東方博麗社〜もし博麗神社に参拝客が来ていたら   作:だぴょん

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オリキャラ登場!

後々異変解決をするすごい奴になる予定です。

では、三人称視点でどうぞ。


阿求のとなり

此処は鈴奈庵。

 

博麗の神主、博麗詠夢は寺子屋の授業をし終わり、帰りに小鈴のところへと寄っていた。

 

「……阿求の近くに?」

 

「そうなのよ」

 

2人の間で話題に上っていた話を小鈴が見たのは、今日の朝に遡る。

 

 

 

 

 

小鈴は朝、店の開店準備のために外へ出ると阿求を見つけ、声をかけた。

 

そしてそこで約30分ほど話し込んでしまったそうなのだが、その間、ずっと店の外で待っている男の人がいたという。細かいところまでは見ていなかったのだが、どうやら詠夢と同じくらいの年齢で、紺の着物を着ていたらしい。

 

またその男を阿求はあまり気にしていないようだったから余計に不審だったという。

 

 

 

 

 

 

 

「……なーんて感じだったのよ。もしかしてストーカーなんじゃ無いかと思って少し不安だわ」

 

「でもそれは無いと思うけどなー、まあ一応阿求の家に行ってみるよ」

 

詠夢は鈴奈庵から飛び立った。

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

「………突入っ!」

 

詠夢は地面を強く蹴り、飛ぶ。次に阿求の家の塀を軽く蹴り、高く飛んで塀の中に入り突入完了だ。ちなみにこれは詠夢がやりたかっただけである。

 

「……特に阿求のストーカーっぽい人はいなさそうだな……ん?」

 

詠夢はふと、後ろから何者かの気配を感じた。しかもただならぬ殺気まで。後ろを向いたら一瞬でやられる可能性があると思った詠夢は、懐からこっそりとお祓い棒を出す。

 

と共に、後ろから何者かが走ってくる。そして近くまで来た瞬間にお祓い棒で相手を殴り阿求の家の中に滑り込む。見たところ紺の着物を着た少年だった。顔立ちは整っていて、身長は詠夢とほぼ同じくらいだ。

 

……と、ここで詠夢は気付く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

魔理沙と、やっている事が一緒じゃないかと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

その後、阿求の家で詠夢は阿求と話をしていた。

 

「ねえ、そういえばさっき庭から入ったんだけどさ、紺の着物着た子に殴られそうになったから倒しといたんだけど誰?」

 

「えぇぇっ!?タカくん何やってんのよ……」

 

阿求が驚いていると、バン!と部屋の障子が開き、1人の少年が入ってきた。

 

「阿求様!先ほど侵入者……あ!貴方はあの時の!覚悟ォォォ!」

 

少年は剣を抜き、詠夢に斬りかかる。

 

「うわっ!?危ない!結界【灼嵐の剛壁】!」

 

詠夢の周辺に結界が展開されて、刀が結界の前で止まる。そして結界の展開時間が終わった後も詠夢に斬りかかる。そこで、阿求の制止がかかった。

 

「待ちなさいタカくん!この人は博麗神社の神主さんよ!」

 

すると少年は急に驚いた表情になり、刀をしまい、急に土下座し始める。

 

「す、すいませんでした!僕が知らないだけに……本当に、すいませんでしたっ!」

 

「と、とりあえず……顔を上げて?」

 

詠夢は少年の前に座り、ポンポンと頭をなでる。少年が顔を上げると、詠夢は優しい笑顔を浮かべていた。

 

「え?」

 

少年はてっきり怒られると心配していたが、笑顔を浮かべていて困惑していた。

 

「改めて自己紹介するね。僕は博麗詠夢、博麗神社の神主をしてる。さっきは急に入ってきてごめんなさい」

 

詠夢は深々と頭を下げる。

 

「あ、いいんです。じゃあ僕も自己紹介しなくちゃですね。僕の名前は(みなもとの)尊朝(たかとも)と申します。源氏の末裔で、いまは阿求様の護衛や執事……みたいなものをやっています」

 

「そうなんだ。よろしくね!ところで……」

 

詠夢は急に笑みを消し、真剣な顔つきになる。

 

「年齢と身長教えて」

 

尊朝はその空気の重さに少し冷や汗を流しながら答える。

 

「9才………142cmです……」

 

すると、詠夢が急に悲しそうな表情を浮かべる。

 

「ま……負けた……」

 

「えっ!!?いまどのくらい!?」

 

阿求が驚いて詠夢の方を向く。質問してはいけないのだろうと阿求自身も分かっているのだが聞いてしまった。

 

「11才……139cm……」

 

「低っっ!?」

 

つい口に出てしまった尊朝。その直後にハッとして口を隠すがもう遅い。

 

「タカくーん?チョットコッチコヨウカ?」

 

詠夢が満面の笑みで尊朝を呼び出す。俗に言う「詰んだ」というやつだ。

 

「ひっ、ひぃっ!」

 

詠夢は尊朝の着物を引っ張って奥の部屋へと連れ去った。

 

「……仲よさそうで良かったわ、さあ、私は小鈴の所に報告と遊びに行きましょうかね」

 

阿求はふふ、と笑いながら人里の人の中へと消えていった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

一方その頃、説教(物理)中の2人は……

 

「僕の弾幕よけられたら許す、難易度はLunaticね」

 

「そ、そんなぁ〜……」

 

とても楽しそうな2人?だった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

数時間後、鈴奈庵にて

 

「結局のところ、新しい護衛よ」

 

「そうなのね、よかったわ。もう、あんたなんかに無駄な心配しなくて良かったじゃないのよ!」

 

小鈴は少し怒っている様子だが、やはり親友のことなので安心しているところのほうが大きいのだろう。そこに、

 

「終わったよ小鈴……って、やっぱり阿求もいたんだ」

 

聞き慣れた声が鈴奈庵に響く。2人の少年の来店だ。

 

「阿求様!探しましたよ!」

 

1人はかしこまっている。

 

「えっと……こっちが私の親友でここ鈴奈庵の小娘、小鈴よ」

 

「本居小鈴です、よろしくお願いします」

 

小鈴が頭をさげると、詠夢も紹介し始める。

 

「じゃあ小鈴に紹介するね。こっちは阿求の護衛役兼執事の源尊朝くん。源氏の末裔だって」

 

「源尊朝です。こちらこそお願いします」

 

尊朝も深々と頭を下げる。

 

そして尊朝は詠夢の方に向き直しらこう言った。

 

「あらためて、これからよろしくお願いします。詠夢さん」

 

「こっちこそよろしくね、タカくん」

 

少年2人は握手を交わした。




はい、オリキャラです!これからこいつも入れつつ頑張ります。

ではまた次回、お会いしましょう。
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