グランツ博士との出会いから5年後たって
「まぁ、あの後なんやかんやあって仲良くなった訳なんだが理解したか」
「「いや、ぜんぜんわからない」」
「いや~流石に無理があるで」
「解せぬ」
この5年でいろいろ変わった。
グランツ博士との出会いはどうも結構な割合で俺に影響を与えたらしい。
その証拠に飛び級で18歳の時に大学もでたしな。
いや、わかってる。いろいろ飛んでるのは分かってる。
でもグランツ博士と出会ってから一番でかいことってこれくらいだし。
え?俺の弟と妹はどうしたって?
めんどいから今度ね。
「あれ?なんか適当に流された気がする」
「気のせいだな」
いまのが弟である東雲 清 名前はキヨシじゃなくてシンと読む。
妹は春とかいてそのままハルだ。
「私もお兄ちゃんにおざなりに扱われた気がする!」
「気のせいだ」
グランツ博士と出会って当日に俺は二人と話をした。
自分が転生者であることも含めたすべてをだ。
流石に俺も転生してたことについては驚いていたがこの世界がinnosentであることについては知ってたらしく反応が薄かった。
その時に
なんで身体能力とか高いの?
と聞いたら。
二人して当然だろみたいな顔しやがって。
どうも身体能力うんぬんは転生時のデフォらしく二人は転生特典で世界を指定したらしい。指定をしないで他の物を貰い転生していった人もいるらしく、あの時二人で話していたのはどうも確実にこの世界にきている転生者が二人だけということらしい。
どちらにせよ俺は何も貰ってないし、指定したこともない。
その話したら可哀想なものを見るようなものを見る目で見られたがな。
「お~い、家族同士でしかわからんことしてあんまりうちのこと仲間外れにすんのやめてくれや」
「ん、ああすまん、すまん。なんの話してたか」
でさっきからちょっとだけでてきた関西弁ガール。
想像つくだろうが……
そうだあの狸だ
「だれが、狸や」
「お前わかってんじゃなぇか」
「ほんとにいってたんかい‼」
てかそもそもここは本屋さん。つまるところ八神堂である。
こいつとの出会いを説明するのは簡単だ。飛び級して入った大学での先輩後輩だ。
むろん俺の方が先輩だ。
飛び級仲間として気が付いたら話すようになっていた。
それでも年の差10はあるけどな。
あともう一個秘密があるんだが……
「いや結局なにしにきたんよ」
「同い年の友達がいないお前に清と春紹介に来たにきまってんだろ」
「これ確実にうち馬鹿にされとるよね先輩」
「馬鹿にはしてない、ただ少し憐れんでる」
「馬鹿にしとるやん‼」
いいツッコミだ
「いきなりついてきなって言われてついてきたらそういうことだったのね」
「てかお前ら自己紹介くらいしろ」
「到着するなり急に話始めたのは兄さんだけどね」
「だまらっしゃい。じゃ、あとはがんばれ」
「え、碌な仲介なしでほっときぱなし!」
年齢一緒なんだから余裕だろ
「ねぇ、そう思うでしょザッフィー」
「いきなりなんの話だ」
八神堂の番犬兼マスコットの犬、それがザフィーラ。
なぜか動物なのにしゃべる海鳴にいる不思議動物である。
「てか、今日休日なのに他の人いないのな」
「たまたま、皆学校の用事があったらしくてな。昼過ぎには帰ってくる」
「あらあら、タイミング悪いねぇ。ってヴィータちゃんも学校?」
「いや、ヴィータは友達と遊ぶ約束していたらしくてな」
「いいね~暑いのにがんばるね」
現在7月でございます
「本来なら主もそういう年のはずだからな。二人を連れてきてくれて感謝する」
「なになに、ただのお節介だよ」
実は清と春を連れて来ることをはやてとヴィータ以外には伝えておいたのだ。
まさかほとんどいないとは思わんかったが。
「なぁなぁ先輩?」
「ん?どうした。もう仲を深めたのか」
「いやな、もしかして二人って頭よかったりせん?」
「……いきなりなに言ってんだお前」
「だってうちのやってた中学の問題集ちょっとやらせてみたら全問すぐといたで?ところどころ細かいミスはあるけどな」
「あ~俺のやつ時々見てたからそのせいじゃね?」
「そういうことかいな」
二人は転生したのが高校生のときらしいのでやろうと思えば飛び級できるのだが何故かしないのだ。
理由を聞いてみたところ俺の勉強を見て無理じゃね?とおもったらしい。
そのうちやることになるからガンバレといったら微妙な顔になったが。
「ん、そろそろ時間やな」
「お、じゃあやるか」
「何かするの?」
「開店すんだよ」
「え?もう開いてるから普通に入口から入ってきたんじゃなかったの?」
「違う違う、ここ来たの10時前だろ」
「じゃあなんで兄さんが開店する前に入れて尚且つ開店まで手伝うの?」
「そりゃお前さん決まってるだろ」
「………もしかして」
「そうだこの店俺のバイト先」
「うち雇い主」
「「えええええええええええええ!!!」」
つまり先輩と後輩で店長と従業員だ。
関西弁て書きにくいことこの上ないな
あとセリフでキャラたたせんのもムズイ