あれからすぐに、もって帰ってきた面々へ治療を行った。勿論「最低限」の治療を。残念ながら、エリオは助からなかった。四肢切断による出血死だ。
「フェイト・・・すまんね。ワザとじゃあないよ?お前の前で軽く拷問する筈だったんだが・・・すまん」
フェイトの前にはエリオ「だった」ものが置いてある。フェイトは「殺してやる!!」っと俺に叫んでいる。今の状況分かってるのか?
「フェイト、落ち着け。エリオが死んだが、キャロは生きてるぞ?あまり暴言吐くな。キャロが真似したらどうする?保護者だろ?ええ?」
「キャロにまで手を出したら、絶対殺してやる!!」
「え?マジ?言うの遅いよ~」
そういって俺はモニターを操作し、映像を出した。其処には四肢がなく、片目は抉られ、口を縫われている、変わり果てたキャロが写った。
「そういうの早く言ってくれないと!!四肢に関しては、少しずつ紐で縛っていって、壊死させて、切断を繰り返した。目は俺のコレクションに加えた。これなんだけど、綺麗だろ?それと少し口が悪かったから、躾として「舌」を切り取った。口が縫われているのは、俺の趣味だ!」
キャロの状態を詳しくフェイトに説明した。
「阿嗚呼アアアアああああああああああああああああああああああ!!!!」
壊れたか?
「フェイト、フェイト。よく聞いてくれ」
俺は耳元でささやいた。
「お前が俺達の仲間になって、ナンバーズの仲間に入るなら、キャロを助けてやる。残念だがエリオは無理だ。でもキャロは生きている。あの状態からでも大丈夫。Drなら元に戻せる。どうだ?ええ?」
俺は囁く。
しばらくして、フェイトが呟いた。
「・・・ぅ・・ざ・・・」
「ええ?何だって?」
「フザケルナ!!」
「それがお前の回答か?」
「お前の言う事なんて信じられるか!!」
「分かった」
俺はその言葉を聴いて、キャロの元に向かった。
「よう、キャロ。お前これから死ぬんだってよ。お前の保護者はお前を見捨てたぞ?」
「んん!!」
「お前が言いたい事は分かるが、これを聞けよ」
俺はスピーカーのスイッチを入れた
「「私だけは助けて!!キャロはいいから、私だけは助けてください!」」
「「でもお前キャロの保護者だろ?いいのか?」」
「「いいの!!元は捨て子だったのを私が拾ったんだよ?私の為に死ねることに感謝してくれてもいいくらいだよ」」
「「分かった」」
「どうだ?これがお前の保護者の本心さ♪」
振り返りキャロを見た。片目から涙を流し、いい表情になっている。
「さぁ、これから保護者の側に行くぞ?そして殺してやる。」
キャロをクルマ椅子に乗せ、フェイトの側に運ぶ
「キャロ、元気だせ。所詮フェイトもお前を捨てた里の人間と同じだったという事さ。それとなさっきの録音データをお前に見せたの内緒な?フェイトはお前が側に着たらこう言うぞ?「キャロに手を出すなって」。泣きながら叫ぶぞ?滑稽だろ?」
キャロの表情が変化していくのが、顔を見なくてもわかる。最後に
「でも全部演技さ。自分が助かるためのな。さっきの録音データ聞いただろ?フェイトの声で間違いないだろ?そうだ、これ装着しな」
俺はキャロの頭にヘッドホンによく似たものを装着した。
「これは脳波を拾って音声にする装置だ。残念だが聴覚は無効になる。でもあんな保護者の言い訳聞きたくないだろ?ええ?」
そういった途端、キャロに装着した機器から音声が流れた
「信じてたのに!!!ずっと一緒に居てくれるって言ってくれたのに!!」
そんなキャロの呪いの様な音声を聞きながらフェイトの側に付いた。そして
「信じてたのに!!!信じてたのに!!!信じてたのに!!!信じてたのに!!!信じてたのに!!!信じてたのに!!!信じてたのに!!!信じてたのに!!!信じてたのに!!!嘘つき!!!嘘つき!!!嘘つき!!!信じてたのに!!!嘘つき!!!信じてたのに!!!嘘つき!!!信じてたのに!!!嘘つき!!!信じてたのに!!!嘘つき!!!」
フェイトの顔を見たい瞬間にこの有様になってしまった。フェイトも一体なにが起ったか、わからないまま聞いている。
「キャロ!!聞いて!!落ち着いて!!」
フェイトが叫ぶ。でも聴覚を無効にしているからキャロには聞こえない♪残念
「今までの事も全部嘘だった!!あの時かけてくれた言葉も全部!!嘘だった!!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!死ね!「「死ね!!!!!」」
最後の力強い言葉が発せられた瞬間、俺はキャロの首を切断した。その首を持ち上げ表情を確認した。其処には「怒り、悲しみ、絶望」の3つ揃った表情をしたキャロの顔が綺麗に出来上がっていた。これはコレクションの中でもトップにランクインするぞ♪
「フェイト、これがキャロの気持ちだよ。なんでこうなったかは、これを見てくれ」
先にキャロに見せた音声を流した。
「過去に録音した音声を、最高の技術で編集した。まさに神技だろ?お前と長い事一緒にいたキャロでさえ、偽者と分からなかった。キャロはお前を恨みながら死んだ。」
俺はそう言い放ち、その場を後にした。後ろではフェイトが何かを叫んでいたが、聞き取れなかった。
「やぁ八神。調子はどうだ?最高だろ?」
捕らえた八神のそばで雑談をする。
「ええはずないやろ?うちをどうするつもりや?」
「今の所なにもしない。それより花火好きか?」
「はぁ?花火?別にすきでも嫌いでもないで?それがどないしたんや?」
「いやな?これから打ち上げ花火をしようと思ってるんだ?」
モニターにある物を映し出す。そこには、
「なんで!あんたがこれをもっとるんや!!!」
そこには八神の出身世界では、過去に戦争に使われ、現代では発電に使用されている「「核」」のマークが映し出されている。
「あんた、まさかこれを発射するんとちゃうわな!!?」
「そのまさか♪以前アリサに暴行しにいった際に、武器商人から買った。結構値が張った。物が物だけに使い何処がなかったけど、今回、管理局の戦力が集結するみたいだから、一掃してやろかなっと思ってる。」
「でも甘いで、いくら核がつよっても、あそこにはシールドがあるんや。精々放射能による汚染があるだけや。放射能による被害もミッドの医療技術ならなんとかなる。それにリンディさんも居る。これが発射された瞬間に的確な指示出せるで。」
リンディ率いる管理局本部には、施設全体攻撃にたいするシールドが展開できるようになってる。ボタンを押した瞬間にタイムラグが殆どなく発動できる。しかし
「ああ、攻撃は防げるだろう。でもな、俺が使用するのは「核」だぞ?そこいらの爆弾じゃあない。分かるか?ええ?」
爆弾にはないけど、核にはある。放射能ではない?なんでしょうか?
「わからないか?正解は電磁パルスだ。電磁波の事だ。一発目は電子機械への攻撃の為にHANE(高高度核爆発)を使用する。そして電磁波の影響でシールドが消えた瞬間に2発目の核を打ち込む。どうだ?最高に綺麗な花火を2つみせてやる。」
「嘘や・・・そんなん嘘や。」
「嘘じゃあないさ。もう少しで打ちあげ準備が完了する。施設にはEMC対策はしていないだろ?知ってるぞ。」
「ウチアゲジュンビシュウリョウ。イツデモOKデス」
「さぁ八神!!カウントダウンだ!!みんな死ぬぞ~」
「10」
「止めてや!!」
「9」
「お願いや!!何でもする!!」
「8」
「ホンマや!!何でもするって!!」
「7」
「待って!!なんでもする!!裸にもなる、なんなら犯してくれてもかまわん!!」
「6」
「堪忍や!!」
「5」
「う・・・そ・・やろ?」
「4」
「いつもみたいに直前で止めるんやろ?」
「3」
「分かった。ウチがみんな悪かった!!」
「2」
「阿アアアアああアアアアアアアアあああああああああああああああああ!!!!!」
「1」
「いや!!」
「0」
俺はボタンを押した。その瞬間轟音を轟かせ、1発のミサイルが発射された。
ミサイルが爆発し、地表の電子機器に影響を与えた瞬間、2発目のミサイルを発射した。ミサイルは本部に直撃、爆発した。周囲にあった建物を吹き飛ばし、モニターには過去に本部があった箇所が更地となって写っていた。
「残念だが、これで助けはこなくなったな。非常に残念だ」
俺は八神の顔を正面から見ながらそう言い放った。
「明日から、楽しもうな♪は・や・て♪」
核や電磁波に関しては、突っ込みいれないでくださいねw
後生きてるのは、ルー、八神、フェイト、ぐらいか?ティアナとかは死んだことにするか?
どうしましょう?
何かの用事で本部を離れていて、難を逃れたてきな?