こんなに遅かったわりは話がほとんど進んでいませんがよろしくお願いします。
第二話
玲二side
「あんた誰?」
気が付いた俺の耳に飛び込んできたのはそんな言葉だった。
目を開けると目を引くピンクブロンド。
周りを見渡すとピンクの少女と同じような服を着てマントを纏った少年少女がいる。やはりここは祖母の話に出てきた異世界ハルケギニアなのだろう。それも学校的な所。
「ねえ、あんた誰かって聞いてるの!」
特徴的なアニメ声に思考が現実に引き戻される。どうやら目の前のピンクの少女のようだ。
「あ、ああ。俺は玲二、浅葱玲二。こちらではレイジ・アサギになるのかな」
「へ?あんた貴族なの?」
俺のセリフにピンク少女が驚く。そういえばこっちの世界は貴族にしか姓がないんだった。祖母の話では人物は性のある人がほとんどだったからすっかり忘れてた。
「いや、うちは昔は貴族っていうか華族という貴族的な家だったらしいけど今は違う」
「…そう」
ピンク少女は俺の言葉に少し落ち込んだような顔をしたがすぐに顔を上げ、近くにいた真っ黒なローブで頭の薄い大人のところへ向かっていった。
「ミスタ・コルベール!」
「な、なんだねミス・ヴァリエール」
「どうやら彼は没落した貴族の家系のようです。これはどうすればよろしいのですか?」
ピンクの少女の剣幕に頭の薄い人はすこし驚きながらも質問に答える。どうやら俺は没落した貴族の家系と思われたようだ。
「なるほど…没落したとはいえ貴族の家系ですか。ですがあなたが彼を召喚したという事実は変わりません。
意思の疎通はできるようですから本人に事情を説明し、確認をとってから使い魔の契約を行ってください。いくら没落して身分は平民とはいえ元は貴族ですから。もし彼が契約を望まない場合はまた別に考慮します。
それと退学の件は保留としておきます。一応
「ですが
「確かに前例はありません。しかし前例がないからと言ってありえない事ではないのです。
「……わかりました」
話を聞くにさっきの鏡(のようなもの)は予想通り使い魔召喚のゲートだったようだ。そんでこれから俺はあのピンクの少女の使い魔になるわけだと。まあ、一応使い魔の召喚だとわかってあのゲートをくぐったわけだから使い魔契約は了承しよう。
どうやらあの少女は俺が召喚されたことあまりいい様には思って無いようだし。
「ねえ、あんた貴族の家系なら
召喚されたってことは私と契約しないといけないわけ。けどミスタ・コルベールが一応同意はとっておきなさいっていうから聞くわ。
あんた私と契約しなさい」
「ああ、それは了解した。契約に異存はない。使い魔召喚のゲートだとわかってくぐったわけだしね」
「ならさっさと済ませましょう。まったく感謝しなさいよね。いくら元貴族の家系とはいえ平民のあんたが貴族にこんなことされるなんてふつうは絶対にありえないんだから」
そういって少女は呪文を唱え始める。しかし今すぐに使い魔契約をを行うわけにはいかない。
「あ、すまない。ちょっと待ってくれ」
「なによ?」
いきなり呪文を中断させられた少女が半眼でにらんでくる。
「一応契約内容の確認はさせてくれ。召喚に同意したといえ人間なんだ。使い魔の契約に異論はないがこれから自分の置かれる立場については知っておきたい」
俺の言葉に少女はさらににらんでくる。
「…わかったわ。一応、人間だものね。
そうね…とりあえずあんたのこれからの生活は最低限保証するわ。使い魔だから報酬はないけどその働きに応じて賞与は出すわ。これでどう?」
「OK。それで問題ない。詳しいことは後からつめよう」
「おーけい?まあ問題ないならそれでいいわ。とっとと契約しましょう」
最低限の確認はできた。OKという言葉は知らなかったようだが了承の意は伝わったようだ。
「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。五つの力を司るペンタゴン。この者に祝福を与え、我が使い魔となせ」
少女の朗々たる詠唱を聞きながら今後に対しての考えを巡らせる。
そして少女が杖を俺の額に置き、唇を近づけ、重なった。
玲二side end
このような投稿速度も遅くたった二話しか投稿されていない小説に1000件以上ものUAや20件近いお気に入り登録をしていただきありがとうございます。
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なるべく早く時話を投稿できるよう頑張ります。
よろしくお願いします。