東方サッカー伝   作:閃洸

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映姫抜きの都大会

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    

 

 

 

 

東幻学園VS鯉城学園 

 

「試合開始!」

 

 試合開始の笛が鳴った。

 FWの霊夢は、トップ下の俺にパスを出す。

 俺はキャプテンマークをグイッ、と引っ張る。

 全く……何で俺がキャプテンなんか…… 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「酒飲んじゃって?」

 

「霊夢と魔理沙から、逃げてたら……」

 

「バイクとドカーン!」

 

 キャプテンは、無言で頷く。

 

「右足骨折」

 

「都大会は、出場不可能だそうです……」

  

 キャプテンは申し訳なさそうに、顔を伏せる。

 

「其処で頼みたいことが二つ」  

 

「何すか?」

 

「一つ、貴方は此れからトップ下をやりなさい。二つ」    

 

 キャプテンは、俺の手のひらにキャプテンマークを置き、

 

「貴方が今日から、東幻学園のキャプテンです!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 俺は、ドリブルで中央突破を狙う。

 DFが、突っ込んでくるので、右横にいる魔理沙にパスをして、

 俺は相手を通り抜け、

 

「魔理沙!」

 

「龍牙!」

 

 ワンツーをもらう、俺はトラップをせずに、ダイレクトで、ロピングボールをあげる。

 丁度、霊夢の数歩先にボールは落ちる。

 

「ナイスパス! 龍兄!」

 

 其のまま霊夢は、ドリブルで切り込み、ペナルティエリアに入る。

 そしたら霊夢は、シュート体制に入る。

 

「シュートッ!!」

 

 霊夢は、左サイドに強烈なシュートを打ち込む。

 

「ゴールは割らせないっ!!」

 

 キーパーは懸命に、手を伸ばす。

 しかし、キーパーはボールに触れず、其のままゴールネットに突き刺さる。

 

「よしっ!!」  

 

 俺は、霊夢に近づきハイタッチを交わす。

 

「ナイッシュー霊夢」  

 

「ありがとう、龍兄」

 

 相手は、ボールをセンターサークルの真ん中に置き、試合開始の笛を待つ。

 俺は、自分のポジションで、試合開始の笛を待つ。

 

「ピィ~!!」

 

 試合開始の笛が鳴った。

 相手は、中央突破を仕掛けてくる。

 

「抜かせない!」

 

 霊夢がスライディングでボールを奪う。

 

「文!」

 

 霊夢は、右サイドの文にパスを送り、霊夢は、攻め込んでいく。

 文は、スライディングを仕掛けてくる相手をジャンプでかわし、着地して、一気に切り込む。

 文は、センタリングで霊夢にパスを送る。  

 

「霊夢さん!」

 

 俺は、其れを見計らい、ダッシュで前線へ向かう。

 

「龍兄!」

 

 霊夢は、ヘディングで、ボールを落とす。

 いわゆる、ポストプレイだ。

 

「任せろ!」

  

 俺はノートラップで、シュートにいく。

 

「くらえ!!」

 

 俺はキーパーの真っ正面に、シュートを打ち込む。

 

「正面!?」

 

 キーパーは、少し戸惑ったのか、正面のボールをキャッチミスする。

 

「しまった!」

 

「そこだ!」

 

 俺はこぼれたボールを、すかさずゴールに押し込む。

 

「よっしゃあ!!」

 

 俺は体でガッツポーズをとる。

 

「ナイッシュー!」

 

 皆が、声を揃えて言う。

 俺は、皆にハイタッチしながら、自分のポジションにつく。

 

「ピィ~!!」

 

 試合開始の笛が鳴った。

 

「いくぞ!」

 

 相手は果敢に攻め込んでくる。

 

「もらった!」

 

 霊夢がボールを奪う。

 鯉城陣地に入り込み、シュート体制に入る。  

 

「打たせるか!!」

 

 相手は果敢にスライディングを仕掛けてくる。

 霊夢は其のタックルが足に当たり、転倒してしまう。

 

「ピピッ!!」

 

 審判が笛を鳴らした。

 

「ファウル!!」

 

 当然の結果だ。

 と、そんなことより、霊夢が心配だ。

 

「大丈夫か? 霊夢」

 

「大丈夫大丈夫」

 

 霊夢は立ち上がり、砂埃を払う。

 

「フリーキックだ、霊夢、俺に蹴らせてくれ」

 

「……分かった」

 

 俺は、ラインズマンが指定した場所に、ボールを置く。

 

「気を付けろ! 狙ってくるぞ!」

 

 それが分かるからなんだ?

 お前らに、俺のシュートを止められるほどの実力があるわけがない。

 

「ピィ~!!」   

 

 俺は、シュート体制に入る。

 

「いけぇ!!」

 

 俺は、思いっきり足を振り、シュートをゴールの左すみに、シュートを打つ。

 キーパーは、全く反応できず其のまま俺の放ったシュートはゴールに突き刺さる。

 

「二点目!」

 

 俺は手でVサインを作る。

 

「この試合、もらいましたね」

 

 文は、ニコニコしながら言う。

 

「ああ!」   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 結局、あの後霊夢が一点。

 俺が二点で、六-零で勝利を収めた。  

 本当なら、咲夜の実力が見たかったが手続き等、忙しく、試合には来れなかった。

 初戦を勝利に収めたことを、報告したら、

 

「おめでとうございます」

 

 と、笑いながら言ってくれた。

 その時咲夜の顔を見た俺は、改めて、咲夜の可愛さを知った。




次回予告

初戦を勝利に収めた龍牙。
 
龍牙「キャプテンのプレッシャーも何のそのだな」

次は咲夜がメインだよ。
 
龍牙「お、やっとか!」

次回! 咲夜の実力!

龍牙「次回も、また見てくれよな!」
 
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