし可愛らしい女の子は大好きですが、どちらかと言えば萌えよりも燃えの方が好きですし、ギャグ、バトル、グロと言ったジャンルの方が超好きなんですが、これはなかなかに良かったです。ストーリー性は皆無に感じましたが。

 久し振りにこういう、ゆるいアニメも悪くないですね。
 特にアイキャッチの長さがツボでしたw

 主人公のキャラが薄いってのもいいかも。

 以前どこかで書いた気がしますが『イース』の主人公、アドルみたいな話さない主人公も書いてみたいな。



 結局、イースのアドルみたいなキャラってまだ描いていないんですよねw




第34話:湯けむり天国、百合の宿

 心地よい風が駆け抜けていき、風を身近に感じる体質である私の心を普段よりもずっと気持ち良くさせてくれるという意味ではここはいい場所です。

 

 遠くから見てもはっきりと分かる温泉の湯気。

 

 規模は小さいながらも画期に溢れた雰囲気は観光に最適とも言えます。

 

 ただし、学生が修学旅行として来るにはあまりにも見る物がなさすぎるという点を除けばですけど。

 

 

「みんなで行った『ユクモ村っ!!!』

 ……とか卒業式の日に声を揃えて言うことになるのかもしれないですね」

 

 

「うーん、でも本当に見る物何もないね。

 温泉は有名みたいだけど言ってみれば温泉しか観光の目玉がないって場所みたいだし」

 

 

 現在私達はユクモ村へと到着し、宿屋の部屋にて荷物整理をしているところです。

 

 時刻はただ今昼過ぎくらいで晩御飯は宿が出してくれるみたいですが昼御飯につきましては村に着いてすぐに言われましたが各自で適当に済ませろとのことです。

 

 なんというか適当って言いますか、生徒の自主性を尊重ってのも聞こえのいい建前で本当は先生たちが楽したいだけって気もしますね。

 

 

「こんなことならお弁当でも用意してくれば良かったですね」

 

 

「まったくよ。

 こう見えても私はシャルラちゃんに美味しいもの食べさせたい一心でこないだ特級厨師の資格を通信講座で手に入れたってのに」

 

 

「料理の資格って通信講座で取れるんですか?」

 

 

「取れるわよ」

 

 

「さいですか」

 

 

 まぁ、それはいいでしょう。

 

 ちらりと視線を同じ部屋にてまったりしているダイヤージ君に移します。

 

 

「俺に期待してるなら無駄だぜシャルラ。

 俺も今回は弁当用意してきてねえし」

 

 

 はぁ、そうですか。

 

 

「ぼ、僕はシャルラさんとノレッジさんのためのお弁当の用意を「「じゃあ自分でまず食べてみて」」……なんでもありません」

 

 

 突然元気になったかと思ったら落ち込んでしまったフィズ君。

 

 どうせ彼のことですからまた媚薬でも仕込んでいたのでしょうね。

 

 ユクモ村に来る途中にノレッジちゃんに空高く吹き飛ばされていましたが元気なようですね。

 

 やはりエロは生命力の証といったところでしょう。

 

 

「しょうがないですね。

 やはりここは何か外に食べに行きましょう。

 ちょうどお祭りでもあるみたいで昼間っから食べ物屋もたくさん出ていますし」

 

 

「そうね。観光名物が温泉しかないってのは食べ歩きのモチベーションを大きく下げるけど、それで食べ物が美味しくないなんてことはないでしょうし」

 

 

 まぁ、屋台を見ながら食べ歩きでもしますか。

 

 見る物が屋台しかないってのがつまらないですけど。

 

……

 

…………

 

………………

 

「はっはー♪ チョー可愛い女の子2名ゲッチュ~♪」

 

 

「俺ら『ユクモーズ』の縄張りにゃ、たとえ修学旅行生でも金か体で滞在費を払ってもらわねぇとなぁ♪」

 

 

 ……ええ勿論予想していましたとも。

 

 修学旅行と言えば他校の生徒や旅行先の地元の不良に絡まれるってのが定番ですよね。

 

 私とノレッジちゃんが最高に可愛いもんだから絡まれるのも当然ってことなんでしょう。

 

 百合よりもギャグがこの物語の基本設定ですし。

 

 

「でもこんな需要のなさそうな展開、誰得なんでしょうね」

 

 

 私たち四人を囲っているのは10人。

 

 今のセリフを言った二人がどうやらリーダーのようですがこの人たち全員語尾に『♪』を付けるという気持ち悪い共通点で結束しています。下卑た笑いがこれほど似合う人たちはそうそういないでしょう。

 

 気持ち悪い。

 

 

「ねぇノレッジちゃん。ここはやはりアレですね」

 

 

「同感ねシャルラちゃん。私もアレが手っ取り早いと思うわ」

 

 

 ダイヤージ君は私たちの考えが分かっているからかニヤニヤと眺めるだけ(本人曰く、「女子が暴れるのを見守ることが俺の男らしさ」だそうです)、フィズ君は出会いがしらに連中に殴られ今も気絶中。……と見せかけて死んだフリをしています。

 

 臆病者ですね。

 

 

「殴る!」

 

 

「蹴る!」

 

 

 ようするに連中を殴り飛ばすってのが私の完璧なる頭脳が導き出した作戦です。

 

 ノレッジちゃんはプッツンしちゃったらしく、「蹴り殺してやるぅぅぅー!」とか言ってますが。

 

 で結果ですが、あっさり撃破。

 

 いいんですよ。この物語はギャグであるのと同時に百合なんですからこんなことに文字数使いまくるわけにもいかないんですから。

 

 

「まったくムカつきますねー、こういう連中が生きてるってこと自体に。

 何で自分たちが弱いことが分からないのでしょう?

 何で自分たちがカッコ悪いことが分からないんでしょう?」

 

 

「もういいじゃんシャルラちゃん。

 私もスッキリしたし。

 それよりも私たちには崇高な目的があるんだからそんな連中捨ておきなさいよ」

 

 

 そうですね。私たちには目的があるのです。

 

 と、言う訳で……

 

 

「温泉イベントのはじまり~♪

 ドンドンパフパフ♪」

 

 

 ちなみに今のセリフはノレッジちゃんです。

 

 温泉ということでテンションが上がっているようですね。

 

 屋台でお昼ご飯を買い食いするイベントは面白味がないのでカットです。

 

 むしろこのイベントを書くためだけに作者は修学旅行のイベントを出したんですし。

 

 『温泉』に来て『女の子』がすることと言えば決まっているでしょう。

 

 

「でも普段から夜は一緒になって裸のつきあいをしている中ですし今更感がありますけどね」

 

 

「何言ってるのよシャルラちゃん!

 ベッドで裸なのと温泉で裸なのは意味合いが全然違うのよ!!」

 

 

「そりゃまぁそうですけど……」

 

 

 でも結局は同じことをするんでしょうに。

 

 と考えながらも服を脱ぐ。

 

 今日は薄着ですが少し暑かったので汗で張り付いていたのが不快でしたし、これだけで開放感があります。

 

 

「まぁ、やることは同じなんだけどね♪」

 

 

 屈託なく笑うノレッジちゃんは今日最高の笑顔。

 

 ぴったりと張り付いてくるノレッジちゃんと、お風呂だということもあり特に抵抗せずに張り付かせたままの私という図が出来上がるわけです。

 

 

「今は女子がお風呂の時間。

 ということはシャルラちゃんも分かっていると思うけどあの人も来るわよ」

 

 

「あの人ですか」

 

 

 ……やっぱ来るんですか。

 

 でも教員と生徒は普通入浴の時間がずれているものなんでしょうけど一体どうやって……

 

 

「私にそんな常識は通用しなーい!!!」

 

 

 とまぁ、やはり現れたのはクラーマさん。

 

 湯船をモーゼの十戒のごとく割ってすっぽんぽんでの登場というのは斬新なのか馬鹿なのか判断が難しいところですね。

 

 最近本当に出番が増えてきていますがこの人は本来ダイヤージ君やフィズ君と違って準レギュラーみたいな立ち位置でたまに出てくるだけのはずなんですけどね。

 

 

「ふっふっふ。女の子が裸でいる場所に現れないなんて、あたしらしくないじゃない!

 すでに他の女子生徒たちは全員頂いちゃったからあとはあなた達だけよ。

 シャルラちゃ~ん♪ ノレッジちゃ~ん♪」

 

 

 見れば湯船にぷかぷかと浮かぶ死屍累々のクラスメイト達。いえ、生きてますけど。

 

 その顔はどこか恍惚の表情を浮かべ満足そうにも見えます。

 

 

「『相手の敏感ポイントを一瞬にして見抜く』能力と併用して我がネーデシュアーレ家に代々伝わる秘伝淫術奥儀:『不意巣徒婦阿突駆』って技を使ったのよ。

 身体の性的快楽を司るツボを全部同時に押し、アソコに拳から快楽エネルギー(通称、『Kエネルギー』)を直接体内に流し込んだところに、おまけとして魔眼による催眠術まで同時にかけることで終わりなき快楽の世界に閉じ込めるあたしの必殺技よぉー!」

 

 

 うわぁ、生徒に手を出しちゃってる時点でまずいのにこの人とんでもないこと暴露しちゃいましたよ!

 

 魔眼とか世界観ガン無視の能力いらないでしょうに!

 

 

「ごめん、そりゃ嘘よ。

 さすがに魔眼は持っていないわ」

 

 

「ですよね」

 

 

「代わりに暗示にかかりやすくなる薬を事前にのませていただけよ」

 

 

「犯罪性が増したぁぁぁー!?」

 

 

 いやいやいや、それならまだ魔眼の設定を使ってでも普通に催眠術ってことにした方がまだマシですよ。

 

 薬を盛って、いたいけな少女(全員15歳)を食べちゃうだなんて!

 

 

「……でもまぁ今更ですよね」

 

 

「そうそう、クラーマさんのやる事に今更驚いてちゃいけないわよシャルラちゃん」

 

 

「シャルラちゃんにもノレッジちゃんにも、あたしが生徒に手を出すのが普通と思われるだなんて……

 そう思われるように行動してきたあたしの成果が実った♪」

 

 

 どうやらクラーマさんは喜んでいるようですね。

 

 濁り湯ということでお湯の中の様子は見えませんがそれを利用した女同士の熱い愛の営みはこれからです。

 

 まだ夜でもないと言うのに百合バトルは始まってしまいました。

 

 今夜は眠れるでしょうか?

 




 今回の話は『スクールデイズ』の主人公、伊藤 誠があまりにも下種で、私の中で伊藤という苗字へのイメージが急落したために『今日から俺は!!』を読み返して折角だから修学旅行話に盛り込もうと思いつつも、百合要素に不良との喧嘩なんて必要ないから珍しくバトル要素を出しておきながら短くなってしまったんですよねw

 いやはや、『今日から俺は!!』の伊藤 真司は最高に男ですよ。
 これほどカッコいい男なんてそうはいないでしょう。……長谷川平蔵とかかな?

 それにしてもこの作品もけっこう長くなりましたがストーリー本編+プロットはないけど書きたい話を全部書いたら前作を越えてしまいそうで厄介です。

 当初の予定では40話くらいで私自身が百合の勉強をしたらあっさり終わるつもりだったのに予定というのは分からないものですねw

 それと伊藤なら『苺ましまろ』の方が今作の資料に向いているかも知れませんね♪
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