フェイトを攫い、目の前でアリシア、プリシアを拷問した。その間フェイトは随分いい声で鳴いてくれた。毎日「ごめんなさい」を1000回以上叫ぶ、許しを請う言葉を叫び続けた。その時の表情もよかった。目の前で大切なものを壊され、ごめんなさいとしか言えず、何も出来ない自分に絶望していく表情が実によかった。俺が調子に乗りすぎて、2人を殺したときの表情なんて、もうたまらない!!ご飯5合はいける。でも最近新しいクローンの2人を拷問しても1回目の表情をしなくなった。やはりクローンだからか?何がいけないのだろうか?
「なぁフェイト?」
「・・・・・」
「最近マンネリになったな。目の前で2人を拷問しても、俯いてごめんなさいを呟くしかしなくなったな」
「・・・・・・」
「クローンだからか?」
「・・・」
「じゃあもうやめだな。」
俺は予め用意していた大型の粉砕機の出口にフェイトを連れて行き、座らせた。そして俺自ら、クローンを粉砕機に入れた。粉砕された肉片がフェイトに降り注いだ。
「やめて!!」
数日振りに叫んだが、もう意味は無い。数分後フェイトは肉片まみれとなっていた。
「さっきの態度で俺にも火が付いたよ。お前にはもう一度肉片と血を浴びてもらう!誰の肉片と血を浴びるか先に宣告しといてやる。誰だと思う?」
「まさか?!!!」
顔色が真っ青になるフェイト
「はやて?いや違う。なのは?いや違う」
「お願いやめて!!ごめんなさい!!」
「そう!!お前の家族の!!!」
「ごめんなさい!!!!!」
「エリオとキャロだ!!!」
「お願い!!!許して!!」
その瞬間いい表情で叫び始めた。
「もう遅いよ。今から攫ってくる」
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
「お前はそこで、ごめんなさいといい続けてろ。無駄にな。どうだ?楽しいだろ?思い知るだろ?無力な自分に。
そういい、俺はフェイトを檻に入れた。それでもフェイトはひたすら、ごめんなさいを叫び続けていた。
俺は6課へ通信を入れた。
「よう八神久しぶりだな。どうだ?調子の方は?悪いわな。あれだけの戦力で俺を取り逃がしたから。ホントお前ら面白い。」
「フェイトちゃんとカリム・グラシアを解放しな!!」
「フェイトは現在教育の真っ最中だ。カリム・グラシア?誰だそれ?こいつの事か?」
そういって、ハリネズミになっているカリム・グラシアを写した。
「殺したる!!!」
「お~怖。まぁそれはおいといて。取引しないか?」
「ふざけるな!!」
「おいおい。おいしい条件だと思うぞ?聞かないのか?」
「どうせ、あんたの事や。何かたくらんでるんやろ?!!」
「人聞きの悪い事言うなよ。で、聞くの?聞かないの?」
「言ってみい!」
「OK。其処にいる新人4人と俺とで勝負しよう。ルールは簡単。制限時間4時間以内に新人が俺にダメージを負わしたら勝ち。時間内に負わせられなかったら負け。ダメージの条件は俺本人にダメージを負わせなければならない。俺は砂化して回避する。どうだ?」
「そんなん、そっちが有利や。新人達にもっと有利にならないかんで!」
「OKじゃあ、そっちにギンガ中島がいたな。そいつの参加を許可するぜ」
「何でや?」
「ああ?」
「なんでキンガなんや?」
「まだ戦った事がないから。それと姉妹なら連携練習しなくていいだろ?因みにこれ以上の譲歩はなしだ。この条件がいやなら、2人は永遠に帰ってこない」
「待ちや!なら監視をつけるってのはどうや?」
「ルール違反がないようにだろ?問題ない。戦闘は観戦できるようにしる予定だ。」
「わかった。ギンガどないや?」
「問題ありません。そこの犯罪者をブチノメシマス」
「お~活きがいいね。でわ、3日後に迎えを寄こすよ。勿論5人のみ移動してもらう。追跡等が分かれば、カリム・グラシアには死んでもらう。粉砕機でな。」
俺は通信を切った。これで準備は整った。
3日後
セインを迎えに寄こし、俺のアジトまで転移させた。Drによってこの施設は追尾されないようになっている。スカさんってホントスゲ~。
「よう、5人とも準備はいいか?はやてとその他みえてるか?」
「問題ないみたいよ」
ギンガが答えた。
「ルールを確認するぞ?時間は4時間。お前達の勝利条件は4時間未満で俺にダメージを与える事。俺の勝利条件はお前達からダメージを受けず、4時間攻撃を交わす。勿論逃げ回ったりしない。俺も攻撃する。これでよかったな?」
「問題ないわ」
「はやてもいいか?」
「「ちゃんと録音したで」」
「オーライ。じゃあ始めるとするか。」
空中に表示した時間が04:00から03:59になった瞬間、両者は激しく激突した。
まず始めに、中島姉妹が攻撃を仕掛けた。ウイングロードを展開し、上下左右から攻撃を仕掛ける。6課のシステムと同じように訓練シュミレーターで、この場も市街地へと展開している。さすが姉妹だ。息が合っている。エリオ、キャロ、ティアナは一度後退か。とりあえずこちらも
攻撃でもするか。俺はギンガの攻撃をよけた瞬間、ギンガの腕をつかみ投げ飛ばした。突っ込んでくるから、その力を利用した。
「ギンネエ!」
「人の心配より、自分の心配しな!」
スバルの目線が俺から離れた瞬間、スバルの横腹を蹴り飛ばした。
「隙だらけだね。」
俺は壁に叩きつけられたスバルの元に素早く移動し、けりを5発程度かました。6発の蹴りを入れる瞬間、ギンガからの攻撃が来た。これを砂化し、腕に砂を絡ませ、顔面に肘鉄をかし、よろけた所に鳩尾への膝蹴り、そのまま顔面へ蹴りをいれ、地面に叩き付けた。気絶した2人をそのままにして、残りの3人の元へ向かった。
おかしい。何故5人で来ない。2人で俺に敵う分けない。まさか!!そう思ったが、目の前に3人が立ちはだかった。ああ、最悪だ。
「よう、ティアナ。元気か?」
「おかげさまでね!!」
「やってくれたな。ティアナ!」
「何のこと?」
「お前の横にいるエリオ、キャロは幻術だろ?」
そういった瞬間、2人の幻術をティアナは解いた。
「この作戦、お前が考えただろ?今頃キャロがギンガとスバルを治療している。エリオはフェイトを救出。そしてお前が本命の囮だろ?このシュミレーターから抜け出したのは転移魔法か何かか?」
「そうよ。あんたには何度も煮え湯を飲まされているからね。」
「でもお前分かってるか?」
「何を?」
「お前の生存率は0%だぞ?」
俺はそう言いながら、ティアナに近づく。
「そう思う?」
「??」
「私達にはあんたは倒せない。でも一人だけあんたを倒せる人がいる」
「ああ、フェイトか?でもあれはもう無理だぞ?」
「どうしてそう思うの?」
「あれだけ目の前で大切なものぶち壊されたんだ。もう俺に歯向かえない。逆にお前達の為に土下座するかもな」
「そう思う?」
「まぁ、結果は彼女がここについたら分かる。でもそれまでにお前が生きて居ればな!!」
俺はそう言い、彼女の足に砂棘を刺した。よろけた瞬間わき腹に蹴りを入れた。3本は逝ったな。倒れた所にさらに追撃をする。顔面への蹴り、腹への蹴り。血まみれになるティアナ。首を持った状態で持ち上げ、ティアナに話しかける
「どうした?もう終わりか?お前の希望のフェイトはまだ来ないな。おかしいな?どうしてだろうな?」
「あ・なたは、かん・ちが・・いしてる。」
「ああ?」
「こ・・こには・・・フェ・イト・・さんは・こない」
「なるほど、そういう事か。お前死ぬきで俺と対峙したな?」
「フフ」
「二人には「自分は緊急用の転移装置をもっているから、救出後速やかに離脱せよ」みたいなこと言ったんだろ?」
「そうよ。」
「くくく。これは一本取られた。ティアナ、覚悟は出来てるか?」
「さっさとやれば」
そう言い放つティアナ。俺はゆっくり首を絞め始めた。
「アガガグァア」
苦しむティアナ。俺はこの女に一本取られた。ダメージを負わされるより、この程度の作戦に嵌った自分が惨めだ。この女を殺しても、俺がこの女に黒星をつけられた事実は変わらない。俺はティアナを解放した。
「どうして止めをしないの?」
「俺の気が変わらないうちに、これを使って帰りな」
「どういうつもり?」
「さっさとウセナ。」
ティアナは黙って転移した
「くそったれ!!!!あの女!!次は必ず死よりも苦しい生き地獄を味わってもらうぞ!!!」
初めて屈辱を味わった。転生して12年。もう遊びはもう終わりだ。もうすぐDrが6課にいる人形を回収するために6課を襲うといっていた。もうすぐ最終決戦だ。それまでにプロトタイプの量産、改良をしないとな。
フェイト編終了です
StrikerS編もうすぐ終了です