では詠夢視点どうぞ。
2人がここに来て5日がたった。
紅映は才能があるので、それで特に弾幕に優れていた。
陽伸は努力型だね。1日中ずっと濃い内容をやればやるほど成長してる。まだやらせてないけど剣術が得意そうだね。
詠「2人とも凄いじゃん!なんだやれば出来る子じゃん」
紅「あ、ありがとうございます///」
陽「それに対して僕なんて……はぁ」
え、えーと?ちょっと?泣かないで?
詠「は、陽伸もほら、肉弾戦得意になったじゃん!だから、ね?元気出して!」
陽「そ、そうですか?なら良かった……」
陽伸はホッ、と一つ息をついた。良かった…
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詠「じゃあ今日は刀に少し触れます。今日も少し危ないかも」
僕は2人に竹刀を渡す。僕は腰に付けていた(妖怪退治帰り)本物の刀を抜いて説明を始める。
詠「じゃあとりあえず素振り50回くらいして」
紫「それなら妖夢をすぐにでも呼ぶわよ?」
紅・陽「うわっ!?」
驚きすぎでしょ……まあ、最初なんてそうか。
詠「それならお願いしてもいい?」
紫「まあ、いいわよ」
詠「というか、紫ずっと特訓見てたんでしょ?バレバレだよ」
紫「あら、そう?」
すると、
妖「キャッ!」
妖夢が落ちてきた。
詠「よ、妖夢?」
とりあえず妖夢に事情を説明して、僕と1回戦ってもらうことにした。
紅映はまあまあ刀もブレてないし、大丈夫かな。
陽伸は最初は刀がぐわんって曲がりながらだったけど、やってるうちにどんどん上達していってもう今はブレもなくフォームも完璧。
あとは2人とも動体視力とか反射神経だね。そもそも鴉天狗との半妖だからそれは大丈夫そうだけど。
詠「はい2人とも終わったね。じゃあ妖夢と実戦やるから見ててねー」
僕は目の色を変えた。そうしないと本物の刀でやるからめっためたに斬られます。
妖「行きますよっ!この妖怪が鍛えた楼観剣に、斬れぬものなど、あんまりない!」
いただきました。定番のセリフ。
グインッ!
風をきる妖夢の剣の音が鳴る。もちろん僕は避けて、反撃。
ガキンッ!
金属音が境内に鳴り響いた。
そのあとは、だって?5分くらいずっとやってたよ。途中から妖夢が刀二本にしたから僕ももう一本増やして応戦したよ。激しくなりすぎて僕が
詠「妖夢待て!そろそろ2人に当たりそうで危ない!」
って止めちゃった。
妖「じゃあ私の勝ちですね♪」
詠「なぜそうなった」
なんか隣ですっごいガクガクブルブル青鬼のたけし君状態になってる。あ、僕なんか右の腕少し斬られて袴がほのかに赤く染まってた。
詠「って感じ。まずは体に叩き込むだけなんだけどね。僕はこれはね……紫経由で妖忌さんの技を少し教えてもらったよ」
すると妖夢の顔が真剣な目つきに変わった
妖「師匠様、ですか?」
詠「え?うん、そうだよ。じゃあ妖夢、相手お願いできる?」
妖「あ、はい」
詠「じゃあお願い!」
僕は神社の仕事へと戻っていった。
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その日の午後。
慧「た、大変だ!凶悪妖怪が……」
慧音が相当息を切らせている。相当大事なのだろうと思った。
僕は陽伸たちに一言告げて出ようかと思い縁側で剣術練習中の2人の元へと向かった。
詠「紅映ー?、陽伸ー?僕妖怪退治に行ってくるからねー」
紅「妖怪退治!?私が行きます!」
ビュン!
すぐに紅映は飛んで行ってしまった。陽伸も後に続いて
陽「僕も!紅映待ってー!」
行ってしまった。
僕は頭を抱えて悩んでいた。
霊「どうしたの?そんな悩んで」
詠「実は妖怪退治を依頼されたんだけど紅映と陽伸が行っちゃってさ……」
霊「行かせとけばいいじゃない?」
詠「でも今回は普通に霊夢が関わるレベルらしいよ」
霊「うーん……じゃあ私たちもそっちへ行くけど、これはね、あの子たちの戦いなの。本当にピンチになったら行く。これで良い?」
詠「わかった」
僕は少し不安になりながらも博麗神社を後に人里へと向かった。
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僕が人里に着いたときには、既に戦いが始まっていた。
紅映がお札で攻撃を仕掛ける。しかしそのたくさんの触手を持った妖怪はビクともせず、そのままだった。
紅「くっ……なんで効かないの……」
次に紅映と陽伸が弾幕を撃ち始める。すると妖怪も応戦して弾幕を放つ。密度は濃かったものの僕の特訓で避けられているようである。
「へっ!そんなんじゃ博麗の神主と巫女は相当弱いんだろうな!あー、期待した俺がバカだった」
キレますよ?僕と霊夢がキレますよ?
紅「確かに私は弱いけど2人なら……!陽伸!」
陽「うん!行くよ!」
すると2人で弾幕を放つ。赤や青の弾幕が飛び交っているなか、慧音先生がやってきた。
慧「噂に聞いていたが、弟子とはあの子たちのことか?」
詠「はい。でもまだまだで……」
慧「あのくらいなら十分、人里の自警団より上だろうな」
詠「まあ、戦闘を前提に教えましたからね」
すると突然、
紅「キャッ!?」
紅映が拘束された。
陽「お、お姉ちゃん!?」
妖怪「これで1対1。さあ、かかってこい!」
って言ってももう無理だって僕は思った。けど、
陽「分かりました……その勝負、受けて立ちましょう!」
メンタル面がここに来た時とまるで別物のように強くなっていた。やはり正義感が強い子なんだなって思ってる。
弾幕を放ったり、お札を投げたり、時に斬りかかったり。
しかし全然効果がないようだ。そして、最悪の事態が起こってしまう。
妖怪「さあ、もう終わりだな」
妖怪は2つの触手を鋭く尖らせて、紅映と陽伸に向かっていく。
その瞬間。
僕は陽伸の前に手を広げて。
霊夢は紅映に覆い被さって。
グサッ!
詠「ガハッ……!」
霊「ああっ……!」
僕と霊夢は身代わりになった。だってここで2人に死んでほしくなかった。
陽「え、詠夢さん!」
紅「霊夢さん!」
僕たちは力を振り絞り声を出す。
詠「僕たちは……」
霊「大丈夫…だから……」
「「逃げて……」」
これ以上2人に無駄な戦いをさせたくなかった。だから、僕たちで倒す!
僕が飛んだ後には血がポタポタと垂れていた。
詠「僕の弟子を殺そうとした……お返しです」
霊「存分に……苦しみなさい…!」
霊夢も同じく、赤い巫女服が余計赤く染まり、腋から先の離れている白い部分までも赤かった。
でも、ここで負けるわけには行かない!
詠「ミステリアス☆エンド!」
霊「夢想…天生!」
後ろからレーザーが、前からは巨大陰陽玉が迫ってくる。
そして、妖怪は無事退治されるのであった。
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その日の夜ご飯。
陽「僕は……詠夢さんを守りかった……のに、グスッ。ううっ、逆に怪我させた……僕って弱虫だな……」
陽伸は自分を悔いているようだ。それに紅映じゃなくて僕を、守りたい。ねえ……知らなかったな。
紅「私も……霊夢さんの背中を追ってここまで来たのに……あんなになっちゃって……うう」
ちなみに霊夢も僕も包帯ぐるぐる巻きである。
陽「はい、アーン」
パクっ。
詠「あ、そうだ。今日が最後の日だし、みんなで一緒に寝ない?」
みんなが目を丸くした。
紅「へっ?」
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ってことで就寝前。
詠「おやすみ。2人ともしっかり寝るんだよー?」
僕は陽伸を抱いて、陽伸は紅映を抱いて、紅映は霊夢を抱いて。
紅「はい!」
陽「おやすみなさい!」
霊「わ、私は?」
詠「もちろん、霊夢が一番大切。おやすみお姉ちゃん」
霊「おやすみ、詠夢」
紫によると、仲が良い家族に見えたとか。
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次の日の朝。
詠「じゃあ、気をつけてね〜!あと、陽那さんにもよろしく言っといてね!」
陽「はい!またどこかで会いましょう!」
紅「霊夢さん!ありがとうございました!」
霊「私もよ紅映。ありがとね」
ちなみに、絶対に途中で読まないようにっていう約束で陽那さんに手紙を渡すようにお願いした。ちなみに内容は、
2人ともこの1週間でかなり成長したところがありました。
特に陽伸くん、心身ともにとても強くなったと思います。
こちらも幾つか学ぶものがありました。
陽那さん、本当にありがとうございました。
追記
このDVD、2人が戦っている様子が写っています。是非見てみてください。
って書いてある。こんなの見られたら恥ずかしいもんね。
まあ、この1週間。とても楽しかった。
ーーーありがとう、紅映。
ーーーありがとう、陽伸。
ーEndー
今回でコラボは終了です!
シバンさん、ありがとうございました!
ではまた次回。