最近特に出番の多いクラーマはやっぱり準レギュラーでいてこそのキャラですし。
いっそ男子を排して女子五人にしようかな。……悪くない。
ぐびっぐびっぐびっ
熱い液体を喉全体で味わうように嚥下し、身体を芯から熱くしていくこの感覚。
最初は美味しく感じませんでしたが今では大好きになってしまったお茶、『甘茶(アマーティ)』と『二十茶(トゥエンティ)』の混ぜ合わせの独特のぬめりと言いますか、この不思議な感覚も最近では意識を保ったまま味わえるようになってきています。
熱い太陽に熱いお茶。
「くぅ~、この焼けつく喉越しがたまりませんねぇ~」
「何オヤジ臭い飲み方してるのよシャルラちゃん。
もうすぐ温暖期も終わるってのに熱いお茶飲むだけの話だなんて」
「くー! ボコボコに熱されてる~!
犯罪的な美味しさですー♪」
……今クシャルダオラの娘のくせして熱いお茶飲むなんて変と思った携帯画面、もしくはパソコン画面を見ているあなた。
別にクシャルダオラの娘が熱いお茶が好きでもいいじゃないですか。
私は騒がしいのも好きですがこういう、まったりとした時間も大好きなんです。
なのでお茶飲んで幸せ~ってな話も一度くらい、やっておきたかったんですよ。
というか今回の話はそういう話に出来ればいいんですけどねぇ~。
「それはさておき折角早起きしたんだから、たまには遅刻せずに学院に行きましょうよ。
さすがにお茶飲んでて遅刻したってのはハリー先生も許してくれない気もするし」
「そうですね。私もさすがにお茶飲んでおしまいってな展開にはしませんよ。
では今朝はここまで続きは明日。でももう少しだけ♪」
最後の一杯を一気飲みして、さらにもう一杯を飲み干して、さらにさらにもう一杯の計三杯飲んで鞄を手に取ると爽やかに寮を出て学院に向かいます。
クラーマさんはまだ寝ているのか、寮の受付と学院の受付の両方とも姿は居らず、代わりにアイルー達が忙しそうに働いていました。
「ん? 何か下駄箱に手紙のようなも「ちぇいさー!」のが……ってノレッジちゃん、人の手紙を取らないでくださいよ」
靴を上履きに履き替えようと下駄箱を開けたのですが、中には何やら手紙らしきものが入っていました。
ですが私が下駄箱に入っていた手紙を手に取るよりも早く、目ざとく感知したノレッジちゃんは、それこそ疾風の如き早さで私の手が手紙に触れる前に横から掻っ攫っていきました。
本当にこの人は人間離れした身体能力を無駄に発揮する人ですね。
「えーと何々?
『校舎裏で待つ』……。
これだけしか書かれてないみたいね。
誰からの手紙かしら? ラブレターだったら破り捨ててやろうと思ったのに」
「ラブレターだとしても異性とのお付き合いだなんて恥ずかしいですし、今は恋愛にうつつを抜かす気分じゃないんですよね。
それとも決闘の果たし状とかでしょうか?」
どちらにしろ、これはこれで授業をサボターってしまういい機会ですね。
遅刻するのは平気ですが理由もないのに学院を休むのは気が引けますし。
都合良く休む口実にさせてもらいましょう。
「それじゃノレッジちゃん。私ちょっとこの手紙の主に会ってきますね。
ハリー先生には上手い事伝えておいてください」
「え? こんな時間の指定もいない呼び出しに応じるの?
こういうイベントは、たいてい放課後か昼休みと相場が決まっているから今行ってもいないんじゃない?
時間を書き忘れただけの可能性があるし、そもそもイタズラかもしれないじゃないの」
「ふふふ。だからですよ♪
この手紙の相手が居なければ居ないで構わないんです。
問題は『私』に『休む理由』が出来たことのみ」
この一言にノレッジちゃんは、あぁなるほどと言ったように肯く。
そう、私は理由もなく授業をサボるのには良心の呵責を感じてしまう可愛らしい真面目っ子ちゃんなのですが理由さえあればどんな決まりもルールも『知ったこっちゃないわよモード』になれるのです!
と、言う訳でノレッジちゃんとは一旦別れて呼び出された校舎裏に行ってみました。
別れ際に熱い抱擁と接吻を楽しんじゃったのはおまけ♪
「うーん、誰もいませんねー。
やっぱりイタズラだったんでしょうか?」
校舎裏にはゴミ処理用の焼却炉がある以外、特に変わったものもなく、校舎の影に隠れてはいますが見通しが利く場所なので誰かが近づいてくればすぐに分かりますが気配を感じません。
「うん、これは来そうにありませんね。
お菓子でも買ってクラーマさんのところにでも遊びに行こうかな……
まだ寮の管理人室で寝てるのなら起こしてあげないといけませんし。
眠ったお姫様は愛しの王子様のキスで目が覚めると言いますが私に男役が務まりますかね?」
まぁ、私はけっこうSっ気がありますし、そういう経験も豊富なので大丈夫でしょうが。
ノレッジちゃんとの別れ際にしたように、熱く、ぬるりとした快楽に溺れさせてあげましょう。
逆に目を覚まさなくなるかもしれませんが。
「……それにしても朝飲んだ二種類混合のお茶の影響が出ているのかもしれませんね。
どうにも思考がエロい方向にしか働きませんし」
まぁ、いつものことか、と思い直し、校舎裏に来てから5分も待たずに相手がいないと判断をした私は踵を返したのですが、そこで視線を感じました。
少し離れた木陰に寝っ転がった人がいるのです。
さっきはいなかったのにいつ現れたんでしょう?
もしかして酔っ払いさん?
「もしもーし、大丈夫ですか~?」
声をかけてみる。
酔って倒れているのなら頭をぶつけているのかもしれませんし、打ち所が悪ければ死んでいてもおかしくはありませんからね。
一応最低限の良心を持っている私ですし助けてあげるのも吝(やぶさ)かではありません。
というか面白そうですし。
「もしもーし、大丈夫ですか~?」
二度同じことを聞いてみる。
目の前で倒れている人、黒いローブで全身を覆っているので性別すら不明ですが見るからに怪しいです。
そして反応はありません。
あまりにも反応がないので死んでいるのかと思ったこの時の私の判断は間違いじゃないでしょう。
しかしこの人こそが私を呼び出した人で、意図があって倒れているのなら私の行動は失敗だったと言わざるをえません。
なぜなら次の瞬間に突然起き上がって攻撃に出てきたからです。
「かかったなアホが!」
とまぁ、見事なまでに死んだフリをしていた黒尽くめの人は、何かスプレーのような物を振りかけてきたわけですよ。
まったく、私が普通のか弱い少女だったら食らっていたでしょうね。
「不意打ちをするのに掛声をあげるだなんて馬鹿ですかあなたは。
それと私、『風』が操れますしスプレーとか、そういうの効きませんから」
軽く息を吹きかけただげでスプレーのガスは使用者へと跳ね返り、
「む……無念」と一言言うなり再び倒れたわけです。
「ふぅ~、誰なんでしょうかこの人。
どうやら毒ガスの類ではないようですが睡眠ガス? のようですね」
自分に返ってきたスプレーのガスで寝てしまった襲撃者の顔を見るために頭からすっぽりと被っていたフードを外して見る。
するとそこにいたのはこれまた幼い女の子でした。それも美少女。いえ、美幼女です!
「ふむう、見たところ私よりは二つ三つは下ですね。
身長は私とそこまで変わりませんがスタイルでは私の勝ちです」
ふふん、と思わず得意気になってしまいましたが年下相手にスタイルで勝った位で勝ち誇るだなんて私も子どもっぽいですね。
今の社会は女性の胸に大きさのみを追い求める風潮もありますがそれは違います!
女性の胸は感度こそが重要ということを忘れている悲しい社会になってしまっていますが、それを何とかするのもこれからの時代を生きる者の使命ではないでしょうか!?
まぁ、私自身が形、大きさ、感度の全てを兼ね備えた最高のおっぱいを持つ美少女なんで、私が言っても説得力無いかもしれませんし、あまりこういう態度は控えましょう。
「それにしてもこの子どこの子なんでしょう?
誰か学院の先生たちの子どもなのでしょうか?
まぁ、《義を見てせざるは勇無きなり。ただしエロスはある!》と言いますし、このまま放置しておいて誰か不埒な輩に襲われてもいけませんし助けてあげますか」
美幼女ですし♪
これが男だったりしたら全身の骨を粉々に砕いてあげたんですが可愛いのでそんなことはしません。
とりあえず学院の保健室にでも連れて行きますか。
わきわきと動かした手で幼女の小さな身体を揉みしだきながら。
新キャラ幼女はノリで出したので、この先どうするかはあまり考えてなかったりw
まぁ、オチは考えてあるので上手い事物語を運べるでしょう。
そして貧乳はステータスです! 今の時代、そこまで希少ではないかもしれませんが、少なくとも私にとっては最強に効果があります。
でも私が好きな漫画、ラノベ、ゲームの好きな女性キャラで上位に位置するキャラは大きいのが多い気がする……。
まぁ、デモンズソウルの「かぼたん」以外で愛してると言えるほど愛しているキャラって動物系以外でいないんですけどね。
私が愛するのはかぼたんだけです!