男だけど見た目と容姿があまりにも可愛くクラスの女の子からの歓声は凄く
同性同士でも惚れるほどであった
クラス一のアイドル田中くんと主人公の男の子が学校で出会い!そしてそこから繰り広げられる青春ラブコメディー
クラスで行われる学級委員決め
そこで候補は誰もいなかった
仕方なく先生は推薦にしようとしたその時!
悲劇は起きた
そう、みんな学校を飛び出したのだ
そして校庭に出てみんな一斉に大きな声を出して言ったのだ
「先生のバーカ」
うっ・・・お腹が
突然倒れこんだのは僕の友達だった
それはあまりに急すぎてクラスのみんなの視線がいっせいに僕に向けられた
なんで?なんで僕を見るの?苦しんでいるのは田中くんなのに・・・なんで?
「はっ!」
なんだ・・・夢か
また変な夢を見てしまった
これで何度目であろうか、高校生になった4月から最近はずっと同じような夢ばかり
しかもそれは全てみんなの視線が僕に集まるという夢ばかり
何故だ?何故このような夢ばかり見てしまうのだ?
不安になり悩んでいた
でも悩んでいても仕方がない
「病院へ行こう」
そういい体を起こそうとする
が、しかし体が重く何故か動かなかった
どう動こうとしても動かない
「なんで?」
またあの夢のような感覚に陥った
あの夢・・・嫌だ、嫌だ
思っていても何もできないから助けを呼ぶことにした
だが声を出そうとしたら首を強く締め上げられているような感覚になり声もろくに出せずにいた
その首を絞める謎のものと戦っていたらとっくに昼過ぎになっていた
あまりに強くしぶといせいか僕は力が尽きていた
「もう、ダメ」
そう思った時その力が一気に勝負をつけるかの如く強くなった
僕はもはや抵抗できる力さえ残っていなかった
そして
僕は死んだ
僕の死体は昼の1時に見つかった
いつも朝ごはんは休日食べないようにしているせいかお母さんは迎えにこない
でも昼ごはんの時は必ず寝てても起こしにくる
その時見つかってしまった
僕の死体には首元に人の手のような強く握られた後があったそうだ
「あっそう」と今では軽く何度でも言える
が、その時僕は辛かった。苦しかった思いをしたのだ
そう思えばこの開放感に満ち溢れている空間は素晴らしい
今僕は自分の死体の上にいる
そして自分の体を見つめている
母親が目の前で泣いている
父親が救急車のおじさんと話している
妹はまだ隣で寝ていた
何故こんな状況になっても妹は寝ていられるのだろうか
謎だった
すっかり時間がたち僕の体は変色していた
僕は家から出ることにした
ここにいても仕方ないしすることなんてない
僕は友達の田中くんの家に行くことにした
この状態でもピンポンはならせるらしい
押したがだれも出てこない。当たり前だ
見えてないんだもの
人間なら見えたかもしれないが今の僕は人間じゃない生命体だ
飛んだりできるし息を止めようが首を絞められようが痛くもかゆくもない
イコール無敵というやつだ
そして飛べるという気持ち
この気持ちだけは1度味わってみたかった
田中くんが出てこないので自分から行くことにした
田中くんのいつもいる部屋に忍び込んでみた
でも気づかれない、なんて素晴らしいんだ
田中くんの目の前にいってべろべろバーとあっかんべーをしてみせた
しかし気づいてくれない
当たり前だ。見えないんだもの
田中くんは1人もくもくとゲームをしていた
それはパズルゲームのようであった
見ているこっちもやりたい
が、できない。触れないんだもの
何故ピンポンには触れたのかが未だにわからない
誰か教えてほしいものだ
「やあ」
え・・・
「そこにいるんだろ?」
えっ何を言っているんだ。僕はさっき死んだんだよ?
「何を言っているんだ。君は生きているじゃないか」
僕は自分の体を見る
何も変わっていない、さっきと同じ人間の時の少し色が薄くなったような状態
でも気づかれた?何故?
「僕は君が見えるんだよ」
なるほど、これは嘘だ
適当に1人事を言っているだけだ
田中くんはいつもそうだ。みんなを驚かせようとしているのかしれないけどそういう嘘をつく
「嘘じゃないよ?君の今いる場所は僕の部屋のベッドの上」
「!?」
あまりの鋭さに体がひっくり返ってしまった
「ははは、何驚いてんの?」
なんで見えるのだ?そして何故僕の思っていることがわかるのだ?
不思議なことがありすぎて迷う
そして次の瞬間彼はこういった
「だって僕が君を殺したんだから」
これは俗に言うギャップ萌えというやつであります。
萌えという女の子がいました
ですがその子は名前の割にあまり可愛くありませんでした
いつの間にか家族にも嫌われどこにもいくあてがありませんでした
その時手を差し伸べてくれた男の子
それは主人公の男の子だったのです。