これで学校始まったらくたばりそう
「疲れた、身体動かしてないのに疲れた」
俺が現在担当しているのは実際にゲームの中に入り基礎的な動きなどのデータをとってそのデータをまとめて提出、問題があったら手直しして再びゲームへ。
つまり
ゲーム→パソコン前→ゲームを問題がなくなるまで延々と繰り返すのだが……
「丸三日かかるとかないわ」
おかげで家に帰ってくるのも三日ぶりなのだ
「ただいま」
「おかえり、どっちだ」
「あ、兄さん久々だね。三日ぶり」
「ああ、清の方か、三日ぶりだな。うん、疲れた」
「あははは、もしかしてほとんど寝てないの?」
「むしろ寝た方が効率よかった気さえする」
なんかこう博士も俺も他の研究員の人もテンションがおかしな具合になってたせいで寝るという行為を忘れていた。
「あ、そうだ。お前明日休みだよな」
「え?土曜日だし休みだけど」
「OK、お前も春も明日研究所行き決定な」
「え」
「決定で」
異議は認めん
「ただいま~、あ、お兄ちゃんお久~」
「よお、春お久~、ところでお前明日研究所行き決定な」
「オッケーバッチコーイ」
「え」
ノリが良くて大変よろしい
清はだめだな
「いや、なんでさ」
「ノリが足りない」
それ以外になにかあるのだろうか
「ていうかお前らブレイブデュエルやりたかったんじゃないんかい」
「……そういやそんな目的もあったね」
「そういえばね~」モグモグ
「忘れてたんかい。そしてお前は何食ってる」
「ドーナッツ」
「俺の分は?」
「これ」
「OK、こんどお前のアイス勝手に食うわ」
俺のドーナッツ返せ
「うし、よく寝たから復活したな俺」
「ご飯食べてすぐ寝ていままでだから14時間くらい寝てたね」
しょうがない三日だもの
「よーし、財布持ったか」
「持った~」
「窓しめたか」
「さっき二回のも閉めてきたよ」
「で、ガスは俺が見たから大丈夫か。じゃあ、しゅっぱーつ、おー」
「おー」
「…いや、言わないからね」
研究所なう
「なにを呟いておるのだ貴様は」
「ディアーチェじゃん、ちぃーす」
「ちぃーす」
「ちなみに今返事をしたのが妹でそこで頭抱えてるのが弟な」
「おお、二人が」
「シュン~」
「次はレヴィか、ちぃーす」
「……」
「あら?」
春が返事しない…だと…
「……」
「……」
レヴィも黙ったよ
「なんだこの空気は」
「我が聞きたいわ」
………ガシッ
「おお、握手した」
「なるほど、お互いを見極めておったのか」
「いや、ごめん。ワケがわからない」
修行が足らんな
「そういや、この間爆発したってマジ?」
「…大丈夫だと言っておったのだがな」
「そのお詫びに着物貰ったとか聞いたけど写真とかなかったりしないの?」
「あるか、たわけ」
「いえ、ここに」
「パーフェクトだシュテル」
「はかせ~こんにちわ~」
「やぁ、舜君。タイミングよくきたね」
「こんにちわ、舜さん」
「こんにちわ~」
上から博士、アミタ、キリエちゃん
「アバターの排出プログラムの組み込み終わったみたいですね」
「うん、だから今回もテストよろしくね」
「また、爆発……」
「しない、もうしないよ!」
信用性ないのな博士
「ふむ、アバターのタイプはランダムなのか?」
「本当は選択式にしてもいいんだけどさ」
「やっぱり、ほら、そこはさ。何が出るかわからないドキドキと出会いを大切にして欲しいからさー」
「っていう博士の希望と会議の満場一致でこうなった」
博士目がキラッキラッしてるし
「じゃあ、僕がいっちばーん!」
「よろしい、いってこい」
今回はテスト空間だから周りの景色とかないけど
「おお、ライトニングタイプ」
「速くて火力もあるタイプか。レヴィ向きだな」
「つまり高攻撃&高機動!素敵!!」
「レヴィかっこいい!」
「ただし装甲は期待できないよ」
そこは当たらなければどうということはない
「じゃあ、次春な」
「はーい」
レヴィに似てるからライトニングだったり
「これはヒーラーか?」
「うーん、いや、これはサモナーだね」
服装的にはFF10のあの人みたいな感じになってるな
「ユウナってことは召喚したりできるってこと?」
「強くなれば、大型のモンスターもよべるようになるけど、お気に入りの子がいればその子を使いつづけるのもアリだね」
「ドラゴンとかよべるの?」
「もちろん」
「すごい!ハルかっこいい!」
仲いいなあいつら
「では、次は私が」
「いけーシュテルン!」
「がんばれーシュテルン!」
春のやついつのまに仲良くなったの
「これはセイクリッドタイプだね。レアリティの高いものだよ」
「究極的に言うなら動く砲台ってところだな。やりようによっちゃ近接戦闘もできるから遊撃タイプなんだけどな」
「「シュテルンすごい!かっこいい!」
「えっへん」
あの二人はかっこいいって言い過ぎじゃないかね
「よしならば清いってこい」
シーン
「あれ、いないし」
ウィーン
「あ、ごめん呼んでた?」
「まさかいきなり消えるとわ」
「いや、僕挨拶してくるって入る前にいったよね」
「え、春言ってた?」
「言ってたよ~」
「僕も聞いたよ~」
そげな馬鹿な
「母さんに『私の代わりに舜がお世話になってます』って言ってきて頼まれたし」
「弟の方が真面目のようだな」
「うちは私の方がしっかりしてますよ。おねーちゃんですから」
「う~ん、そうねぇ」
解せぬ
「ん?剣?それも西洋剣?こんなんありましたっけ」
今度はFF7の赤いソルジャーみたいだな
……俺の弟と妹はそろってFFなのか、シリーズ違うけど
ちなみにこの世界にもFFはある
「ふっふっふ」
「……これ入れたの博士っすか」
「こっそりとね。コンセプトは魔法剣士。さまざまな属性の攻撃を剣に纏うことができるんだよ。全属性持ちだからレア度はシュテルのセイクリッドと同じくらいかな」
「おお~シンもかっこいい~」
「清のくせに~」
春の言葉は毒しかないな
「それでは次は私たちです!」
「ノリノリねー」
どうせならすごいファンシーなやつがでればいいのに
「我が娘たちは同じタイプみたいだね」
「えー一緒ー?」
「銃と剣で変幻自在に戦えるのが持ち味かな」
「…」
「あら?お兄さん無反応?」
「いや…もっとフリフリなのを期待してたんだがな」
「ご期待に添えなくてさんね~ん」
「まぁ、キリエちゃんは持ってる服の中にフリフリありそうだから見れそうだけどアミタの場合なさそうなんだもん。着慣れてないであろう服を見たい」
「そこなんですか!?」
「大丈夫だよ舜君」
「はい?」
「そうよ~お姉ちゃんも一応それっぽいの持ってるから」
「アミタ、今度着てみない?」
「言われたら余計着にくいですよ!博士もキリエも余計なこと言わないでください」
「「はーい」」
ん~残念
「んじゃあ次は……」
「シュンでしょー」
「あ、俺?」
「だって最後は王様でしょ?」
「いや、どういうことなのだ」
「……なるほど」
「それで納得するのか!?」
だって王様じゃん
ゲーム内にて
「あれ?」
「どうしたんですかレヴィ」
「シュンの服が違うよ」
「あれは前のアバターがちゃんと動けるかテストした時の服装だね。」
「黒ズボンに黒シャツだからなんか地味ね」
言いたい放題だなオイ。たしかに地味だけど
「あ、てことは俺のって多分あれだよなぁ」
「え、お兄ちゃんもう変身したことあったの?」
「どんな感じで変身するのか試験で一回だけやったからもしかしたらデータ残ってるかも」
「え~じゃあはやく見せて~」
「はいはい」
「博士、ユーリ大丈夫ですか」
「うん、いつでもいいよ」
「はい!こちらも大丈夫です」
「OK、いきまーす」
本当に試験のデータが反映されているならきっとあいつがでてくるはずだな
「イル、オペレーションスタート」
『了解』
「おおおお!!なんかロボットっぽい!!」
「ふむ、やっぱり反映されてたみたいだね。舜くんなにか違和感はないかい?」
「…今のところは特にないっす」
俺の場合はまず関節部分や腕などが機械で覆われているが全身を覆っているわけではないので全身に装甲が付いていない。
脚部にブースターがあるが一番目につくのは背部にあるウィング型のユニットなんだが…
「おい、イル。なんだこのでかいの」
『マスターの能力から考えて特定の武器を持つのではなく様々な武器を扱う方が向いていると判断し、このような形になりました」
「まさか変形するのかこのウィング」
「……兄さん?」
「お、どうした」
「誰と話してるの」
「あ」
説明忘れてた
なんか長くなったし王様まで終わらんかった