それでは霊夢視点どうぞ
詠夢は紫に事情を説明し、紫にサポートを任せそこを出たらしい。
「大丈夫よ霊夢。詠夢はすぐ来るから。安心して。貴女が敵という敵は全て蹴散らしたでしょ。少しは自信を持ちなさい」
でも、そんなことできなかった。
もし、詠夢が道に迷ったら?
もし…詠夢が途中で襲われたら?
もし…詠夢が私たちを庇って襲われたら…?
「考え過ぎよ。霊夢」
そこにはさとりもいた。覚妖怪だから心の中は透け透けだった。
でも…でも…!
「じゃあ、一つ情報を教えてあげる。彼はいつも持っているあの剣は持っていない。けれど、地底の貴女達の近くまで来てるわ。アリスもね」
え?あの子…本当に強いのね。やっぱり神の子。やるわね。
「何?貴女の弟、神なの?」
「全ての神の使い、それが博麗詠夢だよ」
後ろから声がした。詠夢だった。良かった…来てくれたのね!
「「霊夢、喜びすぎ」」
さとりと詠夢の声が同時に聞こえた気がする…でも…無視しとこ。
「「無視するなーっ!」」
2人の声が聞こえたけれど、気にしないで私は下へ進んだ。
さ(霊夢って…ホント自由なのね)
詠(自由というより自己中ですね…それ以上でもそれ以下でもない)
さ(あ…そうなのね…貴方も大変そうね)
詠(こんなの序の口ですよ)
何だろう…誰かが私の噂してるな…あっ、何か見えてきた。
「ここが地底最深部。そして、あの子が私のペット、お空だよ」
「うにゅ、炉内温度低下。侵入者を排除します」
「行くわよ!魔理沙!」
「ぶっ飛ばしてやるぜ!」
「ふん!私の核融合を操る程度の能力に怯えるが良い!」
「ん?あの子…八咫烏だ…と言うことは…月の力だ!「核熱『核反応制御不能』!」うわっこっちまで攻撃するかよ…」
私は詠夢の面倒そうな声が聞こえてしまった。しかし姉として弟を守る身からすれば当然のことだと私は私の心に言い聞かせ、攻撃した。
「夢符『封魔陣』!」
私は詠夢を守るんだ!私は戦い抜くんだ!
私と空の攻防戦は続いた。
私たちが弾幕を躱していたその時。
詠夢が大声で叫んだ。
「あーもう面倒くさい!早く白黒付けなよ!月神『夜を統べし神』」
そう言うとあたりが真っ暗になり、詠夢が見えない弾幕を放っていた。
詠夢は長い攻防戦で早く終わらせたいと怒りが頂点に達していたのだ。
「くっ…相性が悪い…でも、逆転するチャンスはある。爆符『ペタフレア』!」
「夢想天生」
詠夢はそう言い放つとペタフレアの爆発も弾き、空から巨大陰陽玉が降ってきた。
ドゴォォォォォォーーーーーン!!!
大爆発が空の体を襲う
「うにゅ…これは逃げられない」
「よし、お掃除完了っと。さて、守矢神社でも行くかな」
あ、思い出した。私が9歳だった時だっけ。まだ4歳だった詠夢に説教されて…それからあいつを怒らせるとダメだって思ったんだ。
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守矢神社。
そこには、掃除中の早苗がいた。
「あ、詠夢さん。参拝ですか?」
「話さなくてもWA☆KA☆RI☆MA☆SU☆NE?」
「あ…は…はい」
詠夢はできるだけ口角を上げて話していた。その笑顔は黒かった。
あ、ダメだ。怒りが最高潮に達してる。
「おい神奈子ー!ふざけんじゃねーよ!」
その後、神奈子は殴り飛ばされた後1時間の説教を受けていた。
「霊夢さん。ごめんなさいね。」
「いえ、此方こそ急に説教した挙句お茶まで出してもらってごめんね。」
巫女2人の会話と詠夢の説教は続いた。
ー1時間後ー
詠夢が出てきた。神奈子はとても申し訳無さそうな顔で出てきた。
「あ、すわこー!」
「お、詠夢、来たのかい」
「ちょっと神奈子に用があって1時間くらい説教してただけだから。大丈夫」
「それってだけって言うのか…」
「ところで、今日の夜ここで宴会をやってもいい?というかもう神奈子には言ったんだけど」
「私は別にいいよ。早苗がどうにかならなければいいけど…」
「それは安心してください。僕が手伝います」
「っていうことで早苗!見てるなら来い!後そのうしろの妖怪さんも出てきたら?」
私も詠夢を見ていたけれど、相手にされなかった。というか、弾幕ごっこやろうよってこいし(さとりの妹らしい)に相手にされてしまった。
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詠夢視点
「すいませんでした。神奈子様が急にあんなことやりだしてしまって」
「それはやりだした神奈子に責任がある。早苗さんは何も悪くないですよ」
僕たちは早苗さんと買い出しを済ませ、厨房に立っていた。
ーキッチンにてー(詠夢、早苗、咲夜、鈴仙、妖夢)
詠「にしても異変を起こすやつも解決するやつも随分面倒くさいやつだよなー。永琳は別として。あ、鈴仙塩とって」
鈴「はいこれ。そうですよねー。でも、従者っていうのも上からの圧力が半端ないですよ。あ、咲夜さんそこのお肉とって下さいます?」
咲「はい肉。そうよ。従者は主の言葉は絶対だから、もう疲れちゃうわ。ついでに時も止めているせいか、老けて感じるのよね。早苗、巫女ってどんな感じなの?私はあの紅白傍若無人巫女しか見たことないからわかんなくて。あ、早苗。お水汲んでくれる?」
早「普通は神様のことを忠誠に思って神様を尊敬してる筈なんですけどね。詠夢さんはどうなのかな?あ、ついでにそこの包丁貸してくださいます?」
詠「はいどうぞ。逆に、霊夢がそんなことすると思う?やるわけないでしょ。そうだ。今日は幽々子さんも来るって言っていたからいつもよりうんと多めに作っておいたほうがいいかも。妖夢ちゃん、料理酒くれる?」
妖「はいこれです。そうですね。1人で普通の人が食べる20倍位は召し上がりますからね。幽々子様のものだけ特大にすると言う手も有りますね。あ、皆さん、ハンバーグってなんのお酒が合うんですか?」
咲「んー。赤ワインね。」
妖「日本酒は合わないんですね。」
アハハハハハハハハ。笑い声は神社内に広がった。
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宴会にて。
詠「スー。スー。」
霊「…寝たわね。」
萃「うん。霊夢が言っていた通り、寝顔が可愛い子だねえ」
諏「寝息もとても綺麗。とってもいい子だね」
詠「スー。スー。」
魔「よー霊夢ー!飲んでるかー?」
霊「そんな大声出さないで!詠夢が起きちゃうでしょ!」
レミ「私を捕まえられるなら捕まえて見なさい。弾幕で。」
フラ「お姉さまに負ける気がしないわ。勝負よ!」
霊「あー!詠夢が起きちゃうからやめてー!」
詠「…んーもうて寝てるのにうっさいなー!霊符『夢想封印』」
レミ&フラ「あ…これはまずい」
咲「…仲良く吹っ飛ばされていきましたね。」
霊「詠夢をムリに起こしてはいけないということがわかったでしょ」
早「…身をもって体感させていただきました…」
そうして、守矢神社の夜は深くなっていった。
地霊殿終わったー!
ということで次回は日常回になりそうです。
ではまた次回!サラダバー