そして、今回から新しいキャラの名前が!
では妖夢視点でどうぞ
朝5時。
私はいつものように起床しました。
そこは博麗神社でした。
「そっか…ここ、神社か」
私は寝ぼけた声で言ってしまいました。これが誰かに聞かれていなければ良いのですが…
私は場所は違えど私は洗面所を借り、顔を洗って目をさましました。
「さて、素振りでもしようかな…」
私は博麗神社の庭に出ました。するとーーー
「詠夢…さん…?」
「あ、もう朝なんだね。おはよう妖夢さん」
「あ…おはようございます」
彼は血の色に染まった刀を振っていた。
「え!?そ、その血、どうしたんですか!?」
「ああ、これですか。昨日、人助けついでにちょっと妖怪退治に行っててね。そこに寝ている子、どうやら外来人っぽいんですよね」
「あ、そういうことでしたか。それで、その…とても眠そうですがどうしたんですか?」
「早い話が、寝ていないです。ほんの30分前に霊夢が寝たところ」
詠夢さんも大変なんですね…。
まあ、私も朝ご飯作るの手伝おうかなって思っています。
「もし良かったら、朝ごはん作るのを手伝いましょうか?というか、手伝わせてくださいっ!」
私は真剣な表情で頼みました。すると、詠夢さんはニコッと微笑んでお願いしますと言ってくれた。
「あ、その前に…僕と、ちょっと立ち会いして欲しいんだけど…いいですか?」
「ええ。良いですよ」
「あと危ないから竹刀でいいですか?」
「そうですね…万が一怪我しても困りますし」
ーーーーーーーーーーーー
「それでは始めましょう」
詠夢さんが宣言した。私は全神経を集中させた。
精神を統一させた瞬間、詠夢さんが先制攻撃を仕掛けてきた。もちろん私はそれを躱し、相手の背後に回り込んだ。
「はぁっ!」
私はその刀を振り下ろした。しかし、詠夢さんはすごい速さでくるっと半回転、刀を横にして私の攻撃を受け止めた。
「そのくらい読めてますよ」
「ぐっ…ならば、せいっ!」
私は素早く後ろに下がり、少し上に跳んで攻撃をした。しかし、もうそこには詠夢さんの姿はなかった。
「なっ!」
「こっちだよ」
詠夢さんの声だ。振り向くと私の右には詠夢さんがいた。
そっちか!
はあっ!私は刀を振った。しかしそこには詠夢さんはいなかった。
「今度はこっちー」
「なっ!?私を馬鹿にしているんですか!」
私はもう我武者羅に刀を振り下ろした。
「馬鹿にはしてないです。だけどもう…」
「き、貴様!何処にいる」
私は叫んでしまった。
「終わりにしましょう」
詠夢さんがそう言った瞬間ーーー
片方の手首を握られ、喉元には竹刀があった。詠夢さんでした。
「…負けました。貴方、凄いですね」
「まあ、正直に言うと弾幕ごっこより得意ですね。いつも刀振ったりお祓い棒振ってたりしますから」
「そうですか」
私は負けた。私は…剣士失格なのではないでしょうか。幽々子様…誠に申し訳ございません…
「そんな心配する必要はないわ。妖夢」
「その声は…幽々子様…?」
幽々子様でした。周りを見ると、皆さんが起きていてこちらを見ていました。
「その子、異変解決だったり妖怪退治が仕事だからね。負けてもしょうがないのかもしれないわ」
「幽々子様…でも私…詠夢さんに勝ちたいです!」
「なら、もっと修行を頑張ればいいわ」
「うぅ…幽々子様…」
私は目頭が熱くなっていた。目を閉じた瞬間…涙が目から溢れていた。
「さあ、ごはんができました。食べましょう」
咲夜さんが出てきた。ごはんの時間でした。
「「「「「「「「いただきます」」」」」」」
うん。このスープ、とても美味しいです。
「やはり咲夜さんって洋食がお得意なんですね」
私は咲夜さんを羨ましく思った。
「でも和食の方はめっきり…そうだ詠夢さん、和食の料理教えて下さりますか?」
「別にいいですけど、咲夜さん、紅魔館から離れられるんですか?」
「別に少し時間を止めればいいだけよ」
「あ、そうでしたか…」
そして、レミリアが口を開いた。
「そういえばさっき、そこに見知らぬ子が寝ていたけれど誰なの?」
詠夢さんが答えた。
「深夜に森の中を1人で歩いていたから助けただけです。あ、そういえば名前聞いていなかったな…」
え?名前くらい聞きましょうよ!
自分の心の中でツッコミを入れてしまう妖夢であった。
1500〜2000字目指したら少女のところまで入れなかった…
後編へ続く!