東方博麗社〜もし博麗神社に参拝客が来ていたら   作:だぴょん

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はい。巫女と神子ですねわかります。

だけど神霊廟メンバーは宴会でしか出てこないです。

では三人称視点どうぞ


「みこ」と「みこ」と神主

午前8時30分。

 

いつもの袴で詠夢は寺子屋で授業の準備をしていた。

 

「さてと、これはいいかな、次かぁ……」

 

「おーい詠夢、そろそろだぞ」

 

「わかってますよ先生」

 

詠夢が先生と呼ぶ人物。寺子屋の教師である上白沢慧音である。慧音はたまに授業を詠夢にやってもらっていて、教え方も相当なものらしい。

 

キーンコーンカーンコーン

 

授業開始のチャイムが鳴り響き、詠夢は教室へと入っていく。

 

「はーいみんな座ってねー」

 

詠夢は呼びかけ、授業を始めるや否や、

 

「じゃあこれからテストを始めます」

 

と生徒に呼びかける。その瞬間教室内の雰囲気が重くなる。

 

「宿題をしっかりやった人なら出来るはずだからね」

 

と詠夢は生徒に促し、用紙を配る。詠夢は香霖堂で買ったソーラー電波の腕時計を見てテストを開始させた。

 

その時。

 

「神霊……?」

 

詠夢は呟いた。神霊がふよふよと周りを漂っていたのである。しかし詠夢は授業を離れられないため、教室でのーんびりとしていた。

 

その数分後のこと。詠夢は出席簿を確認し必要事項を記入していた。すると、慧音が走ってきて教室のドアを激しく叩いた。

 

 

ドンドンドンドンドン

 

 

「はあ……詠夢……妖怪退治をお願いしてもいいか?」

 

慧音は息切れ切れで詠夢に話した。

 

「あれ、霊夢は?」

 

「霊夢は……魔理沙と異変解決に……行った」

 

「あ、この神霊の?」

 

「そうだ」

 

「わかりました。じゃあ慧音先生はここで見ていてください」

 

詠夢はそう言い残し人里の中へと出て行った。

 

ーーーーーーーーーーーーーー

『あ、博麗の神主が来たぞ!』

 

そんな声が聞こえた。詠夢はそれを無視し、飛んで来た勢いでお札を投げた。

 

妖怪に当たると同時にお札は妖怪の動きを拘束していく。

 

さすがに妖怪もお手上げ状態で詠夢に厳重注意された後逃げていった。

 

その後、妖怪退治のお礼に報酬金をもらった詠夢だった。

 

ーーーーーーーーーーーーーー

その日 夕方

 

「なんでそんなことしたの!?」

 

詠夢の怒鳴り声が境内に響く。

 

「私の前に現れたのは何がともあれ、退治するのみよ。それだけ」

 

霊夢は特に何もしていなかった聖人などを退治したと詠夢に報告すると、詠夢が少し怒り出したという。

 

「それは違うんじゃないの?先ず、何もしないような人たちをなんで退治したの?」

 

「それは………」

 

霊夢は言葉に詰まった。詠夢は続けて霊夢に言い放つ。

 

「答えられない。当然そうだよね。霊夢のやっていること、そこらへんにいる下級妖怪と同じことをしてるからね!」

 

霊夢は酷い怒りを覚えた。そして、彼女が気づいた時には詠夢に手が出ていた。手をしっかりと拳の形にして。

 

「うるさい!私だって……私なりに……私……だってぇ……ぐすっ」

 

詠夢の頬にはしっかりと跡が付いていた。詠夢は頬を抑えながら続ける。詠夢は覚悟を決めていたのだろう。普通はまともに受けたら大怪我のレベルのパンチだという。

 

「あのね、もうやっちゃったことはしょうがない。だから、それを反省してこれからどういう行動を取るかが霊夢の評判に関わると思う。だから、頑張ってね、お姉ちゃん」

 

霊夢は泣きながら殴った詠夢の頬をさする。

 

「そうね……頑張るわ」

 

「そうそう、その調子。さあ、宴会の準備をしよう!」

 

「そうね!さあみんな、頑張るわよーっ!」

 

その後、霊夢が宴会でどんちゃん騒ぎをして詠夢にまた怒られたのは言うまでもないのだが……。

 

詠夢は他の豊聡耳神子や物部布都と仲良くなって深夜まで話していたという。

 

 

 

 

 

 

 

「巫女」と「神子」の出会い。それは、霊夢自身にとってとてもプラスなことになったのではないかと思う詠夢だった。




なんか短くなった上に投稿が空いてしまってすみませんでした。

では次回。
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