では霊夢視点からどうぞ
私はいつもの様に起きた。
布団を片付け、私は自分の部屋を出て境内の掃除をしようとした。
異変が起きたのは、その時だった
…何と無く身体がだるい。
…くしゃみも多いし。
…私はとりあえず詠夢のいる台所へ向かった
「おはよう詠夢」
「おはよう……れ、霊夢!?顔が赤いけど、どうしたの?」
そう言って詠夢は私の顔に手を当てた
「うわ、ひどい熱…!これ、普通の風邪じゃないな」
「そう…」
私はフラフラしてしまった。意識が半分飛んでいる。
「うわっ!霊夢!だ、大丈夫!?」
「大丈夫…私は…こんなことでは…なんとも…ない…」
私は少し無理をしていた。すると、
あれ、私の部屋だ。
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詠夢視点
これはどうにかしなきゃ。
永遠亭に連れてくか。いや、でもここからだとかなり距離があるよね…
「永遠亭でーす」
あ、鈴仙!ありがとう。
鈴仙は薬の販売のために幻想郷中を駆け回っていて、たまに博麗神社まで来てくれる。
「おはよう鈴仙さん。それでね…」
僕は霊夢が風邪をひいていて容体を詳しく説明した。
「…っていうことなんだけど、インフルエンザかな?」
「その話を聞くと多分そうですね。」
「じゃあ、永遠亭へ。」
そこで、ある重大なことに気づいた。霊夢をどうやって持って行こう。
はあ、あれをやるしかないのか。
僕は霊夢を縄で縛り、僕の身体に巻きつけた
「じゃあ、いくよ!」
僕は飛んだ。すると後ろから抵抗する様な身振りがあった。霊夢が起きたのだ。しかし、僕はそんなものお構い無しに飛び続けた。
「っと。到着ー。」
「もうっ!なんで縛り付けるのよ」
「他の方法が思いつかなかったから…かな?」
「あっそ。でも、ここどこ?」
「あ、永琳さーん」
「あ、これは霊夢と詠夢。今日はどんなご用件?」
僕は霊夢の朝からのことを全て話した。すると永琳は、
「あ、それはインフルエンザね。さあ、治療室へ。」
「それでは。僕は神社の仕事があるので。」
「わかったわ。気をつけて。」
僕は博麗神社に大急ぎで戻った。僕と霊夢の仕事を全て1人でこなさなければいけないからだ。
「ふう…やっと終わった…って、もう参拝客の方々が来る時間だ!」
僕は大急ぎで神社の衣装に着替え、仕事を始めた。
「あ。いつもの博麗の巫女は?」
「いま、風邪でいないんですよ。すいません」
「お大事にって伝えておいて」
「あ、わかりました」
「よう詠夢!霊夢は?」
「インフルエンザで今永遠亭」
「「えっ?あの霊夢が風邪!?何かの異変じゃないか!?」」
そう言うと、アリスが手伝うよと言ってくれたので手伝ってもらった。
その後、霊夢が風邪だという噂は一瞬にして幻想郷中に広まり、霊夢を見舞う方、僕を手伝ってくださる方が増えた。
「今日は…ありがとうございます…」
「困っているときはお互い様よ」
そして、夜11時。母屋の扉が開いた。
「あ、霊夢。おかえり。お腹すいたでしょ」
「わかった。いまお粥作ってくるから」
そう言い、僕は大急ぎでお粥を作り、霊夢に食べさせた。
「んー!美味しい」
「よかった。霊夢が元気になって。」
「うん。ありがとうね。それと、心配かけたわね。私からも謝るわ。ごめんね。」
「いや、そんなことないよ」
幻想郷の夜に2人の声が響いていた
その時、これが異変の始まりということを、知る由もなかったーー