SI -Second Irregular- 作:リンク切り
あらすじで初めて明かされた主人公くんの容姿.....
作中で出るかもわからないので。出せたら、いいなあ。
今のところ決まっている漣夏くんの容姿の情報
・男子にしては少し長めの、光に反射して光る白銀の髪
・爛々と輝く紅い緋色の目。
・顔には大抵笑みが張り付いている。
・整っているが野蛮そうな顔立ち。
・どっちかと言うと細身であり、ボディービルのような筋肉質な方では全然ない。
・が、しなやかな筋肉が適度に付いている。
・肌は日焼けのない、病弱に見えない程度にまっさらな色をしている。
こんなイメージで。
絵がうまかったら、挿絵でも描けたんですけどね。
挑戦してみようかな(悪魔の囁き)。
バン!!
「そろそろどういう事か説明してもらおうか、一夏!」
「私も、
隣のテーブルで、篠ノ之箒と正気に戻ったセシリア・オルコットが騒いでいる。
お前らは、周りの目が気にならないのか。
「凰さん、貴女は一夏さんと付き合ってらっしゃるの?」
「べっ、べべべ、別に付き合ってなんか、無いわよ!」
「そうだぞ?ただの幼なじみだよ。」
一夏はしれっと応える。
その言葉に、凰鈴音はあからさまにむっとして機嫌を損ねる。
その様子を見てセシリア・オルコットは、『この方は私の
その反対に篠ノ之箒は、『また一夏は他の女を・・・・・』と対抗心に燃えていた。
「ん?どうかしたか?」
「何でもないわよっ!」
一夏は相変わらずの鈍感ぶりだった。
「幼なじみ?どういう事だ一夏!」
「そうか。丁度、お前とは入れ違いに転校してきたんだっけ。」
「入れ違い?」
「そ。こいつは篠ノ之箒。前に話した事あるだろ?昔、剣道場で剣道を習ってた時の同門だ。」
そしてついでに、篠ノ之束の妹でもある。
この事は、篠ノ之箒が姉の事を嫌がっているのを知っているため口には出さなかった。
一夏は恋愛事以外にはとても敏感で空気の読める奴だ。
「言うなれば、箒はファースト幼なじみ。鈴はセカンド幼なじみって所だな。」
「ファースト・・・・!」
「ふーん、そうなんだ。これから
「箒でいい。ああ、
「じゃあ私の方も鈴でいいわ。」
口元は笑っているが、目が笑っていない。
これは、二人共が相手を敵だと判断した上での宣戦布告だ。
その証拠に、二人の間には熱い火花が飛び散っていた。
「まだ、大切な事を聞いていませんわ!」
「誰?アンタ。」
「ふふん。私は、イギリスの代表候補生のセシリア・オルコットですわ。」
「それで、そのコルセットさんがあたしたちに何の用?」
「誰が矯正用下着ですって!?私はセシリア・オルコット!覚えてくださいな。」
「わかったから。要件は何?」
「貴女、漣夏さんと同じ部屋なんですって?」
「そうだけど・・・・・それがどうかしたの?」
「夜な夜な、色々なことを漣夏さんにさせられているんじゃありませんの!?」
「そ、そんな事させられてないわよ!!いや、でも昨日は同じ布団で・・・・・」
ボソボソと俯いて真っ赤になりながらも呟く凰鈴音。
その小声が聞こえたのは俺だけなはずだ。
ISの機能を使っていた奴がいたなら話は別だが。
「何かあったんですのね・・・・・?」
「ほ、本当にそういう事はしてないからっ!」
「やっぱり・・・・・貴女だけで、漣夏さんの足置きや椅子になっているんですの!?」
「・・・・・はあ?」
「寮が同じ部屋になったからといって、そのような横暴は認められませんわ!」
「安心して。そんな事は全くしてないから。」
「あ、あら、そうなんですの?ごめんなさい。私ったら勘違いしていたみたいですわ。」
何をどう勘違いしたらそういう結論に行き着んだ。
「一夏、何なの?この人。」
「俺のクラスメイトだ。」
「そんなのわかってるわよ。そういう事言ってるんじゃなくて!」
「一番大切なのは、『セシリアは一夏じゃない』って事だな。」
「お、漣夏。俺じゃないってどういう意味だ?」
「まあそこは自分で気付かないとな、一夏。」
一夏は俺の言葉の意味がわからず、首をひねっていた。
そこにすかさずツインテールが話しかける。
「アンタ、1組の代表になったんだって?」
「ああ。成り行きでな。」
「って事は、一夏が勝ったの?男子と代表候補生の3人が試合したって聞いたわよ。」
「いや、ギリギリでセシリアに負けちまった。」
「え?どういう事?」
「成り行きで、って言っただろ?2人が代表を譲ってくれてさ。」
「へー。2人が譲ったって事は、アンタ、アイツに負けたの?」
「いや、時間が無くて俺と漣夏は戦えなかったんだ。でも、俺が負けたセシリアに勝ったから、今の俺よりも強いんじゃないか?」
ツインテールは一夏から目線を外し、今度は俺へと視線を向ける。
「そうなの?」
「ま、言っちまえば俺が世界最強だからな。お前にも負ける気はしない。」
「ふーん?言ってくれるじゃない。いつかやってみる?」
「時間があればな。」
「そう。それで、一夏。良かったら、あたしがISの操縦見てあげよっか?」
「ああ、そりゃ助かる。鈴は中国の代表候補生なんだって?」
「うん。中国に戻ってからIS適正の高さがわかって。この1年間すっごい頑張ったんだから。」
「漣夏から聞いたけど、凄い事なんだってな?流石だぜ鈴!」
「いやあ、それ程でも、あるけど!」
ふふん、と小さいながらに胸を張る。
どれだけかっこつけてても威張っても、幼い容姿のせいでただ微笑ましいだけなんだよな。
「代表候補生なら、私もそうですわよ。」
「ああ、なんだっけ?コロッケさん?」
「オ・ル・コ・ッ・ト!ですわ!!もう原型もほとんど残っていないじゃないですの!」
「ごめん。あたし、他国の事には興味無いから。」
「い、言ってくれますわね・・・・!!」
「落ち着けセシリア・オルコット。お前はもうあっち行ってろ。」
「はい♡」
「・・・・何なの?あの人。」
「気にするな。ただの阿呆だ。」
一瞬前とは打って変わって、機嫌良く隣のテーブルへと移るセシリア・オルコット。
傍から見ると、情緒が不安定すぎる変人だな。
気を取り直して、篠ノ之箒がツインテールへと向き直る。
「一夏にISを教えるのは私の役目だ。これまでも一緒に放課後学習をしていた。」
「あたしは一夏と話してんの。関係ない人は黙っててくれる?」
「む・・・・・・」
「いやまあでも、これまで俺達と練習してたのに、急にツインテールに乗り換えるなんて野暮な事はしないよな?一夏。」
「お、おう・・・・・」
「一夏。あたし達長い付き合いでしょ?」
「えっと・・・・・」
「それを言うなら、私の方が早いだろう!一夏は私の家で何度も食事をしている間柄だ!」
「それなら、あたしもそうだけど?」
「何!?」
完全に修羅場だな。
「一夏はしょっちゅうあたしの家に来て食事してたのよ。小学校の頃からね。」
「一夏!どういう事だ、そんな事聞いてないぞ私は!」
「え?よく鈴の実家の、中華料理屋に寄っていただけだぞ?」
一夏は、なぜ怒られているのかわからないといったような表情を浮かべて応えた。
それを聞き、篠ノ之箒はあからさまにほっとした。
「なんだ、店なのか・・・・・・それなら別に、何の不思議もないな。」
「そう言えば、親父さん。元気にしてるか?」
「え?あ・・・・・うん。元気だと思う。」
「ん?」
地雷を踏んだな。
ツインテールが中学生の時に中国へ帰ったのは両親の離婚が原因だ。
ツインテールは母方の方へ引き取られて中国へ戻ったそうだ。
キコーンカコーン
「あっ、じゃあ一夏。また放課後にね。そっちの練習が終わった頃に行くから、時間開けといてよね。」
「あ、ああ・・・・・・」
ツインテールは取り繕うように笑った後、食器を下げに行った。
「一夏。」
「ん?何だ?」
「教室についたら、織斑千冬に俺はトイレに行きたくて部屋まで戻った、って言ってくれないか?」
「ああ、いいぜ。」
「じゃ、先に行っててくれ。後で行く。」
「おう。」
俺は、会話をして時間内に消費しきれなかったタワーを処理しないとな。
その後急いで食べきって教室まで走った甲斐あり遅刻は免れた。
ただ、廊下は走るなと有難いお言葉を貰い、飛んできた出席簿は回避した。
今日も授業が終わり、放課後。
寮へと帰りを急ぐ生徒が多い中、一夏は自分の机に突っ伏していた。
「大丈夫か、一夏?」
「ああ・・・・・漣夏のおかげで授業の意味もわかるしついていけるけど、それと覚えるのは別問題だな。」
「そりゃあな。復習にために今日も放課後は座学、と言いたいところだが、生憎実技練習の予定が入ってるぜ。」
「そうだな。でも、ちょうどいい。頭に詰め込むのはもうやりたくないと思ってた所だ。」
「体を動かしたら気分も晴れるぜ。」
「うし!じゃあアリーナに行くか!」
「そうそう、その息だ一夏。」
自分に鞭打ち気合を入れる一夏。
そのまま立ち上がり、帰り支度を始める。
「苹果。今日は座学じゃないんだが、アリーナまで一緒に見学しに来るか?俺としては、ツインテールの相手と風邪をひいてもらいたくないから部屋にいて欲しいんだけど。」
「うーん、そうだね。じゃあ、寮で鈴ちゃんと待ってることにするね。」
「ああ。終わったらメール・・・・・は、俺が持ってないんだったな。後でツインテールに専用機の
「ISの通信も、アドレスっていうの?」
「いや、言わない。わかりやすく言っただけだ。」
どっちかと言うと、メールよりもラジオや通信器の周波数の方が似ているが。
「暇だったら俺のトランプ勝手に使ったり、友達を呼んだりしてもいいぞ。」
「うん、ありがとね。」
「セシリア・オルコット。お前は来るだろ?」
「私も参加してもいいんですの!?」
「ああ。代表候補生なら、何人いても練習に不足はないだろ。良いよな、一夏。」
「ああ。皆でISの操縦上手くなろうぜ!」
「向上心の塊だな。」
「ねえ、漣夏くん。ISの訓練するんだよね?私たちも一緒に行っていいかな?」
俺達が放課後の予定を話し合っていると、クラスメイトたちが話しかけてきた。
俺に話しかけてきたのは、鷹月静寐だった。
「そうだな・・・・・・今日は実演じゃなくて実技練習しかしないつもりだったから、専用機持ちかあるいは訓練機を借りられないと俺達の練習を見てるだけになるぞ?」
「そうなの?でも、見るだけでもイメージトレーニングとかに役立つと思うんだけど、どうかな?」
「ああ。見るくらいならいくらでもいいぜ。」
「本当?ありがとう、漣夏くん!」
ついて来るクラスメイトは、鷹月静寐や布仏本音らの数名だった。
俺が話したことの無いクラスメイトもいる。
俺はそのクラスメイトに近づいて話しかける。
「でも、1つだけ守ってくれ。ISには絶対防御があるけど、生身の人間が攻撃を受けると命に関わる。危ないからグラウンドに入ってくるんじゃなくて、観客席から見ている事。いいな?」
「「「はい!」」」
「うん、よろしい。」
注意を促した後、個人的な要件で布仏本音へ耳打ちする。
「布仏本音。お前も他の友達を連れて来たりしてもいいんだぞ。例えば、クラス外の友達だとか。」
「えっ、あ、そ、そうだね、聞いてみるよ〜・・・・・。」
昼の事を思い出したのか、少し頬を赤くして応える。
若干声も上擦っているような気がした。
最近地の文が全くない感じになってきてますね。
これはいけない風潮だ。
直さないと.....