しょしたい!   作:ヨイヤサ・リングマスター

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 シャルラやノレッジもまだ子どもと言えば子どもなんですけどね。

 段々百合成分の強い話が多いですがそこは私の趣味ということでw

 それにしても中村 吉右衛門さんが人間国宝に選ばれるとはめでたいですね♪




第44話:子ども以上の体力の見せ場!

パンッ、パンッ、パンッ、パンッ

 

「はっ、はっ、はっ、はぁあぁ~ん」

 

 

「それじゃもう一発いくわよサイリちゃん!

 全身で感じなさい! 私の百列張り手『快楽の舞』!!!!!」

 

 

 パパパパァーンと心地いい音が響く。

 

 一発と言いつつ、百列張り手って、そりゃやりすぎでしょクラーマさん。

 

 

「あ、あぁぁぁぁぁ~♪

 ひ、皮膚が! 骨が感じりゅ! もう駄目、駄目、駄目、駄目ぇぇ~!!!!!!!!」

 

 

 こちらも聞くだけで興奮させる扇情的な喘ぎ声を洩らすサイリちゃん。

 

 さて、学院の方が丸一日自習になってしまったために寮の自室に戻った私たちでしたが扉を開けるとそこにはクラーマさんとサイリちゃんがいたのですがこれらの状況をどう見るべきでしょうか?

 

 うん、これはやはり見たまんまでしょうね。

 

 朝からずっと変わらぬ格好のままスパァ~ンキィ~ングの真っ最中なのでしょう。

 

 

「そう言えばクラーマさんは『気』とか言う不思議パワーで相手の皮膚と骨に効率よく衝撃を通すことが出来るんでしたっけ。

 しかも的確に相手の敏感ポイントを見抜いてその部位にのみ衝撃を通す技法と眼力……さすがです」

 

 

 さしずめガンマナイフの快感を与えるタイプのものでしょうか。

 

 

「快楽は痛みを水で薄めたようなものって表現があるけどクラーマさんの手から生み出される圧倒的快楽の奔流はとめどなく脳を犯していく。

 ついにサイリちゃんもそんなクラーマさんの愛を全身で受けても平気になったのね!」

 

 

 ですが後ろに続く男子二人に中の様子を見せるわけにはいかないのですぐにドアを閉める。

 

 あまりの光景に自分が同じことをされている様を思い浮かべて、ついうっとりしてしまいましたが、これはさすがに思春期男子には刺激が強すぎますよね。

 

 

「「…………」」

 

 

「……あはは。今部屋散らかってるから二人は少し外で待っていてください。

 私とノレッジちゃんで中を整理しますので」

 

 

「いや、今、中にクラーマさんと昨日会ったサイリちゃんがいたように見えたが。

 おいフィズ……?」

 

 

「…………(立ったまま気絶。ただし幸せそうな表情)」

 

 

「とにかく気にしないでください!

 待っていてください!

 すぐに片付けますのでっ!」

 

 

「覗いたら死刑だからね!」

 

 

 ノレッジちゃんの手を取って二人で中に入る。

 

 ダイヤージ君とフィズ君は放置ですがさすがにこの光景の隣でテスト勉強なんてできないでしょうし仕方がないですね。

 

 というかクラーマさんも自分の部屋に帰ってからすればいいのに。

 

 

「何で二人とも未だに私たちの部屋にまだいるんですか!?」

 

 

 部屋に入ってからも、一向にこちらに気付かないクラーマさんに言う。

 

 サイリちゃんなんかすでに意識がないようですが、クラーマさんは、それにすら気づいていないようですしね。

 

 

「それはだね。私が愛の求道者だからだよ。

 っと、サイリちゃん気絶してるわ。

 無理させすぎたかな……、でももう少しだけ♪」

 

 

 と、自信満々な笑みを浮かべるクラーマさん。

 

 為すがままのサイリちゃんを抱っこして頬ずりとキスの嵐を巻き起こしていますがいつも通りかもしれませんね。

 

 自信満々に言う答えがそれですか。

 

 

「私たち二人が入ってきたのに気付いていましたか。

そして気付いていながらサイリちゃんを抱きしめたままってのは緊張感も何もあったものじゃありませんけど」

 

 

「それは仕方がないわよ。

 何てったってクラーマさんなんだから」

 

 

 まぁ、そうなんですけどね。

 

 それでもクラーマさんの変態性を私たちの部屋で見せつけられると私も我慢が出来なくなるといいますか……

 

 でも今日は勉強会の予定なんですから、そういう方向にはいきません!

 

 

「いやぁ~、サイリちゃんったら可愛くてね♪

 この地方ではめったに見られない東洋系の顔立ちが一層幼く見せてるから可愛らしいのよ♪

 それにほら、よく言うじゃない。

 『触れてはいけないものには触れてしまいたくなってしまうもの』って。

 サイリちゃんは言ってみれば私の隙間を埋めてくれる身体のピースの一つなのよ」

 

 

「心のピースじゃないってところがクラーマさんらしいですね」

 

 

 そしてピースの一つというのもらしいですね。

 

 確かにクラーマさんの腕の中で虚ろな目で失神しているサイリちゃんはどこか妖艶な美しさを持っています。

 

 これはいわゆる東洋の『武士』と言われる人が持つ独特の雰囲気がありますね。

 

 刀でも使えるのでしょうか?

 

 

「えっと、それでお……その……」

 

 

 どうにもクラーマさんの体から立ち上る色気たっぷりでサイリちゃんのものであろう退役で濡れているすらりとした手足を見ると、自分の中のこの人と一緒になりたいという欲望が抑えられなくなってくるので上手く言えないです。

 

 なので、それを見かねたのかノレッジちゃんが変わりに説明をしてくれることになったのですが……、

 

 

「クラーマさん。私とシャルラちゃんは男子二人を招いて期末テストに向けての勉強会をするので今日のところは自分の部屋に帰ってくださいね。

 その……クラーマさんを見ていると私も自分が抑えられなくなると言いますか、抑える気がなくなると言いますか、……もうこのまま私達としませんか?」

 

 

 『私たち』!?

 

 ちょっとノレッジちゃん!

 

 部屋の外で男子二人がいるってのに今ここでクラーマさんとするつもりですか!?

 

 あなたも私と同じく『クラーマさんに抱かれたい症候群』!?

 

 

「いやぁ、サイリちゃんはすっかり蕩けちゃって今日のところはもう無理そうだしさ。

 さすがに小さいサイリちゃんにばかり、これ以上の無理をさせるくらいなら私たちがクラーマさんの高ぶったエロスを沈めてあげるってのもいいかなぁ~っと思ってね♪

 シャルラちゃんもノリきなんでしょ?」

 

 

「……いやいやいやいや、高ぶっちゃってるのはノレッジちゃんじゃないです……か!!

 さすがに今から、そういうのをするって言うのは「気にしないの♪ ちゅっ」……ん、ふぅ……」

 

 

 出た! ノレッジちゃんの必殺:会話封じのキス!!!

 

 これをされては私の頭もまともな試行が出来ませんしそういう流れに乗っちゃってもいいような気がしてきました。

 

 うん、いいですよね。昨晩はサイリちゃんに譲ったためにクラーマさんの達人級淫術を味わえませんでしたし。

 

 

「はいは~い、それじゃ二人とも準備はいい?

 私はいいわよ。サイリちゃんは体力的に無理っぽいけど二人はまだまだイケるんでしょ?」

 

 

 ええ、私も覚悟はできました。

 

 すなわち男子二人を放置して勉強会を無視したいつも通りの女三人のストーリーを始める覚悟が。

 

 シャルラ・アーサー、押して参る!

 

 ダイヤージ君、フィズ君。二人は少しばかり部屋の前で待っていてくださいね♪




 どうにも男子が邪魔になってきた最近の話w

 一応そろそろ最終話に向かって話を進めていきますので活躍の場は用意してありますが百合要素としては男子って本当にいらないんですよね。ギャグ要員としては必須ですが♪

 最後の使い所も悲惨な感じになりそうですし。
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